劇場版　ＡＩＲ

同名パソコンゲームの　劇場版です。
メーカー　ＫＥＹ　ビジュアルアーツ　製作。あの「ＫＡＮＯＮ」の次作です。
当時、これまたすごい話題を呼び、生活が荒れた方がいたとかいないとか・・・。
この作品は、ＴＶ放映後、リメイク・ダイジェスト版として、これまた話題が話題を呼びました。

公開後の評価はさて置いといて、内容は、もう一つの「Ａｉｒ」です。
サウンド、グラフィックのクオリティは高いものの・・・。
あれーっ？てな感じです。

空は高く、海は透き通り、お社の赤は血の色の如く・・・。

千年の時を経て、再び巡り合う二人の宿命・・・。
翼人の難解な設定。珍しく和風です。

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「ねえ、ねえ、ねえっ」
「なんで、ところどころ、絵がイラストタッチになって、
止まってしまうの？か、・・なぁ？」
「印象派だからね・・・」
「いやっ、監督の癖でしょう」
「ううぅぅぅっ、監督っ！とりぷるぴんちっ！」

そして、このレビューはＴＶ版へと続きます。

「ＡＩＲ」この作品・・・と言うかここのブランドの偉大さはよく存じております。前作がＰＣで出た時自分はまだ学生の身分。ＢＧＭだけをよく何回も聴きました。「少女の檻」好きだったなぁ。

話しは脱線してしまいましたがそれから月日が経ち、やっと前作をＰＳ２でプレイして次はこの作品と思いきや中々時間がとれない日々の中で（今はすでにクラナドのアニメも出てますが・・・時代に乗り遅れてます）まずは手軽に１本で楽しめると思い劇場版の方を視聴しました。

原作、ＴＶ版の予備知識がほとんどない状態で視聴しましたのでつい最後の場面で涙し、その後三回ほど観てしまいました。ＢＧＭも原作は未プレイですが何度も聴いていましたのでそれに映像が加わり、より心にグッとくるものがありました。

ラストのオチは想像できる範囲のものながらも儚く切なく描かれていましたので思わず感情移入したのですが・・・

この劇場版、結構評価が低いと言う事を後日知りました。原作、ＴＶ版の予備知識をあまり入れ過ぎる事無く情報を集めていますと、どうもイメージが違うとの事。

それらの事をふまえて、この「劇場版ＡＩＲ」を最低ランクに置くと原作やＴＶ版が素晴らしい出来なのだろうと心をわくわくさせています。

そう言った意味で、自分と同じようにこの作品をステップにして「ＡＩＲ」に入るのもアリなのかなと思いました。

原作、ＴＶ版を知っている方にはどうお勧めしたらいいか分かりませんが、自分と同じように知らない人にはお勧めできる作品である事は間違いないと思います。

正直に言うと今になるとあまりこの劇場版は観る気がしません。
それは「AIR」とは少し違う気がするから。
時間が短いからかなり無理をしたのかなという感じ。
観るのが苦痛になるレベルかもしれません。

ただ、それはAIRをある程度知った今の感想。
私が一番最初にAIRを観たのはこの劇場版ですが、
その時は泣きました。
そして、それからAIRをもっと観てみたいと思い、
TVシリーズを見たり、PS2のゲームをやったりしました。

AIRという作品にハマったきっかけはこの劇場版。
もうすでにAIRをある程度知っている人にはお勧めはしない作品ですが、
ほとんど知らない人はこの劇場版から入ってみるのもいいと私は思います。

ちなみに、これを観たら、
その後にPCorPS2のゲーム→TVシリーズと行くのが
個人的なお勧め。

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劇場版CLANNADに引き続いて、DVDをレンタルして見ました。
CLANNADファンには、ある程度、想像の範囲内といったストーリーだったかも知れません。
病弱な女の子と、ちょっと不良ぶった感じの男の子が仲良くなって行くというのは、ビジュアルアーツ/Keyではお決まりといたところでしょうか。
また、AIRでは神話の話と重ね合わせているのも、効果的だなと思いました。

最後に、浜辺で観鈴が往人と晴子のほうにゴールしに行くシーンは、ちょっとジーンと来てしまいました。

監督がどうとかそういう以前の問題で、
この作品を90分程度でまとめようってのが無理な話。
京アニ版でも大分駆け足な展開なのに。
しかも観鈴のキャラが別人のよう・・・
この劇場版だけを見て「AIRがどんな話か知っている」と言うと、
鍵っこ（KEY作品の熱烈なファンのこと）に
(´Д｀;) ←こんな顔されてしまうこと必至です。
そんな人いないとは思うけどｗ