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懐かしの映画を堪能できる「世界名作映画全集」シリーズの第56巻は、西部劇の巨匠、ジョン・フォードの戦後第1回監督作。ひとりの負傷兵と看護婦の心の交流を通して、第二次世界大戦下のフィリピン前線におけるアメリカの苦悩を描いた異色の戦争ドラマ。
製作年: |
1945年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THEY WERE EXPENDABLE |
監督: |
ジョン・フォード |
---|---|
製作: |
ジョン・フォード |
出演: |
ロバート・モンゴメリー 、 ジョン・ウェイン 、 ドナ・リード 、 ジャック・ホルト 、 ウォード・ボンド 、 マーシャル・トンプソン 、 ポール・ラングトン 、 ドナルド・カーティス 、 キャメロン・ミッチェル 、 ドナ・リード 、 ジャック・ホルト 、 ウォード・ボンド |
脚本: |
フランク・ウィード |
原作: |
ウィリアムL・ホワイト |
撮影: |
ジョセフ・H・オーガスト |
音楽: |
ハーバート・ストザート |
懐かしの映画を堪能できる「世界名作映画全集」シリーズの第56巻は、西部劇の巨匠、ジョン・フォードの戦後第1回監督作。ひとりの負傷兵と看護婦の心の交流を通して、第二次世界大戦下のフィリピン前線におけるアメリカの苦悩を描いた異色の戦争ドラマ。
製作年: |
1945年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THEY WERE EXPENDABLE |
監督: |
ジョン・フォード |
---|---|
製作: |
ジョン・フォード |
出演: |
ロバート・モンゴメリー 、 ジョン・ウェイン 、 ドナ・リード 、 ジャック・ホルト 、 ウォード・ボンド 、 マーシャル・トンプソン 、 ポール・ラングトン 、 ドナルド・カーティス 、 キャメロン・ミッチェル 、 ドナ・リード 、 ジャック・ホルト 、 ウォード・ボンド |
脚本: |
フランク・ウィード |
---|---|
原作: |
ウィリアムL・ホワイト |
撮影: |
ジョセフ・H・オーガスト |
音楽: |
ハーバート・ストザート |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
135分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DMIP6277 | 2005年07月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
135分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
DMIP6277
レンタル開始日:
2005年07月25日
在庫枚数
4枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
135分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DMIP6277 | 2005年07月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
135分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
DMIP6277
レンタル開始日:
2005年07月25日
在庫枚数
4枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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1〜 5件 / 全5件
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原題は『彼らは消耗品だった』、実話の映画化です。DISCASの☆評価は低いのですが、戦争映画の秀作といっていいのではないかと思います。
真珠湾攻撃後、ミッドウェイまでの半年ばかりは日本の快進撃が続きました。米軍はアジア各地で敗走し、将軍マッカーサーも脱出を余儀なくされますが、この脱出作戦を担ったのが本作の主人公である、フィリピン駐屯の高速魚雷艇船隊でした。
魚雷艇というのは特大のモーターボートの左右両舷に二門ずつ魚雷の発射管がついているようなものです。機銃で航空機や他の船舶に攻撃を加えながら高速で接近し、駆逐艦や巡洋艦など戦艦を狙います。
映画は、この部隊が米軍の敗走とともに、アジア各地で戦いながら撤退し、船を失い、隊員は死んだり陸軍に吸収されたりし、解体していく様を描いています。
劇中、その役割を「野球で言えば犠打」とする台詞がありますが、ヒーローとしての兵士ではなく、緒戦で大打撃を受けた自軍が態勢を整えるまでの時間稼ぎの作戦を担った兵士たちの物語なのです。
本物の魚雷艇を使った手に汗握る素晴らしい海上戦闘シーン。爆発する魚雷艇の上げた水しぶきにかかる一瞬の虹。慎ましく淡いロマンス。それらとともに、見えない敵(日本人)に対する恐怖や敵意が微塵も描かれないことも特筆すべきでしょう。
フォードは作品を単なるプロパガンダに堕とすことなく、兵たちの勇気と誇り、すべきことをする人間の美徳を静かに讃えているのです。
日米開戦前、フォードは映画人を集めて勝手に「野戦撮影隊」という海軍予備役集団をつくって訓練をしていましたが、やがて正式にOSS(戦略事務局、戦後CIAに発展)傘下に認められ、各地で戦場を撮影することとなります。現在『真珠湾攻撃』や『ミッドウェイ海戦』などをDVDで見ることが出来ますが、ノルマンディ上陸時のオマハ・ビーチにもいたというフォードの経験と、指揮官ではなく前線の兵士への思いが注ぎ込まれた、珠玉の作品ということができます。80点。
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日本人にとってはコレヒドールというと、どうしても日本側から見た、それも陸軍の戦闘というイメージが強いですが、この映画はアメリカから見た、それも海軍(魚雷艇)のお話という作品です。(製作国:日本になってますよ > DISCAS)
何やらイーストウッドの硫黄島2部作を連想してしまいます。
戦いたくても魚雷艇の存在価値すら正当に評価してもらえずイライラが募る乗組員。この時代の映画にしては気合いの入った派手でリアルな戦闘シーン。そして、「再び戻る」と宣言しその言葉通りにフィリピンを奪回したアメリカ軍の事実にも裏打ちされ、表面的には軍を讃える戦意高揚色の強い戦争映画ですが、なかなかどうして、その裏では戦争という政治手段の非人間的な悲しみを綴っています。
魚雷艇もその隊員たちも、軍の上層部から見れば、戦闘のための部品にしか過ぎません。ラストシークエンスでは強制的に兵隊たちと引き離され、本国へ送還される魚雷艇の将校たちですが、帰国後には魚雷艇の開発や乗組員養成の任務が待ちかまえています。陥落することが明らかな地に残る部下たちも戦争の部品でしかありませんし、将校たちも帰国後もなお軍の部品として機能することを強いられるのです。勇壮な音楽で締めくくられる映画ですが、その裏には非人間的な扱いの空しさが漂っています。
また戦争娯楽作品のお決まりのごとくに、甘い看護婦との恋も描かれますが、悲壮な死による別れであたり、共に帰国するハッピーエンドとして、甘ったるい顛末を映画は描こうとはしません。ドラマの構築として、最後では何らかの回収をしなければならない大きなエピソードなのですが、ただ一言、台詞により彼女が行方不明であることが語られるだけなのです。非常にさらりとしてはいますが、語らない(見せない)が故に、その地に残る兵隊たちの行く末を暗示させますし、非人間的な戦争の空しさが伝わります。こういった描写も意図的に成されているものだと思えるのです。
「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド)も、戦争という国の行いの中で、部品として機能させられてしまう、非人間的な戦争の悲しみを描いていますが、この映画も全く同じものを描いています。表面的な戦意高揚色に隠されてはいますが、前述した看護婦のエピソードの回収方法などには、甘ったるい娯楽戦争作品ではないしっかりとした意図が伺えます。いやはや終戦のその年にこのような作品が作られているとは驚くばかりです。
もしかしたら、イーストウッドもこの映画に大きな影響を受けて「父親たちの星条旗」を撮ったのかもしれませんね。
それにしてもDISCASでの評価は、星2個ちょっとと、あまりにも低すぎはしないでしょうか。
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ユーザーレビュー:5件
投稿日
2006/06/20
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原題は『彼らは消耗品だった』、実話の映画化です。DISCASの☆評価は低いのですが、戦争映画の秀作といっていいのではないかと思います。
真珠湾攻撃後、ミッドウェイまでの半年ばかりは日本の快進撃が続きました。米軍はアジア各地で敗走し、将軍マッカーサーも脱出を余儀なくされますが、この脱出作戦を担ったのが本作の主人公である、フィリピン駐屯の高速魚雷艇船隊でした。
魚雷艇というのは特大のモーターボートの左右両舷に二門ずつ魚雷の発射管がついているようなものです。機銃で航空機や他の船舶に攻撃を加えながら高速で接近し、駆逐艦や巡洋艦など戦艦を狙います。
映画は、この部隊が米軍の敗走とともに、アジア各地で戦いながら撤退し、船を失い、隊員は死んだり陸軍に吸収されたりし、解体していく様を描いています。
劇中、その役割を「野球で言えば犠打」とする台詞がありますが、ヒーローとしての兵士ではなく、緒戦で大打撃を受けた自軍が態勢を整えるまでの時間稼ぎの作戦を担った兵士たちの物語なのです。
本物の魚雷艇を使った手に汗握る素晴らしい海上戦闘シーン。爆発する魚雷艇の上げた水しぶきにかかる一瞬の虹。慎ましく淡いロマンス。それらとともに、見えない敵(日本人)に対する恐怖や敵意が微塵も描かれないことも特筆すべきでしょう。
フォードは作品を単なるプロパガンダに堕とすことなく、兵たちの勇気と誇り、すべきことをする人間の美徳を静かに讃えているのです。
日米開戦前、フォードは映画人を集めて勝手に「野戦撮影隊」という海軍予備役集団をつくって訓練をしていましたが、やがて正式にOSS(戦略事務局、戦後CIAに発展)傘下に認められ、各地で戦場を撮影することとなります。現在『真珠湾攻撃』や『ミッドウェイ海戦』などをDVDで見ることが出来ますが、ノルマンディ上陸時のオマハ・ビーチにもいたというフォードの経験と、指揮官ではなく前線の兵士への思いが注ぎ込まれた、珠玉の作品ということができます。80点。
投稿日
2007/07/04
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
日本人にとってはコレヒドールというと、どうしても日本側から見た、それも陸軍の戦闘というイメージが強いですが、この映画はアメリカから見た、それも海軍(魚雷艇)のお話という作品です。(製作国:日本になってますよ > DISCAS)
何やらイーストウッドの硫黄島2部作を連想してしまいます。
戦いたくても魚雷艇の存在価値すら正当に評価してもらえずイライラが募る乗組員。この時代の映画にしては気合いの入った派手でリアルな戦闘シーン。そして、「再び戻る」と宣言しその言葉通りにフィリピンを奪回したアメリカ軍の事実にも裏打ちされ、表面的には軍を讃える戦意高揚色の強い戦争映画ですが、なかなかどうして、その裏では戦争という政治手段の非人間的な悲しみを綴っています。
魚雷艇もその隊員たちも、軍の上層部から見れば、戦闘のための部品にしか過ぎません。ラストシークエンスでは強制的に兵隊たちと引き離され、本国へ送還される魚雷艇の将校たちですが、帰国後には魚雷艇の開発や乗組員養成の任務が待ちかまえています。陥落することが明らかな地に残る部下たちも戦争の部品でしかありませんし、将校たちも帰国後もなお軍の部品として機能することを強いられるのです。勇壮な音楽で締めくくられる映画ですが、その裏には非人間的な扱いの空しさが漂っています。
また戦争娯楽作品のお決まりのごとくに、甘い看護婦との恋も描かれますが、悲壮な死による別れであたり、共に帰国するハッピーエンドとして、甘ったるい顛末を映画は描こうとはしません。ドラマの構築として、最後では何らかの回収をしなければならない大きなエピソードなのですが、ただ一言、台詞により彼女が行方不明であることが語られるだけなのです。非常にさらりとしてはいますが、語らない(見せない)が故に、その地に残る兵隊たちの行く末を暗示させますし、非人間的な戦争の空しさが伝わります。こういった描写も意図的に成されているものだと思えるのです。
「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド)も、戦争という国の行いの中で、部品として機能させられてしまう、非人間的な戦争の悲しみを描いていますが、この映画も全く同じものを描いています。表面的な戦意高揚色に隠されてはいますが、前述した看護婦のエピソードの回収方法などには、甘ったるい娯楽戦争作品ではないしっかりとした意図が伺えます。いやはや終戦のその年にこのような作品が作られているとは驚くばかりです。
もしかしたら、イーストウッドもこの映画に大きな影響を受けて「父親たちの星条旗」を撮ったのかもしれませんね。
それにしてもDISCASでの評価は、星2個ちょっとと、あまりにも低すぎはしないでしょうか。
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