マシニスト / クリスチャン・ベール
マシニスト
/ブラッド・アンダーソン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(200 )
解説・ストーリー
工場で平凡な機械工として働くトレバーは、極度の不眠症に陥り、すでに1年間もほとんど眠っていない状態だった。身体は痩せ衰え、誰もが心配する中、それでも毎日仕事に向かうトレバー。そんなある日、彼は自宅の冷蔵庫のドアに不気味な張り紙を見つけ奇妙な不安に襲われる。それと前後して、彼の周囲では不可解な出来事が次々と起こり始める。同僚が機械で片腕を失う事故に遭い、トレバー自身も危うく命を落としかける。そして、その影には新入りの同僚アイバンの姿が。ところが、トレバー以外の誰もそのアイバンという男の存在を知らなかった…。
工場で平凡な機械工として働くトレバーは、極度の不眠症に陥り、すでに1年間もほとんど眠っていない状態だった。身体は痩せ衰え、誰もが心配する中、それでも毎日仕事に向かうトレバー。そんなある日、彼は自宅の冷蔵庫のドアに不気味な張り紙を見つけ奇妙な不安に襲われる。それと前後して、彼の周囲では不可解な出来事が次々と起こり始める。同僚が機械で片腕を失う事故に遭い、トレバー自身も危うく命を落としかける。そして、その影には新入りの同僚アイバンの姿が。ところが、トレバー以外の誰もそのアイバンという男の存在を知らなかった…。
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「マシニスト」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
工場で平凡な機械工として働くトレバーは、極度の不眠症に陥り、すでに1年間もほとんど眠っていない状態だった。身体は痩せ衰え、誰もが心配する中、それでも毎日仕事に向かうトレバー。そんなある日、彼は自宅の冷蔵庫のドアに不気味な張り紙を見つけ奇妙な不安に襲われる。それと前後して、彼の周囲では不可解な出来事が次々と起こり始める。同僚が機械で片腕を失う事故に遭い、トレバー自身も危うく命を落としかける。そして、その影には新入りの同僚アイバンの姿が。ところが、トレバー以外の誰もそのアイバンという男の存在を知らなかった…。
「マシニスト」 の作品情報
「マシニスト」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
マシニストの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
102分
日本語・日本語吹替え用字幕
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
ASBX5271
2005年09月22日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
12枚
0人
0人
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
マシニストの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
102分
日本語・日本語吹替え用字幕
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
ASBX5271
2005年09月22日
在庫枚数
1位登録者:
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0人
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ユーザーレビュー:200件
ムンクの「叫び」は耳をふさいでいるのです。
投稿日:2008/11/26
レビュアー:JUCE
謎解きサスペンスとしてみるといまひとつ。 ハングマンゲームがアイテムとして用いられるのですが、我々日本人にはあまりなじみが無い遊びですし、映画で提示される単語があまりに単純なのですぐに単語が分かってしまいます。そもそもこのハングマンがこの映画で必要であったのかどうかも怪しいです。「ハングマン」や「Who are you?」など冷蔵庫のメモはちょっと余計だと私には思いました。それ以外にもヒントは至る所に出しているのですから。ドストエフスキーの小説などのさりげない部分だけで十分です。 謎解きサスペンスとしてみるといまひとつですが、365日間眠れない男の描写としては、やはりクリスチャン・ベールの劇ヤセもあって鬼気迫るものがあり見ごたえがあります。 やたらとブリーチ(漂白剤)を使いたがる主人公とは逆に画面は「スキップ・ブリーチ(銀残し)」されているのですが、この彩度を落とし、黒を締めた雰囲気がこの映画にはとても合っていたと思います。 このブラッド・アンダーソン監督は『セッション9』の監督なんですね。ちょっと雰囲気重視に走る傾向があるように思います。 しかしアンダーソン監督って多すぎで混乱してしまいます。ウェス・アンダーソンやら ポール・トーマス・アンダーソンやらみんな年齢も近いし。 謎解きのサスペンスが前面に押し出されてしまって、この映画の本当の面白さである「眠れぬ男の苦悩」がなりを潜めてしまったのは残念です。どちらかと言うとその男の姿こそこの映画の良いところだと思いますし、劇ヤセのクリスチャン・ベールをさらに際立たせることに繋がったように思います。全体としては悪く無いだけに「謎解き」重視が作品を安っぽくしているようでとても惜しまれます。
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謎解き映画ではない
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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配給会社はホトホトSAWがお好きらしく、なんでもサイコ・スリラーに仕立て上げる。本作も「すでに1年間365日眠っていない」がコピーだったが全く本質は違う所にある。脚本のポイントは主人公が工場で働いている点だ(想像ですが)ライン工は地味で単調な作業である反面ミスするとその前後に大きな遅れが生じ仕事がストップする非常に気を遣う職業だと思います。一方で私もそうですが自分のリズムを見付けると「慣れ」という余裕も生まれます、そのマンネリズムの中に大きな落とし穴が有る事を本作は示唆しています。監督のBrad Andersonは前作「セッション9」同様に機械のラインと人生のラインを対比させ、人としての弱さの中に潜む「恐怖」を喚起させ何気ない日常に潜む危険を本作でも描いています。つまり劇中の出来事も至極明日の自分にも起こりうる訳で、ラストのオチについても突飛なモノではない。その点を期待なさると失敗する、「寝ていない」「ガリ痩せ」に固執すると本作は楽しめない。その点では配給会社の安易な姿勢は相変わらずとは言え罪深い。本作を支えるChristian Baleは痩せてる点が強調されがちだが、実に演技の基本が出来ている良い「役者」だ。007の製作者が出演を懇願(前任者の倍のギャラ)したのも分かる(出身が英国Walesだからストライクど真ん中!)。本作はサイコ・ホラーでもスリラーでもなく、ヒューマン・ドラマとして見てほしいなと思います。 しかし30k痩せるのも凄いが、ひと月で前作「リベリオン」の体型に戻し「バットマン・ビギンズ」に出演! スゴ過ぎ・・・
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ラスコーリニコフの憂鬱
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そっか マシニストとは ただの機械工のことだ 間違ってもターミネーターのような映画ではないんだと 横光利一の「機械」なんか連想しちゃったが そうでもないと 「インソムニア」 逆「マッスルモンク」 自らの鏡像との戦いで「ファイトクラブ」 二重人格者が獄につながれるとこで終わるので「サイコ」など 参照作品はずらずら思い浮かぶ オチについて不満の向きが多いが 昨今の記憶障害物は より現実に近ずいたものが多くなり 拍子抜けなのだけど 意外で新鮮じゃあないだろうか 激やせの心的原因は観客にとっては平凡すぎるオチだが 現実の一人の人間にとっては人生を左右する重要な問題だ そのリアルをこそこの映画は訴える この平凡な事件の全容が 遡行して映画の始まりに戻る時 映画全体がリアルな相貌にすっきりと 収まるのだ そのとき スペインで撮られた注目すべき撮影監督の 光と影の巧みな演出の渋い室内に 悄然と佇むクリスチャン・ベールの痛々しい姿が 心に染むのではないだろうか
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夢か幻か?暗く重厚な雰囲気の中で主人公が驚愕の謎を解いていく
投稿日:2005/10/23
レビュアー:RUSH
マシニスト・・カタカナだとあまり聞き慣れない言葉に聞こえたが、英語の綴りを見ると意味がわかる。そう機械工のことなのだ。主人公トレバー(クリスチャン・ベール)は機械工なのだ。この作品のイメージはどうしてもクリスチャン・ベールのガリガリに痩せた姿が頭に残っていて、その骨と皮だけの姿とマシニスト(機械工)のイメージが合わなくて公開当初、このタイトルがとても不思議に思った記憶が残っている。驚きなのはベールの激やせ姿だ。彼はこの作品の為に30キロもやせた。そしてバットマンの為にそこから39キロも体重を増やしたらしい。どうやって30キロも痩せたのかと思いきやひたすら絶食したとのこと。劇中のセリフの中に「それ以上やせたら死ぬわ」と娼婦スティービーやマリアに言われるが冗談ではなく本当に死んでもおかしくない程やせている。スティービーに「それ以上やせたら死ぬわ」と言われおどけるトレバーの姿はまさしくゾンビそのもので恐怖すら覚えた。演技でなくてもベールの役者としてのプロ魂がそのガリガリに痩せた姿だけで見て取れる。 この作品に関しては賛否両論のようだが、僕好みの作品だった。謎だらけで主人公が謎を解き明かしていくサスペンスストーリーはワクワクして最後まで一気に見れた。謎は色々あった。「アイバンの正体は?」「マリアとニコラスと主人公の関係は?」「時計が指す1:30の謎」「1年間不眠症の謎」「アイバンの写真の謎」「工場の同僚の“お前は変わった”という意味深なセリフ」「アイバンが乗る赤い車の衝撃的な正体」など上げればきりがない。冒頭でいきなり主人公の死体遺棄シーンを見せられ、それに対し衝撃を受け作品に引き込まれ、謎に関して自分なりの答えを模索している内に終わったような感じの作品だった。結局全ての謎が解決するわけではないが1年間不眠の訳は結構僕にとっては衝撃的だった。1回では理解出来ない部分があったし、つじつまが合わない部分が幾つかあったので何回かじっくり見てみたいと僕に思わせた作品だった。 主人公と共に謎を解いていき、主人公同様に頭が混乱し、見ている方も幻想なのかリアルなのかわけがわからなくなるような不思議な作品。謎を解くだけでなく、クリスチャン・ベールの演技もじっくりと味わって欲しい作品だ。
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はい
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ホラーだけど感動した
超常現象は出てきませんが、内容は完全にホラーだと思います。長くサラリーマンをやっていますと、嫉妬や復讐心、不安などで、回りから陰謀にはめられているような気がすることが、一度ならずあるものです。この映画の前半は、そんな感じがよく出ていて感心しました。普通の人間の生活から考えたら、日本のサラリーマンはみんなノイローゼですから、主人公のノイローゼな毎日がとてもよく分かります。後半は一気にホラー度も高まります。「ルート666」というファンハウスの中で、道が「天国」と「地獄」に分かれているのがとても怖いです。そのイメージが何度も出てきます。オチは途中で何となくわかってしまいますが、脚本が非常によく出来ていて、映画が終わってからなるほどあの場面はああいう意味があったのか、とまたいちいち感心してしまいます。不眠症の男が夢うつつで見るような映像が見事です。そして、クリスチャン・ベールの肉体には本当に驚かされます。裸になったときの体の骨の線がくっきり出ているのが凄いです。命かけて演技している感じです。その凄まじさが映画にもはっきり出ています。クリスチャン・ベールを見ているだけでこちらも呑まれてしまいます。これだけやってくれると、何も文句が言えません。『モンスター』のシャーリーズ・セロン以上でしょう。映画のラストには救いがあります。一種のハッピー・エンドでしょう。やっとゆっくり眠ることが出来た主人公を見ていると、泣けてきました。でもこの人も含め、業の深い人間にとっては、本当の眠りは死という永遠の眠りしかありえないのでしょう。ぜひお勧めします。
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はい
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ユーザーレビュー
ムンクの「叫び」は耳をふさいでいるのです。
投稿日
2008/11/26
レビュアー
JUCE
謎解きサスペンスとしてみるといまひとつ。 ハングマンゲームがアイテムとして用いられるのですが、我々日本人にはあまりなじみが無い遊びですし、映画で提示される単語があまりに単純なのですぐに単語が分かってしまいます。そもそもこのハングマンがこの映画で必要であったのかどうかも怪しいです。「ハングマン」や「Who are you?」など冷蔵庫のメモはちょっと余計だと私には思いました。それ以外にもヒントは至る所に出しているのですから。ドストエフスキーの小説などのさりげない部分だけで十分です。 謎解きサスペンスとしてみるといまひとつですが、365日間眠れない男の描写としては、やはりクリスチャン・ベールの劇ヤセもあって鬼気迫るものがあり見ごたえがあります。 やたらとブリーチ(漂白剤)を使いたがる主人公とは逆に画面は「スキップ・ブリーチ(銀残し)」されているのですが、この彩度を落とし、黒を締めた雰囲気がこの映画にはとても合っていたと思います。 このブラッド・アンダーソン監督は『セッション9』の監督なんですね。ちょっと雰囲気重視に走る傾向があるように思います。 しかしアンダーソン監督って多すぎで混乱してしまいます。ウェス・アンダーソンやら ポール・トーマス・アンダーソンやらみんな年齢も近いし。 謎解きのサスペンスが前面に押し出されてしまって、この映画の本当の面白さである「眠れぬ男の苦悩」がなりを潜めてしまったのは残念です。どちらかと言うとその男の姿こそこの映画の良いところだと思いますし、劇ヤセのクリスチャン・ベールをさらに際立たせることに繋がったように思います。全体としては悪く無いだけに「謎解き」重視が作品を安っぽくしているようでとても惜しまれます。
謎解き映画ではない
投稿日
2006/09/10
レビュアー
masamune
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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配給会社はホトホトSAWがお好きらしく、なんでもサイコ・スリラーに仕立て上げる。本作も「すでに1年間365日眠っていない」がコピーだったが全く本質は違う所にある。脚本のポイントは主人公が工場で働いている点だ(想像ですが)ライン工は地味で単調な作業である反面ミスするとその前後に大きな遅れが生じ仕事がストップする非常に気を遣う職業だと思います。一方で私もそうですが自分のリズムを見付けると「慣れ」という余裕も生まれます、そのマンネリズムの中に大きな落とし穴が有る事を本作は示唆しています。監督のBrad Andersonは前作「セッション9」同様に機械のラインと人生のラインを対比させ、人としての弱さの中に潜む「恐怖」を喚起させ何気ない日常に潜む危険を本作でも描いています。つまり劇中の出来事も至極明日の自分にも起こりうる訳で、ラストのオチについても突飛なモノではない。その点を期待なさると失敗する、「寝ていない」「ガリ痩せ」に固執すると本作は楽しめない。その点では配給会社の安易な姿勢は相変わらずとは言え罪深い。本作を支えるChristian Baleは痩せてる点が強調されがちだが、実に演技の基本が出来ている良い「役者」だ。007の製作者が出演を懇願(前任者の倍のギャラ)したのも分かる(出身が英国Walesだからストライクど真ん中!)。本作はサイコ・ホラーでもスリラーでもなく、ヒューマン・ドラマとして見てほしいなと思います。 しかし30k痩せるのも凄いが、ひと月で前作「リベリオン」の体型に戻し「バットマン・ビギンズ」に出演! スゴ過ぎ・・・
ラスコーリニコフの憂鬱
投稿日
2005/11/05
レビュアー
裸足のラヴァース
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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そっか マシニストとは ただの機械工のことだ 間違ってもターミネーターのような映画ではないんだと 横光利一の「機械」なんか連想しちゃったが そうでもないと 「インソムニア」 逆「マッスルモンク」 自らの鏡像との戦いで「ファイトクラブ」 二重人格者が獄につながれるとこで終わるので「サイコ」など 参照作品はずらずら思い浮かぶ オチについて不満の向きが多いが 昨今の記憶障害物は より現実に近ずいたものが多くなり 拍子抜けなのだけど 意外で新鮮じゃあないだろうか 激やせの心的原因は観客にとっては平凡すぎるオチだが 現実の一人の人間にとっては人生を左右する重要な問題だ そのリアルをこそこの映画は訴える この平凡な事件の全容が 遡行して映画の始まりに戻る時 映画全体がリアルな相貌にすっきりと 収まるのだ そのとき スペインで撮られた注目すべき撮影監督の 光と影の巧みな演出の渋い室内に 悄然と佇むクリスチャン・ベールの痛々しい姿が 心に染むのではないだろうか
夢か幻か?暗く重厚な雰囲気の中で主人公が驚愕の謎を解いていく
投稿日
2005/10/23
レビュアー
RUSH
マシニスト・・カタカナだとあまり聞き慣れない言葉に聞こえたが、英語の綴りを見ると意味がわかる。そう機械工のことなのだ。主人公トレバー(クリスチャン・ベール)は機械工なのだ。この作品のイメージはどうしてもクリスチャン・ベールのガリガリに痩せた姿が頭に残っていて、その骨と皮だけの姿とマシニスト(機械工)のイメージが合わなくて公開当初、このタイトルがとても不思議に思った記憶が残っている。驚きなのはベールの激やせ姿だ。彼はこの作品の為に30キロもやせた。そしてバットマンの為にそこから39キロも体重を増やしたらしい。どうやって30キロも痩せたのかと思いきやひたすら絶食したとのこと。劇中のセリフの中に「それ以上やせたら死ぬわ」と娼婦スティービーやマリアに言われるが冗談ではなく本当に死んでもおかしくない程やせている。スティービーに「それ以上やせたら死ぬわ」と言われおどけるトレバーの姿はまさしくゾンビそのもので恐怖すら覚えた。演技でなくてもベールの役者としてのプロ魂がそのガリガリに痩せた姿だけで見て取れる。 この作品に関しては賛否両論のようだが、僕好みの作品だった。謎だらけで主人公が謎を解き明かしていくサスペンスストーリーはワクワクして最後まで一気に見れた。謎は色々あった。「アイバンの正体は?」「マリアとニコラスと主人公の関係は?」「時計が指す1:30の謎」「1年間不眠症の謎」「アイバンの写真の謎」「工場の同僚の“お前は変わった”という意味深なセリフ」「アイバンが乗る赤い車の衝撃的な正体」など上げればきりがない。冒頭でいきなり主人公の死体遺棄シーンを見せられ、それに対し衝撃を受け作品に引き込まれ、謎に関して自分なりの答えを模索している内に終わったような感じの作品だった。結局全ての謎が解決するわけではないが1年間不眠の訳は結構僕にとっては衝撃的だった。1回では理解出来ない部分があったし、つじつまが合わない部分が幾つかあったので何回かじっくり見てみたいと僕に思わせた作品だった。 主人公と共に謎を解いていき、主人公同様に頭が混乱し、見ている方も幻想なのかリアルなのかわけがわからなくなるような不思議な作品。謎を解くだけでなく、クリスチャン・ベールの演技もじっくりと味わって欲しい作品だ。
ホラーだけど感動した
投稿日
2005/10/23
レビュアー
勝王
超常現象は出てきませんが、内容は完全にホラーだと思います。長くサラリーマンをやっていますと、嫉妬や復讐心、不安などで、回りから陰謀にはめられているような気がすることが、一度ならずあるものです。この映画の前半は、そんな感じがよく出ていて感心しました。普通の人間の生活から考えたら、日本のサラリーマンはみんなノイローゼですから、主人公のノイローゼな毎日がとてもよく分かります。後半は一気にホラー度も高まります。「ルート666」というファンハウスの中で、道が「天国」と「地獄」に分かれているのがとても怖いです。そのイメージが何度も出てきます。オチは途中で何となくわかってしまいますが、脚本が非常によく出来ていて、映画が終わってからなるほどあの場面はああいう意味があったのか、とまたいちいち感心してしまいます。不眠症の男が夢うつつで見るような映像が見事です。そして、クリスチャン・ベールの肉体には本当に驚かされます。裸になったときの体の骨の線がくっきり出ているのが凄いです。命かけて演技している感じです。その凄まじさが映画にもはっきり出ています。クリスチャン・ベールを見ているだけでこちらも呑まれてしまいます。これだけやってくれると、何も文句が言えません。『モンスター』のシャーリーズ・セロン以上でしょう。映画のラストには救いがあります。一種のハッピー・エンドでしょう。やっとゆっくり眠ることが出来た主人公を見ていると、泣けてきました。でもこの人も含め、業の深い人間にとっては、本当の眠りは死という永遠の眠りしかありえないのでしょう。ぜひお勧めします。
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