仔鹿物語 / グレゴリー・ペック
仔鹿物語
/クラレンス・ブラウン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
ピューリッツゼ賞を受賞したマージョリー・キーナン・ローリングスの原作小説を、『ローマの休日』のグレゴリー・ペック主演で映画化。フロリダ北部の森林地帯で農作を営むバクスター一家。ある日、幼い息子・ジョディは森の中で小鹿を見つけるが…。
ピューリッツゼ賞を受賞したマージョリー・キーナン・ローリングスの原作小説を、『ローマの休日』のグレゴリー・ペック主演で映画化。フロリダ北部の森林地帯で農作を営むバクスター一家。ある日、幼い息子・ジョディは森の中で小鹿を見つけるが…。
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「仔鹿物語」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ピューリッツゼ賞を受賞したマージョリー・キーナン・ローリングスの原作小説を、『ローマの休日』のグレゴリー・ペック主演で映画化。フロリダ北部の森林地帯で農作を営むバクスター一家。ある日、幼い息子・ジョディは森の中で小鹿を見つけるが…。
「仔鹿物語」 の作品情報
「仔鹿物語」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
子鹿物語の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VCDD42 |
2005年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
子鹿物語の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VCDD42 |
2005年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
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ユーザーレビュー:9件
子供のテレビで頃観て・・・
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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今でもラストシーンは覚えてます。小学生向けでしたが原作本も持ってました。
グレゴリー・ペックが、パパ役で出演してたんですね。子供だったから別に俳優はどうでも良かった(笑
心優しい少年ジョディと子鹿の出逢いと別れを描いた名作の映画です。飼い始めた頃は可愛いバンビでしたが、あっという間に成獣に。もうりっぱな体格です。
次第に作物を荒らし始めます。ジョディは、汗まみれになって畑を囲む柵を制作します。大変な労力と努力です。
しかし、鹿は設置したばかり丸太柵を、いとも簡単に乗り越えて畑に侵入してしまいました。
動物には、ジョディの苦心は理解できません。本能のまま、作物をむさぼります。
被害に耐えかねたジョディの母が、ついに行動にでます。銃声が響きます・・・駆けつけるジョディ・・・
苦しむ鹿にトドメを差そうとします・・・鹿の目がジョデイを見つめます・・・決心が鈍ります・・
とても哀しいシーンです。そして、また銃声が響きます・・・
こんなような物語だったと思います。一緒に観てた母に、なぜあんなに可愛がってたのに殺すの? と聞いたら作物を食べちゃうから、と答えでした。だったら最初から飼わなければいいのにと思いましたね。子供だったから単純な感想でしたが・・・(笑
人間と野性動物は、互いに超えてはならない境界線があるのです。
ジョディは身をもって経験しました。現在のニホンザル問題にも当てはまるテーマですね。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
子鹿 と 仔鹿
息子に伝えたいこと。
言葉では表現しにくい、命の重み、生きる力。 ほとんど全てがここにありました。
蒸気船が川を行く時代、アメリカのフロリダが舞台です。 それでも似たような出来事に遭遇する可能性は日本の現代であってもありえますね。 害獣(保護動物)に畑を荒されている農家もたくさんあるでしょう。 家業で作物を作られている方には死活問題ですし。 まして現代においては、この物語のように処分することが解決に繋がらないことも周知の事実ですね。(嫌な表現ですがお許しを)
まだ長い作品は無理だと思われるお子さんには、物語の中ほど、毒蛇に噛まれて回復後のお父さんに、主人公の少年が仔鹿を飼うことをおねだりする、そのあたりから親御さんも一緒にご覧になられてはどうでしょうか。 もちろん物語の重みはぐっと軽くなりますが、今はすぐ忘れてしまっても、きっとしっかりと命を大切に思う心が根ざしてくれることでしょう。 なにしろ、この仔鹿の可愛らしさときたら子供心をぐっと惹きつけてくれますから。
そして古い映画にしてはとてもきれいなカラー映像でしたよ。
可愛いだけで動物を飼うことは出来ない。
幾度作物が荒らされようと、生きていくためには何度も何度でも畑を耕し種を蒔かなければならない。
季節は待ってはくれません。
挫けない強い心を子供達に・・・・。
*「子」と「仔」の文字違いで2タイトルありました。 制作年が1年違いになっていますが? ここでは残念ながらどちらも日本語吹き替えは無いようです。 元々原作本も有名ですから、お子様がご興味ありそうでしたらそちらもどうぞ。
余談:『ベルンの奇跡』で「スポットレンタルチケットの有効期限に注意!」と書きたかったところの「チケット」が抜けていました。意味が違ってしまいますね。すみませんでした。 こんな書き込みミスの為にくどくなってしまってなんなんですが(汗;)
で、私もチケットの「有効期限延長」要請したいです。
消えてしまった分はとうに諦めてますんで。お願いします。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
感動!でも、結構奥深い…
投稿日:2006/01/11
レビュアー:ゆっちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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少年が子鹿を自ら手にかける場面は何度見ても涙と鼻水でグチャグチャです。でもただのお涙頂戴映画では不滅の名作とは言えない。厳しい自然と闘いながら生きる姿は人間も自然界の動物だと感じさせるし、試練を乗り越えてこそ人生という言葉も胸に染みるものがあります。子供の頃TVで見ていて父親に先に泣かれちゃって泣くに泣けなくなった思い出の映画でもあります。
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教育映画として
是非子供達に見てもらいたい映画ですね。
決して感傷的に流されるのではなく、苦い部分もきっちりと描いてあります。
古い作品ですし長い収録時間なので、観るのにちょっと躊躇したのですが、始まってみれば134分があっというまに過ぎた気がします。無駄な場面は少しもありません。
撮影賞でオスカーを受賞したということですが、犬たちが熊を追うシーンなど臨場感たっぷりで、カラーも美しく、CGのなかった時代によくこれだけのことが出来たなと感心しきりです。
物語は、開拓農家として過酷な自然と闘いながら生きている家族。その一家の少年が図らずもペットとして飼うようになり、兄弟のように仲良くしていた仔鹿との関わりを通して自然環境の中で人間が生きていくのはどういうことなのかを学び、成長していく姿を描いています。
ちょっと視点は変わりますが、
生命体が地球に存在するようになり、進化していくうちに他の生物より非常に知能が発達し、限りない欲望を持ってしまった人類。自然を破壊し他の生物を駆逐し、同時にそれを食物にしなければ生きていけない生物。その自然界において最も驚異である私たち人間が存在し続ける限りこの地球を破壊していく。残念ながらそれは運命といっていいだろうと思う。
環境破壊、異常気象などが叫ばれる昨今。人間がこの地球に存在する限りその現象は無くならないという気さえする。
感動的な映画を観ながら、ふとこんな悲しい事を考えてしまった自分がいました。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
古き良き名画
投稿日:2017/12/09
レビュアー:趣味は洋画
仔鹿物語(1946年アメリカ、カラー128分)
フロリダ北部の森林地帯で農業を営む一家の生活と、幼い息子と仔鹿との悲しい別れを叙情豊かに描く。
ジャケ写に小さく、−特選名画シリーズ−と書かれているのにお気づきだろうか。
ウン十年ぶりに観ても色褪せない、心揺さぶられる名画と確信した次第。
厳しい自然と闘いながら農作をしているペニー・バクスター(グレゴリー・ペック)は、荒れ地を耕し、作物を育て、家畜荒らしに来る熊を追い払う毎日。妻のオリー(ジェーン・ワイマン)は勝気だが根は優しい女で、台所仕事に追われている。一人息子のジョディー(クロード・ジャーマン・Jr)は、自然に溶け込み、何にでも興味を示す育ちざかりの11歳。ある日、森でペニーが大毒蛇に噛まれ、近くにいた鹿を殺してその内臓で毒を吸い取った。殺された鹿の子どもは森の中で鳴いていたが、ペニーは‘自分が助かったのは鹿のおかげだから’と、ジョディーの希望を叶え、子鹿を飼うことにする。ところがある日、育てていたトウモロコシの苗が食い荒らされていたのが見つかる...。
この映画は1946年(昭和21年)という実に古い作品だが、グレゴリー・ペックはまだデビュー5本目の出演で、ちょうど名前が売れ始めた頃。
44年「王国の鍵」でアカデミー主演男優賞にノミネートされてはいるが、45年「白い恐怖」、46年「白昼の決闘」ではまだ‘大根役者’と囁かれていた。彼が真骨頂を見せ始めたのは、47年「紳士協定」からであろう。アカデミー賞では「王国の鍵」は45年度分として第18回ノミネートとなっており、翌年が本作でのノミネート、そして47年「紳士協定」も同様、つまり3年連続の主演男優賞ノミネートということになる。さらに1年おいて、49年「頭上の敵機」でもノミネートされているが、オスカー獲得は62年「アラバマ物語」まで待つこととなる。
一方のジェーン・ワイマン(レーガン元大統領の最初の妻として知られている/彼女自身は3度目の結婚だった)は、ペックよりもキャリアは長く、本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされているが、2年後の48年「ジョニー・ベリンダ」であっさり主演女優賞を獲得した。
アカデミー賞といえば、本作は作品賞ノミネートのほかに、上述の主演ノミニー2人、そして特別賞としてジョディーを演じたクロード・ジャーマン・Jrが受賞している。無垢な瞳を輝かせる金髪の美少年が、当時のファンの後押しを得たのだろう。さらに撮影賞、室内装飾賞まで受賞している。
何やらアカデミー一色のレビューになってきたが、冒頭のシーンは、水を飲みに川に出てくるアライグマの親子が実に可愛い。
そしてラスト・シーン...少年と鹿との別れは、涙なしには見られない。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
子供のテレビで頃観て・・・
投稿日
2011/03/22
レビュアー
エコエコアザラク
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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今でもラストシーンは覚えてます。小学生向けでしたが原作本も持ってました。
グレゴリー・ペックが、パパ役で出演してたんですね。子供だったから別に俳優はどうでも良かった(笑
心優しい少年ジョディと子鹿の出逢いと別れを描いた名作の映画です。飼い始めた頃は可愛いバンビでしたが、あっという間に成獣に。もうりっぱな体格です。
次第に作物を荒らし始めます。ジョディは、汗まみれになって畑を囲む柵を制作します。大変な労力と努力です。
しかし、鹿は設置したばかり丸太柵を、いとも簡単に乗り越えて畑に侵入してしまいました。
動物には、ジョディの苦心は理解できません。本能のまま、作物をむさぼります。
被害に耐えかねたジョディの母が、ついに行動にでます。銃声が響きます・・・駆けつけるジョディ・・・
苦しむ鹿にトドメを差そうとします・・・鹿の目がジョデイを見つめます・・・決心が鈍ります・・
とても哀しいシーンです。そして、また銃声が響きます・・・
こんなような物語だったと思います。一緒に観てた母に、なぜあんなに可愛がってたのに殺すの? と聞いたら作物を食べちゃうから、と答えでした。だったら最初から飼わなければいいのにと思いましたね。子供だったから単純な感想でしたが・・・(笑
人間と野性動物は、互いに超えてはならない境界線があるのです。
ジョディは身をもって経験しました。現在のニホンザル問題にも当てはまるテーマですね。
子鹿 と 仔鹿
投稿日
2006/06/30
レビュアー
ラジーフリーク!
息子に伝えたいこと。
言葉では表現しにくい、命の重み、生きる力。 ほとんど全てがここにありました。
蒸気船が川を行く時代、アメリカのフロリダが舞台です。 それでも似たような出来事に遭遇する可能性は日本の現代であってもありえますね。 害獣(保護動物)に畑を荒されている農家もたくさんあるでしょう。 家業で作物を作られている方には死活問題ですし。 まして現代においては、この物語のように処分することが解決に繋がらないことも周知の事実ですね。(嫌な表現ですがお許しを)
まだ長い作品は無理だと思われるお子さんには、物語の中ほど、毒蛇に噛まれて回復後のお父さんに、主人公の少年が仔鹿を飼うことをおねだりする、そのあたりから親御さんも一緒にご覧になられてはどうでしょうか。 もちろん物語の重みはぐっと軽くなりますが、今はすぐ忘れてしまっても、きっとしっかりと命を大切に思う心が根ざしてくれることでしょう。 なにしろ、この仔鹿の可愛らしさときたら子供心をぐっと惹きつけてくれますから。
そして古い映画にしてはとてもきれいなカラー映像でしたよ。
可愛いだけで動物を飼うことは出来ない。
幾度作物が荒らされようと、生きていくためには何度も何度でも畑を耕し種を蒔かなければならない。
季節は待ってはくれません。
挫けない強い心を子供達に・・・・。
*「子」と「仔」の文字違いで2タイトルありました。 制作年が1年違いになっていますが? ここでは残念ながらどちらも日本語吹き替えは無いようです。 元々原作本も有名ですから、お子様がご興味ありそうでしたらそちらもどうぞ。
余談:『ベルンの奇跡』で「スポットレンタルチケットの有効期限に注意!」と書きたかったところの「チケット」が抜けていました。意味が違ってしまいますね。すみませんでした。 こんな書き込みミスの為にくどくなってしまってなんなんですが(汗;)
で、私もチケットの「有効期限延長」要請したいです。
消えてしまった分はとうに諦めてますんで。お願いします。
感動!でも、結構奥深い…
投稿日
2006/01/11
レビュアー
ゆっちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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少年が子鹿を自ら手にかける場面は何度見ても涙と鼻水でグチャグチャです。でもただのお涙頂戴映画では不滅の名作とは言えない。厳しい自然と闘いながら生きる姿は人間も自然界の動物だと感じさせるし、試練を乗り越えてこそ人生という言葉も胸に染みるものがあります。子供の頃TVで見ていて父親に先に泣かれちゃって泣くに泣けなくなった思い出の映画でもあります。
教育映画として
投稿日
2008/08/03
レビュアー
おうち大好き
是非子供達に見てもらいたい映画ですね。
決して感傷的に流されるのではなく、苦い部分もきっちりと描いてあります。
古い作品ですし長い収録時間なので、観るのにちょっと躊躇したのですが、始まってみれば134分があっというまに過ぎた気がします。無駄な場面は少しもありません。
撮影賞でオスカーを受賞したということですが、犬たちが熊を追うシーンなど臨場感たっぷりで、カラーも美しく、CGのなかった時代によくこれだけのことが出来たなと感心しきりです。
物語は、開拓農家として過酷な自然と闘いながら生きている家族。その一家の少年が図らずもペットとして飼うようになり、兄弟のように仲良くしていた仔鹿との関わりを通して自然環境の中で人間が生きていくのはどういうことなのかを学び、成長していく姿を描いています。
ちょっと視点は変わりますが、
生命体が地球に存在するようになり、進化していくうちに他の生物より非常に知能が発達し、限りない欲望を持ってしまった人類。自然を破壊し他の生物を駆逐し、同時にそれを食物にしなければ生きていけない生物。その自然界において最も驚異である私たち人間が存在し続ける限りこの地球を破壊していく。残念ながらそれは運命といっていいだろうと思う。
環境破壊、異常気象などが叫ばれる昨今。人間がこの地球に存在する限りその現象は無くならないという気さえする。
感動的な映画を観ながら、ふとこんな悲しい事を考えてしまった自分がいました。
古き良き名画
投稿日
2017/12/09
レビュアー
趣味は洋画
仔鹿物語(1946年アメリカ、カラー128分)
フロリダ北部の森林地帯で農業を営む一家の生活と、幼い息子と仔鹿との悲しい別れを叙情豊かに描く。
ジャケ写に小さく、−特選名画シリーズ−と書かれているのにお気づきだろうか。
ウン十年ぶりに観ても色褪せない、心揺さぶられる名画と確信した次第。
厳しい自然と闘いながら農作をしているペニー・バクスター(グレゴリー・ペック)は、荒れ地を耕し、作物を育て、家畜荒らしに来る熊を追い払う毎日。妻のオリー(ジェーン・ワイマン)は勝気だが根は優しい女で、台所仕事に追われている。一人息子のジョディー(クロード・ジャーマン・Jr)は、自然に溶け込み、何にでも興味を示す育ちざかりの11歳。ある日、森でペニーが大毒蛇に噛まれ、近くにいた鹿を殺してその内臓で毒を吸い取った。殺された鹿の子どもは森の中で鳴いていたが、ペニーは‘自分が助かったのは鹿のおかげだから’と、ジョディーの希望を叶え、子鹿を飼うことにする。ところがある日、育てていたトウモロコシの苗が食い荒らされていたのが見つかる...。
この映画は1946年(昭和21年)という実に古い作品だが、グレゴリー・ペックはまだデビュー5本目の出演で、ちょうど名前が売れ始めた頃。
44年「王国の鍵」でアカデミー主演男優賞にノミネートされてはいるが、45年「白い恐怖」、46年「白昼の決闘」ではまだ‘大根役者’と囁かれていた。彼が真骨頂を見せ始めたのは、47年「紳士協定」からであろう。アカデミー賞では「王国の鍵」は45年度分として第18回ノミネートとなっており、翌年が本作でのノミネート、そして47年「紳士協定」も同様、つまり3年連続の主演男優賞ノミネートということになる。さらに1年おいて、49年「頭上の敵機」でもノミネートされているが、オスカー獲得は62年「アラバマ物語」まで待つこととなる。
一方のジェーン・ワイマン(レーガン元大統領の最初の妻として知られている/彼女自身は3度目の結婚だった)は、ペックよりもキャリアは長く、本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされているが、2年後の48年「ジョニー・ベリンダ」であっさり主演女優賞を獲得した。
アカデミー賞といえば、本作は作品賞ノミネートのほかに、上述の主演ノミニー2人、そして特別賞としてジョディーを演じたクロード・ジャーマン・Jrが受賞している。無垢な瞳を輝かせる金髪の美少年が、当時のファンの後押しを得たのだろう。さらに撮影賞、室内装飾賞まで受賞している。
何やらアカデミー一色のレビューになってきたが、冒頭のシーンは、水を飲みに川に出てくるアライグマの親子が実に可愛い。
そしてラスト・シーン...少年と鹿との別れは、涙なしには見られない。
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