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向田邦子原作、久世光彦がディレクターを務めた名作TVドラマをDVD化。1937年、東京池上。女学校に通ういさ子は、13歳。外務省の役人だった父は彼女が1歳の時に他界し、今は母の里子と姉2人の女ばかり4人家族。父亡き後、女手ひとつで3人の娘を守り育てた美しい母。その母が娘らに残した思い出は・・・。
向田邦子原作、久世光彦がディレクターを務めた名作TVドラマをDVD化。1937年、東京池上。女学校に通ういさ子は、13歳。外務省の役人だった父は彼女が1歳の時に他界し、今は母の里子と姉2人の女ばかり4人家族。父亡き後、女手ひとつで3人の娘を守り育てた美しい母。その母が娘らに残した思い出は・・・。
製作年: |
1989年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
94分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
REDV00173W | 2005年10月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
94分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
REDV00173W
レンタル開始日:
2005年10月28日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
94分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
REDV00173W | 2005年10月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
94分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
REDV00173W
レンタル開始日:
2005年10月28日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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諸事情で父が居ない母娘だけの四人家族という設定は、いつもの新春向田ドラマの定番。長女・田中裕子と、母・加藤治子は、半ば固定化されている。今回は、加えて次女・南果歩、三女・曽根由加という配役。
外務官僚だった父が亡くなり、おそらくはその恩給で、女4人家族はつつましく暮らしている。(いつもながら)次女はやや発展家の女性、デパートに勤めながら、複数の男性との交際を楽しんでいる。長女は自らの健康不安を気にかけ、婚約者との関係に今一歩踏み出せずにいる。そして、三女の気がかりは…
それなりに秩序立てられ居心地の良い女所帯と、それをまとめていた母の絶対的な包容力に、ふとほころびが生じる。それまでの平穏さは、家族のそれぞれが自分の思いを抑えることで維持されてきたのだ。
家族だからと言って、全てをつまびらかにしない方がよいこともある。しかし、一旦ほころび始めた家族の思いは、女性同士であるがゆえの葛藤を孕んで、じわじわと崩れてゆく。
自己抑制の効いた長女を、疎ましく思う次女。自らの自堕落は、母から受け継いだ血だと、嫌悪する。 母を愛しながら、どこか憎みも抱いている長女。自分は種違いでないかと思い続ける三女。そして…母の思い。
終盤近く、病床の母と長女が対峙する場面が、極めて静かなシーンながら、凄まじい。 理想の母を演じ続けた里子の、女としての本音の吐露。懺悔では無い、女としての「宣言」に近い。
ラスト、祝子は母に寄り添いながら、心からの思いを語る。バックに流れるのは、ドヴォルザークの『わが母の教え給いし歌』
知らぬ間に、娘の体は胎児の様に丸まってゆき、言葉も幼くなる。赤子の姿に回帰して、母に抱かれようとしているのだろうか。泣ける。
昨今のテレビドラマのどうしようもない軽薄さを、鼻で笑うかの様な濃密さ。金子成人の脚本、久世の演出、そして何より田中裕子の「感情がじくじくと滲み出てくる」ような演技に圧倒される。
ちなみに『わが母の教え給いし歌』の歌詞は…
昔、老いた母が私に歌を教えてくれた
その時母は 目にいっぱいの涙を浮かべていた
今 私も親となり その歌を子供たちに教える時だ
あの時と同じに 私の目にも涙が浮かんでいるのだろうか
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ユーザーレビュー:1件
投稿日
2010/02/21
レビュアー
ぴよさん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
諸事情で父が居ない母娘だけの四人家族という設定は、いつもの新春向田ドラマの定番。長女・田中裕子と、母・加藤治子は、半ば固定化されている。今回は、加えて次女・南果歩、三女・曽根由加という配役。
外務官僚だった父が亡くなり、おそらくはその恩給で、女4人家族はつつましく暮らしている。(いつもながら)次女はやや発展家の女性、デパートに勤めながら、複数の男性との交際を楽しんでいる。長女は自らの健康不安を気にかけ、婚約者との関係に今一歩踏み出せずにいる。そして、三女の気がかりは…
それなりに秩序立てられ居心地の良い女所帯と、それをまとめていた母の絶対的な包容力に、ふとほころびが生じる。それまでの平穏さは、家族のそれぞれが自分の思いを抑えることで維持されてきたのだ。
家族だからと言って、全てをつまびらかにしない方がよいこともある。しかし、一旦ほころび始めた家族の思いは、女性同士であるがゆえの葛藤を孕んで、じわじわと崩れてゆく。
自己抑制の効いた長女を、疎ましく思う次女。自らの自堕落は、母から受け継いだ血だと、嫌悪する。 母を愛しながら、どこか憎みも抱いている長女。自分は種違いでないかと思い続ける三女。そして…母の思い。
終盤近く、病床の母と長女が対峙する場面が、極めて静かなシーンながら、凄まじい。 理想の母を演じ続けた里子の、女としての本音の吐露。懺悔では無い、女としての「宣言」に近い。
ラスト、祝子は母に寄り添いながら、心からの思いを語る。バックに流れるのは、ドヴォルザークの『わが母の教え給いし歌』
知らぬ間に、娘の体は胎児の様に丸まってゆき、言葉も幼くなる。赤子の姿に回帰して、母に抱かれようとしているのだろうか。泣ける。
昨今のテレビドラマのどうしようもない軽薄さを、鼻で笑うかの様な濃密さ。金子成人の脚本、久世の演出、そして何より田中裕子の「感情がじくじくと滲み出てくる」ような演技に圧倒される。
ちなみに『わが母の教え給いし歌』の歌詞は…
昔、老いた母が私に歌を教えてくれた
その時母は 目にいっぱいの涙を浮かべていた
今 私も親となり その歌を子供たちに教える時だ
あの時と同じに 私の目にも涙が浮かんでいるのだろうか
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わが母の教えたまいし