鳶がクルリと

鳶＝鳶職といえば、まず思い浮かぶのはお正月の出初式。木遣（きやり）、はしご乗り、そして火消しの華＝纏（まとい）振りなんてのもありますね。江戸情緒溢れる粋な風景です。

小学生の頃、仲の良い友だちの生家が浅草にあり、夏休みによく遊びに行ってました。そこのおじいちゃんが元大工さんだった関係で、その家に出入りしている鳶のお兄ちゃんたちに、銭湯に連れて行ってもらったことがあります。Ｔシャツを脱いだお兄ちゃんたちの背中には、とってもキレイな絵が…。ちょっぴりエッチで荒っぽいけど、みんな気の良い人たちでした。今でも鳶やってるのかな〜。

さて、本題。

この映画は、鳶（＝高所作業専門職の皆さん）を題材にしています。鳶の仕事は命がけ。安全確認は怠りなくやっていても、突然の雨や突風など、予測のつかないこともあります。そして、どんなに苦労して仕事をやり遂げても、決して賞賛されることはない縁の下の…いえ、屋根の上の力持ちたちの物語。

自分はもちろん翔さん狙いです。ガテン系の職業、似合うな〜。水浴びのサービスショットもイ〜んですけど、銭湯のヤンチャなシーンの方が好きですね〜。あ〜、混ぜて〜！

友人の男連中には、観月ありさちゃんの美脚が受けてたみたいです。で、女子たちには、男優陣の裸体が受ける…のかと思ってたら、違いました。女の子なのに男っぽくて不器用なツミちゃんが、貴奈子さんの後押しで、可愛らしくなって…というシーンがお気に入りとか。

そんな女子たちも一押しの健次役＝杉浦太雄クンは、ギタリストで俳優さん。ちょっと前まで、お兄ちゃんの太陽クンと兄弟バンドを組んでましたが、今は新しく結成したバンド＝「Bumpin' Buzz Scarab（バンピン バズ スカラベ）」でライブ活動をしています。映画「仮面ライダー剣 MISSING ACE」の禍木慎＝仮面ライダーランス役といい、お姉さんからお母さん方まで、キャ〜キャ〜言わせてます。うん、確かに可愛いね。

☆キャスト☆

中野貴奈子…観月ありさ
高松悦治…哀川翔
池谷定吉（ご隠居）…宇津井健
石坂勇介（頭）…塩見三省
尾関剛…須藤元気
島村雷太…品川祐(品川庄司)
島村風太…庄司智春（品川庄司）
豊田健次…杉浦太雄（すぎうら たかお）
高松ツミ…通山愛里（とおりやま あいり）
飯野圭子…風吹ジュン
カリスマ美容師…窪塚洋介

　映画館で観た時は全く良いと思わなかったが、ＷＯＷＯＷで観た時は悪くはないと思えた。
　まあ、観月ファンが観るには良いんじゃない？　色々衣装も変わるし、ファッションブックみたいかな(笑)

哀川翔が出演してるということで観てみました。
当然なのですが主演の観月ありさより登場シーンが少なくてちょっとガッカリ。

映画というより2時間SPのドラマみたいな作りも不満。
変なCG合成のせいで鳶職のリアリティーも無くなっちゃって。
見所が無い・・・。

しかし哀川さんはイキな役が似合いますねぇ。
それだけが救いです。（笑）

哀川翔が出てるから借りました。
全国公開の映画ですが、やっぱりＶシネマの域をでませんでした。
とびの人って全員刺青してるの？？

宇津井健とか、塩川三省とかは適材適所でしたね。

あそこまでかっこつけるならラスト、仕事をするシーンはほしかったですね。

途中、なかだるみの感があり、もう少してきぱきした運びがあればなぁ。。
”日本晴れ”のメンバーがみんないい人だったのがよかったです。

この映画を見るまではとび職の人が実際どんな仕事をしているのかよく知りませんでした。映画を見てからはマンションなどの高層階で仕事をしている鳶職人を見かけてはすごいなあと感心するようになりました。劇中にも出てきますが、「命をかけてる」という言葉が心に残っています。また、キャストの配役もよく、
塩見さんや宇津井さんが役柄にぴったりでいい味出しています。哀川翔さんが出ているので見たのですが、最後までとても楽しく
鑑賞できました。