ムースポート / ジーン・ハックマン
ムースポート
/ドナルド・ペトリー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
TV「Hey!レイモンド」の人気コメディアン、レイ・ロマノが映画初主演を果たした全米スマッシュヒット・コメディ。共演に大物俳優ジーン・ハックマンを迎え、田舎の町長選に余裕しゃくしゃくで立候補した元米国大統領が、対抗馬である配管工に思わぬ苦戦を強いられ、互いに熾烈な選挙戦を繰り広げるさまをユーモラスに描く。監督は「デンジャラス・ビューティー」「10日間で男を上手にフル方法」のドナルド・ペトリ。
TV「Hey!レイモンド」の人気コメディアン、レイ・ロマノが映画初主演を果たした全米スマッシュヒット・コメディ。共演に大物俳優ジーン・ハックマンを迎え、田舎の町長選に余裕しゃくしゃくで立候補した元米国大統領が、対抗馬である配管工に思わぬ苦戦を強いられ、互いに熾烈な選挙戦を繰り広げるさまをユーモラスに描く。監督は「デンジャラス・ビューティー」「10日間で男を上手にフル方法」のドナルド・ペトリ。
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「ムースポート」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
TV「Hey!レイモンド」の人気コメディアン、レイ・ロマノが映画初主演を果たした全米スマッシュヒット・コメディ。共演に大物俳優ジーン・ハックマンを迎え、田舎の町長選に余裕しゃくしゃくで立候補した元米国大統領が、対抗馬である配管工に思わぬ苦戦を強いられ、互いに熾烈な選挙戦を繰り広げるさまをユーモラスに描く。監督は「デンジャラス・ビューティー」「10日間で男を上手にフル方法」のドナルド・ペトリ。
「ムースポート」 の作品情報
「ムースポート」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ムースポート 特別編の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR25013 |
2005年11月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
ムースポート 特別編の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR25013 |
2005年11月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:6件
ジーン・ハックマンの存在感だけでOK
ジーン・ハックマン狙いで観ました。
2004年製作なので、この時74歳。かなり緩めのコメディゆえ流石に演技力なんか要らんってな気の抜けようですが(苦笑)、もうこの人の場合は存在感だけでOKですね。
元大統領が引退後に移り住んだ田舎町で町長選に巻き込まれていくってオハナシ。なかなか説明が難しい「微妙な」物語で、イントロダクションのニュアンスとはちょっと違うかな。要は、田舎で暮らすイイ歳したイイ男女が結婚するのしないのってグジグジしてるところに、現役時代は国民に大人気だった元大統領という“スター”が現れて、2人の関係に風穴を開けてくれてハッピーエンドという、くだらなくもおめでたい話なんですね。「町長」と「恋人」の座を争うという庶民レベルの戦いに「大統領選」の仰々しさを持ちこんだところが笑いどころですが、まぁニヤニヤして見るくらいのもん(苦笑)。
そもそもはモンロー(ハックマン)が、主人公の恋人にちょっかい出しちゃったことがコトの始まりなんだけど、ヒロインが「ER」のアビーですからね。どこから見ても田舎のお姉ちゃんで、とても元大統領が一目惚れするような女じゃない。主人公のレイ・ロマノも主役の器じゃない感じで、いやぁ、こんな地味な2人を中心にしてどうやって物語を転がすんでしょうかと、こっちが気を揉んでしまった。
とは言え、私は嫌いじゃないです、この作品。アメリカの選挙戦と言えば相手を貶めるネガティブ・キャンペーンが当たり前の戦法なのに、この映画ではそれに「否」と言う。現実にはあり得ない「高潔さ」を描いて「政治家の理想の姿です!」って堂々と言っちゃう青臭さが好感もてました。
個人的にウケたのは、恋人を奪われそうになった主人公が「でも相手は僕より20歳も年上だ」と言った時に、周りのオバチャン連中が言うセリフ。「権力は人を10歳若返らせるのよ。財力でさらに10歳。そして彼は身体を鍛えてるから、もう貴方より若いわ」
・・・う〜ん、真実を突いている(笑)。
でも。そんなことよりも元大統領の方が主人公より勝ってるのは、なんたってジーン・ハックマンだからです(キッパリ)。デートに誘われたくらいでイイ気になりなさんなよ、アビー・ロックハート。そうそう、この映画で1番素敵なのは秘書のマーシャ・ゲイ・ハーデンですね。とっても可愛い女。ラスト近く、彼女の誠実さが報われるシーンではちょっとウルッときちゃいました。こんな映画で泣けちゃうなんて自分も安いのう。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
とても下らないコメディーです。
ジーン・ハックマン、よくこの映画の出演を承諾したなぁって感じの内容でした。 でもまぁ、70歳を過ぎた今もバリバリ現役で頑張ってるわけですから、たまには息抜き出来るような映画にも出たかったのかな?とも思います。 内容は下らないですが、元大統領の役ですし。 彼も大統領の役とか凄く合ってますね!
メイン州にムースポートという街が実在するかは知りませんが、典型的なアメリカの田舎町って感じでしたね、住民皆が知り合いみたいな感じで。 Ray Romanoは、アメリカでは"Everybody Loves Raymond"というTVドラマ(Sitcom)で超有名ですよね。 日本では誰?って感じですが、なかなかイイ人の役が似合ってました。
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ワイルドだぜぇ
ボッシュさんのレビューに惹かれて観ました。
映画そのものは、やはりどうってことはない凡庸な作品なんですが、役者が違うというか、改めてジーン・
ハックマンっていいな、と、彼を観ているだけで十分に元が取れます。 ワイルドだぜぇーっ。
ほんとに引退が惜しまれます。
「男は40歳になったら、自分の顔に責任を持て」とは、かのエイブラハム・リンカーンの言葉ですが、政治家は見てくれが大事だと昨今つくづく思います。
日本の政治家、とくに最近の総理大臣、に、色気をかんじないんだな。 話が退屈そうで、一緒にご飯食べたいともちょっと思えない。
今日本で総理大臣を引き受けるのは大変で貧乏くじを引くか罰ゲームのようなものなので、どこか気の毒にも思えるのですが、日本のトップがそれではねえ。
ルーピーとイラカンが論外でしたので、それと比べると地味で実直そうで今の野田さんが、まだましに思えてくるのですが、たのもしさとかがね。
そういう意味では、石原慎太郎とか、橋下徹とかは、嫌いだし、言動に眉をひそめることもあるけれど、支持される、人気が高いのはわかりますね。 他の政治家には、あまりにもカリスマがないもの。
トップもだけど、側近やブレーンに人材がいないですね。
そしてダメな女房を持つトップは、やはりダメなトップ。
優れたトップには、優れた女房、優れた女房役がそばにいるものとおもいます。
そういう意味では、ジーン・ハックマンの相手役としては、マーシャ・ゲイ・ハーデンがふさわしいし、お互いの資質のよさが、相乗的に相手を高めあっていると思います。
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「合衆国大統領」の老後は安からず
●「ムースポート」(2004年、米国、カラー、110分)。
原題は「Welcome to Mooseport」→「ムースポートへいらっしゃい」。
日本では劇場未公開。監督はドナルド・ペトリ(1954年生)で、J・ロバーツ出演「ミスティック・ピザ」(1988)、S・ブロック主演「デンジャラス・ビューティー」(2000)など、ラブコメが得意な監督のようです。そのジャンルが苦手な自分はすべて未見です。
ジーン・ハックマン(1930年生)の主演作として、今のところ最後になっている作品です。
コメディアンのレイ・ロマノ(1957生)がしっかり支えています。尖がっていない、引いた、包括的な演技が本領の人だと思います。最後の一票の行方。
合衆国大統領を2期務めた「モンロー・コール」(ジーン・ハックマン)は、故郷メイン州
の小さな町ムースポートに帰ってきた。彼は任期中に初めて離婚した大統領として有名だった。下手ゴルフをしたり、自叙伝を口述出版したりして、悠々自適の老後を送るつもりだった。しかし周囲が放っておかず、町長になってくれと言われる。選挙でも楽勝だろうと「コール」は出馬を快諾する。ふと、いつものように、若い美人獣医「サリー」(モーラ・ティアニー)を夜のデートに誘う。彼女の恋人で金物・配管店オーナー「ハロルド(ハンディ)・ハリソン」(レイ・ロマノ)は憤慨する。そして、町長選の対抗馬として参戦する。普段は気弱いが勢いで立候補した「ハンディ」は、「サリー」から「何でもなかったのよ」と諫められるが、一度出した拳は引っ込められない。
意外や! 「コール」と「ハンディ」の選挙は大接戦になり、勝ちにこだわる「コール」は大統領選〜ホワイトハウス時代の優秀なスタッフを呼び集める。そのなかの一人「グレース」(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は混乱戦を見極め、「コール」に助言を与え、最後に「鈍感」と言う。
大統領を二期務め、任期中に離婚した戦後の合衆国大統領は、いない。ファースト・レディを交代させることは、国際交流に不利益だから、陰で別居していても、公式の場では家族円満をアピールする。どこにもいない大統領像を、過去の情報から造型したのだろう。今、「ロリータ・エクスプレス」で再び脚光を浴びているビル・クリントン(任期:1993年1月20日〜2001年1月20日)からは、一部分も借りていないことは確かだ。
ジーン・ハックマンは、この映画の前に、イーストウッド監督「目撃」(1997)で悪徳大統領を演じていたが、この「ムースポート」の「ホーク(鷹)」と言われた「コール」は、善人としての判断をできるだろう。
「ハンディ」よ、接近してくる「選挙ゴロ」にご注意を!
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
これがコメディ??
投稿日:2006/03/13
レビュアー:BAUER
これがコメディ??と疑ってしまう作品。元大統領VS一般市民という構図で、大統領選挙の裏側を皮肉った作品です。この皮肉が唯一の面白さといえるところですが、その内容にも深みはなく、観てて退屈な作品でした。笑いは、2時間のうち・・・、0回。サブタイトルから、もっと笑わせてくれる作品を期待していたのですが、残念です。
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ユーザーレビュー
ジーン・ハックマンの存在感だけでOK
投稿日
2012/04/01
レビュアー
ポッシュ(卒業)
ジーン・ハックマン狙いで観ました。
2004年製作なので、この時74歳。かなり緩めのコメディゆえ流石に演技力なんか要らんってな気の抜けようですが(苦笑)、もうこの人の場合は存在感だけでOKですね。
元大統領が引退後に移り住んだ田舎町で町長選に巻き込まれていくってオハナシ。なかなか説明が難しい「微妙な」物語で、イントロダクションのニュアンスとはちょっと違うかな。要は、田舎で暮らすイイ歳したイイ男女が結婚するのしないのってグジグジしてるところに、現役時代は国民に大人気だった元大統領という“スター”が現れて、2人の関係に風穴を開けてくれてハッピーエンドという、くだらなくもおめでたい話なんですね。「町長」と「恋人」の座を争うという庶民レベルの戦いに「大統領選」の仰々しさを持ちこんだところが笑いどころですが、まぁニヤニヤして見るくらいのもん(苦笑)。
そもそもはモンロー(ハックマン)が、主人公の恋人にちょっかい出しちゃったことがコトの始まりなんだけど、ヒロインが「ER」のアビーですからね。どこから見ても田舎のお姉ちゃんで、とても元大統領が一目惚れするような女じゃない。主人公のレイ・ロマノも主役の器じゃない感じで、いやぁ、こんな地味な2人を中心にしてどうやって物語を転がすんでしょうかと、こっちが気を揉んでしまった。
とは言え、私は嫌いじゃないです、この作品。アメリカの選挙戦と言えば相手を貶めるネガティブ・キャンペーンが当たり前の戦法なのに、この映画ではそれに「否」と言う。現実にはあり得ない「高潔さ」を描いて「政治家の理想の姿です!」って堂々と言っちゃう青臭さが好感もてました。
個人的にウケたのは、恋人を奪われそうになった主人公が「でも相手は僕より20歳も年上だ」と言った時に、周りのオバチャン連中が言うセリフ。「権力は人を10歳若返らせるのよ。財力でさらに10歳。そして彼は身体を鍛えてるから、もう貴方より若いわ」
・・・う〜ん、真実を突いている(笑)。
でも。そんなことよりも元大統領の方が主人公より勝ってるのは、なんたってジーン・ハックマンだからです(キッパリ)。デートに誘われたくらいでイイ気になりなさんなよ、アビー・ロックハート。そうそう、この映画で1番素敵なのは秘書のマーシャ・ゲイ・ハーデンですね。とっても可愛い女。ラスト近く、彼女の誠実さが報われるシーンではちょっとウルッときちゃいました。こんな映画で泣けちゃうなんて自分も安いのう。
とても下らないコメディーです。
投稿日
2005/12/05
レビュアー
Juniper Breeze
ジーン・ハックマン、よくこの映画の出演を承諾したなぁって感じの内容でした。 でもまぁ、70歳を過ぎた今もバリバリ現役で頑張ってるわけですから、たまには息抜き出来るような映画にも出たかったのかな?とも思います。 内容は下らないですが、元大統領の役ですし。 彼も大統領の役とか凄く合ってますね!
メイン州にムースポートという街が実在するかは知りませんが、典型的なアメリカの田舎町って感じでしたね、住民皆が知り合いみたいな感じで。 Ray Romanoは、アメリカでは"Everybody Loves Raymond"というTVドラマ(Sitcom)で超有名ですよね。 日本では誰?って感じですが、なかなかイイ人の役が似合ってました。
ワイルドだぜぇ
投稿日
2012/06/05
レビュアー
ロキュータス
ボッシュさんのレビューに惹かれて観ました。
映画そのものは、やはりどうってことはない凡庸な作品なんですが、役者が違うというか、改めてジーン・
ハックマンっていいな、と、彼を観ているだけで十分に元が取れます。 ワイルドだぜぇーっ。
ほんとに引退が惜しまれます。
「男は40歳になったら、自分の顔に責任を持て」とは、かのエイブラハム・リンカーンの言葉ですが、政治家は見てくれが大事だと昨今つくづく思います。
日本の政治家、とくに最近の総理大臣、に、色気をかんじないんだな。 話が退屈そうで、一緒にご飯食べたいともちょっと思えない。
今日本で総理大臣を引き受けるのは大変で貧乏くじを引くか罰ゲームのようなものなので、どこか気の毒にも思えるのですが、日本のトップがそれではねえ。
ルーピーとイラカンが論外でしたので、それと比べると地味で実直そうで今の野田さんが、まだましに思えてくるのですが、たのもしさとかがね。
そういう意味では、石原慎太郎とか、橋下徹とかは、嫌いだし、言動に眉をひそめることもあるけれど、支持される、人気が高いのはわかりますね。 他の政治家には、あまりにもカリスマがないもの。
トップもだけど、側近やブレーンに人材がいないですね。
そしてダメな女房を持つトップは、やはりダメなトップ。
優れたトップには、優れた女房、優れた女房役がそばにいるものとおもいます。
そういう意味では、ジーン・ハックマンの相手役としては、マーシャ・ゲイ・ハーデンがふさわしいし、お互いの資質のよさが、相乗的に相手を高めあっていると思います。
「合衆国大統領」の老後は安からず
投稿日
2019/09/16
レビュアー
ちゅく
●「ムースポート」(2004年、米国、カラー、110分)。
原題は「Welcome to Mooseport」→「ムースポートへいらっしゃい」。
日本では劇場未公開。監督はドナルド・ペトリ(1954年生)で、J・ロバーツ出演「ミスティック・ピザ」(1988)、S・ブロック主演「デンジャラス・ビューティー」(2000)など、ラブコメが得意な監督のようです。そのジャンルが苦手な自分はすべて未見です。
ジーン・ハックマン(1930年生)の主演作として、今のところ最後になっている作品です。
コメディアンのレイ・ロマノ(1957生)がしっかり支えています。尖がっていない、引いた、包括的な演技が本領の人だと思います。最後の一票の行方。
合衆国大統領を2期務めた「モンロー・コール」(ジーン・ハックマン)は、故郷メイン州
の小さな町ムースポートに帰ってきた。彼は任期中に初めて離婚した大統領として有名だった。下手ゴルフをしたり、自叙伝を口述出版したりして、悠々自適の老後を送るつもりだった。しかし周囲が放っておかず、町長になってくれと言われる。選挙でも楽勝だろうと「コール」は出馬を快諾する。ふと、いつものように、若い美人獣医「サリー」(モーラ・ティアニー)を夜のデートに誘う。彼女の恋人で金物・配管店オーナー「ハロルド(ハンディ)・ハリソン」(レイ・ロマノ)は憤慨する。そして、町長選の対抗馬として参戦する。普段は気弱いが勢いで立候補した「ハンディ」は、「サリー」から「何でもなかったのよ」と諫められるが、一度出した拳は引っ込められない。
意外や! 「コール」と「ハンディ」の選挙は大接戦になり、勝ちにこだわる「コール」は大統領選〜ホワイトハウス時代の優秀なスタッフを呼び集める。そのなかの一人「グレース」(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は混乱戦を見極め、「コール」に助言を与え、最後に「鈍感」と言う。
大統領を二期務め、任期中に離婚した戦後の合衆国大統領は、いない。ファースト・レディを交代させることは、国際交流に不利益だから、陰で別居していても、公式の場では家族円満をアピールする。どこにもいない大統領像を、過去の情報から造型したのだろう。今、「ロリータ・エクスプレス」で再び脚光を浴びているビル・クリントン(任期:1993年1月20日〜2001年1月20日)からは、一部分も借りていないことは確かだ。
ジーン・ハックマンは、この映画の前に、イーストウッド監督「目撃」(1997)で悪徳大統領を演じていたが、この「ムースポート」の「ホーク(鷹)」と言われた「コール」は、善人としての判断をできるだろう。
「ハンディ」よ、接近してくる「選挙ゴロ」にご注意を!
これがコメディ??
投稿日
2006/03/13
レビュアー
BAUER
これがコメディ??と疑ってしまう作品。元大統領VS一般市民という構図で、大統領選挙の裏側を皮肉った作品です。この皮肉が唯一の面白さといえるところですが、その内容にも深みはなく、観てて退屈な作品でした。笑いは、2時間のうち・・・、0回。サブタイトルから、もっと笑わせてくれる作品を期待していたのですが、残念です。
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