グロヅカ

少なくとも篠原哲雄「木曜組曲」よりずっと面白い　早送りしないで見てるもん　西山洋市はたしか鈴木清順の弟子筋の人で　なかなか作品に恵まれないが　けして侮れない人だ　今作も渋い色調の画面でしっかり演出がなされている　が〜　出演の女の子達が受けの演技どころか　何かに反応するってえだけの演技でさえまともに出来ないのでどうしようもない　西山監督お気の毒でしたとさ　「輪廻」の優香って子くらいのが一人でもいれば随分違ったかもね

さて超常現象（呪いの化け物）なのか　サイコ連続殺人物なのかは二度目に見られるビデヨ画面まではわからない　そんな興味でさて犯人あてを楽しんでみてはいかがでしょうか　とか

　皆さんのびみょ〜なレビューを横目に見つつ、やっぱり森下千里の４文字に抗えず借りてしまいました。なんか、好きなんすよ彼女。

　で、どんな感じだったかというと
　もし、夜中の１２時頃にテレビのリモコンを適当に押していて、本作に当たったとしたら、“あっ、森下千里や、女ばっかりや”と何気なく観始めて、気がつくとエンディングまで観てしまっていることでしょう。そして、“まあまあやったな”とほどほどに満足して、眠りにつくことでしょう。
　春の陽気に誘われて、わざわざレンタルなど、能動的に本作を観てしまうと、人によったら“うぉらぁぁあぁ！”となってしまうかもしれません。
　そんな感じの一品です。
　８０分かそこらの映画なのに、始まって３０分以上たいした事件起こりません。森下千里のシャワーシーンも中途半端。もう見せるなら見せる、見せないならやめとくどっちかにしてくれないと逆に鬱屈がたまります。
　ジャンルはホラーになってますが、どっちかというとすぐにネタの割れてしまうサスペンスです。探偵を連れてきて、推理させる展開の方が面白かったんじゃないかと思います。
　とか言いながら、油断していて２カ所ほど“ドッキィィッ！”とさせられてしまいました。反省してます。

　けど、森下千里はやっぱりいいです。
　個人的には、それでいいかなっと。

主役の森下なかなか良いのでは!
前、他の作品に出ているのを見ましたが、ホラーに向いている？！（うれしくないか）と思いました。
お、しかも安藤希も！
で、始まってすぐはこれからどうなっていくのかワクワクしたが
結局安藤は活かしきることもなくイマイチキャラになってしまった。
展開的に追い込みがあまーい!作品となってしまいましたが、最初にその覚悟で望めば思ったより良い出来！
と褒められるかな！？
どっちの立場で見るか、あなたしだい。

でもねーちょっとねー話が薄すぎ。能面という無表情なものがもたらす怖さと、それを顔につけているのが人間である、という生々しさが怖いと思ったけど、いきなり山道がんがん行って、挙句にかなりの距離を歩かなければ辿り着けない大学の寮って・・・これだけで見る気が失せました。個人的に森下さんは好きではありませんが、演技は上手だと思いましたよ。まぁ、韓国ホラーよりは面白みがあるかと・・・

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“所詮グラビアアイドルだから”とあまり大きな期待を持たないで観たのがかえって良かったみたいです。『おんなだらけのこわいはなし』第一弾ということでキャスティングが７人の女性のみというのが意外に新鮮でした。女性が７人だけだとさぞ女性っぽい映画になるのかと思いがちですが、森下千里は竹を割ったような性格で妙にさっぱりしているキャラだし、三津谷葉子は思ったことは平気でドンドン言ってしまう強気なキャラなんです。でも女性のみだと誰かが男性っぽいキャラをやらなきゃ全体的にメリハリがつかないのかな！？とちょっと思いました。話はありきたりと言えばありきたりなんですけど、能面に目を付けたのはグッドアイデアです、怖さを盛り上げるＢＧＭの使い方も結構効果的でした。