イヌゴエ

今週は　心に優しいのを選ぶぞって考えて　リストを見る。
ガーン !!　よく見ても精神的に重荷なやつが主流。
で、考えに考えて選んだのがコレ。
おっさんワンコなら斜め目線の私でも良いかな、と。

どんなんだろ。とみると　なんかテレビドラマっぽい。
映画っぽい、テレビっぽい、
私は何を根拠にテレビっぽいって思ったんだろ。
あ、なんかおかしいって思ったら　カメラのレンズが汚れてる
これは気をつけようよ　でもこれからこれから。
でも　なんだか見てるうちに泣きたくなってきた。
フレンチブルの声は　動物バラエティのナレーションみたいだし
あんまり活躍しないし。
あ、忘れてた。私　昆虫系の男子　苦手だったんだ。。
パターンから外れて行動しようよって背中押したくなる。

見るほどに時間のムダな気がして　なんか悲しくなった。
やっぱいつもの路線のほうが落ち着く・・・。
自分をきりきりまいさせて　落としこむ。
基本　Ｍなのかもなぁ。

パッケージのかわいいフレンチブルドッグ映画。
私、危うく犬好きの長女と一緒に観るとこでした。
セリフも、内容も大人向けなので注意。

もしかしたら、ウチの犬もこんなこと言ってるかも…と感じさせるシュールな笑いがあります。「かわいい」の逆を狙った笑いがコンセプトかな。
だとしたら、チワワでこの声の方が面白かったかも。

オチは私の好みじゃなかったです。

山本浩司は、この作品でもイイ味出してます。
つげ義春原作の『リアリズムの宿』から注目していた俳優さんですが、個性派俳優が集めた『それでもボクはやってない』も完璧に主役をこなしていました。これからも、主役増えるでしょうね。

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「おっさん」なのに。。。
関西の「おっさん」なのに。。。
どーして見てしまうんだろう？
憎たらしいけど憎めない。
なんで『コイツ、かわいい』って思えてしまうんだろう？

妙に醒めた関西弁を喋るワンコ、ぺス。
潔癖症で、脅威の嗅覚を持つ主人公。
ストーリーが進むにつれお互いの距離がだんだん縮まって、結構いいコンビになって行きますね。

個人的には、主人公の彼女は『なんだ、この女』って感じ。
ぺスに、きっちり見破られてましたね（笑）

ワンコ好きな方は必見なのでは？
ほんとに、こんな風に（別に関西弁じゃなくてもいいけど）話が出来たら素敵でしょうね。

このパッケージ、かなりかわいい路線ですが、内容は意外と淡々としてテンション低めです。
フレンチブルドッグは確かに愛嬌ある顔立ちでかわいいんですが、低いオッサン声だし、愛想ないし。
特に動物好きでない方でも入りやすいと思いますよ〜。
私はペスがボソッとしゃべる度に、笑わせてもらいました〜。
主役の山本浩司さんもやっぱりいい味だしてます。でも今回はペスに持っていかれてるかも・・・。
ペスが寝言で“おとうちゃん・・・”って言う所が好きです。
かわいい奴！と思って。

とにかくフレンチブルのペスがかわいい。おっさん声の関西弁でブツブツ話す姿はいつまでも飽きません。ちなみにペスの声は遠藤賢一です。主人公の山本浩司という役者は、まだまだマイナーな役者さんですが、こういう役をやらせたら天下一品。自分の中では要注目の役者さんです。。。

犬が喋るという以外は、何と言う事も無いストーリーですが、それが逆に現実的で面白い。ゲラゲラ笑う場面も無いですが、クスッとさせられる場面が多く、そこらへんは横井監督らしいです。。。

鼻の利く平凡な男が、一匹の犬を預かった事でドタバタする数日間。なんとも羨ましくも感じます。すごく余韻の残るエンディングも◎。ボウリンガルもこのぐらい進化してくれればいいのにね。。。