ブレイキング・ニュース

おやおや　よふかしさんいれこんでますね　一緒に観てた若い映画友達は「彼にしては上の下くらいですか」と言ってました　わしとしては三池崇や石井輝男のように　傑作でなくていいので一年に４本くらいのペースでかっこいいアクション映画見せてもらいたいですね　って次が続々待機でおどろくなあ

この作品は夜のアクション映画で魅せる　ジョニー・トーが真昼のメディアを巻き込んでの波乱のドラマに転換して新境地です　どうも相方が離れたようで　そんなのも一因なのでしょう
「最高のショーを見せるのよ」とくる高飛車女ケリー・チャンいいですね　わし好み　その他リッチー・レンなど初顔合わせな連中がいい味出してます

冒頭の長回しは　スローモションや早いカットバックを使わず　ゆっくりした銃撃戦の快楽を提供しているのです　キャメラが移動する中で　車のフロントガラスがくだけちり　車体やドラムカンに夢の銃弾（実弾じゃないもん）がガツンガツンと穿たれる　正しく「ガントレット」の興奮ですね　人に弾がなかなか当たらないのは不自然だなどとやぼは言っちゃだめよ　まあ一本くらいはハリウッドでジョニーこんなのやってくんないかな

『ＰＴＵ』と『デッドポイント』の延長線に、とんでもない傑作が登場しました。
　ただただ面白く、激しいアクションと緻密な構成にあれよあれよの９０分。演出にかなり抑制が効いているので、日本人好みなのかもしれませんが、こりゃジョニー・トーの現時点での集大成と言えるんではないでしょうか。過去のいろんな作品のエッセンスが生きているような気がします。
　もちろん長回しや分割画面もよいですが、男二人の料理の場面がとても気に入りました。
　とにかく予備知識なく（できれば劇場で）観てほしい９５点。
　

オタエドンさんのレビューを読んで、即リストから削除しようとしたのですが、たまたまwaitしていたものと一緒に発送確定になった後でした。
でも、よふかしさんの絶賛もあることだしと、気を取り直してみると！これがけっこう楽しめてしまいました。

たしかに冒頭の銃撃戦は「そこまでやる？？」とうんざりしたけど、「男の手料理」あたりからがぜんおもしろくなりました。
ケリー・チャンは眉がこんなに太かった？なんか全然かわいくないんだけど、この高飛車な女（ラヴァースさんのお好みの）と比べると、料理なんか作っちゃう犯人の方が、すごくいいやつに思えてきて・・・。
対抗して警察が用意した「最高級の弁当」もあんまりおいしそうにみえなかったなあ。

「ＰＴＵ」は未見なので、トライしてみようかなと思える１本でした。

私には。『PTU』が結構見せてもらえたので、チョビット期待したんだけれど・・・・何せ、出だしの銃撃戦からうんざりしてしまった。続くは車の中からの映像で完全に車酔い状態。お次は、狭い建物の中の廊下で気分げんなり。最後は一体どうなったのかな？？ケリー・チャン目当てで見たけど、味気なかったな〜・・・公開時の皆さんの満足度やいかに？？？後半、まともに見ないで即返却。ラストは面白くなったのでしょうか？全く参考にならないレビューでした。深謝、深謝。

前半は意外と平凡。警察がイメージアップのため人質事件を過剰に演出してＴＶ中継させるというアイデアも、ネット対策など細かいところに気が配れてないのでリアリティーが不足だし、関係ないけど凄腕のケリー・チャンがなぜか美人に見えないし。でも、ある場面から私は急にのめり込みました。それは…

人質犯たちがなんと手料理を始めるんですよ。それもきちんとエプロンまでして…（もちろんコメディーではありません）そして
丁寧に下ごしらえをしながら、ポツリポツリと自分たちの仕事を
語り合うんですなあ。いやあ、ここで一気にこの男たちに感情移入してしまいましたよ。

壮絶な銃撃戦の最中、刑事と犯人たちが「警察官にしてはいい根性だ」「そっちこそ警察官になるべきだったな」なんてクサイ台詞を言い合う場面はハリウッドや韓国映画にはない香港映画の独壇場。そう、この作品、斬新さを装って実はかなりジョン・ウー時代へのオマージュが盛り込まれてます。

監督は「ザ・ミッション」のジョニー・トー…　ね？ちょっと見たくなったでしょ？