オーメン６６６

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2006年6月6日だから作った作品。因みに火曜日の興行成績を塗り替えたと喜んでるそうだが、企画の段階からして情けない。20世紀FOXは安易に続編を作り過ぎると言われるが、本作もご同様。前作は「グレゴリー・ペックとリー・レミックが恐怖映画に主演」と言うだけで話題なり、作品も格調高い内容で同じオカルト作品のエクソシストと並ぶ名作だ。内容については余りにも有名なので割愛するが、本作は前作を綺麗に踏襲している。むしろ話の展開は前作よりも無駄が無く良い位だ。ダミアン役のSeamus D-Fitzpatrickも前作の子役より存在感が有って良い。父親役のLiev Schreiberは好きな役者だが此方はまあまあ、Julia Stilesが浮いてるかなと思うが、Mia Farrowが中々の好演。では面白いか、と言われれば「つまらない」の一言、なぜか？それは前作と余りにも同じ過ぎるからだ。視覚効果が劇的に進歩してる事を考えると惨殺シーンで、もう少し新鮮味を出しても良かったと思う。話の展開は踏襲しても、この点で盛り上がれば違う作品に成れただけに残念だ。「作る意義が有ったのか」と言うのが率直な感想で、時代がオカルトに合わない事も一因かもしれない。こう言った安直な企画なら、666の記念日にオリジナルをリマスターして昔の作品を公開した方が儲かった、かもしれない。

良いのはJerry Goldsmith作曲のテーマが聞けた事、これだけ。

　最近の傾向として、オリジナルにかなり忠実なリメイクが多い。オリジナリティ無くして何のためのリメイクかと思ってしまう。この作品も大筋ではかなりオリジナルに近いリメイク作品になっています。
　オリジナルを抜きにしてこの作品単体で見た場合には、まあ悪くない出来だとは思います。オリジナルよりも卒が無いというか、流れ自体もスムーズです。まあ逆に言えば優等生過ぎてインパクトが無いとも言えますが。

　オリジナルを見た人がまたあえてこの作品を観るという価値はほとんど見出せません。オリジナルを知らずこの作品だけを楽しむ分にはまずまずのオカルトホラーといえるのではないでしょうか。

私にとって、ですが、
重要なシーンはかなりオリジナルに忠実だと思います。

冒頭の９・１１テロ、ＰＣとＴＶゲーム、あとデジカメなどが出てくるので
現代に置き換えられてるってことがわかります。
それらがなかったらわからないくらいです。

ヘンに変えられても、きっと不満だったと思うので
忠実なのはよかったですけど、
ここまで忠実にするのなら、リメイクする必要がどこにあったんだろうと
考えてしまいました。

映像はキレイで観やすいけど、
この作品の場合、古さも雰囲気の一部に今はなってると思うので、
（公開後最初のＴＶ放映で観た時もコワかったのですが）
キレイになったことで、
雰囲気がどことなく損なわれてしまっているような気がします。

そして、そのラストワンショットを観たいがために
ここまで観たのだと言っても過言ではないそのシーン。
うーんんん。
何かが違う。
何が違うのか説明できないけど、
でも
違う。
悪くはないけど
オリジナルのこのシーンをとっても気に入ってる私にとっては
かなり劣る気がしてしまいました。

オリジナルと較べずに
おもしろかったかと問われれば、素直におもしろかったとは言えます。

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オープニングで語られるヨハネの目録の中で、21世紀の大惨事で黒煙を上げるツインタワーの映像が流れた。1970年代制作の筈なのにとＤＶＤ情報を見てみたら、リメイクでした。
映像が美しく細部まで丁寧なつくりそして効果音がとても良いタイミングで流れるので惹きつけられました。前に観たダミアンの印象が強いので今回の子役はイマイチでしたが、ミア・ファロー演じる乳母のベイロックには恐怖を感じました。オリジナルではダミアンの母親役だったそうです。
ストーリーが展開していくなかで、トムがダミアンを産んだ母のお墓を開けるシーンには驚きました。母は○○だったのですね。
新聞記者の身に起きたあの一瞬の残酷シーンはショックでした。まさかと目を疑いました。ケイトが突き落とされたシーンで、ニヤッと笑うダミアンはやはり悪魔に見えた。トムが最後に行き着いた苦渋の決断は悲しい結果になってしまいました。
ラストでのダミアンの勝ち誇ったような微笑みに、当時は続編に期待された方も多かったことでしょう。その後、やはり何本か制作されています。私も機会があったらまた観たいと思いました。
悪魔の肉体に刻印された数字”666”を持つダミアン。永遠に不滅の名作ホラーです。。。

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たまたま録画していたので見ましたが、
こちらリメイクだったようで・・・。
オリジナルは未見ですが、
古い映画になじみの無い私にとってはちょうど良かったかも（笑

「子供が怖い」たぐいの映画、けっこう面白いのが多い気がしますが、
本作もやはり面白かったです。

ただ、悪魔の子って判明してしまうと、
この子は悪い子じゃない、
もしかしたら、良い子になるのかも？
という一筋の希望も消え、
もう、「子供（人間）」に見えなくなってしまい
一気に「やっちまえ！」っていう気持ちになってしまいました（汗
そういう意味で一歩引いた視点で観ちゃいました。
（悪魔ではない「エスター」や「危険な遊び」はけっこう食いつき気味に観たけれど）

不気味な容姿の神父の死に様、
カメラマンの死に様が
なんか、「ファイナルデスティネーション」のようで
悪魔の仕業と言うよりも、
「頭上注意」してれば避けられた？
とか思ってしまう私は本作鑑賞失格かもしれません（爆

救いの無い話で、悪魔はしぶとく残る、という
イヤーな結末ですが、
フツーに楽しめました♪

ジュリアスタイルズがこういう映画に出てたとは意外でした・・・・。

オリジナルは機会があったら観ようかなー。