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「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が、“讃岐うどん”をめぐって繰り広げられる様々な人生模様を描いたハートフル・ムービー。主演は「交渉人 真下正義」のユースケ・サンタマリア。讃岐うどんの本場、香川県でうどん職人の息子として生まれた松井香助は、ビッグになると言って家を飛び出しニューヨークへと渡った。しかし、夢半ばで挫折し、借金を背負って帰郷することに。そして、親友の紹介で地元のタウン誌で働き始めた香助。そこで彼は、編集部員の宮川恭子と2人でうどんをテーマにしたコラムを開始、日本中にうどんブームを巻き起こすのだったが…。
「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が、“讃岐うどん”をめぐって繰り広げられる様々な人生模様を描いたハートフル・ムービー。主演は「交渉人 真下正義」のユースケ・サンタマリア。讃岐うどんの本場、香川県でうどん職人の息子として生まれた松井香助は、ビッグになると言って家を飛び出しニューヨークへと渡った。しかし、夢半ばで挫折し、借金を背負って帰郷することに。そして、親友の紹介で地元のタウン誌で働き始めた香助。そこで彼は、編集部員の宮川恭子と2人でうどんをテーマにしたコラムを開始、日本中にうどんブームを巻き起こすのだったが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
134分 | 日本語音声 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBC71094 | 2007年03月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
19枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
134分
字幕:
日本語音声
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
PCBC71094
レンタル開始日:
2007年03月07日
在庫枚数
19枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
134分 | 日本語音声 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBC71094 | 2007年03月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
19枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
134分
字幕:
日本語音声
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
PCBC71094
レンタル開始日:
2007年03月07日
在庫枚数
19枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
約35,500
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
たしかにうどんを食べたくはなるものの、「たんぽぽ」を観て、猛烈にラーメンが食べたくなった衝動には及びません。
映画としての作り方が中途半端で、途中で挿入されるMUSICクリップの様な映像も「嫌われ松子の一生」ほどの斬新さも見えません。
悪くはないのに、そんな風に思えてしまうのは、まずこの内容にしては長すぎること。2時間OVERは必要ないでしょう。もう少し余分な贅肉を削れば1時間30〜40分で、もっと深みのある映画に仕上げることができたはずだと思います。
讃岐うどんを題材にしているのに、なにかコシがないという印象です。画面に出されるさまざまなうどんの中で、なによりも素うどんが美味しそうに見えて、具が沢山のっているものは食べたいと思えないのですが、この作品自体がコシのないうどんに山盛りのトッピングで誤魔化しているという感じを受けてしまうのです。これをカンヌに持っていっちゃぁいかんでしょう。
ユースケ・サンタマリアは想像通り。彼は彼以上でも彼以下でもない等身大の人物しか演じることはできないのでしょうね。それがはまったときは良いのですが、そうでないケースが多くて・・・。
香川県を舞台にしているのに、そしてそこのソウルフードを題材にしているのに香川の薫りが感じられません。空撮等を使っていてもフジテレビのドラマですね。香川出身の南ちゃんや松本明子は当然として、鈴木京香も方言に対して真剣に取り組んでいるなと思えるのに、ユースケは何の工夫もないです。オヤジと口論するところで、香川弁(?ていうのがあるのかな)でまくし立てたりすれば臨場感も違ってきたと思うのです。
香助がうどんを打ち始めた後、他のうどん屋を廻って、オヤジのうどんを模索する辺りでは、ユースケも小西真奈美も素にもどって、(うどん屋の親父達は、本物のうどんやさんで演技は素人なんでしょうが)ドキュメント・レポーター然としていますし・・・。
途中、ちょっと睡魔に負けて、戻しながら観たりしたので、3時間近くかかってしまいました。見終わった後には
「ああ、うどん食いてぇな」
という思いと、せっかく面白い題材なのに調理法を間違ってしまって惜しいなという思い、それと疲労感が残りました。
greatful-daysさんがおっしゃるように、映画館で1800円出して観るのなら、100円の讃岐うどんを18杯食べた方が、有意義なお金の使い方だと思います。レンタルDVDで良かった・・・。
レビューを書くにあたって、他のレビュアーさんのレビューも一通り見ます(全部、細かくは読みませんが)が、
「ああ、この人の意見には共感できる」
「なるほど、そういう面もあったか」
と感じるのに、そのレビュアーさんの累計順位とか、100位以内であるとかいうことは、何の参考にもなりません。レビュー上位者のレビューを参考にしたいので有れば、レビュー広場のトップを見れば上位の方のハンドルはすぐわかりますから・・・。
何の為に、リニューアルしたんですか・・・?
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
讃岐うどんブームのころ、またはその後、下調べをして香川にうどん巡礼に出かけた方にはおなじみの『麺通団』のお話です。かなり事実にもとづいています。
香川というのは、今でも恐ろしいほどのうどん王国です。工場・ビニールハウス、一般家庭までが一杯100円・200円で立ち食いうどんを売っているような世界です。香川を旅すると食費に困らず、舌はつねに満足、胃袋は絶えずオーバーワークです。
そんな笑顔をもたらす香川を、麺通団の面々の愛情あふれる視線を通して見つめるのは、なかなか幸せな体験です。午前に見ると、後半はお腹が鳴ってお腹が鳴って...。
実際にあったお話だけあって、ほのぼのしたストーリーの流れにも納得がいきます。ユースケさんの芸風はお調子者の団員のイメージによくはまっていますし、小西真奈美さんもやっぱりはまり役だと思います。小西さんには、華はあるが少し演技力が足りない印象があるのですが、「UDON」では右手と右足を同時に出してしまいそうなギクシャクした感じが人間関係作りのへたな若い子の雰囲気を醸し出していて、ああ、こんな後輩いたなあ...とますますやさしく眺めてしまいます。また、ウルフルズのトータス松本さんのサラリーマンっぷりには、やられました。やりたい仕事よりやるべき仕事を選び、後輩に思いを寄せながらその娘の視線の先を見てそっとあきらめる。作品が帯びる軽めの風合いのなかで、ベテランの域にさしかかった大人の苦しさ・生き様を、じっくり演じていたと思います。全体にお祭りの雰囲気があるこの映画で、熱く歌った持ち歌もイメージにぴったりです。
これは最初から最後まで、素朴でおいしい映画です。
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しっかりと腰のある手打ち麺と、化学調味料に頼らない上品なつゆを期待して専門店(映画館)に入ったら、出てきたのはインスタント麺と化学調味料たっぷりの「うどんのようなもの」(「映画のようなもの」)でした。
映画だと思ったらテレビだったので、そのように思った次第。
冒頭からつまらんギャグやあり得ない展開に脱力感が漂います。男女が森でクマに襲われて出合う、とか。思いついても「つまらないからよそう」と普通は思いますけどね。どんな映画でも早送りはしないのが私の方針なのですが、その方針に背いて早送りしそうになりました。
それでも我慢して早送りはせずに見ていると良いこともあるもんで、死んだジジイ(主人公の父親)が学校に現れるところはちょっと泣けました。
でも泣けたからって良かったかというと、そうでもなく、その「場面」だけに泣けたのであって、全体としてつまらなかったのは否定できません。
うどんはうまそうでした。それと、実際の香川の有名店が次々と出てきたのは楽しかったです。「ああ、あそこも出てる」とか、そんな「アド街ック天国」を見てるような感覚。どんどんドラマはどーでも良くなってきます。
うどん「の・ようなもの」ですが、森田芳光の名作「の・ようなもの」に比べるまでもない作品でありました。それでもB級グルメのうどんにふさわしく、B級ムービーの味わいがあれば良かったんでしょうけど、つまらないながらちゃんと撮ってあるのがまたよけいにつまらないです。
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フジテレビ製作、しかも宣伝の割には人が入らなかったなど、ネガティブな印象が強く見始めたのですが、これが思ったよりも真摯な作りで期待以上。やっぱり映画って前評判と関係なく見るべきなんだなあ。
物語は前半と後半に分かれていると感じた方もいたようですが、私はそうは思わなかったです。むしろ、この物語は「讃岐うどん」そのものが主役だと考えると、実に一貫したストーリーとして捉えることができます。香助たちの活動によってブームになってしまったうどんは、地元の人の手から離れて流行の産物となってしまいます。しかし、ブームはやがて過ぎ去りうどんは落ちぶれる。そして、香助が次にしたことは何かと言えば、うどんを再び地元の人の手に返すということです。
物語上ある事がきっかけにはなっていますが、自分で麺を打ったのは、流行の産物に仕立ててしまった責任を取り、けじめをつけるためとも考えられます。そして、香助が店を継ぐのか、と思わせておいて、そうしないのも粋な展開です。だって「うどんを地元の人に返さないと」意味がないわけですから。そして、続くオチも蛇足なんかではない。つまり、香助はかの地でもうどんの伝道師を続けているというわけです。
結局、物語を動かすのは香助ですが、地域に根付くソウルフードは、なぜソウルフード足りうるのか、というお話。地元の小中学生が、早く松井のうどんが食べたいと書き込むシーンなど実に心温まるエピソードに感じられましたし、地元住民の松本明子が行列の人々が落としていった空き缶を拾う後ろ姿も良かった。作り手がどれほど「うどん」をよく知り、愛しているかが伝わってきました。
麺通団のいきさつも、私は同業者なので思うことがいろいろ。やっぱり、自分の足を使って、自分で食べて、自分で感じたことを記事にすることって大切!こんなにちゃんと取材して回る編集部って、そうそうないもんです、ここだけの話(笑)。なぜ、うどんがブームになったか。それは麺通団がうどんに感動したから。そこんところも数々のうどんビジュアルを通じて共有できました。これはもしかしたら「踊る大捜査線シリーズの本広克行監督が」という触れ込みで見る人がターゲットじゃないかも知れない。いやはや映画の宣伝の仕方って難しい。
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ユーザーレビュー:219件
投稿日
2007/06/20
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
たしかにうどんを食べたくはなるものの、「たんぽぽ」を観て、猛烈にラーメンが食べたくなった衝動には及びません。
映画としての作り方が中途半端で、途中で挿入されるMUSICクリップの様な映像も「嫌われ松子の一生」ほどの斬新さも見えません。
悪くはないのに、そんな風に思えてしまうのは、まずこの内容にしては長すぎること。2時間OVERは必要ないでしょう。もう少し余分な贅肉を削れば1時間30〜40分で、もっと深みのある映画に仕上げることができたはずだと思います。
讃岐うどんを題材にしているのに、なにかコシがないという印象です。画面に出されるさまざまなうどんの中で、なによりも素うどんが美味しそうに見えて、具が沢山のっているものは食べたいと思えないのですが、この作品自体がコシのないうどんに山盛りのトッピングで誤魔化しているという感じを受けてしまうのです。これをカンヌに持っていっちゃぁいかんでしょう。
ユースケ・サンタマリアは想像通り。彼は彼以上でも彼以下でもない等身大の人物しか演じることはできないのでしょうね。それがはまったときは良いのですが、そうでないケースが多くて・・・。
香川県を舞台にしているのに、そしてそこのソウルフードを題材にしているのに香川の薫りが感じられません。空撮等を使っていてもフジテレビのドラマですね。香川出身の南ちゃんや松本明子は当然として、鈴木京香も方言に対して真剣に取り組んでいるなと思えるのに、ユースケは何の工夫もないです。オヤジと口論するところで、香川弁(?ていうのがあるのかな)でまくし立てたりすれば臨場感も違ってきたと思うのです。
香助がうどんを打ち始めた後、他のうどん屋を廻って、オヤジのうどんを模索する辺りでは、ユースケも小西真奈美も素にもどって、(うどん屋の親父達は、本物のうどんやさんで演技は素人なんでしょうが)ドキュメント・レポーター然としていますし・・・。
途中、ちょっと睡魔に負けて、戻しながら観たりしたので、3時間近くかかってしまいました。見終わった後には
「ああ、うどん食いてぇな」
という思いと、せっかく面白い題材なのに調理法を間違ってしまって惜しいなという思い、それと疲労感が残りました。
greatful-daysさんがおっしゃるように、映画館で1800円出して観るのなら、100円の讃岐うどんを18杯食べた方が、有意義なお金の使い方だと思います。レンタルDVDで良かった・・・。
レビューを書くにあたって、他のレビュアーさんのレビューも一通り見ます(全部、細かくは読みませんが)が、
「ああ、この人の意見には共感できる」
「なるほど、そういう面もあったか」
と感じるのに、そのレビュアーさんの累計順位とか、100位以内であるとかいうことは、何の参考にもなりません。レビュー上位者のレビューを参考にしたいので有れば、レビュー広場のトップを見れば上位の方のハンドルはすぐわかりますから・・・。
何の為に、リニューアルしたんですか・・・?
投稿日
2007/02/17
レビュアー
干し草※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
讃岐うどんブームのころ、またはその後、下調べをして香川にうどん巡礼に出かけた方にはおなじみの『麺通団』のお話です。かなり事実にもとづいています。
香川というのは、今でも恐ろしいほどのうどん王国です。工場・ビニールハウス、一般家庭までが一杯100円・200円で立ち食いうどんを売っているような世界です。香川を旅すると食費に困らず、舌はつねに満足、胃袋は絶えずオーバーワークです。
そんな笑顔をもたらす香川を、麺通団の面々の愛情あふれる視線を通して見つめるのは、なかなか幸せな体験です。午前に見ると、後半はお腹が鳴ってお腹が鳴って...。
実際にあったお話だけあって、ほのぼのしたストーリーの流れにも納得がいきます。ユースケさんの芸風はお調子者の団員のイメージによくはまっていますし、小西真奈美さんもやっぱりはまり役だと思います。小西さんには、華はあるが少し演技力が足りない印象があるのですが、「UDON」では右手と右足を同時に出してしまいそうなギクシャクした感じが人間関係作りのへたな若い子の雰囲気を醸し出していて、ああ、こんな後輩いたなあ...とますますやさしく眺めてしまいます。また、ウルフルズのトータス松本さんのサラリーマンっぷりには、やられました。やりたい仕事よりやるべき仕事を選び、後輩に思いを寄せながらその娘の視線の先を見てそっとあきらめる。作品が帯びる軽めの風合いのなかで、ベテランの域にさしかかった大人の苦しさ・生き様を、じっくり演じていたと思います。全体にお祭りの雰囲気があるこの映画で、熱く歌った持ち歌もイメージにぴったりです。
これは最初から最後まで、素朴でおいしい映画です。
投稿日
2007/08/20
レビュアー
勝王※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
しっかりと腰のある手打ち麺と、化学調味料に頼らない上品なつゆを期待して専門店(映画館)に入ったら、出てきたのはインスタント麺と化学調味料たっぷりの「うどんのようなもの」(「映画のようなもの」)でした。
映画だと思ったらテレビだったので、そのように思った次第。
冒頭からつまらんギャグやあり得ない展開に脱力感が漂います。男女が森でクマに襲われて出合う、とか。思いついても「つまらないからよそう」と普通は思いますけどね。どんな映画でも早送りはしないのが私の方針なのですが、その方針に背いて早送りしそうになりました。
それでも我慢して早送りはせずに見ていると良いこともあるもんで、死んだジジイ(主人公の父親)が学校に現れるところはちょっと泣けました。
でも泣けたからって良かったかというと、そうでもなく、その「場面」だけに泣けたのであって、全体としてつまらなかったのは否定できません。
うどんはうまそうでした。それと、実際の香川の有名店が次々と出てきたのは楽しかったです。「ああ、あそこも出てる」とか、そんな「アド街ック天国」を見てるような感覚。どんどんドラマはどーでも良くなってきます。
うどん「の・ようなもの」ですが、森田芳光の名作「の・ようなもの」に比べるまでもない作品でありました。それでもB級グルメのうどんにふさわしく、B級ムービーの味わいがあれば良かったんでしょうけど、つまらないながらちゃんと撮ってあるのがまたよけいにつまらないです。
投稿日
2007/06/05
レビュアー
ガラリーナ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
フジテレビ製作、しかも宣伝の割には人が入らなかったなど、ネガティブな印象が強く見始めたのですが、これが思ったよりも真摯な作りで期待以上。やっぱり映画って前評判と関係なく見るべきなんだなあ。
物語は前半と後半に分かれていると感じた方もいたようですが、私はそうは思わなかったです。むしろ、この物語は「讃岐うどん」そのものが主役だと考えると、実に一貫したストーリーとして捉えることができます。香助たちの活動によってブームになってしまったうどんは、地元の人の手から離れて流行の産物となってしまいます。しかし、ブームはやがて過ぎ去りうどんは落ちぶれる。そして、香助が次にしたことは何かと言えば、うどんを再び地元の人の手に返すということです。
物語上ある事がきっかけにはなっていますが、自分で麺を打ったのは、流行の産物に仕立ててしまった責任を取り、けじめをつけるためとも考えられます。そして、香助が店を継ぐのか、と思わせておいて、そうしないのも粋な展開です。だって「うどんを地元の人に返さないと」意味がないわけですから。そして、続くオチも蛇足なんかではない。つまり、香助はかの地でもうどんの伝道師を続けているというわけです。
結局、物語を動かすのは香助ですが、地域に根付くソウルフードは、なぜソウルフード足りうるのか、というお話。地元の小中学生が、早く松井のうどんが食べたいと書き込むシーンなど実に心温まるエピソードに感じられましたし、地元住民の松本明子が行列の人々が落としていった空き缶を拾う後ろ姿も良かった。作り手がどれほど「うどん」をよく知り、愛しているかが伝わってきました。
麺通団のいきさつも、私は同業者なので思うことがいろいろ。やっぱり、自分の足を使って、自分で食べて、自分で感じたことを記事にすることって大切!こんなにちゃんと取材して回る編集部って、そうそうないもんです、ここだけの話(笑)。なぜ、うどんがブームになったか。それは麺通団がうどんに感動したから。そこんところも数々のうどんビジュアルを通じて共有できました。これはもしかしたら「踊る大捜査線シリーズの本広克行監督が」という触れ込みで見る人がターゲットじゃないかも知れない。いやはや映画の宣伝の仕方って難しい。
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