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戦う翼 / スティーブ・マックィーン

戦う翼 /ジョン・V・ファロー

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

蛮勇を誇る機長と、平和を望む副操縦士が、一つの爆撃機に乗り込んでいた。副操縦士の恋人に機長が手を出したことから、二人は反目するようになる。やがてある日、爆撃機は損傷を受け、乗員が危機にさらされるが……。歪んだ性格の機長をS・マックィーンが演じるアクション。

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「戦う翼」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

蛮勇を誇る機長と、平和を望む副操縦士が、一つの爆撃機に乗り込んでいた。副操縦士の恋人に機長が手を出したことから、二人は反目するようになる。やがてある日、爆撃機は損傷を受け、乗員が危機にさらされるが……。歪んだ性格の機長をS・マックィーンが演じるアクション。

「戦う翼」 の作品情報

作品情報

製作年:

1962年

製作国:

イギリス

原題:

THE WAR LOVER

「戦う翼」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

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国内・海外ドラマ

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タイトル以上

アニメ

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R-18

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CD

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1〜 5件 / 全13件

孤高の反逆児マックィーン

投稿日:2019/10/07 レビュアー:趣味は洋画

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

★★★★ B−17爆撃機がとてもリアル ネタバレ

投稿日:2010/05/22 レビュアー:カポーン

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 1962年イギリス製作の米空軍のドイツ爆撃を描いた映画。主人公の第8航空軍パイロット(大尉)役にスティーブ・マックィーン、中尉役にロバート・ワグナー。1943年、B−17フライングフォートレスでドイツ爆撃に向かうクルーの話で、ストーリーは大きく2つの場面に分かれる。ひとつは、戦闘シーンで本物?のB−17の離着陸や爆撃シーンがとてもリアル。特に、離陸シーンは機内からの映像を用いておりとても臨場感があり、自分が浮いていく感じもする。また、爆撃シーンも実写?を利用しているのかとても迫力がある。低空のアクロバット飛行シーンはすごい。敵戦闘機のシーンも実写っぽいのだが、遠景で何を撮影したものか判断付かない。
 もうひとつの場面は大尉と中尉が一人のイギリス人女性に惹かれていく、いわゆるラブシーンだが、大尉は豪快で戦闘にのめり込んでいくタイプ、中尉は戦争を嫌い一時の愛にすがっていくタイプという相反する二人の性格が、女性とのつきあい方や戦い方に影響していくというヒューマニズム的な要素である。
 はっきり言って、戦争映画での女性とのからみ(ラブシーン)は映画の迫力や深みを削いでしまう難点と思っているのだが、この映画の場合は迫力ある戦闘シーンとラブシーンが互いに補完する役割を得ており全体に見事にマッチしている。
 ラストのシーンはどう評価すべきかわからないが、少なくとも戦争映画の域を脱したヒューマンドラマとしてのエンドと見受けられる。
 ちなみに、米軍の爆撃クルーは25回の出撃を終えると本国に帰ることができる。しかし、ドイツ上空まで護衛できる戦闘機がなく、爆撃機は撃墜されることも多く、そのほとんどはその前に戦死をしてしまうのだ。1943年8,10月に行われたドイツシュバインフルト爆撃では666機のうち120機が失われているのだ。こののちにP−51戦闘機が就役してからは全行程護衛できるようになるのだが。
 最後に、ついでだが、イギリス女はなんでこんなに尻が軽いのだろうかと言う素朴な疑問を感じるのだった。名前も知らないうちに部屋に連れ込むなよな。。。

 B-17の米第8航空軍を扱った映画では「頭上の敵機」「メンフィス・ベル」があるけれど、焼き直しというものではなく、いずれも内容が異なっており出来がいい。どれもお勧めできます。

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マックイーンとワグナー、対照的な二人の姿

投稿日:2019/08/25 レビュアー:かつ

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マックイーンはやっぱりいい!

投稿日:2005/07/02 レビュアー:淀川さんのファン

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任務に忠実である虚しさを感じた。 ネタバレ

投稿日:2019/09/16 レビュアー:snap

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

自分は子供の頃からマックイーンが大好きである。
そのマックイーンの空軍兵の軍服姿は非常に凛々しく似合っていると感じた。
思えば“大脱走”でも収容所の捕虜は英軍兵士が多かったがマックイーンは米空軍の航空兵の設定であり同じフライトジャケットを着ていたのを思い出す。

B17G爆撃機が多数登場し超低空飛行や胴体着陸を敢行してとてもリアルで迫力ある場面が多かった。
ドイツ空軍機が迎撃してくる空戦シーンもリアルなものだった。
防御銃座が破壊されたり、射撃手が戦死している場合は迎撃戦闘機に同速同航で背後につかれ旅客機同然の無防備な状態でやりたい放題の攻撃を受けてしまう。
ドイツ軍機から撮影された見た事のある実写映像が挿入されていたのがそれだった。
そうでない場合は戦闘機は爆撃機に対して狙いを定ませない機動を取る、即ち爆撃機の進路に対して横移動で襲ってくるから一瞬しか姿を晒さずに命中させるのは困難になる。
下部銃座の射撃手が被弾して機体の中に収容されるもあっけなく戦死してしまうシーンが印象的だった。

原題の“THE WAR LOVER”の意味は何だろうか。
戦争を愛好者では短絡すぎる気がする。
任務に忠実な、とか熱心であると言う意味なのだろうか。
目標地点が曇っていて爆撃が困難でも目的をやり遂げる。
爆撃でな直接的な戦果の上がらないビラを撒くと言う任務に不満を抱きもする。
最後に崖に激突して死んだことは、機体を帰還させると言う任務に忠実だったからだろうか、それとも部下の恋人を奪い損ねた失恋からの自暴自棄だったか。
その崖とは“都会のアリス”のレビューにも記したが崖を見るために旅をした事のあるドーバー海峡のセンブンシスターズ、白亜の絶壁だった。


( 11件のレビュー閲覧後の感想 )

レビュータイトルRT 《B−17爆撃機がとてもリアル》
>この映画の場合は迫力ある戦闘シーンとラブシーンが互いに補完する役割を得ており全体に見事にマッチしている。・・中略・・少なくとも戦争映画の域を脱したヒューマンドラマとしてのエンドと見受けられる。


RT 《ドーバーの崖》
> 制作年からすると戦後まだ20年経ってはいないとはいえ、あれだけ多数のB17を集めたのも凄けりゃ、その細部をカメラが見せてくれるのも凄い。
− 胴体着陸で一機おシャカは確かに贅沢。
>、マックィーンがドン・シーゲルの『突撃隊』においても戦争に魅入られたようなキャラクターを演じていた。
− 自分もこの作品を見た事があり連想した。内容は忘れていてマックイーンが敵のトーチカに爆薬ごと突っ込シーンだけを覚えている。
『突撃隊』について言及するレビューが他にも複数あった。
この方はモデラーらしく知識豊富で爆撃機の描写の細部に言及するレビューだった。
自分は過去バーチャルパイロットでありWW2の軍用機に特化した季刊的なモデラーでもあったので共感する。

RT 《戦争依存症がヒーローの異色作》
>異色の映画だけど観客の共感をえられるかどうか危うい。私はどうしてもこの主人公を好きになれない。

この映画のラストで感じたのは何やら浮いたような奇妙な感覚だった。
任務遂行に熱心な方は生きるチャンスを捨ててまで機体の帰還に命を懸けて死に、片や生き残った方は恋愛を成就させ人生は続いていく。
この映画のためにB17を一機潰しているくらいなのに、自分の命を懸けてまで機体の帰還に執着するマックイーンが演じたような兵士の存在を重ね合わせると虚しいものを感じる

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ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:13件

孤高の反逆児マックィーン

投稿日

2019/10/07

レビュアー

趣味は洋画

★★★★ B−17爆撃機がとてもリアル

投稿日

2010/05/22

レビュアー

カポーン

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 1962年イギリス製作の米空軍のドイツ爆撃を描いた映画。主人公の第8航空軍パイロット(大尉)役にスティーブ・マックィーン、中尉役にロバート・ワグナー。1943年、B−17フライングフォートレスでドイツ爆撃に向かうクルーの話で、ストーリーは大きく2つの場面に分かれる。ひとつは、戦闘シーンで本物?のB−17の離着陸や爆撃シーンがとてもリアル。特に、離陸シーンは機内からの映像を用いておりとても臨場感があり、自分が浮いていく感じもする。また、爆撃シーンも実写?を利用しているのかとても迫力がある。低空のアクロバット飛行シーンはすごい。敵戦闘機のシーンも実写っぽいのだが、遠景で何を撮影したものか判断付かない。
 もうひとつの場面は大尉と中尉が一人のイギリス人女性に惹かれていく、いわゆるラブシーンだが、大尉は豪快で戦闘にのめり込んでいくタイプ、中尉は戦争を嫌い一時の愛にすがっていくタイプという相反する二人の性格が、女性とのつきあい方や戦い方に影響していくというヒューマニズム的な要素である。
 はっきり言って、戦争映画での女性とのからみ(ラブシーン)は映画の迫力や深みを削いでしまう難点と思っているのだが、この映画の場合は迫力ある戦闘シーンとラブシーンが互いに補完する役割を得ており全体に見事にマッチしている。
 ラストのシーンはどう評価すべきかわからないが、少なくとも戦争映画の域を脱したヒューマンドラマとしてのエンドと見受けられる。
 ちなみに、米軍の爆撃クルーは25回の出撃を終えると本国に帰ることができる。しかし、ドイツ上空まで護衛できる戦闘機がなく、爆撃機は撃墜されることも多く、そのほとんどはその前に戦死をしてしまうのだ。1943年8,10月に行われたドイツシュバインフルト爆撃では666機のうち120機が失われているのだ。こののちにP−51戦闘機が就役してからは全行程護衛できるようになるのだが。
 最後に、ついでだが、イギリス女はなんでこんなに尻が軽いのだろうかと言う素朴な疑問を感じるのだった。名前も知らないうちに部屋に連れ込むなよな。。。

 B-17の米第8航空軍を扱った映画では「頭上の敵機」「メンフィス・ベル」があるけれど、焼き直しというものではなく、いずれも内容が異なっており出来がいい。どれもお勧めできます。

マックイーンとワグナー、対照的な二人の姿

投稿日

2019/08/25

レビュアー

かつ

マックイーンはやっぱりいい!

投稿日

2005/07/02

レビュアー

淀川さんのファン

任務に忠実である虚しさを感じた。

投稿日

2019/09/16

レビュアー

snap

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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自分は子供の頃からマックイーンが大好きである。
そのマックイーンの空軍兵の軍服姿は非常に凛々しく似合っていると感じた。
思えば“大脱走”でも収容所の捕虜は英軍兵士が多かったがマックイーンは米空軍の航空兵の設定であり同じフライトジャケットを着ていたのを思い出す。

B17G爆撃機が多数登場し超低空飛行や胴体着陸を敢行してとてもリアルで迫力ある場面が多かった。
ドイツ空軍機が迎撃してくる空戦シーンもリアルなものだった。
防御銃座が破壊されたり、射撃手が戦死している場合は迎撃戦闘機に同速同航で背後につかれ旅客機同然の無防備な状態でやりたい放題の攻撃を受けてしまう。
ドイツ軍機から撮影された見た事のある実写映像が挿入されていたのがそれだった。
そうでない場合は戦闘機は爆撃機に対して狙いを定ませない機動を取る、即ち爆撃機の進路に対して横移動で襲ってくるから一瞬しか姿を晒さずに命中させるのは困難になる。
下部銃座の射撃手が被弾して機体の中に収容されるもあっけなく戦死してしまうシーンが印象的だった。

原題の“THE WAR LOVER”の意味は何だろうか。
戦争を愛好者では短絡すぎる気がする。
任務に忠実な、とか熱心であると言う意味なのだろうか。
目標地点が曇っていて爆撃が困難でも目的をやり遂げる。
爆撃でな直接的な戦果の上がらないビラを撒くと言う任務に不満を抱きもする。
最後に崖に激突して死んだことは、機体を帰還させると言う任務に忠実だったからだろうか、それとも部下の恋人を奪い損ねた失恋からの自暴自棄だったか。
その崖とは“都会のアリス”のレビューにも記したが崖を見るために旅をした事のあるドーバー海峡のセンブンシスターズ、白亜の絶壁だった。


( 11件のレビュー閲覧後の感想 )

レビュータイトルRT 《B−17爆撃機がとてもリアル》
>この映画の場合は迫力ある戦闘シーンとラブシーンが互いに補完する役割を得ており全体に見事にマッチしている。・・中略・・少なくとも戦争映画の域を脱したヒューマンドラマとしてのエンドと見受けられる。


RT 《ドーバーの崖》
> 制作年からすると戦後まだ20年経ってはいないとはいえ、あれだけ多数のB17を集めたのも凄けりゃ、その細部をカメラが見せてくれるのも凄い。
− 胴体着陸で一機おシャカは確かに贅沢。
>、マックィーンがドン・シーゲルの『突撃隊』においても戦争に魅入られたようなキャラクターを演じていた。
− 自分もこの作品を見た事があり連想した。内容は忘れていてマックイーンが敵のトーチカに爆薬ごと突っ込シーンだけを覚えている。
『突撃隊』について言及するレビューが他にも複数あった。
この方はモデラーらしく知識豊富で爆撃機の描写の細部に言及するレビューだった。
自分は過去バーチャルパイロットでありWW2の軍用機に特化した季刊的なモデラーでもあったので共感する。

RT 《戦争依存症がヒーローの異色作》
>異色の映画だけど観客の共感をえられるかどうか危うい。私はどうしてもこの主人公を好きになれない。

この映画のラストで感じたのは何やら浮いたような奇妙な感覚だった。
任務遂行に熱心な方は生きるチャンスを捨ててまで機体の帰還に命を懸けて死に、片や生き残った方は恋愛を成就させ人生は続いていく。
この映画のためにB17を一機潰しているくらいなのに、自分の命を懸けてまで機体の帰還に執着するマックイーンが演じたような兵士の存在を重ね合わせると虚しいものを感じる

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