僕らのバレエ教室

お父さんの車を勝手に無免許で乗り回してていたミンジェ「ユン・ゲサン」　たちは事故に遭遇してしまう。そこに居合わせたジョンソクに、飲酒と無免許運転を見抜かれてしまう。バレエ教室存続に悩む彼女は、違反を見逃す代わりに三人をバレエ教室に登録させる事になり・・・
恋にも、受験にも、父親との関係にも、一歩を踏み出す事のできないミンジュ…
ある時、同じマンションに住む友達と、小児ガンを患う弟を、「気味が悪い」と陳情書を書いて追い出してしまう住民を目撃。
代わりに「名前を書いておいたわ」と言う叔母さんに腹を立て、父親とも口論に・・・
今まで父親とは、自分の気持ちを素直に話す事が出来なかったミンジェでしたが、これをきっかけに、家を出、アルバイトをしながらお金を貯め、バレエに、自分の人生や、父親との関係に立ち向かっていくミンジェに、ほろっとさせられてしまいました。
もちろん、バレエでもぶつかり合いながらも、一つになって舞台に立つ姿は感動です。
「ユン・ゲサン」は、この作品で、百想大賞新人演技賞を受賞。
「兄嫁は１９歳」で初めて彼をみたのですが、ドラマの中で熱唱しているシーンがあり、なかなか上手じゃない？と思ったら、Ｋ−ＰＯＰ界では有名だそうですね。ドンワン役の「イ・ジュンギ」は「王の男」で時の人となってしまったようです。

　私はこの映画で、肩を寄せ合う高校生の「生きにくさ」と、ちょっとした「きっかけ」や「出会い」ですうっと変化していかれる「希望」を感じ取り、とても楽しめました。
　ユン・ゲサンの自然体の演技がとても良い印象。
相手役のキム・ミンジュンははっきりした顔立ちの子役出身の女優さんですが、この映画では若き日の「斉藤由貴」みたい。かわいらしいです。

　派手ではありませんが、オススメの映画ですよ。

内容はさておき、イ・ジュンギファンなら見ておいて損はないと思います。イ・ジュンギさんのバレー服姿はかわいいです。最初はどこでバレーと繋がるのかと思いましたが、青春時代の壁を乗り越えていく姿とバレーとがうまく絡み合って表現されていて、気が付くとのめり込んで見ていました。ほのぼのとした感じで見やすかったです。

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ドンワン役のジュンギがめっちゃ初々しくてかわいくてビックリ〜☆
途中から茶髪になったジュンギ、最初誰だかわからなかったよ。笑

でもこの作品、ジュンギが主役じゃないんですよね〜。
なので結構画面の中央に来てくれることが少なくて・・・。
隅っこばっかり目で追ってました。笑

だけど他の出演者も豪華キャストで良かったですよ〜。

まずはミンジェ役のユン・ゲサン
『兄嫁は19歳』『愛に狂う』に出てますよね。
私はユン・ゲサンの作品はじめて観たんですが、なかなか魅力的な演技をする人です。

そしてスジン役のキム・ミンジョン
この人は『ファッション７０’ｓ』でジュニ役を熱演していました。
ジュニ、すごかったわ〜！！ものすごいインパクトでした。。。
後半は彼女にもってかれた感じ。
ラストのドミとドンヨンのハッピーエンドも影が薄かったもんな〜。笑
この作品でもそうだけど、迫力のある女優さんですね！

チャンソプ役のオン・ジュワンは初めて観た俳優さんです。。。
あんまり印象に残らなかったな。。。

そしてそして！
途中から友達になるギテ役にキム・ドンウクが出てました☆
キム・ドンウクといえば『コーヒープリンス1号店』のハリム役で「マイチャ〜ン♪」が口癖のおちゃめなプリンスですよね〜。
この作品では酒びたりの父を交通事故で亡くし、一人で癌に苦しむ弟の世話をする兄の役でした。
シリアスな役どころで、ハリムとはまた違った魅力を観ることができましたよ。

さらに！
バレエ教室に通う出前持ちの少年に『フルハウス』のドンウク役のカン・ドハンが出ています。
『フルハウス』のドンウクといえば、ジウンの家（フルハウス）を騙し取って売っちゃった悪い友人です。笑
そのカン・ドハンが、めっちゃバレエが上手くてビックリ！
絶対この人、もともとバレエやってたな。と思って調べてみたら、やっぱりプロフィールに「特技：現代舞踊、バレエ」って書いてあった。
舞踊科の学校出てるみたいだし。

ストーリーは、まあ一言でいうと青春だな〜って感じ？笑

ミンジェは昔っからスジンのことが好きなんだけど告白する勇気がなくて。。。
だけどひょんなことがきっかけで通うことになったバレエ教室にスジンも通ってて。
少しずつ仲良くなれるんですよね。
スジンもまんざらではないみたいで、
二人はついにキスをして。。。たぶん最後までいっちゃいます。
ウキウキのミンジェですが、スジンは初めてのことだから不安と恥ずかしさで・・・
ミンジェに冷たくあたっちゃうんですよね〜。

うーーーーん。甘酸っぱい。。。。

ミンジェの父はパイロットで、息子にも航空科の大学に進むよう強要するんですが
ミンジェはそんなに成績よくないし、いつも家を留守にする父が嫌いで
パイロットになんてなりたくない。って思ってるんですよね。

ダンサーを目指すチャンソプは夢に破れ、肉体労働でお金を稼ぐことに。
「肉体労働なんてやめろよ。」というミンジェに
「うちは代々肉体労働をやってるんだ！肉体労働をバカにするな！」と怒ります。

まあ、こういう進路はどうする・・・？とか夢は叶うの・・・？とか
親って・・・？家族って・・・？みたいなメッセージがてんこもりな作品です。

ギテの弟がマンションの保育所を追い出され・・・。
その理由が、「小児ガン患者だから。」というのには驚きました。
「縁起が悪い。」「病気がうつりそう。」「丸刈り頭の子とエレベーターに一緒に乗りたくない。」
という理由で、近所の人たちが立ち退きの連判状に署名をしたそうです。

怒りに震えるヨンジェ。
私も怒りに震え、涙が止まりませんでした。
そんなことって現実にあるんでしょうか？
あるとしたら本当に悲しいことですね。

なんだかんだあったみんなが、最後はバレエの発表会で素晴しいショーを見せてくれます。
最初はオーソドックスにクラシックでバレエを踊るんですが、
途中からガラっと曲調が変わり、Ｔ．ＲＥＸの『Ｇｅｔ ｉｔ ｏｎ』で踊りだしたときは、興奮しちゃいました〜♪

そんな派手な映画じゃないですが、とても良かった。
「兄嫁は19歳」でユン・ゲサンを初めて見てそんなに顔もいけてないが何故か魅力的ですごく気になったので借りてみたのですが…これもまた良かった〜。当時25歳だったそうですが高校生役を何の違和感もなくサラッと演じてます。とても俳優業2本目とは思えないです。
相手役のキム・ミンジョンもクルクル大きな瞳とボテッとかわいい唇でとても愛らしい女優さんです。6歳から役者の仕事をしているそうでもうベテランさんですね。
友人役のイ・ジュンギ、この作品の後「王の男」ですごく妖艶な役をやったそうですが（まだ見てないのです）なんかわかります。バレエを踊ってる姿もとてもきれいでした。
青春ラブストーリーで今までタイトルだけ知ってたけど見る気にならなかったんですがなかなかの作品でした。
ユン・ゲサン除隊後の作品「愛に狂う」はいつ頃DVD化されるのでしょうか？気になる俳優です。