真救世主伝説　北斗の拳　ユリア伝

真救世主伝説シリーズ第２弾！今作はユリア編です。幼い頃の話から南斗最後の将になって活躍するところまでを描いています。６０分とそれほど長い作品ではありません。ＯＶＡですが作画レベルは劇場版のラオウ伝と同じです。原作やＴＶシリーズとは違い、完全にユリアの視点で描かれているので外伝的、サイドストーリー的な話としてまとめられています。幼い頃どんな子供だったのか、ケンシロウ、トキ、ラオウとの出逢いはどんなものだったのか、シンにケンシロウとの仲を引き裂かれたユリアはどうしたのか、どうやって南斗最後の将になれたのかなど、原作やＴＶシリーズで徐々に明らかになった出来事が一本のＯＶＡで完全にまとめられています（嬉しい限りですね（＾○＾））。

この作品でも新しいキャラが登場しています。もちろん原作やＴＶシリーズには登場しなかったキャラクターです。その名はトビー！・・・・・・犬です（笑）。しかし犬と侮ることなかれ、彼は大活躍するのです（笑）。しかも犬のくせにもの凄く長生きしますし、いつまでも若々しいのです（＾＾ゞ。何故そうなのかは作品を見て確かめてください（＾＾ゞ。この作品には南斗最後の将には欠かせない五車星の連中、リハク、フドウ、シュレン、ヒューイ、トウが登場しますが、彼らよりも出番は多く、とても印象に残るほど登場します（笑）。五車星で思い出しましたが、僕の好きな雲のジュウザが登場しなかったのはとても残念でした。

ストーリーの中で驚いたのはユリアが南斗最後の将となった後に南斗水鳥拳のレイやトキと会っていたことが描かれていることでした。原作やＴＶシリーズではどうだったのでしょう？僕の記憶ではそんな描写はなかったような気がします。単に忘れているだけかもしれませんが・・・（＾＾ゞ。そんなショートストーリーも交えながら話はラオウｖｓケンシロウの死闘へと突き進むのでした（死闘は第３作目で描かれるはずです）。

そして問題なのがユリアの声を担当した石田ゆり子です。僕はあまり気になりませんでしたが、見た人によって意見は別れるようです。話題性で女優や俳優を採用するのかもしれませんが僕は個人的にしっかりとした声優を採用すべきだとどの作品でも思うのですが・・・。

第３弾が公開間近です。舞台はこの作品の直後からラオウの視点でケンシロウｖｓラオウの死闘が描かれるものと思われます。なので、第３作目を劇場で見ようと思う方はこの第２作目の今作を見逃さないようにしてください。ま、見なくても原作を知っているのであれば問題はないと思いますが・・・・（笑）。

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　ユリアメインでまとめられた……はずです。

　プロローグには驚かされました。一瞬、ディスクを間違ったかも……と思わされました。

　幼い頃、北斗寺院へやって来たユリア。そして、この話のメインと言っていいトビー。彼のラストには漢をみました。
　シンとの戦いからサザンクロスでの出来事。五車星の登場――このあたりはＴＶシリーズなどでもある部分ですが。
　最後の将となった場面やレイと出会っていた場面、トキとのシーンはなんかいいですね。

　短い時間に詰め込みすぎな感は否めませんでしたけども。もっと長くじっくり描いてもいいんじゃないでしょうか。

　個人的には、レイが登場して満足ですけどね。

内容的にはやはり総集編的な所はありますが。TVで「え〜？」みたいな部分のバックサイドストーリーが描かれていていい感じですね。
ただレイの扱いが中途半端かな？
後の３作品に期待！

評価：★☆☆☆☆（１つ）

第１作「殉愛の章」はストーリーも良く十分楽しめましたので第２作目も期待していました。

この作品は、ストーリーの貧弱で、５．１ｃｈサラウンドでもなくなっていました。
（第１作はサラウンドで迫力がありました）。

映画で第１作がヒットすると何でも第２作を作ります。

「１作目の方が良かった」と聞きますが、この映画もそれでした。

残念ですが、この映画はお勧めできないと思います。

出番ちょこっとだけどジャギの声を担当したデビット伊東結構上手だったな、番外編　ジャギ伝　銃オタの章もお願いします！