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根本順善が脚本・監督を務めたドキュメンタリー・タッチのドラマ。太平洋戦争の傷跡が残るフィリピンを訪れた俳優が、戦争で恋人を亡くした老女と旅をする姿を描く。音楽はみなみらんぼうが担当。<BR> 若くして命を落とした特攻隊員のことを深く知るため、俳優の川谷拓三はフィリピンを訪れた。戦争で死んだ甥の墓参りをするために来たという日本人老女と知り合った川谷は、特攻隊による自爆攻撃が初めて行われたマバラカットへ向かう。老女の目的は甥の墓参りではなく、死んだ恋人の墓参りだった。二人の旅はさらに、セブそしてレイテ島へと続いていくのだったが…。
根本順善が脚本・監督を務めたドキュメンタリー・タッチのドラマ。太平洋戦争の傷跡が残るフィリピンを訪れた俳優が、戦争で恋人を亡くした老女と旅をする姿を描く。音楽はみなみらんぼうが担当。<BR> 若くして命を落とした特攻隊員のことを深く知るため、俳優の川谷拓三はフィリピンを訪れた。戦争で死んだ甥の墓参りをするために来たという日本人老女と知り合った川谷は、特攻隊による自爆攻撃が初めて行われたマバラカットへ向かう。老女の目的は甥の墓参りではなく、死んだ恋人の墓参りだった。二人の旅はさらに、セブそしてレイテ島へと続いていくのだったが…。
製作年: |
1991年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
101分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ZVC0076 | 2007年08月03日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
101分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
ZVC0076
レンタル開始日:
2007年08月03日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
101分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ZVC0076 | 2007年08月03日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
101分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
ZVC0076
レンタル開始日:
2007年08月03日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
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2位登録者:
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日本最初の神風特別攻撃隊敷島隊の軌跡を、俳優の川谷拓三本人が実名で登場してフィリピンを旅する、ドキュメンタリー風ヒューマンドラマ。特別攻撃隊の歴史を追いかけ、秘められたる彼らの人生を理解しようとする試みは素晴らしいが、正直言って映画レベルには至っていない。テレビの終戦記念特番レベルでしかなく、下手するとそれ以下かもしれない。
敷島隊は海軍201飛行隊所属で、関大尉ら爆装の零式艦上戦闘機が昭和19年10月15日に初めて特別攻撃隊として出撃している。本作はその敷島隊の軌跡を追うとしてはいるが、内容的にはあまり突っ込んでおらず、かなりさらりとした作りこみ。
ストーリーはほとんどがフィリピン観光PR目的としか思えないような杜撰な組み立て。コレヒドール島の要塞を訪ねるシーンなどは、ミドルサイド兵舎、ウェイ砲台(12インチ臼砲)、ギアリー砲台、ハーン砲台(2インチ長距離砲)、マイルロング兵舎、映画館跡など観光ツアーそのものの映像が続く。このほか、クラーク基地、マニラ市街、レイテ島など観光案内に無理やりストーリーを合わせたかのように思える。背後に何やら大きな力が動いているのではと疑いたくなるほどで、何故このような映画を製作したのか、その真意を計りかねる。
一応、敷島隊の出撃地を訪ね、彼らの生きた証を示していくというヒューマンドラマ構成となっているので、本来は感動と涙あふれる作品になるはずだったろう。だが、そのヒューマンドラマの核となる主役の川谷拓三は名脇役として存在感のある俳優だが、主役として登場するにはあまりに大根演技。川谷と共にフィリピンを旅する老婦人役の阿部寿美子もまたしかり。妙な明るさと場違いな雰囲気はかなり違和感を覚える。これでは感動できるものもできやしない。また、懐かしきセクシー女優烏丸せつこも登場するが、ラストのほんの少しだけ。とりあえず客寄せに出しとけといった感じで、烏丸せつこ全盛期であったことを髣髴とさせる(笑)。
その烏丸せつこの登場もそうだが、冒頭の音楽などの雰囲気はまさにバブル全盛期を思い出させる。バブリーな時期に制作した映画だけに全般に軽々しくなってしまっているのかもしれない。金にまかせてとりあえず作っておけ的な雰囲気がプンプンするのだ。また、ラスト近くでは旅先のフィリピンで行う日本人の金満主義を批判するシーンがあるが、このあたりもバブル期の日本人の行動を諌めようとする象徴的なシーンだった。当時のバブル期であったなら、こんな程度の映画でも許されたのかもしれないが、今となっては許される範疇ではないだろう。
唯一楽しめるのは観光PR風のフィリピン戦争史跡映像とクラーク米軍基地の軍用機映像くらいか。前述のコレヒドール島要塞のほか、敷島隊のいたクラーク基地の旧飛行場跡、レイテ島のカンギポポット山、十字架山などの映像が出てくる。航空機では基地返還直前のクラーク米軍基地のF−5EタイガーII戦闘機やイロコイが出てくる。
このほか、気になったのはフィリピン人の描写。途中で川谷が川でおぼれる子供を救出するのだが、フィリピン人は皆傍観するのみで誰も助けに行こうとしない。そんなフィリピン人を「フィリピン人は他人の災難には傍観者になる」と表現している。さらに日本人憎しのフィリピン人も多数登場。うーん、フィリピン人描写としては正しいのだろうか。
全般にやっつけ仕事的な雰囲気が強く、ヒューマンドラマともドキュメンタリーとも言い難い。あえて言うなら「川谷拓三のフィリピン珍道中」といった感じか。しかし、何なんだろうねこの映画。
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ユーザーレビュー:1件
投稿日
2009/08/03
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
日本最初の神風特別攻撃隊敷島隊の軌跡を、俳優の川谷拓三本人が実名で登場してフィリピンを旅する、ドキュメンタリー風ヒューマンドラマ。特別攻撃隊の歴史を追いかけ、秘められたる彼らの人生を理解しようとする試みは素晴らしいが、正直言って映画レベルには至っていない。テレビの終戦記念特番レベルでしかなく、下手するとそれ以下かもしれない。
敷島隊は海軍201飛行隊所属で、関大尉ら爆装の零式艦上戦闘機が昭和19年10月15日に初めて特別攻撃隊として出撃している。本作はその敷島隊の軌跡を追うとしてはいるが、内容的にはあまり突っ込んでおらず、かなりさらりとした作りこみ。
ストーリーはほとんどがフィリピン観光PR目的としか思えないような杜撰な組み立て。コレヒドール島の要塞を訪ねるシーンなどは、ミドルサイド兵舎、ウェイ砲台(12インチ臼砲)、ギアリー砲台、ハーン砲台(2インチ長距離砲)、マイルロング兵舎、映画館跡など観光ツアーそのものの映像が続く。このほか、クラーク基地、マニラ市街、レイテ島など観光案内に無理やりストーリーを合わせたかのように思える。背後に何やら大きな力が動いているのではと疑いたくなるほどで、何故このような映画を製作したのか、その真意を計りかねる。
一応、敷島隊の出撃地を訪ね、彼らの生きた証を示していくというヒューマンドラマ構成となっているので、本来は感動と涙あふれる作品になるはずだったろう。だが、そのヒューマンドラマの核となる主役の川谷拓三は名脇役として存在感のある俳優だが、主役として登場するにはあまりに大根演技。川谷と共にフィリピンを旅する老婦人役の阿部寿美子もまたしかり。妙な明るさと場違いな雰囲気はかなり違和感を覚える。これでは感動できるものもできやしない。また、懐かしきセクシー女優烏丸せつこも登場するが、ラストのほんの少しだけ。とりあえず客寄せに出しとけといった感じで、烏丸せつこ全盛期であったことを髣髴とさせる(笑)。
その烏丸せつこの登場もそうだが、冒頭の音楽などの雰囲気はまさにバブル全盛期を思い出させる。バブリーな時期に制作した映画だけに全般に軽々しくなってしまっているのかもしれない。金にまかせてとりあえず作っておけ的な雰囲気がプンプンするのだ。また、ラスト近くでは旅先のフィリピンで行う日本人の金満主義を批判するシーンがあるが、このあたりもバブル期の日本人の行動を諌めようとする象徴的なシーンだった。当時のバブル期であったなら、こんな程度の映画でも許されたのかもしれないが、今となっては許される範疇ではないだろう。
唯一楽しめるのは観光PR風のフィリピン戦争史跡映像とクラーク米軍基地の軍用機映像くらいか。前述のコレヒドール島要塞のほか、敷島隊のいたクラーク基地の旧飛行場跡、レイテ島のカンギポポット山、十字架山などの映像が出てくる。航空機では基地返還直前のクラーク米軍基地のF−5EタイガーII戦闘機やイロコイが出てくる。
このほか、気になったのはフィリピン人の描写。途中で川谷が川でおぼれる子供を救出するのだが、フィリピン人は皆傍観するのみで誰も助けに行こうとしない。そんなフィリピン人を「フィリピン人は他人の災難には傍観者になる」と表現している。さらに日本人憎しのフィリピン人も多数登場。うーん、フィリピン人描写としては正しいのだろうか。
全般にやっつけ仕事的な雰囲気が強く、ヒューマンドラマともドキュメンタリーとも言い難い。あえて言うなら「川谷拓三のフィリピン珍道中」といった感じか。しかし、何なんだろうねこの映画。
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