1. DVDレンタルTOP
  2. すべてのジャンル
  3. 洋画のDVDレンタル
  4. SFのDVDレンタル
  5. トゥモロー・ワールド

トゥモロー・ワールド

トゥモロー・ワールドの画像・ジャケット写真

トゥモロー・ワールド / クライヴ・オーウェン

トゥモロー・ワールド /アルフォンソ・キュアロン

平均評価点: 

予告編を検索

全体の平均評価点: (5点満点)

301

DVD

映画賞受賞作品

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

 P・D・ジェイムズの『人類の子供たち』を「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が映画化した近未来SFサスペンス。子供が誕生しなくなった近未来の地球を舞台に、人類の未来を左右する一人の少女を巡る攻防に巻き込まれた主人公の運命をスリリングに描く。人類に最後の子供が誕生してから18年が経過した西暦2027年。原因がわからないまま子孫を生み出すことの出来なくなった人間には滅亡の道しかないのか。希望を失った世界には暴力と無秩序が際限なく拡がっていた。世界各国が混沌とする中、英国政府は国境を封鎖し不法入国者の徹底した取締りで辛うじて治安を維持している。そんなある日、エネルギー省の官僚セオは、彼の元妻ジュリアン率いる反政府組織“FISH”に拉致される。ジュリアンの目的は、ある移民の少女を“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡すために必要な“通行証”を手に入れることだった。最初は拒否したものの、結局はジュリアンに協力するセオだったが…

DVD

映画賞受賞作品

旧作

お届け率:100%

ジャンル :

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
    新作をレンタルする方法はこちら
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

「トゥモロー・ワールド」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 P・D・ジェイムズの『人類の子供たち』を「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が映画化した近未来SFサスペンス。子供が誕生しなくなった近未来の地球を舞台に、人類の未来を左右する一人の少女を巡る攻防に巻き込まれた主人公の運命をスリリングに描く。人類に最後の子供が誕生してから18年が経過した西暦2027年。原因がわからないまま子孫を生み出すことの出来なくなった人間には滅亡の道しかないのか。希望を失った世界には暴力と無秩序が際限なく拡がっていた。世界各国が混沌とする中、英国政府は国境を封鎖し不法入国者の徹底した取締りで辛うじて治安を維持している。そんなある日、エネルギー省の官僚セオは、彼の元妻ジュリアン率いる反政府組織“FISH”に拉致される。ジュリアンの目的は、ある移民の少女を“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡すために必要な“通行証”を手に入れることだった。最初は拒否したものの、結局はジュリアンに協力するセオだったが…

「トゥモロー・ワールド」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

イギリス

原題:

CHILDREN OF MEN

受賞記録:

2006年 ヴェネチア国際映画祭 技術功績賞
2006年 LA批評家協会賞 撮影賞

「トゥモロー・ワールド」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
    新作をレンタルする方法はこちら
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

関連作品

関連作品

HOOLIGANS フーリガン

ウルヴァリン X−MEN ZERO

チャット 〜罠に堕ちた美少女〜

エボリューション

マップ・トゥ・ザ・スターズ

ユーザーレビュー:301件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全301件

作品は後年に語り継げる完成度、でも邦題はセンスなし ネタバレ

投稿日:2007/02/23 レビュアー:masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

どの映画のジャンルにも「10年に一つ」が時として登場しますが、本作はその称号に相応しい秀作と思う。P.D. James著「人類の子供たち」は、然程面白い原作とは思えないが(日本語訳が雑過ぎる)本作は「映画は原作に忠実な必要は無い、原作の伝えたいテーマを忠実に再現する事だ」と真正面から語ってくる、直球勝負の作品。つまり「本」と「映画」の媒体の違いをAlfonso Cuaron監督は「これでもか」と魅せつける。なので、ストーリーは「どうってことない」と思ってしまう程、優れた画面構成力に魅入ってしまう。一緒に見た友人は「肝心のヒューマン・プロジェクトの実態や不妊の対応など、物語が掘り下げられて無い」と不満気だったが、私はそうは思わない。物語は十分に映像で説明されてるし、私の嫌いな説明過多な作品よりも遥かに良いと思う、本作はあくまでも「主人公の視点」で語られてるので、これで良いと思うし、むしろ主人公の知り得た事柄だけで物語が進行してる事に「こそ」注目して欲しい。本作最大の見せ場は勿論、クライマックスの戦闘シーンだが、8分間に1回もカットせず、戦場を駆け回る主人公を手持ちカメラで追う描写は凄過ぎる・・・C.Gで何でも出来る事が裏目に出た「ステルス」を嘲笑うかの様な、素晴らしい迫力と臨場感で、私は地元・京都の500人規模のシネコンで見たが、これはお江戸有楽町の「日劇1」で見たかったぁ・・・と思わせる弩迫力(含む音響効果)でした。もちろんクライマックス以外にも視覚的な見所も多く、まるでディスカバリー・チャンネルのドキュメンタリーを見てるかの様なライヴ感は素晴らしい!。私は劇場で見ながらFrank Capra監督の「素晴らしき哉、人生!」のワン・シーンを思い出したが、本作も一つのテーマ「子供の存在は人間社会に於いて絶対に必要」に絞って、ここまでダイナミズムに描ける監督の演出力は全米ランキング通り(当初は限定公開で22位→3位)だったと感服。もはやテーマが現実社会にリンクしてる辺りは哲学的とさえ言える。本作はSFの名を借りた人類存続への戦争映画、とも言えるし、このテーマがSFで有って欲しいとさえ思った。本作は優れたプロットが或る訳でも無く、ラストにアッと驚くオチが有る訳でもない。物語も一本調子で起伏に欠ける点も有るが、それでも今後の映画作りを変えてしまう可能性を秘めたパワーと、SFの枠を超えたamazing!な作品。私の2006年のベスト第1位は「ユナイテッド93」2位は「隠された記憶」そして3位は本作ですね、私のフェイバリット「ブレード・ランナー」の様に後年評価が上がる気がする・・・これは私なりの最大の褒め言葉です。

文句を付けるとしたら、邦題と予告編(恕)。どこの配給会社かと思って調べたら・・・宣伝をやらせたら、別な意味で天下無敵の「東宝東和」。貴方は予告編でネタ見せ過ぎ!邦題もセンスないし、まったく・・・!。

このレビューは気に入りましたか? 35人の会員が気に入ったと投稿しています

コウノトリを食べちゃった英国人 ネタバレ

投稿日:2007/03/31 レビュアー:裸足のラヴァース

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

劇場で一日違いで見逃してしまって 大失敗のシネマ これは映画館で観ないとね 地方はすぐ終っちゃうので残念 昨晩興奮して夜中の二時まで観てました この映像はてかキャメラはすげえなと思ってたら はいはい「ニューワールド」や「スリーピー・ホロー」のエマニュエル・ルベツキじゃあないですか なにおかいわん この人は最近じゃ一推しですねえ ふむふむそうか
ちょっと気になったのは「ニューワールド」がつまらんわからんのはわかるのですが 少なからずのレヴュアーがこの作品をつまらんと言ってるのは??ですね 別にストーリーなんか特に考えなくても クライブ・オーウェンをカメラと共に追いかけてれば充分 興奮する映画体験だと思うんだけどな 映画体験以上に物語で何か説得されないと気がすまないかしら ちょい不思議

このシネはマクライヴ・オーウェンがとにかく 素手で小汚いコート(このコートがいいんだ)を着たきりすずめで逃げ回ってるだけの映画に見えるんですが ちゃんと子供を生む手伝いはするは 人類の明日を担う赤ん坊と少女の母親を「回路」の船長の役所浩司のように ニューワールドへと導く役割を死を賭して全うします 感動的ではありませんか ニコラス・ケージあたりがやりたかったんじゃないですかね これは非戦の思想の戦争映画ですね

勝王さんおっしゃるように 近未来のSF映画とゆうより 2000年を境に27年後ではなく 27年前頃を想定してるのではないでしょうか プログレがかかる意味ですね ボクはまあ 69年のキンクスの「アーサー あるいは大英帝国の滅亡どうの・・」のアルバムがすぐ思い浮かびました 前に21世紀初頭10年は階級闘争と戦争の映画が跋扈するだろうと書きましたが まさにその英国映画がこれですよね 「麦の穂を揺らす風」よりあきらかにリアルなファンタジーではないでしょうか 大英帝国のスロー・デスが この映画の世界崩壊のイメージを強く補強してますね

この奇妙にヒッピー・カルチャー的アイテムの数々 マイケル・ケインはジョン・レノンなんだし そして年寄りW スロー・デスな世界はお年寄りを大切にしような思想を生みます このシネマは老人のシネマでもあるんですね そこは勝王さん(失礼ですが)や私なんかの共感を呼びますね 老人の世界のメシア待望論は 核戦争後 世界崩壊後のなにもないところからの想像力でしょう 焼け跡のイエスです

たまたま「パフューム」を同じ日に観てるのですが これは映画館ね 同じラストですねえW 赤ん坊が真逆ですが 一方はメシアとして一方は死の天使として 大衆の前に登場するのです この両方の作品の赤ちゃんて どこまで本物でどこまでCGですかね なんか演技がすごいですよ 演技かよみたいですがW   

このレビューは気に入りましたか? 28人の会員が気に入ったと投稿しています

傑作 ネタバレ

投稿日:2007/02/26 レビュアー:勝王

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 古くさいSFみたいな気がして、あまり期待しないで見たのですが、非常に同時代的な傑作でビックリしました。まずビデオ撮りの映像がもの凄い臨場感です。確かどこかでラヴァースさんもおっしゃっておりましたが、映像表現の新たな可能性すら感じさせます。ホントに戦場を歩いているみたいな感じなんですよ。
 戦場の場面で驚異的な長回しがあるんですが、単に長回しで驚かす、というのではなく、長回しでないと絶対に表現出来ないものが表現されていると思います。絶望から希望へ、世界が変わっていく瞬間というか。とっても感動してしまいました。
 ストーリーは一見、古いSFみたいなんですが、実は70年代から現在に至る世界史を描いているのではないでしょうか。
 ベトナム戦争があって、それに反対してヒッピームーブメントがあって、世界は平和を目指したように思ったのですが、相変わらず戦争は続き、未来がないような絶望感。それを子供がいなくなった世界に置き換えて、見事に表現しているように思いました。キング・クリムゾンやピンク・フロイドなど、70年代プログレッシブ・ロックを音楽に選んでいることからも分かります。プログレ(進化)の夢は消えたのか、ということでしょう。
 しかし、戦場での地獄行きの果てにちゃんとノアの箱船を用意していて、頭がいいと思いました。キリスト教的世界観に見事に物語が回収されています。ただ回収してしまったのなら共感出来ませんが、登場人物たちがみんな死んでいくのがいいですね。プログレ世代はすでに次の世代に夢を託して死んでいくことしか出来ません。そういう諦念というか、リアリズムが感じられるんですよね。
 そして、ストーリーを進行させるのが、すべて個人の善意という、極めて曖昧で弱々しいものであることも素晴らしいです。ここにも、それしか信じることが出来ない、という諦念があります。
 いろんなことを諦めているからこそ、最後の最後でワケの分からない「船」に子供を預けることに命も賭けられるし、死んでも救われるんでしょうね。本当に「船」に未来を託すべきなのか、分からないままの一方で、主人公はなぜか動物に好かれる、というところで「選ばれし者」を暗示しており、リアリズムと神話の間を実に巧みにつなげております。
 どんどん人が死んでいきながらせっかくの子供をカルト集団に預けてしまった、という話なのか、人類の希望(キリスト的なもの)を未来に託すことで救われていく死のリレーなのか。どちらであるか分からないのが現実ですからね。
 世界史を描きながら、ビデオ撮影による映像は限りなく一人称に近く、構造的な話になることを拒否しております。テーマとストーリーと映像が実に素晴らしくフィットしていると思いました。
 だらしないクライヴ・オーウェンとか、あっさり死んでしまうジュリアン・ムーア、UFOおばさんにヒッピーのマイケル・ケインなど、役者も素晴らしかったです。

このレビューは気に入りましたか? 25人の会員が気に入ったと投稿しています

謎掛け(サスペンス)では無く、問いかけではないでしょうか。

投稿日:2007/05/21 レビュアー:JUCE

このレビューは気に入りましたか? 23人の会員が気に入ったと投稿しています

質問と答えの関係

投稿日:2007/04/07 レビュアー:parole

このレビューは気に入りましたか? 20人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全301件

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:301件

作品は後年に語り継げる完成度、でも邦題はセンスなし

投稿日

2007/02/23

レビュアー

masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

どの映画のジャンルにも「10年に一つ」が時として登場しますが、本作はその称号に相応しい秀作と思う。P.D. James著「人類の子供たち」は、然程面白い原作とは思えないが(日本語訳が雑過ぎる)本作は「映画は原作に忠実な必要は無い、原作の伝えたいテーマを忠実に再現する事だ」と真正面から語ってくる、直球勝負の作品。つまり「本」と「映画」の媒体の違いをAlfonso Cuaron監督は「これでもか」と魅せつける。なので、ストーリーは「どうってことない」と思ってしまう程、優れた画面構成力に魅入ってしまう。一緒に見た友人は「肝心のヒューマン・プロジェクトの実態や不妊の対応など、物語が掘り下げられて無い」と不満気だったが、私はそうは思わない。物語は十分に映像で説明されてるし、私の嫌いな説明過多な作品よりも遥かに良いと思う、本作はあくまでも「主人公の視点」で語られてるので、これで良いと思うし、むしろ主人公の知り得た事柄だけで物語が進行してる事に「こそ」注目して欲しい。本作最大の見せ場は勿論、クライマックスの戦闘シーンだが、8分間に1回もカットせず、戦場を駆け回る主人公を手持ちカメラで追う描写は凄過ぎる・・・C.Gで何でも出来る事が裏目に出た「ステルス」を嘲笑うかの様な、素晴らしい迫力と臨場感で、私は地元・京都の500人規模のシネコンで見たが、これはお江戸有楽町の「日劇1」で見たかったぁ・・・と思わせる弩迫力(含む音響効果)でした。もちろんクライマックス以外にも視覚的な見所も多く、まるでディスカバリー・チャンネルのドキュメンタリーを見てるかの様なライヴ感は素晴らしい!。私は劇場で見ながらFrank Capra監督の「素晴らしき哉、人生!」のワン・シーンを思い出したが、本作も一つのテーマ「子供の存在は人間社会に於いて絶対に必要」に絞って、ここまでダイナミズムに描ける監督の演出力は全米ランキング通り(当初は限定公開で22位→3位)だったと感服。もはやテーマが現実社会にリンクしてる辺りは哲学的とさえ言える。本作はSFの名を借りた人類存続への戦争映画、とも言えるし、このテーマがSFで有って欲しいとさえ思った。本作は優れたプロットが或る訳でも無く、ラストにアッと驚くオチが有る訳でもない。物語も一本調子で起伏に欠ける点も有るが、それでも今後の映画作りを変えてしまう可能性を秘めたパワーと、SFの枠を超えたamazing!な作品。私の2006年のベスト第1位は「ユナイテッド93」2位は「隠された記憶」そして3位は本作ですね、私のフェイバリット「ブレード・ランナー」の様に後年評価が上がる気がする・・・これは私なりの最大の褒め言葉です。

文句を付けるとしたら、邦題と予告編(恕)。どこの配給会社かと思って調べたら・・・宣伝をやらせたら、別な意味で天下無敵の「東宝東和」。貴方は予告編でネタ見せ過ぎ!邦題もセンスないし、まったく・・・!。

コウノトリを食べちゃった英国人

投稿日

2007/03/31

レビュアー

裸足のラヴァース

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

劇場で一日違いで見逃してしまって 大失敗のシネマ これは映画館で観ないとね 地方はすぐ終っちゃうので残念 昨晩興奮して夜中の二時まで観てました この映像はてかキャメラはすげえなと思ってたら はいはい「ニューワールド」や「スリーピー・ホロー」のエマニュエル・ルベツキじゃあないですか なにおかいわん この人は最近じゃ一推しですねえ ふむふむそうか
ちょっと気になったのは「ニューワールド」がつまらんわからんのはわかるのですが 少なからずのレヴュアーがこの作品をつまらんと言ってるのは??ですね 別にストーリーなんか特に考えなくても クライブ・オーウェンをカメラと共に追いかけてれば充分 興奮する映画体験だと思うんだけどな 映画体験以上に物語で何か説得されないと気がすまないかしら ちょい不思議

このシネはマクライヴ・オーウェンがとにかく 素手で小汚いコート(このコートがいいんだ)を着たきりすずめで逃げ回ってるだけの映画に見えるんですが ちゃんと子供を生む手伝いはするは 人類の明日を担う赤ん坊と少女の母親を「回路」の船長の役所浩司のように ニューワールドへと導く役割を死を賭して全うします 感動的ではありませんか ニコラス・ケージあたりがやりたかったんじゃないですかね これは非戦の思想の戦争映画ですね

勝王さんおっしゃるように 近未来のSF映画とゆうより 2000年を境に27年後ではなく 27年前頃を想定してるのではないでしょうか プログレがかかる意味ですね ボクはまあ 69年のキンクスの「アーサー あるいは大英帝国の滅亡どうの・・」のアルバムがすぐ思い浮かびました 前に21世紀初頭10年は階級闘争と戦争の映画が跋扈するだろうと書きましたが まさにその英国映画がこれですよね 「麦の穂を揺らす風」よりあきらかにリアルなファンタジーではないでしょうか 大英帝国のスロー・デスが この映画の世界崩壊のイメージを強く補強してますね

この奇妙にヒッピー・カルチャー的アイテムの数々 マイケル・ケインはジョン・レノンなんだし そして年寄りW スロー・デスな世界はお年寄りを大切にしような思想を生みます このシネマは老人のシネマでもあるんですね そこは勝王さん(失礼ですが)や私なんかの共感を呼びますね 老人の世界のメシア待望論は 核戦争後 世界崩壊後のなにもないところからの想像力でしょう 焼け跡のイエスです

たまたま「パフューム」を同じ日に観てるのですが これは映画館ね 同じラストですねえW 赤ん坊が真逆ですが 一方はメシアとして一方は死の天使として 大衆の前に登場するのです この両方の作品の赤ちゃんて どこまで本物でどこまでCGですかね なんか演技がすごいですよ 演技かよみたいですがW   

傑作

投稿日

2007/02/26

レビュアー

勝王

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 古くさいSFみたいな気がして、あまり期待しないで見たのですが、非常に同時代的な傑作でビックリしました。まずビデオ撮りの映像がもの凄い臨場感です。確かどこかでラヴァースさんもおっしゃっておりましたが、映像表現の新たな可能性すら感じさせます。ホントに戦場を歩いているみたいな感じなんですよ。
 戦場の場面で驚異的な長回しがあるんですが、単に長回しで驚かす、というのではなく、長回しでないと絶対に表現出来ないものが表現されていると思います。絶望から希望へ、世界が変わっていく瞬間というか。とっても感動してしまいました。
 ストーリーは一見、古いSFみたいなんですが、実は70年代から現在に至る世界史を描いているのではないでしょうか。
 ベトナム戦争があって、それに反対してヒッピームーブメントがあって、世界は平和を目指したように思ったのですが、相変わらず戦争は続き、未来がないような絶望感。それを子供がいなくなった世界に置き換えて、見事に表現しているように思いました。キング・クリムゾンやピンク・フロイドなど、70年代プログレッシブ・ロックを音楽に選んでいることからも分かります。プログレ(進化)の夢は消えたのか、ということでしょう。
 しかし、戦場での地獄行きの果てにちゃんとノアの箱船を用意していて、頭がいいと思いました。キリスト教的世界観に見事に物語が回収されています。ただ回収してしまったのなら共感出来ませんが、登場人物たちがみんな死んでいくのがいいですね。プログレ世代はすでに次の世代に夢を託して死んでいくことしか出来ません。そういう諦念というか、リアリズムが感じられるんですよね。
 そして、ストーリーを進行させるのが、すべて個人の善意という、極めて曖昧で弱々しいものであることも素晴らしいです。ここにも、それしか信じることが出来ない、という諦念があります。
 いろんなことを諦めているからこそ、最後の最後でワケの分からない「船」に子供を預けることに命も賭けられるし、死んでも救われるんでしょうね。本当に「船」に未来を託すべきなのか、分からないままの一方で、主人公はなぜか動物に好かれる、というところで「選ばれし者」を暗示しており、リアリズムと神話の間を実に巧みにつなげております。
 どんどん人が死んでいきながらせっかくの子供をカルト集団に預けてしまった、という話なのか、人類の希望(キリスト的なもの)を未来に託すことで救われていく死のリレーなのか。どちらであるか分からないのが現実ですからね。
 世界史を描きながら、ビデオ撮影による映像は限りなく一人称に近く、構造的な話になることを拒否しております。テーマとストーリーと映像が実に素晴らしくフィットしていると思いました。
 だらしないクライヴ・オーウェンとか、あっさり死んでしまうジュリアン・ムーア、UFOおばさんにヒッピーのマイケル・ケインなど、役者も素晴らしかったです。

謎掛け(サスペンス)では無く、問いかけではないでしょうか。

投稿日

2007/05/21

レビュアー

JUCE

質問と答えの関係

投稿日

2007/04/07

レビュアー

parole

1〜 5件 / 全301件

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
    新作をレンタルする方法はこちら
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

ご利用の流れ

ご利用の流れ

@ 会員登録

申し込みフォームへ記入

申し込みフォームへ記入したら登録完了!

A 作品をレンタル

作品をレンタル

借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。

B ポストに返却

ポストに返却

商品をポストに投函すればOK!

よくあるご質問

よくあるご質問

もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。

無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。

定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。

各プランはこちら

各プランはこちら

  • 宅配レンタル 定額4プラン
    月額1,026円税込
    • DVD/CDが定額で月4枚レンタルできる!※1
    新規登録する
  • 都度課金 プラン
    無料会員 月額0円税込 ※都度レンタル時の費用は発生します
    • 月額無料で単品レンタルを楽しみたい方におすすめ!
    新規登録する

※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

トゥモロー・ワールド