金田一少年の事件簿

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最近連載が再開され、アニメ、ドラマにもなっている有名な「金田一少年の事件簿」。そのアニメ版の作品の中で人気のあった事件に的を絞って編集されたコレクションＤＶＤ第４弾です。「明智警視の華麗なる推理」と「明智警視の華麗なる推理ｉｎＬａｓＶｅｇａｓ」が収録されています。「明智警視の華麗なる推理」に関しては１話完結の短編が２話、「明智警視の華麗なる推理ｉｎＬａｓＶｅｇａｓ」に関してはファイル１とファイル２の２話構成となっており、計４話収録され、さながら明智警視の華麗なる推理総集編といったところでしょうか？（笑）

【明智警視の華麗なる推理　その１】
電車内で発生した殺人事件で誤認逮捕されてしまい身柄勾留されてしまった一。その無実を明智警視が証明します。

【明智警視の華麗なる推理　その２】
ある時、美雪はデートの待ち合わせをしていました。もちろん一が来るのを待っているのです。しかし、約束の時間から既に４０分も過ぎています。そうこうしている内に雨が降ってきました。そこへ明智警視が雨を避けるように飛び込んできました。通り雨が過ぎる間、明智警視は美雪に昔あった雨で人生が変わった男たちの話をするのでした・・・。

【明智警視の華麗なる推理ｉｎＬａｓＶｅｇａｓ　ファイル１】
ある時、剣持警部と一は将棋で昼ご飯を賭けて勝負していました。その側にはもちろん美雪もいます。そこへ明智警視がやってきてラスベガスで行われたチェス大会の話をするのでした。なんと明智警視も大会に出場したとのことで一は「まぁ〜た自慢話！」といって不機嫌顔です（笑）。明智も参加していたチェス大会で明智のチェス仲間の一人が殺されてしまいます。彼は大会に出場しているにもかかわらず、パトリシア・オブライエンという美人刑事の協力のもと謎を解いていきます。

【明智警視の華麗なる推理ｉｎＬａｓＶｅｇａｓ　ファイル２】
ラスベガスでのチェス大会で明智警視のチェス仲間のひとりが殺されました。その犯人とおぼしき人物は大会会場の向こう正面にあるホテルを経営している元チャンピオンでした。明智もトーナメントを勝ち進み、いよいよその犯人とおぼしき人物と対決することになり、チェスをしながら犯人であることを証明し、またその動機までをも解明していきます。

明智警視の華麗なる推理はこれだけではなかったと記憶しています。ひょっとしたらまた別の巻で収録されているかもしれませんね。とにかくこの明智警視のやり方には無駄がない。いちいちスマートすぎるのです。ま、だから一が嫌がるのでしょうけどね（笑）。こんな警視が本当にいたら迷宮入り事件なんてなくなりそうですよね（笑）。この４話の中で僕が一番好きなのは「明智警視の〜その２」です。山小屋に雨宿りした男たちの話はとてもおもしろく記憶にしっかりと残っていました。１話完結の短編ですが話の構成が完璧で中身が濃いのです。ポーカーをしながら相手の癖や性格を読み取っていく明智警視の実力とポーカーの腕前。そして突発的に発生した殺人事件にも動揺することなく謎を解いてしまう格好良さ（笑）。明智警視の魅力の全てが詰まっているとは思いませんか？

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最近連載が再開され、アニメ、ドラマにもなっている有名な「金田一少年の事件簿」。そのアニメ版の作品の中で人気のあった事件に的を絞って編集されたコレクションＤＶＤ第２弾です。今回は「蝋人形城殺人事件」が収録されています。またボーナスストーリーとして「殺意のレストラン」も収録されています。

蝋人形城殺人事件は原作では殺人描写が結構きつめだったためかアニメ版では別の殺人描写に変更されています。この辺は子供たちが見る時間帯に放送されていたための考慮と思われます。僕がこの作品を初めて見たとき、推理小説で読んだことがあるという感想を持った作品です。誰のどの作品かわからないのですが、この作品で取り上げられている殺人が行われ、そして解決するまでのプロットはどこかで読んだ様な気がしたのです（ま、気のせいかもしれませんけど・・（＾＾ゞ。この手の古城を舞台にしたミステリーは二階堂黎人先生が得意なんだよなぁ〜（笑））。

物語は世界中の探偵や推理小説家がひとつの古城に集められます。この古城は元々ドイツにあったものでそっくりそのまま日本に持ってきたのだそうです。名はバルト城。地元の人々からは死霊の住み家とも蝋人形城とも言われているそうです。その城にドイツ警察検察医マリア・フリードリヒ、推理作家多岐川かほる、推理小説評論家板東九三郎、探偵社社長当麻恵、犯罪ジャーナリスト真木目仁、犯罪心理学者リチャード・アンダーソン、ロス市警刑事の甥エドワード・コロンボ（笑）、警視庁捜査一課警視明智健吾らが集められ、ミステリーナイトと称して謎解き大会が開かれるのですが・・・この先は見て確認してくださいね（＾＾ゞ。

【蝋人形城殺人事件　ファイル１】
世界中から有名な犯罪捜査に詳しい方々がバルト城に集められミステリーナイトがいままさに始まろうとしていた。そのミステリーナイトに一と美雪も参加していた。また、剣持警部の上司である明智健吾警視も参加していた。この時一と明智警視は初顔合わせだった。ミステリーナイトの余興として主催者レッドラムは一に偽の事件を画策させる。一以外の者はそうとは知らずに犯人捜しにやっきとなる・・・明智警視ひとりをのぞいては。そして偽の事件とわかり一同は安堵するのだが、偽の事件と同じ本物の事件がその時起こっていたのだった・・・。

【蝋人形城殺人事件　ファイル２】
本人そっくりな蝋人形を使った巧妙なトリックで翻弄される参加者たち。実際に殺人が行われたことでムードは一変した。謎を解き始める一だったが、明智警視とどっちが謎を早く解けるかを競うことになってしまうのだった。しかし、惨劇はその後も続き、第２、第３の犠牲者がでるのだった。それどころか明智警視も睡眠薬を飲まされてしまうほどだった。そんな難事件を一は蝋人形が流す涙を見て殺人プロットの謎を解いていくのであった・・・。

【蝋人形城殺人事件　ファイル３】
蝋人形たちが流す涙を見て一は殺人プロットの謎を解き明かし、犯人詰め寄っていく。しかし、物語は意外な結末を迎えるのであった・・・。

【ボーナスストーリー　殺人レストラン】
ある喫茶店兼レストランの店で発生した殺人未遂事件に一と剣持警部が巻き込まれるコメディタッチの一話完結の短編作品。一の鋭い観察眼によって犯人は事件を見抜かれてしまうのだった。

蝋人形を使った巧妙な殺人プロットはきっと楽しめることでしょう。登場人物も多く、キャラクターの個性も豊富でおもしろくなっています。一、美雪、明智以外はとても犯罪捜査に詳しいとは思えないほどボケボケです（笑）。「レッドラム」の意味も知らない様な間抜けなキャラが多いのでコメディっぽさも充分出ています。因みにレッドラム＝ＲＥＤＲＵＭ＝ＭＵＲＤＥＲの反対並び＝殺人というのはミステリーファンであれば常識ですよねぇ〜（笑）。

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最近連載が再開され、アニメ、ドラマにもなっている有名な「金田一少年の事件簿」。そのアニメ版の作品の中で人気のあった事件に的を絞って編集されたコレクションＤＶＤ第５弾です。「金田一少年の殺人」が収録されています。この「金田一少年の殺人」は４話構成なのでボーナスストーリーは収録されていません。

ある時、一は授業中に居眠りし悪夢にうなされます（笑）。剣持警部と明智警視によって逮捕されてしまう夢です。しかし、今回その夢が正夢になってしまうのでした。居眠りしていた一を起こしたのは先生とポケベル（ポケベルなんてもう既に過去の遺物となってしまいましたが（＾＾ゞ）でした。美雪がならしたのです。待ち合わせ場所に行ってみるとそこには美雪の他に見慣れた顔がありました。フリージャーナリストのいつきさんでした。彼の話によるとなんでも作家である橘五柳が自分の誕生パーティで暗号解読ゲームをし、その暗号を解読したものに新作小説の出版権を与えると宣言したそうでいつきさんは音羽出版の編集者である鴨下あきらの頼みで一を紹介することになったようなのです。一は二つ返事でＯＫし橘五柳の別荘へと向かうのでした。まさか自分が殺人犯として追われることになろうとはまだこの時は夢にも思っていない一なのでした・・・。

【金田一少年の殺人　ファイル１】
一と美雪はいつきの紹介で作家である橘五柳の誕生パーティに参加していた。そのパーティにはあの佐木までもが出席していた。そのパーティの目的は五柳が考えた暗号解読ゲームをクリアし出版権を手に入れること。五柳は「裏川辺奇々なる藻を」というわけのわからない暗号を公表した。早速暗号解読が目的の出席者は裏川辺ということで川を捜索するが一だけもう既に解読済みのようでおいしいものを食べ尽くしていた（笑）。そんな時、美雪が酔っぱらった五柳に絡まれそれを一が止めに入ったのだが、五柳の秘密を暴露してしまう。それに怒った五柳は一を連れてきた音羽出版の編集者である鴨下に向かって全ての出版権を没収すると宣言する。結局、鴨下や美雪、いつきの勧めもあり一は五柳に対して謝罪しに離れの書斎まで行くのだが・・・。

【金田一少年の殺人　ファイル２】
脱走し追われる身となってしまった一はいつきらの協力の下に単独捜査を始めていく。一が自分で身の潔白を証明するしか助かる方法は残されてはいなかった。最初の暗号を解いていた一は飛躍出版社社長の大村の元へ急行するが「時任に聞け」と五柳に言われたことを明かすが、何者かに殺されてしまった。そして神田川出版の編集者である時任を訪ねると「桂に聞け」と五柳に言われたことを明かすが彼もまた何者かによって一の前で殺されてしまう。いままさに一は連続殺人鬼とされてしまっていたのだった・・・。

【金田一少年の殺人　ファイル３】
既に４人もの人間が何者かに殺されてしまっていた。一は連続殺人鬼としてマスコミでも報道され窮地に追い込まれていく。そして一はいつきらの協力の下、フリー編集者の野中に会いに軽井沢まで赴く。がこれまたこれまでと同じように野中も何者かに殺されてしまうのだった。警察に囲まれてしまった一はホテルで人質をとるものの明智警視によって拳銃で撃たれてしまうのだった・・・。

【金田一少年の殺人　ファイル４】
明智警視に拳銃で撃たれてしまった一だがこれはとっさに思いついた一の戦略で命に別状はなく、剣持と明智に身柄を保護される。一は五柳の別荘で犯人が来るのを待ち、みんなの前で謎を解いていくのだった・・・。

この作品も僕の好きなエピソードのひとつです。何しろ主人公の金田一少年が殺人犯として追い詰められていくストーリーがなんと言ってもおもしろいのです。しかも彼の人柄から逃亡の協力者もあってなんとか自分の嫌疑を晴らしていくまでの過程がもうドキドキハラハラでたまりません（＾＾ゞ。走っている電車から川に飛び込んだりするアクションもあって飽きが来ません。４話構成という長編なので見所満載といっていいでしょう。金田一少年がここまで追い詰められるのは後にも先にもこの作品しかありません（たぶん（＾＾ゞ）。自分の無実を証明するために必至になっている余裕のない金田一一もたまには良いかもしれませんね（笑）。

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最近連載が再開され、アニメ、ドラマにもなっている有名な「金田一少年の事件簿」。そのアニメ版の作品の中で人気のあった事件に的を絞って編集されたコレクションＤＶＤ第３弾です。「飛騨からくり屋敷殺人事件」がメインで収録されています。また、ボーナスストーリーとして「フィルムの中のアリバイ」も収録されています。

飛騨からくり屋敷殺人事件といえば合わせ扉ですよねぇ（笑）。そして武者祭り。話は岐阜県の奥飛騨にあるくちなし村で起こります（実際にそんな村があるのかわかりませんが・・（笑））。一と美雪は剣持警部と一緒にくちなし村の巽紫乃（たつみしの）さんを訪ねるのです。なんでも紫乃さんは剣持警部の高校時代の同級生らしく、どうやら剣持警部が好きだった女生徒らしいのです（笑）。その紫乃さんから相談を持ちかけられ、何かあったときのために一を同行させ、美雪は一の行くところ何処にでもついてきますから３人の珍道中となったわけです。紫乃さんは何者かに脅迫を受けている様子で困り果てていました。ところが話は脅迫だけに止まらず殺人まで及ぶのでした・・・。

【飛騨からくり屋敷殺人事件　ファイル１】
剣持警部の同級生であった紫乃から相談を受け、奥飛騨までやってきた剣持、一、美雪の３人。紫乃は巽家の未亡人で征丸という一人息子がいた。紫乃は後妻の前妻の子供が他に３人いた。長男の龍太郎、長女のもえぎ、次男の隼人である。紫乃は誰かから脅迫を受けていた。その調査を剣持らがしようとしていたのだった。巽家に到着したその日、赤沼三郎という黒子装束を身にまとった男が訪ねてきて巽家に泊まることになったのだが、この男から一は呼び出され、部屋に行ってみると赤沼は殺されていた・・・。

【飛騨からくり屋敷殺人事件　ファイル２】
巽家の事情はなかなか複雑で特に征丸と龍太郎は強烈に仲が悪かった。先代の遺言で遺産を全て後妻の子である征丸に相続が決まったからであった。前妻の子である龍太郎ではなく後妻の子征丸に遺産相続されるのだ。事件の背景には巽家の血筋の謎が関わっているようだ。ある時、美雪を見失った一は武者に美雪がさらわれたことを知り後を付けるが返り討ちにあい、そこで武者から生首を見せられる。幸い一、美雪とも無事だったのだが・・・。そんな時、使用人である猿彦がライフル銃の暴発で死んでいるのが発見されるのだった。

【飛騨からくり屋敷殺人事件　ファイル３】
龍太郎との諍いで剣持らは巽家を追い出されるハメになってしまう。しかし、逗留するつもりだったホテルの回転ドアをヒントに一は事件の謎を全て解くのだった。そして巽家に急遽戻り、事件の顛末を説明し、犯人を暴くのであった。

【ボーナスストーリー　フィルムの中のアリバイ】
一が美雪のストーカーに？（笑）。美雪が一に黙って出かける様子。気になって仕方がない一はカメラを持って後を付けることに。ところが美雪は車にひき逃げされてしまうのであった・・・。一の撮影した写真から車の持ち主が判明し、容疑者は堀之内レオ、美隅陽平、中神黎明の３人に絞られたのだが・・・。

僕はこの飛騨からくり屋敷殺人事件が好きです。何故かと言えば話の内容や殺人プロット、そして登場人物の複雑な関係が横溝正史の小説に似ているからです。この作品では人間関係をしっかりと把握しながら見ることをお奨めします（＾＾ゞ。内容が濃く、後味の悪いかも知れませんが・・・。ボーナスストーリーに関しては良くある写真トリックを利用した犯人を一が暴き出すという内容になっています。１話完結の短編ですが一度見ると忘れられなくなるほどよく出来た作品で個人的に好きな話です。特に剣持が最後に見せる犯人に対する優しさは感動しました。ちょっとせつなくなるストーリーにも好感が持てます。

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このレビューはネタバレ情報が含まれています（＾＾ゞ。作品内容を知らない人は読まないでください。

最近連載が再開され、アニメ、ドラマにもなっている有名な「金田一少年の事件簿」。そのアニメ版の作品の中で人気のあった事件に的を絞って編集されたコレクションＤＶＤ第１弾です。栄えある第１弾に収録されている事件はあの有名なそしてこの漫画を世間に知らしめた（大袈裟かも？（笑））「学園七不思議殺人事件」です。舞台は主役、金田一一と七瀬美雪が通う不動高校で起こる惨劇を描いたもので、少年誌に連載されるにはピッタリの内容と設定だと僕は当時思ったものでした（ただし、内容が殺人事件なのであまり教育上良くないかもしれないとも思いましたが・・・（＾＾ゞ）。この話は堂本剛とともさかりえ主演のドラマでも製作された（登場人物が少なかったけど・・）こともあるので知っている人も多いと思います。不動高校に伝わる七不思議の伝説を軸にした殺人事件の裏に隠された恐るべき真実を金田一少年が解き明かしていく様を描いています。またボーナスストーリーとして１話完結の短編である「誰が女神を殺したか？」が収録されています。

【学園七不思議殺人事件　ファイル１】
不動高校には金田一耕助の孫の一とその幼なじみの七瀬美雪が通っていた。一は運動・勉強が苦手のダメ生徒（笑）で逆に美雪は成績優秀でお手本のような生徒であった。そんな時、彼らの先輩でミステリー研究会の部長である桜樹るい子から不動高校に伝わる七不思議の謎を解くことに協力するように言われるのだが、その翌日にあろうことか桜樹の死体が七不思議のひとつ「開かずの生物室」と同じ生物室で発見されるのだった・・・。

【学園七不思議殺人事件　ファイル２】
桜樹の事件を剣持警部が担当することになり、事件関係者は事情聴取を受けるが、ミス研の天才高校生作家と言われている「真壁誠」が密室のトリックを暴く。だが一はそれに納得がいかない様子。そして同じくミス研の尾ノ上貴裕が桜樹の解いた七不思議を解明し名を挙げようとしたとたんに襲われ犠牲者となり、七不思議のひとつである「手首のはう印刷室」に見立てられ印刷室で発見される。そして一は桜樹がもっていたミス研の会報がないことに気がつく。なんとか手に入れた一はそれからヒントを得て調査に乗り出すが、その間に今度は美雪が襲われ、七不思議のひとつである「血を吸う井戸」に見立てられ、井戸の側で倒れている所を発見する。そしてあまりのショックにこの事件から手を引くと剣持警部に言うのだった・・・。

【学園七不思議殺人事件　ファイル３】
美雪が襲われ戦意喪失していた一だったが、美雪が助かったことと彼女の励ましで事件解決を誓う（じっちゃんの名にかけて！（笑））。そして事件を解決していくのであった・・・。

【ボーナスストーリー　誰が女神を殺したか？】
時は不動高校の創立祭。一の後輩である佐木竜太が一目惚れし追いかけていた少女がいた。その名は神津さやか。美術部のマドンナといわれるかわいこちゃんである。創立祭も終わり、一、美雪、佐木、さやかの４人で出かけることになる。しかしその時に事件は起こっていたのだ。こともあろうに美術部顧問である中津川先生が襲われ怪我をしていたのだった。剣持警部は家に帰ってきたさやかに任意同行を求め、それに対して佐木は激高するのだった・・・。

学園ものとしても一と美雪の恋愛ものとしてもミステリーとしても優秀な作品です。ドラマと合わせてみるとより楽しめるかもしれませんね。因みにボーナスストーリーとして収録されている「誰が女神を殺したか？」は原作と比べ犯人の動機が少し変更されています。また「学園七不思議〜」は登場人物がそれほど多くないのでいくつか矛盾点はあるものの、謎解きとしてそこそこ楽しめる内容になっています。この作品を見ていない方でミステリーが好きな方は是非見てください。