革命の夜、いつもの朝
革命の夜、いつもの朝
/ウイリアム・クライン
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(4)
解説・ストーリー
『ミスター・フリーダム』など映画監督としても活躍した写真家、ウイリアム・クラインが68年のフランス5月革命を追ったドキュメンタリー。文化大革命やベトナム戦争を背景に、世界で勃発した反体制運動。そのエネルギーを都市の息づきの中に捉える。
『ミスター・フリーダム』など映画監督としても活躍した写真家、ウイリアム・クラインが68年のフランス5月革命を追ったドキュメンタリー。文化大革命やベトナム戦争を背景に、世界で勃発した反体制運動。そのエネルギーを都市の息づきの中に捉える。
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「革命の夜、いつもの朝」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
『ミスター・フリーダム』など映画監督としても活躍した写真家、ウイリアム・クラインが68年のフランス5月革命を追ったドキュメンタリー。文化大革命やベトナム戦争を背景に、世界で勃発した反体制運動。そのエネルギーを都市の息づきの中に捉える。
「革命の夜、いつもの朝」 の作品情報
「革命の夜、いつもの朝」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
革命の夜、いつもの朝の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/フランス語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BWD00419R |
2007年04月06日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
0人
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革命の夜、いつもの朝の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/フランス語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BWD00419R |
2007年04月06日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
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ユーザーレビュー:4件
タイトルはおしゃれなのになぁ
投稿日:2007/08/05
レビュアー:吟遊旅人
たとえば全共闘運動の記録映画「怒りをうたえ」を見ると血沸き肉踊る興奮が味わえるのに、このドキュメンタリーにはそういう面白みがない。映画を観ながら、「しまった、わたしって五月革命のことなんてほとんど知らんやんか」と気付いてしまったのだ。だいたいが、フランスの学生たちはヘルメットをかぶったりしないから日本と違って党派の見分けがつかない。ゲバ棒も振るわないし、アクションの派手さがないのだ。なにしろ日本では「丸太抱えて防衛庁」なんていうシーンもあるんだからね。
学生や労働者たちが議論している場面が出てくるが、そもそも何について口角泡を飛ばしているのかさっぱりわからない。このドキュメンタリーは極めて不親切で、説明がほとんどなく、当時の記録をただつないであるだけなのだ。これではフランス史によっぽど詳しいか当時の体験者でなければ、見ても何もわからない。
そうそう、「インターナショナル」が国によってメロディが微妙に違うことを知ったのは面白かった。日本で聞きなれている旋律と違う部分って聞いていてなんだか気持ち悪い(笑)。
五月革命のことは何も知らないとはいえ、フランス労働総同盟(CGT)とかルノーの労働争議とかシネマテーク・フランセーズの解雇事件とか、断片的に知っていることが出てくると、ああ、なるほどと思うが、それらの事件についても映像ではまったく断片的な取り扱いしかないので、理解が深まるということがない。
それより、わたしがDVDを見ている側を通りかかった高1の息子が、若者が暴れている場面やデモのシュプレヒコールを聞いて発した質問や感想が面白かった。
いわく、「なんで『自由を』って言うてんの? フランスって独裁国家なんか? 言論の自由がなかったん? なんであんな暴れてるん、周りの自動車が壊されてるやんか、ええ迷惑やで。あんな人に迷惑かけてええのか? え? 労働者が搾取されてる? そんなことぐらいであんなに暴れるんか」
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
五月、パリの路上にて
一時の儚い狂騒であろうとなかろうと、何かが変わるかもしれない、変えられるかもしれない、と思わせる革命の朝はいつだって美しい。
革命とは、労働者と学生たちの特権ではない。革命とは市民にとっての永遠のテーゼである。アイドルの総選挙に一喜一憂しながら、政治家の選挙には投票にさえ行かず、その結果に対して暴動のひとつも起きない社会は不健全であるとさえ言える。
なにもアジるつもりなどないが、もっと能動的な態度でいるべきだなと、本作を観るとつくづく思うのだ。政治家とは国民の上に立つ者たちの総称ではない。政治家とは国民を管理するのが仕事であるわけがない。だから市民は政治家を常に監視する立場を取るべきであり、政治家の暴挙を抑止する働きを果たさなくてはならない。それが健全な社会であると思う。おめでたい理想主義かもしれないが、おめでたい理想も語れない世の中ってなんだ。で、そのおめでたい世の中を目指すためには、団結よりも寧ろバラバラに散らばってそれぞれの個を成熟させることが今は必要なのかなあ、と思ったりなんかしたりして。
本作は遥か昔、パリの五月革命を収めた記録であるが、私たちの今と地続きに繋がっているストーリーでもある。
それにしても、フランス人はホントに良く喋る。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
フランス人の会話・議論好きに驚く。市民性をどこで判断するか。
「革命の夜、いつもの朝」(1968年、フランス/カナダ、白黒、120分)。
ウィリアム・クライン(1928年〜)は、アメリカ合衆国の写真家です。
「ニューヨーク」(1956)、「ローマ」 (1956)、「モスクワ」(1961)、「東京」(1964)という題名の写真集を作っている。
その時々、最も熱い空気をもった都市に入り、全容を貪欲に映し出す。
彼は、スナップショットの写真家である。
特に、「ニューヨーク」。
カメラに銃口を向ける少年、電球を前に放心した男……。
その写真を見ると、音楽を感じる。
彼の歩みが表れている。
ニューヨークのあらゆる多民族の一瞬を、熱く撮っている。
アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908〜2004)とは、一世代半若い作家です。
彼の映像の活動は、2次大戦後、20代後半から始まった。
○ ブレッソンは戦前のパリを撮る。構図は正確で、モノクロの諧調は穏やかだ。
● クラインは戦後のニューヨークを撮る。モノクロのコントラストが強調される。静かだ。
彼の構図は、写した人物が溢れる手前をとらえている。動く。
この映画は、フランスの五月革命を描いている。
もう、1枚1枚の写真では、とらえきれないと判断したのだろう。
この映画を見ると、それは正解だったと分かる。
1968年5月10日、パリで行われたゼネストは、市民の反体制運動、権利主張、政府の政策転換を訴えていく。
スターリンも毛沢東も、ポン・ピドーも同時に称賛する。「インターナシオナル」を合唱する単純さを、今は感じる。
時の、ド・ゴール大統領は、軍隊を出動させ、事態の収束を図る。
同時に、議会を解散、総選挙を行って勝ち、労働者の団結権・学生の自治権などを承認した。
この速度に感心する。
権利主張の運動側も、体制側も、実に賢明な着地を図った。
この「革命」は、その後、世界中に影響を与えたが、すべて失敗になったと思う。
日本の70年安保闘争、中国の天安門(1989)、ベルリンの壁(東ドイツ)崩壊(1989)と東欧革命、近年の「アラブの春」(2014〜)。
死の流血もなく、前権力者の監禁・処刑もなく、成り立ったのは、この「五月革命」だろう。
その条件は、フランス人の対話性にある。
議論好き、ともかくおしゃべりである。そして、ここが重要だが、人の話をともかく聞く。
人が話しているとき、口を挟まない。
反駁の材料として、あるいは、次の自分の論の裏付けとして、聞くのだ。
別の立場の個人個人が、付和雷同することなく、一人ずつ話している。皆が、聞く耳を持つ。
これが、成熟した社会の有りようであると、思った。
右向け右と言われたら、全員が右を向くのではない。
隣人をさっと見て、それに倣うのではない。
ドイツでも、イギリスでも、日本でも、こんな風にはならないのであろう。
と言って、フランス国民を全面的に称賛するのではない。
会話に夢中になって我を忘れ、個を重んじるので、軍隊としては統率がとれない。すぐに降伏をする。
が、レジスタンス(抵抗)の能力は高い。
クラインの最も印象に残ったのが、かれらの対話であったことは確かである。
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路上の市民たち。
投稿日:2012/04/08
レビュアー:time
5月革命当時の市民たちの盛り上がりや熱狂ぶりがとても伝わりました。
路上の市民の論客たちの議論は道行く人を巻き込みながら拡大していき、議論の対立はさらに勢いを加速させていきます。
市民は革命を訴え、時に激しく警官とぶつかり、権力を罵倒する。
このような未来を憂う若者や貧しい労働者の不満が燃え上がったその瞬間が見事に捉えられており、
ドキュメンタリーならではの臨場感が存分に味わえます。
ただ、この映画にでてきた知ってる単語は『ベトナム戦争』のみでした。それは見た後にもあまり変わりませんでした。
フランス・カナダ合作の映画らしいのでフランス圏の人には必要ないのか、現状の説明や解説がありません。
また、革命運動が最高潮に達した街がリアルに映されている反面、革命前後が描かれていないのです。
運動のきっかけも、その終焉もまったくです。
というわけなので、どうやら五月革命を描きたかったわけではないようです。
おそらく描きたかったのは運動にのめりこむ市民たちであろうと思います。
日本人である私はありのままをぶつけるような議論はどうしても室内になってしまうが、
公共の場である路上にあえて向かっていくフランス市民たちを私はうらやましく思う。
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ユーザーレビュー
タイトルはおしゃれなのになぁ
投稿日
2007/08/05
レビュアー
吟遊旅人
たとえば全共闘運動の記録映画「怒りをうたえ」を見ると血沸き肉踊る興奮が味わえるのに、このドキュメンタリーにはそういう面白みがない。映画を観ながら、「しまった、わたしって五月革命のことなんてほとんど知らんやんか」と気付いてしまったのだ。だいたいが、フランスの学生たちはヘルメットをかぶったりしないから日本と違って党派の見分けがつかない。ゲバ棒も振るわないし、アクションの派手さがないのだ。なにしろ日本では「丸太抱えて防衛庁」なんていうシーンもあるんだからね。
学生や労働者たちが議論している場面が出てくるが、そもそも何について口角泡を飛ばしているのかさっぱりわからない。このドキュメンタリーは極めて不親切で、説明がほとんどなく、当時の記録をただつないであるだけなのだ。これではフランス史によっぽど詳しいか当時の体験者でなければ、見ても何もわからない。
そうそう、「インターナショナル」が国によってメロディが微妙に違うことを知ったのは面白かった。日本で聞きなれている旋律と違う部分って聞いていてなんだか気持ち悪い(笑)。
五月革命のことは何も知らないとはいえ、フランス労働総同盟(CGT)とかルノーの労働争議とかシネマテーク・フランセーズの解雇事件とか、断片的に知っていることが出てくると、ああ、なるほどと思うが、それらの事件についても映像ではまったく断片的な取り扱いしかないので、理解が深まるということがない。
それより、わたしがDVDを見ている側を通りかかった高1の息子が、若者が暴れている場面やデモのシュプレヒコールを聞いて発した質問や感想が面白かった。
いわく、「なんで『自由を』って言うてんの? フランスって独裁国家なんか? 言論の自由がなかったん? なんであんな暴れてるん、周りの自動車が壊されてるやんか、ええ迷惑やで。あんな人に迷惑かけてええのか? え? 労働者が搾取されてる? そんなことぐらいであんなに暴れるんか」
五月、パリの路上にて
投稿日
2013/08/03
レビュアー
TETSUYA
一時の儚い狂騒であろうとなかろうと、何かが変わるかもしれない、変えられるかもしれない、と思わせる革命の朝はいつだって美しい。
革命とは、労働者と学生たちの特権ではない。革命とは市民にとっての永遠のテーゼである。アイドルの総選挙に一喜一憂しながら、政治家の選挙には投票にさえ行かず、その結果に対して暴動のひとつも起きない社会は不健全であるとさえ言える。
なにもアジるつもりなどないが、もっと能動的な態度でいるべきだなと、本作を観るとつくづく思うのだ。政治家とは国民の上に立つ者たちの総称ではない。政治家とは国民を管理するのが仕事であるわけがない。だから市民は政治家を常に監視する立場を取るべきであり、政治家の暴挙を抑止する働きを果たさなくてはならない。それが健全な社会であると思う。おめでたい理想主義かもしれないが、おめでたい理想も語れない世の中ってなんだ。で、そのおめでたい世の中を目指すためには、団結よりも寧ろバラバラに散らばってそれぞれの個を成熟させることが今は必要なのかなあ、と思ったりなんかしたりして。
本作は遥か昔、パリの五月革命を収めた記録であるが、私たちの今と地続きに繋がっているストーリーでもある。
それにしても、フランス人はホントに良く喋る。
フランス人の会話・議論好きに驚く。市民性をどこで判断するか。
投稿日
2015/09/12
レビュアー
ちゅく
「革命の夜、いつもの朝」(1968年、フランス/カナダ、白黒、120分)。
ウィリアム・クライン(1928年〜)は、アメリカ合衆国の写真家です。
「ニューヨーク」(1956)、「ローマ」 (1956)、「モスクワ」(1961)、「東京」(1964)という題名の写真集を作っている。
その時々、最も熱い空気をもった都市に入り、全容を貪欲に映し出す。
彼は、スナップショットの写真家である。
特に、「ニューヨーク」。
カメラに銃口を向ける少年、電球を前に放心した男……。
その写真を見ると、音楽を感じる。
彼の歩みが表れている。
ニューヨークのあらゆる多民族の一瞬を、熱く撮っている。
アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908〜2004)とは、一世代半若い作家です。
彼の映像の活動は、2次大戦後、20代後半から始まった。
○ ブレッソンは戦前のパリを撮る。構図は正確で、モノクロの諧調は穏やかだ。
● クラインは戦後のニューヨークを撮る。モノクロのコントラストが強調される。静かだ。
彼の構図は、写した人物が溢れる手前をとらえている。動く。
この映画は、フランスの五月革命を描いている。
もう、1枚1枚の写真では、とらえきれないと判断したのだろう。
この映画を見ると、それは正解だったと分かる。
1968年5月10日、パリで行われたゼネストは、市民の反体制運動、権利主張、政府の政策転換を訴えていく。
スターリンも毛沢東も、ポン・ピドーも同時に称賛する。「インターナシオナル」を合唱する単純さを、今は感じる。
時の、ド・ゴール大統領は、軍隊を出動させ、事態の収束を図る。
同時に、議会を解散、総選挙を行って勝ち、労働者の団結権・学生の自治権などを承認した。
この速度に感心する。
権利主張の運動側も、体制側も、実に賢明な着地を図った。
この「革命」は、その後、世界中に影響を与えたが、すべて失敗になったと思う。
日本の70年安保闘争、中国の天安門(1989)、ベルリンの壁(東ドイツ)崩壊(1989)と東欧革命、近年の「アラブの春」(2014〜)。
死の流血もなく、前権力者の監禁・処刑もなく、成り立ったのは、この「五月革命」だろう。
その条件は、フランス人の対話性にある。
議論好き、ともかくおしゃべりである。そして、ここが重要だが、人の話をともかく聞く。
人が話しているとき、口を挟まない。
反駁の材料として、あるいは、次の自分の論の裏付けとして、聞くのだ。
別の立場の個人個人が、付和雷同することなく、一人ずつ話している。皆が、聞く耳を持つ。
これが、成熟した社会の有りようであると、思った。
右向け右と言われたら、全員が右を向くのではない。
隣人をさっと見て、それに倣うのではない。
ドイツでも、イギリスでも、日本でも、こんな風にはならないのであろう。
と言って、フランス国民を全面的に称賛するのではない。
会話に夢中になって我を忘れ、個を重んじるので、軍隊としては統率がとれない。すぐに降伏をする。
が、レジスタンス(抵抗)の能力は高い。
クラインの最も印象に残ったのが、かれらの対話であったことは確かである。
路上の市民たち。
投稿日
2012/04/08
レビュアー
time
5月革命当時の市民たちの盛り上がりや熱狂ぶりがとても伝わりました。
路上の市民の論客たちの議論は道行く人を巻き込みながら拡大していき、議論の対立はさらに勢いを加速させていきます。
市民は革命を訴え、時に激しく警官とぶつかり、権力を罵倒する。
このような未来を憂う若者や貧しい労働者の不満が燃え上がったその瞬間が見事に捉えられており、
ドキュメンタリーならではの臨場感が存分に味わえます。
ただ、この映画にでてきた知ってる単語は『ベトナム戦争』のみでした。それは見た後にもあまり変わりませんでした。
フランス・カナダ合作の映画らしいのでフランス圏の人には必要ないのか、現状の説明や解説がありません。
また、革命運動が最高潮に達した街がリアルに映されている反面、革命前後が描かれていないのです。
運動のきっかけも、その終焉もまったくです。
というわけなので、どうやら五月革命を描きたかったわけではないようです。
おそらく描きたかったのは運動にのめりこむ市民たちであろうと思います。
日本人である私はありのままをぶつけるような議論はどうしても室内になってしまうが、
公共の場である路上にあえて向かっていくフランス市民たちを私はうらやましく思う。
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