新・平家物語 / 市川雷蔵(八代目)
新・平家物語
/溝口健二
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(14)
解説・ストーリー
吉川英治の大作歴史小説を、全三部作で映画化するプロジェクトの第一弾。依田義賢、成沢昌茂、辻久一が共同で脚色を行い、溝口健二が初めてカラー作品に挑戦した。撮影は宮川一夫、音楽は早坂文雄が担当。若き日の平清盛を市川雷蔵が演じた。翌年に第二作『新・平家物語 義仲をめぐる三人の女』と第三作『新・平家物語 静と義経』が公開された。<BR> 平安末期。長らく続いた貴族社会が衰退し、それに代わって武家社会が台頭してきた。平忠盛は海賊討伐を行うなど活躍するが、永年の貧窮は改善されず、祝宴を行うにも馬を売りに出す始末。忠盛の恩賞問題に関わり謹慎させられた藤原時信の家を訪れたとき、清盛は時信の娘の時子に会い心惹かれてしまう。清盛は酒屋で自分が白川上皇の息子であることを聞かされ、ショックを受ける。
吉川英治の大作歴史小説を、全三部作で映画化するプロジェクトの第一弾。依田義賢、成沢昌茂、辻久一が共同で脚色を行い、溝口健二が初めてカラー作品に挑戦した。撮影は宮川一夫、音楽は早坂文雄が担当。若き日の平清盛を市川雷蔵が演じた。翌年に第二作『新・平家物語 義仲をめぐる三人の女』と第三作『新・平家物語 静と義経』が公開された。<BR> 平安末期。長らく続いた貴族社会が衰退し、それに代わって武家社会が台頭してきた。平忠盛は海賊討伐を行うなど活躍するが、永年の貧窮は改善されず、祝宴を行うにも馬を売りに出す始末。忠盛の恩賞問題に関わり謹慎させられた藤原時信の家を訪れたとき、清盛は時信の娘の時子に会い心惹かれてしまう。清盛は酒屋で自分が白川上皇の息子であることを聞かされ、ショックを受ける。
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「新・平家物語」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
吉川英治の大作歴史小説を、全三部作で映画化するプロジェクトの第一弾。依田義賢、成沢昌茂、辻久一が共同で脚色を行い、溝口健二が初めてカラー作品に挑戦した。撮影は宮川一夫、音楽は早坂文雄が担当。若き日の平清盛を市川雷蔵が演じた。翌年に第二作『新・平家物語 義仲をめぐる三人の女』と第三作『新・平家物語 静と義経』が公開された。<BR> 平安末期。長らく続いた貴族社会が衰退し、それに代わって武家社会が台頭してきた。平忠盛は海賊討伐を行うなど活躍するが、永年の貧窮は改善されず、祝宴を行うにも馬を売りに出す始末。忠盛の恩賞問題に関わり謹慎させられた藤原時信の家を訪れたとき、清盛は時信の娘の時子に会い心惹かれてしまう。清盛は酒屋で自分が白川上皇の息子であることを聞かされ、ショックを受ける。
「新・平家物語」 の作品情報
「新・平家物語」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
新・平家物語の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR0383 |
2007年03月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
0人
|
0人
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新・平家物語の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR0383 |
2007年03月23日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
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0人
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ユーザーレビュー:14件
ゴダールは冒頭の長回しに驚愕したそうな
先日の松竹作品に続き、溝口健二の本領とも言うべき大映作品もレンタル許諾された。私個人はいわゆる後期作品に相当するこれらの作品は溝口作品の中では相対的には好きではないが、溝口の名を世界に轟かせたのはこれら一連の作品群だし、物語的な面白さや見た目の派手さもあるため、溝口作品としての入口としてはこちらの方が恐らく敷居は低いだろうと思う。
『新・平気物語』は、ゴダール等のヌーヴェルヴァーグの連中がその見事さに驚愕しどのようにして撮影したのかを議論し合ったという伝説ができたほど有名な冒頭の長回しに代表されるように、「世界の溝口」を顕著に現した豪華絢爛な溝口作品だ。ただし、平清盛が政権を奪取するに至るまでを描いた、いわば平家勃興期物語、プレ平家物語であり、その名から想像される華美さはない。むしろまだまだ地位の低かった武家の頭領として貴族に虐げられる貧しい弱者としての側面の方が遙かに強い。
だが、オープンセットによる町並みや、僧兵との争いにおける膨大なエキストラなど後年の黒澤明張りの派手さもあり、金を惜しみなく使った豪華な作品と言うことはありありとわかるし、こうした壮大さを楽しむこともできる。冒頭の長回しにしても、同様の冒頭における長回しの代表とも言えるウェルズの『黒い罠』とは比ぶべくもないとは思うが、でも『黒い罠』よりも二年早い作品であったことを考えると先駆的な意味合いは小さくないだろう。
ただし、私的な感想としては大味さが否めないように思う。それは黒澤作品における大雑把さや大味さとすんでの所で接しており、ただ単に黒澤作品のように破綻していたり稚拙だったりするところがないため両者の違いが出ているに過ぎないと感じるほどだ。
小津安二郎は生前に、自身と、溝口、成瀬そして黒澤とを比較して、「成瀬は自分と同じようにトーンは低く、黒澤は高い、そして溝口は一見低いようだが実は高い」と述べたそうだが、この作品を観ると確かに溝口と黒澤とにある種の共通点を感じることができると思う。
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雷様、お眉が!
「眠狂四郎」シリーズの特典映像のスタッフ・インタビューで、この作品の市川雷蔵さんの眉については何度か耳にしていたから興味津々と云う感じで観てました。
あの眉だけで清盛の役ができている訳ではないのだけれど、しかし、それにしても、目に焼きついてしまいました。
雷蔵作品を未だ数観ていないせいなのか、生気あふれる陽性の雷蔵さんに初めは戸惑いましたが、気が付けば納得していて、本当に才能のある人だったのだなと、ため息をつくことになります。
清盛母役の小暮実千代さんの胸の谷間が妙に気になったのだけれど、あの衣裳って考証的にはどうなんでしょうか。リアルならさすがは白拍子!なのだけれど。
暗い雷蔵さんファンにぜひとも観て頂きたい作品です。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
『貴族ども 好きなだけ踊っていろ 明日は 俺たちの時代だ!』
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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↑最後に呟く清盛(雷サマ)の台詞こそ…
藤原氏による貴族政治が綻び始めた頃 着実に勢力を伸ばしていた勃興期の武者の立場を デビュー2年目の雷サマ(正確には8代目市川 雷蔵)が初々しい武者姿を披露しています。 “貴族政治から武家政治へ”学校では習いますよね。 でも民主的に総選挙があるわけじゃなし 「はい、政権をどうぞ」ってわけにはいかない! 当然政変を喜ばない既得権益層(抵抗勢力)が存在した。
雷サマ扮する若き日の【平 清盛】が 無理難題を押し付ける叡山のクソ坊主どもが担ぐ強訴の神輿に 2本の矢を射掛けて退散させるシーンなんか 実に象徴的でスカッとします。
(後の信長のように 殲滅してしまわないのも いと、をかし)
不世出の大スター雷サマの 行く末を暗示するがごときの表題の台詞 しかとお聞き届けくださりませ。
映画としての評価がどうかは さて置き(置くなよって!) 雷サマの凛々しい佇まいを謹んで視聴いたします。
(すべていふも おろかなり!)
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僧兵って
寺院が養っていた僧兵って、相当怖い存在だったのですね。
「僧」という名は付いていますが、実際は長刀を持ったチンピラで、武士でさえうかつに手が出せなかったとは驚きです。
しかも当時、武士は院の番犬と呼ばれ賤しき存在とされた・・・。
自分の馬を売って酒と肴を皆に振舞う忠盛の姿には感動しました。
ところで清盛が後白河上皇の御子というのは史実に基づいているのでしょうか?
非常に気になります。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
意外なシーンあり。
映画自体5(3)本シリーズという、〈溝口監督作品としては一本のみ。〉もう少し続きを観たかったな、源平の戦いや義経をどのようにスクリーンに残したのだろうか。清盛の新入社員位で終わっている。 牛車のシーンが面白かった。また原作者の吉川英治と市川雷蔵の一コマも興味深い。
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
ゴダールは冒頭の長回しに驚愕したそうな
投稿日
2007/03/23
レビュアー
parole
先日の松竹作品に続き、溝口健二の本領とも言うべき大映作品もレンタル許諾された。私個人はいわゆる後期作品に相当するこれらの作品は溝口作品の中では相対的には好きではないが、溝口の名を世界に轟かせたのはこれら一連の作品群だし、物語的な面白さや見た目の派手さもあるため、溝口作品としての入口としてはこちらの方が恐らく敷居は低いだろうと思う。
『新・平気物語』は、ゴダール等のヌーヴェルヴァーグの連中がその見事さに驚愕しどのようにして撮影したのかを議論し合ったという伝説ができたほど有名な冒頭の長回しに代表されるように、「世界の溝口」を顕著に現した豪華絢爛な溝口作品だ。ただし、平清盛が政権を奪取するに至るまでを描いた、いわば平家勃興期物語、プレ平家物語であり、その名から想像される華美さはない。むしろまだまだ地位の低かった武家の頭領として貴族に虐げられる貧しい弱者としての側面の方が遙かに強い。
だが、オープンセットによる町並みや、僧兵との争いにおける膨大なエキストラなど後年の黒澤明張りの派手さもあり、金を惜しみなく使った豪華な作品と言うことはありありとわかるし、こうした壮大さを楽しむこともできる。冒頭の長回しにしても、同様の冒頭における長回しの代表とも言えるウェルズの『黒い罠』とは比ぶべくもないとは思うが、でも『黒い罠』よりも二年早い作品であったことを考えると先駆的な意味合いは小さくないだろう。
ただし、私的な感想としては大味さが否めないように思う。それは黒澤作品における大雑把さや大味さとすんでの所で接しており、ただ単に黒澤作品のように破綻していたり稚拙だったりするところがないため両者の違いが出ているに過ぎないと感じるほどだ。
小津安二郎は生前に、自身と、溝口、成瀬そして黒澤とを比較して、「成瀬は自分と同じようにトーンは低く、黒澤は高い、そして溝口は一見低いようだが実は高い」と述べたそうだが、この作品を観ると確かに溝口と黒澤とにある種の共通点を感じることができると思う。
雷様、お眉が!
投稿日
2007/06/13
レビュアー
正太郎
「眠狂四郎」シリーズの特典映像のスタッフ・インタビューで、この作品の市川雷蔵さんの眉については何度か耳にしていたから興味津々と云う感じで観てました。
あの眉だけで清盛の役ができている訳ではないのだけれど、しかし、それにしても、目に焼きついてしまいました。
雷蔵作品を未だ数観ていないせいなのか、生気あふれる陽性の雷蔵さんに初めは戸惑いましたが、気が付けば納得していて、本当に才能のある人だったのだなと、ため息をつくことになります。
清盛母役の小暮実千代さんの胸の谷間が妙に気になったのだけれど、あの衣裳って考証的にはどうなんでしょうか。リアルならさすがは白拍子!なのだけれど。
暗い雷蔵さんファンにぜひとも観て頂きたい作品です。
『貴族ども 好きなだけ踊っていろ 明日は 俺たちの時代だ!』
投稿日
2007/11/29
レビュアー
徒然蜜柑白書
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
↑最後に呟く清盛(雷サマ)の台詞こそ…
藤原氏による貴族政治が綻び始めた頃 着実に勢力を伸ばしていた勃興期の武者の立場を デビュー2年目の雷サマ(正確には8代目市川 雷蔵)が初々しい武者姿を披露しています。 “貴族政治から武家政治へ”学校では習いますよね。 でも民主的に総選挙があるわけじゃなし 「はい、政権をどうぞ」ってわけにはいかない! 当然政変を喜ばない既得権益層(抵抗勢力)が存在した。
雷サマ扮する若き日の【平 清盛】が 無理難題を押し付ける叡山のクソ坊主どもが担ぐ強訴の神輿に 2本の矢を射掛けて退散させるシーンなんか 実に象徴的でスカッとします。
(後の信長のように 殲滅してしまわないのも いと、をかし)
不世出の大スター雷サマの 行く末を暗示するがごときの表題の台詞 しかとお聞き届けくださりませ。
映画としての評価がどうかは さて置き(置くなよって!) 雷サマの凛々しい佇まいを謹んで視聴いたします。
(すべていふも おろかなり!)
僧兵って
投稿日
2007/12/25
レビュアー
ryogarden
寺院が養っていた僧兵って、相当怖い存在だったのですね。
「僧」という名は付いていますが、実際は長刀を持ったチンピラで、武士でさえうかつに手が出せなかったとは驚きです。
しかも当時、武士は院の番犬と呼ばれ賤しき存在とされた・・・。
自分の馬を売って酒と肴を皆に振舞う忠盛の姿には感動しました。
ところで清盛が後白河上皇の御子というのは史実に基づいているのでしょうか?
非常に気になります。
意外なシーンあり。
投稿日
2007/03/29
レビュアー
レビュアー名未設定
映画自体5(3)本シリーズという、〈溝口監督作品としては一本のみ。〉もう少し続きを観たかったな、源平の戦いや義経をどのようにスクリーンに残したのだろうか。清盛の新入社員位で終わっている。 牛車のシーンが面白かった。また原作者の吉川英治と市川雷蔵の一コマも興味深い。
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