名犬ラッシー

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懐古趣味ではないのですが、子供の頃に観ていたドラマが懐かしい此の頃です。
「スーパーマン」「ハイウェイ・パトロール」「ローハイド」
そして、この「名犬ラッシー」など。
もう、少年の名前も、お父さんやお母さんの顔も思い出せないのだけれど、不思議に主題歌だけは今でも覚えているんです。
提供は某石鹸会社で、
♪ラッシー　ラッシー　
ラッシー　ラッシー　ワンワンワン　と続きます。（全部書いてみたいけど、著作権の問題が・・・）
ストーリーも毎回お決まりの通り進んでいくので、今回も観る前から結末は分かっています。
それでも、ラッシーの賢さや少年に寄せる信頼、少年とラッシーの友情に胸を打たれるのでした。
子供時代の思い出をもとに作品を観ると、しばしばガッカリすることがあります。
それは、時とともに薄れていく記憶を想像力で補い、ついでに理想の形に作り変えてしまっている様です。
その意味で、本作も少し期待外れでした。
ラッシーとジョーの関係がよそよそしく感じられたこと、母親がヒステリックだったこと、そして何よりもラッシーが普通の犬にしか見えなかったのです。
皮肉なことに、昔のラッシーの姿を再現してくれたのは、ラッシーの友達の小さな犬、クリケットでした。
長旅に疲れ果て、雪の上に身を横たえたラッシーを見つけ、教会のジョーのもとに走り、ネクタイを引っ張ってラッシーの居場所まで連れて行ったのです。
裕福な公爵の老人の好意で、ジョーの一家は生活を保障され、ラッシーとともに暮らせるようになりますが、ここに来てもなお、駆け引きする母親が物語をぶち壊してくれました。
子供と一緒に観るお話くらい、綺麗事でもいいように思うのですが、いかがなものでしょう？

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子供の日に録画されていた１本。
韓国ドラマにはまり、おとんと二人楽しみにしている連ドラ。
ところがこの日は「こどもの日」ということもあり、番組変更。そうとも知らずいつものように録画されていました。
題名を見て「あら懐かしい！」と思い消去することもなく鑑賞の運びとなりやした。

さてさてお話は誰もがご存じのもの。
愛する飼い主から無理やり離されたラッシーが遠く離れた家族を求め、愛と冒険を繰り返しながら長い道のりを帰っていく、というものですね。
大昔最初の白黒の時代のＴＶドラマから鑑賞した記憶のおかん。
たくましい雑種の日本犬しか見たことも飼ったこともない子供の頃のおかん。
ＴＶの中の賢く高貴な姿のコリーにくぎ付けでしたね。

ラッシーの姿に何度も涙したものです。

この作品は比較的新しいリメイクなんですね。

正直、雪の上に倒れたラッシーには思わず涙しちゃいましたが・・・後は・・・

この年になると感動がないんでしょうか。
鈍くなっちゃってるんでしょうかね。

尺の中に詰め込むことが無理なのかなぁ。
どうも、ただラッシーが脱走を繰り返し、その結果家路を急ぐ・・・そんな感じでいまひとつ感動もなく淡々と進むドラマ、かな。
自分の中では登場人物の中に魅力的な人がなく、感情移入もできなかった。そのせいだろうか・・・

ラッシーと少年の絆もいまひとつ。
昔エリザベス・テーラーが演じた少女もいまひとつ。
お母さんなんか何が大事なのかわからないような、ちょっと計算高いし・・・ここ笑えなかったなぁ。
ただ、父親はまじめで子供思いの優しい男。救いはここだけか。

最後も伯爵の計らいで一応めでたしめでたしなんだろうけど・・・
どこまで行っても金持ちの気ままにつきあうことに、ちょっと素直に「良かった」と言えない自分がいたなぁ。

おかんのように汚れた心の大人には、ちょっときついかもしれないけど、純粋無垢な子供にはとても素敵な映画でしょうね。
どうかそんな子供と楽しんでください。

ちなみに今から４０年以上も前の大昔、ラッシーに憧れて飼い始めたコリー。
女の子で「メリー」といい、沢山の子供たちを生んで我が家を楽しませてくれました。

犬好きの人なら、涙涙・・・です。
いうまでもなく、名作「名犬ラッシー」の映画化。
過去何度も映画、テレビドラマ、アニメにまで仕立てられてきましたが、この作品は極力原作をそのまま再現してあるとのこと。
ヨークシャーの小さな炭鉱街に住む少年ジミーの一番の友達が、コリー犬のラッシー。
ところが、炭鉱が閉鎖され、生活が苦しくなり、ラッシーをラドリング公爵に売らなければならなくなってしまいます。
けれども、このラッシーがまたすごい。
ジミーが学校を終える時間になると、フェンスの下に穴を掘って、あるいはフェンスを駆け上り飛び越えて公爵家を脱走し、ジミーのお迎えに現れる。
とうとう、ラッシーはスコットランドへ連れて行かれることになりました。
ヨークシャー〜スコットランド間は約８００キロ。
スコットランドからの脱出にも成功し、長い旅が始まります。
このイギリスの風景がまたすばらしいですね。
田園風景、時には岩山。
ネス湖のふちも通り抜ける。
なんとネス湖に怪しい巨大な生き物の影もあったりして・・・。
次第に汚れ、やせ衰えていくラッシー。
まったく涙ぐましい。
どうやって方角を知るのでしょう。
ひたすら南を目指す。
ほっとするのは、旅芸人のロウリーとしばし道連れとなったところ。

この映画価値はまさにこの犬の演技でしょう。
危害を加えそうな人、優しい人、ちゃんとかぎ分けてそれなりの表情をする。
また、この犬がコリー犬としても格別にやさしい顔してるんですよね。
ラッシーってオスだとずっと思っていたのですが、もともとオンナノコの設定なのでした。
ラストはまた、飛び切りかわいい映像がでてきますよ！！　オンナノコならではの・・・。

サブストーリーとして語られるのはラドリング公爵の孫娘シーラ。
彼女は、ロンドンっ子なのですが、戦争の危険を避けるため、祖父の元に来ているのです。
そしてまた、学校の寄宿舎に入れられ・・・、家族から引き離されて帰りたいけど帰れない、ラッシーとわが身が重なりあってしまうのです。
そこで、ラッシーに習えとばかり寄宿舎を脱走するシーラ。
（こちらは失敗に終わりましたが。）
ここのところがいいなあ、と思いました。
これがなければ本当に犬の演技の妙だけの映画で終わってしまうところでした。

この映画を見た後、うちの駄犬を見てみれば・・・ホント、ますます駄犬に見えてしまうのですが、ま、いいか。
ダメな子ほどかわいい・・・。ということで・・・。

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この作品　見た目には本当に美しい。

ただ無駄に長い。
わざわざ物語を引き伸ばしているように長い。
その間少年は落ち込んでいるだけだし
犬は決められた演技をクリアしているという程度。

テレビシリーズ、実は忘れてしまったけれど
もうちょっとラッシーがチョコマカ活躍して
問題を解決していた感じと思うのですが・・・。
この作品の場合　お利口な犬というよりは「帰りたい犬」
でしかなく　ただただ　つまらなかった。


相当の犬好きにしかお勧めできません。

昔から名犬ラッシーって本やテレビで知っていたけれど詳しいストーリーを忘れてしまっていました。ただ幼いながらも犬を飼いたいと強く思った事を覚えています。そんな訳で観たのだけれど純粋にこの手のドラマはイイです。またラッシー役のコリー犬が賢いのなんの・・。強い絆で結ばれた少年とラッシー、生活の為に公爵へ売られたラッシーが遥か８００キロを少年に会うために逃げ出し途中、保健所に捕まったり、心優しい旅芸人との出会い別れ等の出来事を経て少年との再会・・。今、改めて観ても、やっぱり犬が飼いたいと思ってしまう作品でした。