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ありがとう / 赤井英和

ありがとう /万田邦敏

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

 ノンフィクション『還暦ルーキー』(文庫版『ありがとう』)を映画化した感動ヒューマン・ドラマ。阪神大震災で家も財産も失った主人公が、街の復興に奔走しながら、焼け跡に残されたゴルフクラブでプロテストを目指す姿を、強い絆で結ばれた夫婦愛を軸に描き出す。1995年1月17日未明、神戸市を激しい揺れが襲った。古市忠夫の暮らす鷹取商店街では995棟が全焼、105名が命を落としてしまう。忠夫の家も全てが焼き尽くされ、跡形も残っていなかった。やがて、街の復興に向けてボランティア活動に尽力していた忠夫は、奇跡的に無傷で残っていた自分のゴルフバッグと再会する。

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

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ジャンル :

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「ありがとう」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 ノンフィクション『還暦ルーキー』(文庫版『ありがとう』)を映画化した感動ヒューマン・ドラマ。阪神大震災で家も財産も失った主人公が、街の復興に奔走しながら、焼け跡に残されたゴルフクラブでプロテストを目指す姿を、強い絆で結ばれた夫婦愛を軸に描き出す。1995年1月17日未明、神戸市を激しい揺れが襲った。古市忠夫の暮らす鷹取商店街では995棟が全焼、105名が命を落としてしまう。忠夫の家も全てが焼き尽くされ、跡形も残っていなかった。やがて、街の復興に向けてボランティア活動に尽力していた忠夫は、奇跡的に無傷で残っていた自分のゴルフバッグと再会する。

「ありがとう」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

日本

「ありがとう」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

35,500
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国内・海外ドラマ

5,400
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アニメ

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R-18

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CD

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プロゴルファーになっても、それで食える人は少ない・・ ネタバレ

投稿日:2007/07/21 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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  全然、関係ないのですが、いつも独特で素晴らしいレビューを書かれる「百万回生きた猫」さんは、女性だとばかり勘違いしていました。この作品のレビューで「妻と」という文章があって、びっくりしました。佐野洋子さんの印象があったせいでしょうかね。


 演出、脚本、音楽、特撮、俳優、すべてにおいて、バランスがうまく取られた作品ですね。
 阪神・淡路大震災の記憶が薄れつつある12年後の今、こういう作品が公開されたのは、非常に意味深いことに思えます。
 幸いにして、私の親類縁者は、震災被害には遭いませんでした。だからこそ、今この作品を観るときに、その恐怖と、私たちの知らないところで様々なドラマがあったことに心を奪われるのです。
 当時、早朝のニュースで映し出された映像を見て、かみさんと
「いったい、何がおこったんだ?」
と、驚いた記憶がまざまざとよみがえりました。体験された方は、なおさらなのだと思います。ボランティアとして参加しようと思い、会社に掛け合ったのですが、当時は、勤め人だったので自由には動けず、募金でしか協力できませんでした・・・。
 永田港から、何台もの消防車をつないで水を移送して、放水ができた場面では涙が出てしまいました。

 冒頭のシーンがエンディングで繰り返されますが、ラヴァ様がおっしゃるように全く違った印象になってしまうのですね。ラヴァ様のレビューを読んでいなければ、冒頭の暗さで、観るのをやめてしまったかも知れません。

 赤井秀和は、相変わらずへたですが、「どついたるねん」の頃からくらべれば、
「ちゃんと演技できるようになったじゃん」
と、妙な感動がありました。TVドラマ「人間失格」の時に、あれも演技とはいえないのでしょうが、身につまされるような役柄を演じて以来、もともと持っていた存在感と、自身の人生の波瀾万丈さが俳優としての幅になったような気がします。
 田中好子も良い演技をしているのですが、あの奥さんはちょっと苦手です。私のような気の弱い人間は、何かある度にへこんでしまいそうで・・・。やっぱり、関西女性を妻にすることはできそうにありません・・。
 賛同出演の人たちが沢山いるのですが、プロテストの際、仏頂面のコースマーシャルを演じていた仲村トオルが、振り返ったときの笑顔が妙に印象に残りました。

 内容としては、ゴルフバッグが焼け残っていたことに
「奇跡や」
という古市に
「いや、車が焼けてないんだから、当然だろ?」
と、突っ込みたくなったり、プロテスト最終ホールでトラブル、かすかに見える空間から仲間の声に導かれてナイスショット!とか、カップ寸前で止まったボールが、数秒後にカップに吸い込まれたり、古市が叱咤した若いゴルファーが、最終日5アンダーで一緒に合格とか、
「そんなことは、ありえないだろ?」
「実際はそこまでドラマティックではなかったんだろうな・・・」
と思うのですが、それはそれでかまわないのです。脚本と演出の一貫性のために脚色されていても、素晴らしいドラマは素晴らしいのです。

 洋画のタイトルを和訳した物には、「?」と思われる物が多いのですが、この作品の「ありがとう」というタイトルは秀逸ですね。さまざまな思いがぎゅうっと詰め込まれているような気がします。気持ちのこもった「ありがとう」(おおきにでも)という言葉は、とても美しい日本語ですね。
 私たち夫婦は娘には、大甘ですが、挨拶と、「ありがとう」「ごめんなさい」だけは、きちんと言えるようになってほしいと思っています。

 気持ちの良い感動に包まれて鑑賞を終えたのですが、ひとつ言わせてもらえれば全体の尺が長いです。2時間を超える作品にせずともよかったのでは・・・。前半を観ていて、神戸の復興に思いをはせた観客の期待を裏切るような、プロテスト模様はもう少し短くしても良かったのではないでしょうか。(あと、「奇跡の実話に涙する」というあおり文句はどうでしょう?そのせいで、あまり観たくなくなっていたのです)

 とはいえ、良い作品だと思います。川島英五の「生きてりゃいいさ」も素晴らしい。
 未見の方は是非ご覧下さい。

 また、長い・・・文章を要約する能力がありません。300レビューをきっかけに、無駄な長文はやめようと思っているのですが・・・。
 

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赤井さんの 浪花節的な演技が温かい ネタバレ

投稿日:2007/06/29 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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物語は、震災後を巡るエピソードから、赤井秀和さん演じる古市忠夫と家族の再生へと展開していく。
しかし、それはただ一個人、一家族にとどまらず、関わった人々にも希望を灯していく・・・

前半の震災シーンは、すごい迫力がありました。
目の前で妻を助けられなかった豊川悦司さんのシーンは、涙が溢れてしまいました。
ニュースでは、聞いていたものの実際の状況を把握できておらず、映像を目の当たりにして、ガーンとなってしまいました。
身動きがとれず、意識はある訳ですから、こうなってしまうのですよね・・・
家族を目の前で失い、助けられなかった無力感を熱演しています。
エンドロールの中に、賛同出演と流れた主役のはれる俳優の名前を見たとき、またまた涙です。

後半は、プロテストの話。前半の悲しい出来事と打って変わって明るくなりますが、
キャディの薬師丸ひろ子さんとの絡みも絶妙で、彼女のナイスアシストに加えて、奇跡のショット!
なおかつ、家族や色々な人達に支えられながら、今の自分があるという「ありがとう」。
家族を含め、共に生きている人達への「ありがとう」
生かされていることへの「ありがとう」
海や、ゴルフコースへ頭を下げる姿からも感謝の気持ちが伝わってきました。

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我が家の復興もお願いします ネタバレ

投稿日:2007/05/31 レビュアー:裸足のラヴァース

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「どろろ」が塩田明彦なら こちらは万田邦敏 異色の映画作家たちが商業主義娯楽大作をまかされています 阪神大震災からの一庶民の復活の物語です なんとなく敬遠しますか いい映画です

映画の初期理論に クレショフ効果というのがあります これは例えば 今人気のレヴュアー こんちゃんのニコニコした顔のカットに続いて お嬢さんのかわいらしいカットをつなぐと 優しいパパの印象をあたえ 同じニコニコカットに グラマラスな彼の奥様のカット ないし藤原紀香の胸元のカットなどを つなげば本来の助平じじいの顔に見えてしまうとゆうもの これがモンタージュ理論に発展していきます

この映画の冒頭 暗い廊下にいる主人公のそばを これまた暗い表情の長瀬君がゲスト出演で通り過ぎるのですが ラストに反復されます このシーンが最初に暗い印象を ラストはハッピーエンドなので 落ち着いた印象に代わっています クレショフ効果とは違い まあひとつのシークウェンスでも 映画的文脈の中でイマージュの意味や印象が変わるってことをやっているんですが
もうひとつ 瓦礫の下に埋まった女性が 手だけ出して助けを求めるシーンがあるのですが ここは声の定位もフラットで なにやらホラー映画のようなティストを意識的に用いています

画面の持つイメージがどこか二重性を帯びているんですね 変な印象を持つ人もいると思います このかなりのお金がかかった CGの震災現場なども 震災現場とゆうよりSF映画の終末論的世界のように見えてしまいます 万田邦敏は「レムナント6」とゆうSFを唐突に処女作に持っています

構成もなにか大胆な省略がなされていて とゆうか実話なんですか 震災後主人公は 「頑張ってお前らを食わしていくぞ」とかえらい決意表明するのですが 7ヵ月後 家でぷらぷらしてる主人公がいて生活には特に困っていないのです 家族一丸お父さん以外が頑張ったりしていて そんな中車に残っていたゴルフバッグを見つけて 突如ゴルフに目覚めるとゆう なんか阪神復興にはあまり関係ないような ご都合主義的な展開 でもこれは実話なんです あ もう言いましたね

まあ このように観た感じは見る前と印象がちょこっと 違う映画に思われると 思うんですが それに一貫性を与えて感動的にしているのは ひとえに主人公を演じる 赤井英和の存在感であると思います この映画を破綻させることなく しっかりひっぱているのです 女房役の田中スーちゃんも ものすごく良くて そうすると「三丁目の夕日」の薬師丸ひろ子なんかが思い出されるのですが 彼女もまたキャディーの役で 後半をしっかり締めます なんか辛気臭そうなシネマと敬遠せず 是非見てもらいたいと思います 

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臆さない秀作

投稿日:2008/04/12 レビュアー:よふかし

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ほんとにありがとう。 ネタバレ

投稿日:2008/11/06 レビュアー:パープルローズ

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ラヴァース様はじめ、たくさんの方のおすすめにかかわらず、手に取る気になれずにいましたが、「僕の彼女はサイボーグ」の地震のシーンを見て、レンタルしてみました。

あの日私は大阪にいて、もちろん激しい揺れを感じて目を覚ましはしたのですが、あの地震の真っ只中にいた人たちがどれほどすさまじい体験をしたのか、どれほどの恐怖を感じたのか、改めて思い知らされました。
声は聞こえているのに助けることができないもどかしさ、刻一刻と迫ってくる炎のさなかに、愛する人を置いて逃げなければいけない、身を切られるような思い。まさに地獄のような苦しみです。

そんな中でも生き残ったものたちは、日々の営みを続けてゆかなければならないのです。
災害に強い街を造ることが、犠牲となってしまった人たちの思いに答える唯一の道だと信じ、主人公は奔走します。
区画整理の話など、きっともっともっともめたに違いないのですが、話は簡単にまとまり、主人公もその家族もいつの間にか立派な家を再建してしまったのにはちょっと驚きました。街の再興が映画の中心テーマになるに違いないと思っていたので、後半すっかりゴルフの話になってしまったこともびっくり、えっ!ゴルフですか??という感じでした。

しかし、人は生きていかなければいけないんですよね。
それは単にどうやって衣食住を確保するかとか、何で生計をたててゆくのかとか、そういうことだけではなく、生きてゆく目的、なにを目指して日々をすごしてゆくかということであり、この主人公にとっては全てを失っても奇跡のように自分のもとに残ったゴルフバッグが、自分がこれから生きてゆくための指標となったのでしょう。
赤井秀和の演技がさほど上手いとは思えませんし、後半の主人公のせりふもかなりくさい。
だけど、地獄のような体験を潜り抜け生き残ったことにありがとう、自分を生かしてくれたすべてのものにありがとう、その主人公の気持ちがひしひしと伝わってきました。
そして平穏な人生を生きている私だけど、日々自分を生かしてくれているすべてのものにありがとうと感謝することを忘れずにいたいな、という気持ちになりました。

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ユーザーレビュー

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プロゴルファーになっても、それで食える人は少ない・・

投稿日

2007/07/21

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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  全然、関係ないのですが、いつも独特で素晴らしいレビューを書かれる「百万回生きた猫」さんは、女性だとばかり勘違いしていました。この作品のレビューで「妻と」という文章があって、びっくりしました。佐野洋子さんの印象があったせいでしょうかね。


 演出、脚本、音楽、特撮、俳優、すべてにおいて、バランスがうまく取られた作品ですね。
 阪神・淡路大震災の記憶が薄れつつある12年後の今、こういう作品が公開されたのは、非常に意味深いことに思えます。
 幸いにして、私の親類縁者は、震災被害には遭いませんでした。だからこそ、今この作品を観るときに、その恐怖と、私たちの知らないところで様々なドラマがあったことに心を奪われるのです。
 当時、早朝のニュースで映し出された映像を見て、かみさんと
「いったい、何がおこったんだ?」
と、驚いた記憶がまざまざとよみがえりました。体験された方は、なおさらなのだと思います。ボランティアとして参加しようと思い、会社に掛け合ったのですが、当時は、勤め人だったので自由には動けず、募金でしか協力できませんでした・・・。
 永田港から、何台もの消防車をつないで水を移送して、放水ができた場面では涙が出てしまいました。

 冒頭のシーンがエンディングで繰り返されますが、ラヴァ様がおっしゃるように全く違った印象になってしまうのですね。ラヴァ様のレビューを読んでいなければ、冒頭の暗さで、観るのをやめてしまったかも知れません。

 赤井秀和は、相変わらずへたですが、「どついたるねん」の頃からくらべれば、
「ちゃんと演技できるようになったじゃん」
と、妙な感動がありました。TVドラマ「人間失格」の時に、あれも演技とはいえないのでしょうが、身につまされるような役柄を演じて以来、もともと持っていた存在感と、自身の人生の波瀾万丈さが俳優としての幅になったような気がします。
 田中好子も良い演技をしているのですが、あの奥さんはちょっと苦手です。私のような気の弱い人間は、何かある度にへこんでしまいそうで・・・。やっぱり、関西女性を妻にすることはできそうにありません・・。
 賛同出演の人たちが沢山いるのですが、プロテストの際、仏頂面のコースマーシャルを演じていた仲村トオルが、振り返ったときの笑顔が妙に印象に残りました。

 内容としては、ゴルフバッグが焼け残っていたことに
「奇跡や」
という古市に
「いや、車が焼けてないんだから、当然だろ?」
と、突っ込みたくなったり、プロテスト最終ホールでトラブル、かすかに見える空間から仲間の声に導かれてナイスショット!とか、カップ寸前で止まったボールが、数秒後にカップに吸い込まれたり、古市が叱咤した若いゴルファーが、最終日5アンダーで一緒に合格とか、
「そんなことは、ありえないだろ?」
「実際はそこまでドラマティックではなかったんだろうな・・・」
と思うのですが、それはそれでかまわないのです。脚本と演出の一貫性のために脚色されていても、素晴らしいドラマは素晴らしいのです。

 洋画のタイトルを和訳した物には、「?」と思われる物が多いのですが、この作品の「ありがとう」というタイトルは秀逸ですね。さまざまな思いがぎゅうっと詰め込まれているような気がします。気持ちのこもった「ありがとう」(おおきにでも)という言葉は、とても美しい日本語ですね。
 私たち夫婦は娘には、大甘ですが、挨拶と、「ありがとう」「ごめんなさい」だけは、きちんと言えるようになってほしいと思っています。

 気持ちの良い感動に包まれて鑑賞を終えたのですが、ひとつ言わせてもらえれば全体の尺が長いです。2時間を超える作品にせずともよかったのでは・・・。前半を観ていて、神戸の復興に思いをはせた観客の期待を裏切るような、プロテスト模様はもう少し短くしても良かったのではないでしょうか。(あと、「奇跡の実話に涙する」というあおり文句はどうでしょう?そのせいで、あまり観たくなくなっていたのです)

 とはいえ、良い作品だと思います。川島英五の「生きてりゃいいさ」も素晴らしい。
 未見の方は是非ご覧下さい。

 また、長い・・・文章を要約する能力がありません。300レビューをきっかけに、無駄な長文はやめようと思っているのですが・・・。
 

赤井さんの 浪花節的な演技が温かい

投稿日

2007/06/29

レビュアー

ミルクチョコ

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物語は、震災後を巡るエピソードから、赤井秀和さん演じる古市忠夫と家族の再生へと展開していく。
しかし、それはただ一個人、一家族にとどまらず、関わった人々にも希望を灯していく・・・

前半の震災シーンは、すごい迫力がありました。
目の前で妻を助けられなかった豊川悦司さんのシーンは、涙が溢れてしまいました。
ニュースでは、聞いていたものの実際の状況を把握できておらず、映像を目の当たりにして、ガーンとなってしまいました。
身動きがとれず、意識はある訳ですから、こうなってしまうのですよね・・・
家族を目の前で失い、助けられなかった無力感を熱演しています。
エンドロールの中に、賛同出演と流れた主役のはれる俳優の名前を見たとき、またまた涙です。

後半は、プロテストの話。前半の悲しい出来事と打って変わって明るくなりますが、
キャディの薬師丸ひろ子さんとの絡みも絶妙で、彼女のナイスアシストに加えて、奇跡のショット!
なおかつ、家族や色々な人達に支えられながら、今の自分があるという「ありがとう」。
家族を含め、共に生きている人達への「ありがとう」
生かされていることへの「ありがとう」
海や、ゴルフコースへ頭を下げる姿からも感謝の気持ちが伝わってきました。

我が家の復興もお願いします

投稿日

2007/05/31

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裸足のラヴァース

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「どろろ」が塩田明彦なら こちらは万田邦敏 異色の映画作家たちが商業主義娯楽大作をまかされています 阪神大震災からの一庶民の復活の物語です なんとなく敬遠しますか いい映画です

映画の初期理論に クレショフ効果というのがあります これは例えば 今人気のレヴュアー こんちゃんのニコニコした顔のカットに続いて お嬢さんのかわいらしいカットをつなぐと 優しいパパの印象をあたえ 同じニコニコカットに グラマラスな彼の奥様のカット ないし藤原紀香の胸元のカットなどを つなげば本来の助平じじいの顔に見えてしまうとゆうもの これがモンタージュ理論に発展していきます

この映画の冒頭 暗い廊下にいる主人公のそばを これまた暗い表情の長瀬君がゲスト出演で通り過ぎるのですが ラストに反復されます このシーンが最初に暗い印象を ラストはハッピーエンドなので 落ち着いた印象に代わっています クレショフ効果とは違い まあひとつのシークウェンスでも 映画的文脈の中でイマージュの意味や印象が変わるってことをやっているんですが
もうひとつ 瓦礫の下に埋まった女性が 手だけ出して助けを求めるシーンがあるのですが ここは声の定位もフラットで なにやらホラー映画のようなティストを意識的に用いています

画面の持つイメージがどこか二重性を帯びているんですね 変な印象を持つ人もいると思います このかなりのお金がかかった CGの震災現場なども 震災現場とゆうよりSF映画の終末論的世界のように見えてしまいます 万田邦敏は「レムナント6」とゆうSFを唐突に処女作に持っています

構成もなにか大胆な省略がなされていて とゆうか実話なんですか 震災後主人公は 「頑張ってお前らを食わしていくぞ」とかえらい決意表明するのですが 7ヵ月後 家でぷらぷらしてる主人公がいて生活には特に困っていないのです 家族一丸お父さん以外が頑張ったりしていて そんな中車に残っていたゴルフバッグを見つけて 突如ゴルフに目覚めるとゆう なんか阪神復興にはあまり関係ないような ご都合主義的な展開 でもこれは実話なんです あ もう言いましたね

まあ このように観た感じは見る前と印象がちょこっと 違う映画に思われると 思うんですが それに一貫性を与えて感動的にしているのは ひとえに主人公を演じる 赤井英和の存在感であると思います この映画を破綻させることなく しっかりひっぱているのです 女房役の田中スーちゃんも ものすごく良くて そうすると「三丁目の夕日」の薬師丸ひろ子なんかが思い出されるのですが 彼女もまたキャディーの役で 後半をしっかり締めます なんか辛気臭そうなシネマと敬遠せず 是非見てもらいたいと思います 

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ラヴァース様はじめ、たくさんの方のおすすめにかかわらず、手に取る気になれずにいましたが、「僕の彼女はサイボーグ」の地震のシーンを見て、レンタルしてみました。

あの日私は大阪にいて、もちろん激しい揺れを感じて目を覚ましはしたのですが、あの地震の真っ只中にいた人たちがどれほどすさまじい体験をしたのか、どれほどの恐怖を感じたのか、改めて思い知らされました。
声は聞こえているのに助けることができないもどかしさ、刻一刻と迫ってくる炎のさなかに、愛する人を置いて逃げなければいけない、身を切られるような思い。まさに地獄のような苦しみです。

そんな中でも生き残ったものたちは、日々の営みを続けてゆかなければならないのです。
災害に強い街を造ることが、犠牲となってしまった人たちの思いに答える唯一の道だと信じ、主人公は奔走します。
区画整理の話など、きっともっともっともめたに違いないのですが、話は簡単にまとまり、主人公もその家族もいつの間にか立派な家を再建してしまったのにはちょっと驚きました。街の再興が映画の中心テーマになるに違いないと思っていたので、後半すっかりゴルフの話になってしまったこともびっくり、えっ!ゴルフですか??という感じでした。

しかし、人は生きていかなければいけないんですよね。
それは単にどうやって衣食住を確保するかとか、何で生計をたててゆくのかとか、そういうことだけではなく、生きてゆく目的、なにを目指して日々をすごしてゆくかということであり、この主人公にとっては全てを失っても奇跡のように自分のもとに残ったゴルフバッグが、自分がこれから生きてゆくための指標となったのでしょう。
赤井秀和の演技がさほど上手いとは思えませんし、後半の主人公のせりふもかなりくさい。
だけど、地獄のような体験を潜り抜け生き残ったことにありがとう、自分を生かしてくれたすべてのものにありがとう、その主人公の気持ちがひしひしと伝わってきました。
そして平穏な人生を生きている私だけど、日々自分を生かしてくれているすべてのものにありがとうと感謝することを忘れずにいたいな、という気持ちになりました。

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