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オスカー女優ヒラリー・スワンクが主演したオカルト・スリラー。監督は「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」のスティーヴン・ホプキンス。かつてキリスト教の宣教師として活動していたキャサリンは、幼い娘と夫を失ったことで信仰を捨ててしまう。そして、宗教的な様々な“奇跡”を科学的に解明する専門家として、その道の第一人者となる。そんな彼女のもとに、小さな町ヘイブンで起きている不可解な出来事を解明してほしいとの依頼が舞い込む。しかし、調査を始めたキャサリンは、やがてそれが科学では解明できない現象であることを悟るのだったが…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE REAPING |
監督: |
スティーブン・ホプキンス |
---|---|
製作: |
ジョエル・シルバー 、 ロバート・ゼメキス 、 スーザン・ダウニー |
製作総指揮: |
ブルース・バーマン 、 エリック・オルセン 、 スティーヴ・リチャーズ 、 ブルース・バーマン |
出演: |
ヒラリー・スワンク 、 デヴィッド・モリッシー 、 アナソフィア・ロブ 、 スティーブン・レイ 、 イドリス・エルバ 、 アンナソフィア・ロブ 、 ウィリアム・ラグスデール |
脚本: |
ケイリー・W・ヘイズ 、 チャド・ヘイズ |
原作: |
ブライアン・ルーソ |
撮影: |
ピーター・レビー |
音楽: |
ジョン・フリッゼル 、 ジョン・フリッゼル |
オスカー女優ヒラリー・スワンクが主演したオカルト・スリラー。監督は「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」のスティーヴン・ホプキンス。かつてキリスト教の宣教師として活動していたキャサリンは、幼い娘と夫を失ったことで信仰を捨ててしまう。そして、宗教的な様々な“奇跡”を科学的に解明する専門家として、その道の第一人者となる。そんな彼女のもとに、小さな町ヘイブンで起きている不可解な出来事を解明してほしいとの依頼が舞い込む。しかし、調査を始めたキャサリンは、やがてそれが科学では解明できない現象であることを悟るのだったが…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE REAPING |
監督: |
スティーブン・ホプキンス |
---|---|
製作: |
ジョエル・シルバー 、 ロバート・ゼメキス 、 スーザン・ダウニー |
製作総指揮: |
ブルース・バーマン 、 エリック・オルセン 、 スティーヴ・リチャーズ 、 ブルース・バーマン |
出演: |
ヒラリー・スワンク 、 デヴィッド・モリッシー 、 アナソフィア・ロブ 、 スティーブン・レイ 、 イドリス・エルバ 、 アンナソフィア・ロブ 、 ウィリアム・ラグスデール |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語英語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR73670 | 2007年10月12日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
99分
字幕:
日本語英語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
DLR73670
レンタル開始日:
2007年10月12日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語 英語 吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
WBR82973*B | 2008年03月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
99分
字幕:
日本語 英語 吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
WBR82973*B
レンタル開始日:
2008年03月19日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語英語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR73670 | 2007年10月12日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
99分
字幕:
日本語英語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
DLR73670
レンタル開始日:
2007年10月12日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語 英語 吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
WBR82973*B | 2008年03月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
99分
字幕:
日本語 英語 吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
WBR82973*B
レンタル開始日:
2008年03月19日
在庫枚数
10枚
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パッケージデザインのイメージとはかなり違う印象の映画です。ジャンル的にはオカルトホラーになるんでしょうが、ちょっとオカルト的な怖さは薄くどちらかというとアクション、SF、オカルトなどが微妙な感じで溶け合ったような映画です。特にVFXにはかなり気合が入っていて最後の災いは『メテオ』を思い出してしまって仕方が無かったです。それと最初の「血の川」。これにも見入ってしまいました。VFXなんだろうけど本当に川を赤く染めたようにした見えない。でも毒性の無い顔料なんかを流したとしても湿地帯なので当分赤いままでしょうから、環境破壊という観点から行くと実写のはずが無いですし・・・。VFXの技術力はとても素晴らしいです。
ストーリー的には皆さんのレビュー通り、極めてオーソドックスなオカルトホラーで前半はそれなりに緊迫感があります。しかし物語が進展し始め「10の災い」が次々と起こって行くに従って静かな緊迫感は喪失し、変わって画面の派手なアクションが主体の映画へと変貌していきます。これが現代的なオカルトホラーなのかなぁ。つまらなくは無いんですがやっぱりオカルトは「心臓を真綿で締め付ける」ような背筋がゾクゾクっと来るようなものを期待してしまいますね。VFXで迫力を出す演出になるにつれ、オカルト的な怖さが減じるのがちょっと残念です。もう少し怖さを味付けする方向でVFXを使っていればもっと面白かったでしょう。
ラストのドンデン返し。ウーンこれはドンデン返しと言うよりは多くの人たちが想像していた通りのオチになったと言うべきでしょうか。そのままドンデン返しが無かった方が予想を裏切りインパクトのあるラストとなっていたでしょう。しかしそれはそれでとても後味が悪くなるのは間違いなく、この結末にホッと胸を撫で下ろしたのも事実です。
まあ特にお勧めと言うわけではありませんが、悪くは無いと思います。
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虫虫パニック物だと思ってレンタルしたら、オカルト映画です(笑)イナゴがでっかいのにはビックリしましたけどね。
そこらへんの勘違いはありましたけど、テンポよく進んで、作品全体も短いので、けっこう楽しめました。ヒラリー・スワンクって良い女優さんだとは思うんですけど、猿顔(オランウータンみたい?)ですよね。黒人の血がちょっと入ってるのかしら?
スティーブン・ホプキンスという監督は「24」シーズン1の監督ですか?全く毛色の変わった作品づくりもするんですねえ。製作はゼメキスだし、ダークキャッスル(当然と言えば当然ですが)なので、考えてみればホラーだっていうのはわかりますよね。まあ、「ゴシカ」以外はたいした作品は無いんですけどね。配給会社は、どうしてこういう売り方をしたんでしょう?
かみさんが言っていました。
「悪魔とか、サタンとかをすんごい恐怖の対象にするけど、そんなに恐いかなあ?」
これは、絶対的な神の存在を信じるというメンタリティが無いと、理解しづらいのかもしれませんね。masamuneさんがおっしゃっているように、日本人の宗教観では理解しづらくて、厳しいのかもしれません。特典映像を見ると、聖書を根底とした世界観が垣間見えて、いくらか理解できるかもしれませんね。
ローレンという少女が善良そうな町民から疎まれている設定と、「ヘイブン」という町の名前で、なんとなく展開が読めてしまうのですが、これは確信犯的な作り方なのでしょうね。「悪魔のいけにえ」を引き合いに出すまでもなく、オカルト物の王道ですから。
キャサリンのお腹の子が産まれてと、当然パート2があることを思わせるというか、既定路線になっている終わり方ですね。
続編に期待しましょう。
このレビューは気に入りましたか? 17人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本作は「オカルト・テイストのスーパーナチュラル・スリラー」らしいが、当たってるのはオカルトだけ(笑)。
このジャンルは近年苦戦してる。私が生まれた頃は「エクソシスト」「オーメン」「ポルターガイスト」など傑作も多いが、今は同じホラーでもシチュエーション・スリラーが全盛で、オカルトは人気薄・・・特に日本では。
その理由は、日本人は単一民族故に宗教観が薄い。逆に米国は多人種を束ねる意味でもキリスト教は不可欠。自堕落な政府に変わり生活保護や就業斡旋など広範囲な分野で浸透する等、社会に深く根付いてる。つまりキリスト教の薀蓄が無いと楽しめないオカルトは、傑作達の様な分かり易い作品で無いと厳しい。
それでも、Warnerだけはユダヤの血が騒ぐのか(笑)、オカルトに今でも熱心だ。流石は最大手の余裕と斜に構えては失礼だが、本作もメジャーな俳優を起用する事に成功。
Hilary Swankが実力で一枚看板の地位を築いたのは、ハリウッド・ファンとしては率直に嬉しい。「ミリオンダラー・ベイビー」と「ボーイズ・ドント・クライ」で2度のOscar主演女優賞受賞は凄い、この若さで。その演技力とは裏腹に、作品選びも興味深い。Oscar受賞後も「ザ・コア」とか「11:14」など「あんたが出るんか!」的な出演作も多い。「ブラック・ダリア」もイマイチで、本作でヒットが出せるか注目したが、結果はご存知の通り(笑)。
「何で出たんだろうね」的な意見が支配的ですが、逆に彼女が居なければ成り立たない?と思うほど脚本も酷い。同じWarnerの「エクソシスト」に「ローズマリーの赤ちゃん」を足して、序に「オーメン」で水増しした散漫な脚本を描いた、双子のHayes兄弟は「蝋人形の館」も酷いが、今回も全く新鮮味が無い。
真面目に深読みすると「神父もダークサイド」と思うし、一定の辻褄も感じられるが、「なぜイナゴなのか?」と日本人なら疑問に思う説明不足の脚本では、ヒットは難しい。私は元信者なので一定の知識は有るが、あくまで映画は娯楽なので、内輪ネタで満足してはダメだ。
同じオカルトの「エクソシスト」がなぜ世界中で愛されてるか、製作陣はもう一度よく考えるべき。Joel SilverとRobert Zemeckisは雁首揃えて何やってんだ(笑)。
それでもバイブルがテーマの本作が体を成してるのは、Stephen Hopkins監督の演出に依る処が大きい。私は監督の「プレデター2」は傑作と信じて疑わないが、以降は脚本に恵まれず低迷が続いてる。ジャマイカ出身の異色監督だがアクションの見せ方は上手いと思うし、場面転換もキレが良く私は好きだ。
本作は久し振りの大作への抜擢だが、アメリカ南部の風情を上手く生かし、視覚効果の見せ方も悪くないし、意外と人物描写も丁寧なので最後まで飽きずに見れた。与えられた脚本で健闘したと、その労を労いたい。
本作はHilary Swank主演の一級ホラー、では無くダーク・キャッスル印のB級ホラーとして気楽に楽しむべき。しかし本作で最も酷いのは日本版コピー「イナゴ少女、現る。」だろう・・・本気で笑わせてどうする(笑)。
このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ダーク・キャッスルに興味をしめす ヒラリー・スワンクは いいんじゃないの 割合好きな女優さんです え〜とどんな話だったかなあ ダーキャなので お金があって相変わらず 美術SFXで見せてくれます この手は映画館でせめてそのへんは 合格になってもらわないとね
なんか古臭いオカルト・テーマですが 元牧師のヒラリーが 無神論者になっていて 科学でオカルト現象をあばいていきます その過程を地味に積み重ねて 大団円に 古いホラーですが傑作「死霊の町」の雰囲気にちょっと似た 展開です まあまあのホラーですか 女の子 カワブキです 可愛くて不気味
このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
町に起こる災いは森にいる少女が原因なんだと、町民たちが魔女狩りよろしく憎悪の矛先を少女に向けていく様はぞっとする。こうした群集の狂気、人間の恐ろしさの描写はいいです。そして悪魔の子と噂される少女に、自分の娘の姿を重ね合わせて同情を寄せるヒロインに感情移入してたら、あらら、やっばーい、こりゃマジだよ、ってことで、中盤のこの少女の異様な存在感はリアルに怖くて、これも良かったです。
う〜ん、言いたいことは、それぐらいでしょうか。
そもそも、聖書の出エジプト記にある「10の災い」は、神がイスラエルの民をエジプトから救い出すために行った「奇跡」なんだってことを知らないと、登場人物の立ち位置が分かりにくく、善悪の構図を見誤ることになると思う。
教訓は、知り合って間もない人と寝たりすると大変なことになりますよ、ってことかなぁ。
このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:136件
投稿日
2007/11/01
レビュアー
JUCE※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
パッケージデザインのイメージとはかなり違う印象の映画です。ジャンル的にはオカルトホラーになるんでしょうが、ちょっとオカルト的な怖さは薄くどちらかというとアクション、SF、オカルトなどが微妙な感じで溶け合ったような映画です。特にVFXにはかなり気合が入っていて最後の災いは『メテオ』を思い出してしまって仕方が無かったです。それと最初の「血の川」。これにも見入ってしまいました。VFXなんだろうけど本当に川を赤く染めたようにした見えない。でも毒性の無い顔料なんかを流したとしても湿地帯なので当分赤いままでしょうから、環境破壊という観点から行くと実写のはずが無いですし・・・。VFXの技術力はとても素晴らしいです。
ストーリー的には皆さんのレビュー通り、極めてオーソドックスなオカルトホラーで前半はそれなりに緊迫感があります。しかし物語が進展し始め「10の災い」が次々と起こって行くに従って静かな緊迫感は喪失し、変わって画面の派手なアクションが主体の映画へと変貌していきます。これが現代的なオカルトホラーなのかなぁ。つまらなくは無いんですがやっぱりオカルトは「心臓を真綿で締め付ける」ような背筋がゾクゾクっと来るようなものを期待してしまいますね。VFXで迫力を出す演出になるにつれ、オカルト的な怖さが減じるのがちょっと残念です。もう少し怖さを味付けする方向でVFXを使っていればもっと面白かったでしょう。
ラストのドンデン返し。ウーンこれはドンデン返しと言うよりは多くの人たちが想像していた通りのオチになったと言うべきでしょうか。そのままドンデン返しが無かった方が予想を裏切りインパクトのあるラストとなっていたでしょう。しかしそれはそれでとても後味が悪くなるのは間違いなく、この結末にホッと胸を撫で下ろしたのも事実です。
まあ特にお勧めと言うわけではありませんが、悪くは無いと思います。
投稿日
2007/10/22
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
虫虫パニック物だと思ってレンタルしたら、オカルト映画です(笑)イナゴがでっかいのにはビックリしましたけどね。
そこらへんの勘違いはありましたけど、テンポよく進んで、作品全体も短いので、けっこう楽しめました。ヒラリー・スワンクって良い女優さんだとは思うんですけど、猿顔(オランウータンみたい?)ですよね。黒人の血がちょっと入ってるのかしら?
スティーブン・ホプキンスという監督は「24」シーズン1の監督ですか?全く毛色の変わった作品づくりもするんですねえ。製作はゼメキスだし、ダークキャッスル(当然と言えば当然ですが)なので、考えてみればホラーだっていうのはわかりますよね。まあ、「ゴシカ」以外はたいした作品は無いんですけどね。配給会社は、どうしてこういう売り方をしたんでしょう?
かみさんが言っていました。
「悪魔とか、サタンとかをすんごい恐怖の対象にするけど、そんなに恐いかなあ?」
これは、絶対的な神の存在を信じるというメンタリティが無いと、理解しづらいのかもしれませんね。masamuneさんがおっしゃっているように、日本人の宗教観では理解しづらくて、厳しいのかもしれません。特典映像を見ると、聖書を根底とした世界観が垣間見えて、いくらか理解できるかもしれませんね。
ローレンという少女が善良そうな町民から疎まれている設定と、「ヘイブン」という町の名前で、なんとなく展開が読めてしまうのですが、これは確信犯的な作り方なのでしょうね。「悪魔のいけにえ」を引き合いに出すまでもなく、オカルト物の王道ですから。
キャサリンのお腹の子が産まれてと、当然パート2があることを思わせるというか、既定路線になっている終わり方ですね。
続編に期待しましょう。
投稿日
2007/08/27
レビュアー
masamune※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本作は「オカルト・テイストのスーパーナチュラル・スリラー」らしいが、当たってるのはオカルトだけ(笑)。
このジャンルは近年苦戦してる。私が生まれた頃は「エクソシスト」「オーメン」「ポルターガイスト」など傑作も多いが、今は同じホラーでもシチュエーション・スリラーが全盛で、オカルトは人気薄・・・特に日本では。
その理由は、日本人は単一民族故に宗教観が薄い。逆に米国は多人種を束ねる意味でもキリスト教は不可欠。自堕落な政府に変わり生活保護や就業斡旋など広範囲な分野で浸透する等、社会に深く根付いてる。つまりキリスト教の薀蓄が無いと楽しめないオカルトは、傑作達の様な分かり易い作品で無いと厳しい。
それでも、Warnerだけはユダヤの血が騒ぐのか(笑)、オカルトに今でも熱心だ。流石は最大手の余裕と斜に構えては失礼だが、本作もメジャーな俳優を起用する事に成功。
Hilary Swankが実力で一枚看板の地位を築いたのは、ハリウッド・ファンとしては率直に嬉しい。「ミリオンダラー・ベイビー」と「ボーイズ・ドント・クライ」で2度のOscar主演女優賞受賞は凄い、この若さで。その演技力とは裏腹に、作品選びも興味深い。Oscar受賞後も「ザ・コア」とか「11:14」など「あんたが出るんか!」的な出演作も多い。「ブラック・ダリア」もイマイチで、本作でヒットが出せるか注目したが、結果はご存知の通り(笑)。
「何で出たんだろうね」的な意見が支配的ですが、逆に彼女が居なければ成り立たない?と思うほど脚本も酷い。同じWarnerの「エクソシスト」に「ローズマリーの赤ちゃん」を足して、序に「オーメン」で水増しした散漫な脚本を描いた、双子のHayes兄弟は「蝋人形の館」も酷いが、今回も全く新鮮味が無い。
真面目に深読みすると「神父もダークサイド」と思うし、一定の辻褄も感じられるが、「なぜイナゴなのか?」と日本人なら疑問に思う説明不足の脚本では、ヒットは難しい。私は元信者なので一定の知識は有るが、あくまで映画は娯楽なので、内輪ネタで満足してはダメだ。
同じオカルトの「エクソシスト」がなぜ世界中で愛されてるか、製作陣はもう一度よく考えるべき。Joel SilverとRobert Zemeckisは雁首揃えて何やってんだ(笑)。
それでもバイブルがテーマの本作が体を成してるのは、Stephen Hopkins監督の演出に依る処が大きい。私は監督の「プレデター2」は傑作と信じて疑わないが、以降は脚本に恵まれず低迷が続いてる。ジャマイカ出身の異色監督だがアクションの見せ方は上手いと思うし、場面転換もキレが良く私は好きだ。
本作は久し振りの大作への抜擢だが、アメリカ南部の風情を上手く生かし、視覚効果の見せ方も悪くないし、意外と人物描写も丁寧なので最後まで飽きずに見れた。与えられた脚本で健闘したと、その労を労いたい。
本作はHilary Swank主演の一級ホラー、では無くダーク・キャッスル印のB級ホラーとして気楽に楽しむべき。しかし本作で最も酷いのは日本版コピー「イナゴ少女、現る。」だろう・・・本気で笑わせてどうする(笑)。
投稿日
2007/09/06
レビュアー
裸足のラヴァース※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ダーク・キャッスルに興味をしめす ヒラリー・スワンクは いいんじゃないの 割合好きな女優さんです え〜とどんな話だったかなあ ダーキャなので お金があって相変わらず 美術SFXで見せてくれます この手は映画館でせめてそのへんは 合格になってもらわないとね
なんか古臭いオカルト・テーマですが 元牧師のヒラリーが 無神論者になっていて 科学でオカルト現象をあばいていきます その過程を地味に積み重ねて 大団円に 古いホラーですが傑作「死霊の町」の雰囲気にちょっと似た 展開です まあまあのホラーですか 女の子 カワブキです 可愛くて不気味
投稿日
2007/11/16
レビュアー
ポッシュ(卒業)※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
町に起こる災いは森にいる少女が原因なんだと、町民たちが魔女狩りよろしく憎悪の矛先を少女に向けていく様はぞっとする。こうした群集の狂気、人間の恐ろしさの描写はいいです。そして悪魔の子と噂される少女に、自分の娘の姿を重ね合わせて同情を寄せるヒロインに感情移入してたら、あらら、やっばーい、こりゃマジだよ、ってことで、中盤のこの少女の異様な存在感はリアルに怖くて、これも良かったです。
う〜ん、言いたいことは、それぐらいでしょうか。
そもそも、聖書の出エジプト記にある「10の災い」は、神がイスラエルの民をエジプトから救い出すために行った「奇跡」なんだってことを知らないと、登場人物の立ち位置が分かりにくく、善悪の構図を見誤ることになると思う。
教訓は、知り合って間もない人と寝たりすると大変なことになりますよ、ってことかなぁ。
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