アメリカン・ピーチパイ

これは娘と日本に入ってくるのを待っていたのですが、なかなか来ないので、娘はYouTubeで見てしまいました。
シェークスピアの「十二夜」を下敷きに、性別を偽って双子の兄になりすます女の子のお話。
これはこれでなかなかチャーミングな映画だと思うのですが、問題はこのタイトルとジャケット。「アメパイ」路線のエッチでお下品なコメディとして出そうという意図がみえみえですが、そんな映画じゃありません。女の子であることを証明するために胸を見せるシーンはありますが、もちろん胸はうつりません。こんなタイトルじゃ、アマンダ・バインズが気の毒です。

「ユーロトリップ」でサッカーフーリガンをやってたイギリス人俳優ビニー・ジョーンズがコーチ役ででていて、なかなか味があります。
双子の兄役の子があまりアマンダ・バインズに似てないので、いくらなんでも別人だと気づくだろ？？というようなところもありますが、それなりに楽しめる映画だと思います。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ロイヤル・セブンティーンの女の子が主人公。
本作を観て、あれっつ？
ヘアースプレーの女の子もそうだったと発見。
どうりでどっかで見たことあると思った。

サッカー大好きな女子高生が自分のチームが廃部になり思案。
双子の兄の留守をいいことに兄の学校に潜入。
ましてや男子寮、そしてサッカー部にまで。
どっかで聞いたことありません。そうです。イケメン揃いの日本のドラマ。
ありえねぇ〜〜！て、突っ込みどころ満載。
ぽちゃぽちゃした丸顔の彼女が鬘を被って・・・
どうみてもかっこ良くないし。可愛いだけ。
みんな信じちゃうけどどこから見ても似てない双子の兄。
これじゃ、ふた役した方がまし。なんで、この兄と同一人物と思うの！！まあ、お話ですから許しましょう。

恋あり、涙あり、笑いあり、あっ、涙はなしね。

たまにはいいでしょう。なんも考えずに楽しみましょう。

この主役の彼女。不思議な空気の子ですね。
美人じゃないんだけど。そう、キュート。
いい味出してます。お楽しみあれ！

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　サッカー少女の物語といえば「ベッカムに恋して」を思い出すが、あちらは主人公がインド人ということで、恋と友情とサッカーというテーマにインドの文化・風紀が文字通りスパイスになっていた。で、こちらの作品はと言えば、シェイクスピア喜劇「十二夜」をベースにしたコメディ。主人公ヴィオラが双子の兄になりすますことで恋と友情の部分が微妙にねじれ、ドタバタの三角関係が笑いを生む。このヴィオラ役のアマンダ・バインズ、それほど美人ではないが、なんともキュート。人柄の良さがにじみ出ていてお母さん世代の自分には好感度１００％でした。

　内容は推して計るべし、その魅力については他のレビューで語られている通りです。自分がちょっと感心したことは、男子と女子のちょっとしたすれ違いの描写。男装したヴィオラが、男子ならきっとこういう言い方をするんだろうって感じで、女子に対しての卑猥な言葉を口にすると、意外にも仲間からダメ出しをくらう。あら、分かってんじゃない、この男の子たちは。或いはデューク（チャニング・テイタム）の恋愛相談にのるヴィオラがイケイケの助言を与えると「男女の関係ってセックスだけじゃないだろ？」っと、反論されてしまったり。女子が思ってるほど男子は単純じゃないし、下半身だけで物事を考えてる訳じゃないんだゾって。「恋愛とは性欲の詩的な表現」と喝破してみせた芥川龍之介先生が鼻で笑っちゃいそうなナイーヴさではありますが、うん、悪くない。

　クライマックスのサッカー・シーンも臨場感と迫力十分。こういう所で物語の強度が試されると思うのだが、なかなかしっかりしている（と思う・・・サッカー素人なので、自信はないけど）。
　
　コメディーって当たりハズレが多くてチョイスに迷う…という方には断然オススメします（ここは自信を持って）。

そういえば学園モノって、意外と面白くて良く出来てるものが多いな〜♪
コレもなかなかの良作
女子サッカーチームの女の子を主人公にして、恋にスポーツに、笑える青春コメディ☆

チャニング・テイタムが主人公のルームメイトで出てますが
『ステップ・アップ』と、同じ頃かな？
ちょうど、ブレイクするかしないかくらいの、初々しさがまたっ！！（よろし♪）

もう、何がってね、チャニングの鼻にタンポンがぁぁぁ！！！

それだけで、この映画がこの世に存在する価値があるっ！ってもんでねｗｗｗ

それはさておき
とにかく、男装して他校に潜入！っていうドタバタ劇を最大限に活かして
サッカーのこと、恋のこと、家庭のこと・・・
色んなことを回収して、決着へと導く
終盤のサッカー試合がまた、見応えアリ（ゴタゴタだけどｗ）

元サッカー選手、ヴィニー・ジョーンズがコーチ役で
『ミーンマシーン』の役がすごく印象に残ってるけど
こういうところで、ちゃんと締めるとこ締めて、魅せてくれます
終盤の見せ場は、なかなか骨太な仕上がりで♪
試合の行方が、物語の行方全てに繋がっいく展開が、上手いな〜と感心しました

ヒロイン、アマンダ・バインズの、戸惑いまくりの男装潜入がチャーミングで上手いし

スベッてるのが、オモロイっていう、この強み♪

ちょっとずつチャニングに惹かれていくところとか
そういう心の変化が、意外と繊細にしっかり描かれてるし
なんといっても
ヒロインからのチャニングいじりが、見所ですｗ

チャニングファンは、絶対の絶対、観るべき！！！ですよ♪

『ステップ・アップ』のチャニング・テイタムがカッコ良かったからミーハー気分で鑑賞。
いやぁ〜いいねっこの軽〜いノリ！要所要所で笑わせてくれるし。
お決まりの青春ラブコメの展開も、早くくっついちゃえーいって楽しめたｗ
しかも、イケメン♪イケメン♪イケメン♪のイケメンパラダイスですからね。
あたしとしては、やっぱりチャニング・テイタムの筋骨隆々さ加減とポテッとした唇が好きなんだけど、
ポール役の男の子が、ジュード・ロウ激似で、これまたカッコイイので注目です。

シェークスピアの『十二夜』へのオマージュ作品らしい。
女の子が男に成りすまして巻き起こす三角関係ねぇ〜
考えるだけでも波乱がありまくりで、面白いに決まってる。シェークスピアって天才だね。
この作品は、それがベースになってるから成り立ってるといっても過言ではない。
それに加えて、ヴァイオラママとか、ユーニスとか、校長とか、
登場人物のイっちゃってるキャラ設定をしっかり作ってるから、
コメディとしてもちゃんと観られるので、満足でしたぁ〜！