さよなら絶望先生

「となりの８０１ちゃん」のブログ（２００７年９月）で見て、
‘絶望した！’っていうフレーズ、最近流行ってるのか？と思い、
マンガらしい、というのが判ってから、見ようと思っていたのを、
原作読んで、やっと鑑賞するに至りました。

だけど、私がいちばん、ほえぇと思ったのは、
アニメについてでなく、原作が少年マガジン連載だってことでした。
番長ものや、一部女子の嗜好に沿った中・高生の男子がやたらと登場する集英社ジャンプや、
愛好家向けの、アニメになって人気を博したマンガが多い小学館サンデーに比べ、
サッカーをしても料理をしてもビリヤードをしても、なんだか泥臭い講談社マガジンに、
こんな不条理なギャグマンガが掲載されてたというのが、
マガジンにねえ・・・と少々鼻白んでしまった。
マガジンは、ずっとストイックであって欲しかった、って感じ？
でも、本誌を読まなくなって、四半世紀が経とうかという身では、
そんなこと言ってはいけないわね、多分。

で内容なのだけど。
この頃らしく、腕脚がつるーんと細長いキャラ絵にあまり魅力を感じず、
中身に至っては、鑑賞中何度も居眠っちゃったので、戻して観る羽目に・・・
若人の感性とは、遠く隔たったところに来ちゃったのかなあ、私。
ので、おっ！と思ったところだけを覚書く。
散見するネタの半分は拾えず、でも読み取れたところで、
橘裕さんと云う、あんまりオタク御用達とは思ったことのないマンガ家さんの名前が出てたのと、
高河ゆんちゃんの「LOVELESS」もじりのカットが出てきたのと、
私の好きな人の中の人が、脇役でちょこちょこ声をあててたことと（下見寺の住職とか）、
１クールなのに、１０、１１話のオープニングの歌が違ってて、
豪華！？なんで？？と思いました。

あと、‘来週もお楽しみに’みたいなところに、
いろんなマンガ家さんたちが、講談社がベースじゃない人もカットを寄せていて、
アメトークのあおりで、‘業界内視聴率No.１’とあるのみたいだなあ、と思いました。

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お店で何気に手に取った「絶望先生」
タイトルも気になり、レンタルしようと思いましたが・・ちょっと待って・・
ディスクのイラスト・・首吊り・・・やっぱダメだ・・と元の位置に・・
・ ・しかし・・気になる・・・ということで、予備知識なしで観ました。
何が疲れたかと言いますと・・もう、リモコン片手に観ないと、ものすごい速さで文字が変わるので（大したこと書いてないですけど）、それを読むのに精一杯になってしまい、どっと疲れてしまいました（笑）

うゎ〜〜（ToT）
のっけから、恐れていたシーン・・首吊り・・おまけに女の子、足につかまってる〜〜〜
や、や、やめて〜
・・・と、これ、最初だけなので、大丈夫でした(^^ゞ
この首を吊ってる人が「絶望」と書いて、「糸　色　望」（いとしきのぞむ）先生
なんでもネガティブに考えてます。

でも、先生のクラス「２のへ組」に・・なんと・・・腐女子がいたんです〜♪
３巻では、同人誌書いてます。絶望先生誘って即売会に出店してます。
先生、コスプレと間違われて写真撮られまくりです。

この腐女子こと藤吉さんと絶望先生との“同人誌”の意味の取り違いが面白いです。
先生が「アララギ派？白樺派？」と聞いてるのに、藤吉さん「アラｘラギ？」「どちらかといえば、アスｘカガです！」と言ってます（笑）これって、ガンダム？？
一瞬ですが、後ろの黒板に「ゾロｘサン」と書いてあるの見つけちゃいました(≧∇≦)

時折出てくる、メガネ、ヒゲ、ハゲは誰？
なんか・・ウザッ！

だけど、女子たちのサービスショットもたくさんあって、萌え〜♪ですよ！

大学生の娘のお勧めでレンタルしてみました。
結構シュールで面白い。

高校教師の糸色（いとしき）望　先生。横書きだと絶望先生になってしまう。
いつもネガティブ、希死念慮のかたまり。でもそれを楽しんでいるようでもあり。
クラスの生徒たちには、超ポジティブ思考の女生徒や引きこもりの生徒あり、ストーカーの生徒ありで楽しい？

あまりにもステレオタイプではありますが、笑いとばすくらいの気持ちになれは人生も楽になるかもしれません。

オリジナルのコミックは未読の５０歳のおじさんですが、結構楽しめました。

お勧めします。

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マガジン誌上で読者置き去り率の高そうな「さよなら絶望先生」ＵＨＦ局で放映だったから、ご覧になれなかった方も多いでしょう。（ファン置き去りじゃん！）
いやぁ、原作読んでますけど　私の理解力不足も手伝っていつもページ戻ったり、コマの隅々まで見たり、一話読むにもカナリ時間かかるんすけど、コレ。

一体、アニメにできんの？？

・・・・・できました。（♪）って感じのアニメです。

実験的要素もりだくさんというか、お話そっちのけに背景凝視です。原作者の方に近い年齢の人がより楽しめるような気がするんですよ・・・ネタが。
原作読んでない人にはちと厳しいかも知れません。
ついてけなさそーだ・・・
超ネガティブ教師・糸色望先生の後ろ向きな日々なのですが、考え方に共感します。私もネガティブですから。
だからといって、見ても死にたくなる事はないと思うのでご安心下さい。どんどん出てくるキャラの名前の由来を考えるのも楽しみですよ。
一巻目ではまだＯＰできてないのですけど、レトロちっくが　　いかした映像で、これまたオーケンの歌がピッタリ♪
ＯＰ映像で乙女ファンもゲットできそうなくらい先生がかっこよいので、次巻もみていただきたい。

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絶望少女達にすっかりハマっちゃいました。
今回も危険なネタが待っております。

第７話「仮名の告白」
腐女子で同人誌（BL本）作りが趣味の藤吉さんが道端で糸色先生とぶつかってしまいます。そこから趣味の同人誌作りの話になるのですが先生は文学の方の同人誌なのに２人は勘違いのまま意気投合し即売会へ行く事に・・・・・。
※何とここで『げんしけん』の面々が登場しています！

そしてもう1つ今回のエンドカードには何と！！！
高橋留美子先生が書いておられます！先生の書かれた絶望少女もまた良いですね♪（今までの先生方のもすばらしいですが）

第８話「私は宿命的に日陰者である」
2のへ組の委員長は何と臼井影郎であった。彼の影の薄さはハンパじゃないです、可符香にたまに見える事から「妖精さん」と呼ばれたり、実際に存在感が無くみんなにも見えてないようだ。

「非難訓練」と称し人に非難された時の為に非難される事をするのだが毒吐きまくりです。そして臼井君も非難されるのですが美人の智恵先生に詰ってもらうのですがドMの彼が悦に入るのには笑えます。

第９話「富士に月見草は間違っている」
「7つの間違い探し」を興じる生徒達、それを見た先生は「人生の間違い探し」を提案する。
間違いから、それらを証明する定理に行きつき、生徒たちへ本物かどうかの証明を要求する先生。それを証明するには本人しか知らない秘密を明かさねばならないのだが・・・。


今回は特に７話目が良かったです。
“やおい”の語源の意味ってここで初めて知りました、恥ずかしながら。
「げんしけん」の面々の登場やエンドカードも良かったです♪

今巻も時事ネタを痛切に風刺してる所なんか良かったですね。日頃、心に思ってる事を代弁してくれてるような感じです。
大体は糸色先生がアツク論じ出すのですが、最後には可符香が煽りまくり極論に達する所がおもしろいです。

絶望少女では、小森さんの『開けないでよ』『見ないでよ』はかわいいですね。ただ彼女もポロリ要員になりつつ・・・。

意外にも千里が癖っ毛で月に１度ストレートパーマ当ててるとは知りませんでした。几帳面です。

糸色家では縁の息子“交”が登場します。

新井　智恵（あらい ちえ）
スクールカウンセラー、美人でナイスバディー（カエレ以上）
冷静沈着。小森さんと仲が良い（百合かも！？）


今巻も非常に楽しかったです。
どんどん先が楽しみになってきます♪