直撃地獄拳 大逆転 / 千葉真一
直撃地獄拳 大逆転
/石井輝男
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(5)
解説・ストーリー
甲賀忍法の使い手・甲賀、金庫破りの達人・桜、元刑事の隼の三人組がマフィア組織に乗り込み、奪われた六億円の宝石を奪い返すという内容の空手映画のふりをしたコメディ作品。
甲賀忍法の使い手・甲賀、金庫破りの達人・桜、元刑事の隼の三人組がマフィア組織に乗り込み、奪われた六億円の宝石を奪い返すという内容の空手映画のふりをしたコメディ作品。
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「直撃地獄拳 大逆転」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
甲賀忍法の使い手・甲賀、金庫破りの達人・桜、元刑事の隼の三人組がマフィア組織に乗り込み、奪われた六億円の宝石を奪い返すという内容の空手映画のふりをしたコメディ作品。
「直撃地獄拳 大逆転」 の作品情報
「直撃地獄拳 大逆転」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
直撃!地獄拳 大逆転の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
86分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
W*DRTD02734 |
2007年10月12日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
0人
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直撃!地獄拳 大逆転の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
86分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
W*DRTD02734 |
2007年10月12日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
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0人
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ユーザーレビュー:5件
銀座の空に踊る広告風船、最後は嵐寛寿郎?
投稿日:2007/12/28
レビュアー:カプチーノ
若かりしソニー千葉ちゃん主演の仰天おばかアクション・コメディ。
痛快でかつ笑えるのを期待しましたが下品すぎて、ついていけません。
オイルショック直前の頃の映画で、高度経済成長が終わり日本の景気に暗雲が垂れ込めようとしている頃の東京が舞台で、当時の風物は楽しめます。
「Always三丁目の夕日」と違ってCGで作ったものではないリアルな昭和の銀座。今では、ほとんど見かけなくなったアドバルーンでの活劇シーンなどは隔世の感があります。
次々と繰り出してくる笑いのネタは、古すぎて、ほとんど笑えませんでした。
レストランのシーンなどは、なぜ頭にナプキンを被ったのか、理解するのにしばらく時間がかかりました。こういう場面を見ると、日本の西洋化が進んで、もう食事のマナーなんて当たり前のことになったなあと感じます。笑いのズレを感じました。
ラストのアクション・シーンは痛快。無国籍アクションTVドラマ「キィハンター」が観たくなります。
ラストの網走刑務所の服役囚は、昔懐かしいアラカン(嵐寛寿郎)だと思います。
よくぞこんなぶっ飛んだ作品をつくることができたものだと感心してあきれる奇作。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
ナンセンス映画
「地獄拳」シリーズ第2弾。バカバカしくてヘソで茶がわいた前作が普通の映画に思えるほどの凄まじい内容で、もはや「空手映画」というジャンルも超えて、奇怪きわまるナンセンス映画になっております。
私の周辺にはこの映画を(クロサワもミゾグチも外して)日本映画のオールタイムベスト10に選ぶ人が少なからずいるほどで、私はそこまでは熱烈に好きではありませんが、とにかく面白いことは抜群に面白いです。
どんなにバカなのかをいちいち書いても仕方ありません。飛行機に乗ったら操縦している男が飛行機の乗り方の教本を読んでいて、飛行機がトンネルに入ってしまうとか、飛行機の風圧でお姉ちゃんのスカートがまくれたらノーパンだったとか、火だるまの味方の火を小便で消すとか、そんな下ネタの連発。空手アクションは付けたしみたいな扱いです。
しかし、千葉ちゃんはじめ佐藤充、郷^治、中島ゆたか、それに丹波哲郎や志穂美悦子までなぜか演技がノリノリで、バカでナンセンスな映画にピタッとはまっていて、もうめちゃめちゃ楽しいです。
悪人の歯がボロボロに砕けたり、目玉飛び出たり、首がぐるっと回ったりと、相変わらず東映空手映画の残酷描写はすごいですが、ギャグマンガチックなのでちっとも残酷じゃありません。ラストの網走刑務所まで、まったく意味不明ながら実に軽快で痛快。やっぱりこれは一種の傑作かも知れません。
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ギャグは古いがアクションは流石。
今となっては古色蒼然としたギャグの連発に辟易しながらも、
アクション・シーンになると思わず引き込まれてしまう。
さすがは千葉真一。笑いとアクションの両刀使いが凄い。
この人が演じるタフガイ・甲賀は、
武士道的なストイックさを良しとする、弱者が好みがちな精神論と
無縁なところがいい。
「男は腕っ節の強い奴が強いんだよ」という
分かりやすさ、ヌケの良さが爽快。
加藤泰「みな殺しの霊歌」の佐藤允、野田幸男「0課の女 赤い手錠」の郷えい治も、
打って変わってコミカルな役どころを徹底。
郷氏演じる桜のキャラクターは、「0課の女」とは対極にありながら
破綻者的な訳の分からなさは同じ。
千葉氏と中島ゆたかを含め、さながら
「オシャレ感ゼロのルパン3世」といったところでしょうか。
デビューしたての志穂美悦子もアイドルみたいで可愛い。
銀座での街頭ロケ・シーンでは、長谷川和彦「太陽を盗んだ男」を思い出しましたが、
両者の間には関係なし、と見た方が無難かも(笑)
紙吹雪(今作では紙幣)の中での戦闘シーンは
「0課の女」とそっくりですが、公開はこちらの方がわずかに後。
偶然か、それとも東映内でのアイデアの使い回しか、、、
ラストのオチは「網走番外地」を観てたら笑えるんでしょうね。
僕は未見ですが、
シリアスな自作を笑いのタネにするところなんて、
実に石井輝男監督らしいなと思いました。
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志ん生の世界
投稿日:2009/07/19
レビュアー:シュルルー
前作(直撃!地獄拳)が良い感触だったのでしょう。4か月後の1975年正月映画として公開されたようです。脚本は石井輝男監督と橋本新一氏の共作になってますが、基本的には石井ワールドでしょう。
しかし、このシナリオは最初から最後までちゃんと構築されたものなのでしょうか。最初15分とラスト15分のテイストがあまりにも違いすぎるように思います。乗りでどんどん変えているんじゃないでしょうかね。永遠のアクション女優である悦っちゃんのほか、霊界の故丹波哲郎大兄ら良い面子が出ているのですが、最後はどうでもいいって感じじゃないですか。
落語の話で恐縮なんですが、いわば、古今亭志ん生のイリュージョンのような脚本ではないでしょうか。落ちのない人情話に、下品な笑いとエログロの衣装を纏わせましたって感じです。カルト映画の教祖に祭り上げられた石井監督ですが、深読みし過ぎると奈落に落ちるような映画です。
しかし、郷^治は最高ですね。天井を伝わるシーンで着ていた胸にS文字のセーターはアメリカの名門スタンフォード大のものだと思います。余談ですが、アラカンの出てくるラストはもちろん、石井監督の出世作「網走番外地」シリーズへの自己オマージュです(よね)。
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スラップスティックの佳作
アクション映画としては前作の方が優れているが、今作は色んな展開で楽しませてくれる。
あまりモタつかずに話が進むのでダレない。幕ノ内弁当みたいな映画だ。
前作の思いっきり日本なのにキャプションで外国にしてしまう等の力技が大好きだけど
その点では今作もグイグイ来ますね。その模型に意味があるのかとか裸のガンのOPかよとか。
ただ、いきなり出てきたチャイナドレスは、もうちょっとクロースアップしてほしかった。
あともう、これに尽きるんだけど、このシリーズ、もっと続編作ってほしかったなあ。
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ユーザーレビュー
銀座の空に踊る広告風船、最後は嵐寛寿郎?
投稿日
2007/12/28
レビュアー
カプチーノ
若かりしソニー千葉ちゃん主演の仰天おばかアクション・コメディ。
痛快でかつ笑えるのを期待しましたが下品すぎて、ついていけません。
オイルショック直前の頃の映画で、高度経済成長が終わり日本の景気に暗雲が垂れ込めようとしている頃の東京が舞台で、当時の風物は楽しめます。
「Always三丁目の夕日」と違ってCGで作ったものではないリアルな昭和の銀座。今では、ほとんど見かけなくなったアドバルーンでの活劇シーンなどは隔世の感があります。
次々と繰り出してくる笑いのネタは、古すぎて、ほとんど笑えませんでした。
レストランのシーンなどは、なぜ頭にナプキンを被ったのか、理解するのにしばらく時間がかかりました。こういう場面を見ると、日本の西洋化が進んで、もう食事のマナーなんて当たり前のことになったなあと感じます。笑いのズレを感じました。
ラストのアクション・シーンは痛快。無国籍アクションTVドラマ「キィハンター」が観たくなります。
ラストの網走刑務所の服役囚は、昔懐かしいアラカン(嵐寛寿郎)だと思います。
よくぞこんなぶっ飛んだ作品をつくることができたものだと感心してあきれる奇作。
ナンセンス映画
投稿日
2007/11/17
レビュアー
勝王
「地獄拳」シリーズ第2弾。バカバカしくてヘソで茶がわいた前作が普通の映画に思えるほどの凄まじい内容で、もはや「空手映画」というジャンルも超えて、奇怪きわまるナンセンス映画になっております。
私の周辺にはこの映画を(クロサワもミゾグチも外して)日本映画のオールタイムベスト10に選ぶ人が少なからずいるほどで、私はそこまでは熱烈に好きではありませんが、とにかく面白いことは抜群に面白いです。
どんなにバカなのかをいちいち書いても仕方ありません。飛行機に乗ったら操縦している男が飛行機の乗り方の教本を読んでいて、飛行機がトンネルに入ってしまうとか、飛行機の風圧でお姉ちゃんのスカートがまくれたらノーパンだったとか、火だるまの味方の火を小便で消すとか、そんな下ネタの連発。空手アクションは付けたしみたいな扱いです。
しかし、千葉ちゃんはじめ佐藤充、郷^治、中島ゆたか、それに丹波哲郎や志穂美悦子までなぜか演技がノリノリで、バカでナンセンスな映画にピタッとはまっていて、もうめちゃめちゃ楽しいです。
悪人の歯がボロボロに砕けたり、目玉飛び出たり、首がぐるっと回ったりと、相変わらず東映空手映画の残酷描写はすごいですが、ギャグマンガチックなのでちっとも残酷じゃありません。ラストの網走刑務所まで、まったく意味不明ながら実に軽快で痛快。やっぱりこれは一種の傑作かも知れません。
ギャグは古いがアクションは流石。
投稿日
2014/11/20
レビュアー
MIGHTY MOE AND JOE
今となっては古色蒼然としたギャグの連発に辟易しながらも、
アクション・シーンになると思わず引き込まれてしまう。
さすがは千葉真一。笑いとアクションの両刀使いが凄い。
この人が演じるタフガイ・甲賀は、
武士道的なストイックさを良しとする、弱者が好みがちな精神論と
無縁なところがいい。
「男は腕っ節の強い奴が強いんだよ」という
分かりやすさ、ヌケの良さが爽快。
加藤泰「みな殺しの霊歌」の佐藤允、野田幸男「0課の女 赤い手錠」の郷えい治も、
打って変わってコミカルな役どころを徹底。
郷氏演じる桜のキャラクターは、「0課の女」とは対極にありながら
破綻者的な訳の分からなさは同じ。
千葉氏と中島ゆたかを含め、さながら
「オシャレ感ゼロのルパン3世」といったところでしょうか。
デビューしたての志穂美悦子もアイドルみたいで可愛い。
銀座での街頭ロケ・シーンでは、長谷川和彦「太陽を盗んだ男」を思い出しましたが、
両者の間には関係なし、と見た方が無難かも(笑)
紙吹雪(今作では紙幣)の中での戦闘シーンは
「0課の女」とそっくりですが、公開はこちらの方がわずかに後。
偶然か、それとも東映内でのアイデアの使い回しか、、、
ラストのオチは「網走番外地」を観てたら笑えるんでしょうね。
僕は未見ですが、
シリアスな自作を笑いのタネにするところなんて、
実に石井輝男監督らしいなと思いました。
志ん生の世界
投稿日
2009/07/19
レビュアー
シュルルー
前作(直撃!地獄拳)が良い感触だったのでしょう。4か月後の1975年正月映画として公開されたようです。脚本は石井輝男監督と橋本新一氏の共作になってますが、基本的には石井ワールドでしょう。
しかし、このシナリオは最初から最後までちゃんと構築されたものなのでしょうか。最初15分とラスト15分のテイストがあまりにも違いすぎるように思います。乗りでどんどん変えているんじゃないでしょうかね。永遠のアクション女優である悦っちゃんのほか、霊界の故丹波哲郎大兄ら良い面子が出ているのですが、最後はどうでもいいって感じじゃないですか。
落語の話で恐縮なんですが、いわば、古今亭志ん生のイリュージョンのような脚本ではないでしょうか。落ちのない人情話に、下品な笑いとエログロの衣装を纏わせましたって感じです。カルト映画の教祖に祭り上げられた石井監督ですが、深読みし過ぎると奈落に落ちるような映画です。
しかし、郷^治は最高ですね。天井を伝わるシーンで着ていた胸にS文字のセーターはアメリカの名門スタンフォード大のものだと思います。余談ですが、アラカンの出てくるラストはもちろん、石井監督の出世作「網走番外地」シリーズへの自己オマージュです(よね)。
スラップスティックの佳作
投稿日
2016/09/20
レビュアー
kingshow
アクション映画としては前作の方が優れているが、今作は色んな展開で楽しませてくれる。
あまりモタつかずに話が進むのでダレない。幕ノ内弁当みたいな映画だ。
前作の思いっきり日本なのにキャプションで外国にしてしまう等の力技が大好きだけど
その点では今作もグイグイ来ますね。その模型に意味があるのかとか裸のガンのOPかよとか。
ただ、いきなり出てきたチャイナドレスは、もうちょっとクロースアップしてほしかった。
あともう、これに尽きるんだけど、このシリーズ、もっと続編作ってほしかったなあ。
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