ジョンとメリー / ダスティン・ホフマン
ジョンとメリー
/ピーター・イエーツ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(11)
解説・ストーリー
ニューヨーク、マンハッタン。建築技師ジョンのマンションで目覚めたメリーは、自分がどこにいるのかしばらくの間わからなかった。昨晩、独身男女が集まるバーでふたりは出会い、お互いの名前も聞かないまま一夜を共にしたのだった。メリーは、整頓されたジョンの家を見て女の影を感じる。ジョンはかつてファッションモデルと同棲していた過去があり、メリーはある有力政治家と愛人関係にあった。朝食を食べ、昼食まで共にしたふたりは、とりとめのない会話をしながらも、次第に惹かれあっていく。しかし、ちょっとしたことでメリーは帰ってしまい、彼女が残した電話番号をジョンは消してしまう。ふたりは再び出会うことができるのだろうか。
ニューヨーク、マンハッタン。建築技師ジョンのマンションで目覚めたメリーは、自分がどこにいるのかしばらくの間わからなかった。昨晩、独身男女が集まるバーでふたりは出会い、お互いの名前も聞かないまま一夜を共にしたのだった。メリーは、整頓されたジョンの家を見て女の影を感じる。ジョンはかつてファッションモデルと同棲していた過去があり、メリーはある有力政治家と愛人関係にあった。朝食を食べ、昼食まで共にしたふたりは、とりとめのない会話をしながらも、次第に惹かれあっていく。しかし、ちょっとしたことでメリーは帰ってしまい、彼女が残した電話番号をジョンは消してしまう。ふたりは再び出会うことができるのだろうか。
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「ジョンとメリー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ニューヨーク、マンハッタン。建築技師ジョンのマンションで目覚めたメリーは、自分がどこにいるのかしばらくの間わからなかった。昨晩、独身男女が集まるバーでふたりは出会い、お互いの名前も聞かないまま一夜を共にしたのだった。メリーは、整頓されたジョンの家を見て女の影を感じる。ジョンはかつてファッションモデルと同棲していた過去があり、メリーはある有力政治家と愛人関係にあった。朝食を食べ、昼食まで共にしたふたりは、とりとめのない会話をしながらも、次第に惹かれあっていく。しかし、ちょっとしたことでメリーは帰ってしまい、彼女が残した電話番号をジョンは消してしまう。ふたりは再び出会うことができるのだろうか。
「ジョンとメリー」 の作品情報
「ジョンとメリー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ジョンとメリーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
93分 |
日英 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR1745 |
2009年12月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
1人
|
ジョンとメリーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
93分 |
日英 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR1745 |
2009年12月04日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
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ユーザーレビュー:11件
なんておしゃれな作品なんでしょうか!
初めて見ました。
とても良かったです。
こういうの、私はとても好きなタイプの作品です。
男女の出会いを描く24時間のお話。
過去のシーンと現在のシーンが織り交ざり
互いが過去にどんな恋愛をしてきて今に至るのかが
次第に解ることになります。
出会って数時間でベッドインしてしまった二人ですが
おい、おい、名前って普通最初に名乗るのがアメリカ人なんじゃないの?
とびっくりしましたが、そこがまたおしゃれでした。
二人の心のつぶやきも楽しくて
互いに探り合いながら、この関係を継続するべきか、離れるべきかと
葛藤する様が微笑ましかったです。
当時24歳ぐらいのミア・ファローが超かわいい。
ベリーショートがこんなにも似合う人はなかなかいないですよね。
スレンダーな裸体も惜しげなくさらしていて、ちょっとびっくりでした。
そして、当時32歳ぐらいのダスティン・ホフマン。
微笑む顔が好きです。ハンサムですね (これには賛否両論あり?(笑))
体の繋がりから始まる恋、そんな恋も若者の特権かもしれませんね。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ひとは必然的に惹かれ合う
『フォローミー』を観賞して、もっとミア・ファローの映画が観たくなり借りました。この映画も以前どこかで見た覚えがあるものの、記憶は定かではありません。これまた、あまりセクシー過ぎない、けれどとってもキュートで生き生きした温かさを感じさせる彼女にぴったりの役柄。
映画では最後になってやっと明らかになる、ジョンとメリーというタイトルにも使われた名前は、ジャックとベティや太郎と花子と同じぐらい典型的で、男女の出会いの、よくある普遍的なひとつの形を象徴して描いています。
若い男女が偶然に出会って意気投合し、はずみで一夜を共にした朝、清潔な白いシーツにくるまれて、気持ちよさそうにスヤスヤと眠っているふたりのショットで始まる冒頭シーンがとても好きです。
ジョンのフラットはすごく整理整頓されていて、スタイリッシュでおしゃれだけれど、本当の意味ではどこか他者を受け入れない雰囲気がある。それに対し冷蔵庫には食べ物がいっぱいで、温かい人間らしさを感じさせる。何気ない半熟玉子やチーズスフレが本当においしそう。
互いの本心を探り合いながらぎこちなく過ごす1日に、ふたりの過去がときおりフラッシュバックして、次第に、ふたりは出会うべくして出会ったのだ、ふたりが惹かれ合ったのは必然だったのだと思えてくる。互いに離れ難い気持ちになるのがよくわかります。
目を覚ましたメリーがジョンの部屋を探索しながら手にする本は、ノーマン・メイラーの『マイアミとシカゴの包囲』。1968年の大統領選挙に絡んで、無防備なデモ隊を過剰防衛的に警察が襲った事件のルポルタージュ。音楽の趣味といい、ジョンのインテリっぽいスノッブぶりをよく表していて、細部にもこだわった映画です。(メリーの不倫の相手が政治家に設定されていることも考慮に入れると、暗にちらりと政治の偽善性を皮肉っているのかもしれない。)
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カタログの映画
前回レビューを書いた「気狂いピエロ」もそうですが、ショップで物色してて「あ、これ、観てなかったな」という行き当たりばったりなセレクトです(笑)。
男と女の「恋の始まり」の部分を描いている訳ですが、出会っていきなりベッドインしてしまった2人が、本来あるべき(?)数日なり数週間なりの時間、お互いを知って次の段階に進みたいのかどうかを量る、そういう時間を言わばやり直す1日なのですね。
ひと幕物の舞台のように、ほぼ男のアパート内での2人芝居が続きます。会話だけでなく2人の心の声まで聞こえてきて、これは「言葉」の映画、というかカタログの映画なのだなぁという気がしました。ミア・ファローのファッションも、ダスティン・ホフマンのアパートもとってもオシャレだけど、どうも生身の人間の生活が感じられない。それぞれ、自分はこういう人間です、こういう生活を送っています、そして今、こんなことを感じています、というのがモノローグだけでなく、セリフですら説明的に感じられて。動いている画があって、そこにキャプションをつけるように会話とモノローグが聞こえてくる、そんな風に思えてしまった。
マネキン人形みたいなミア・ファローには、それが雰囲気ぴったりで良かったかな。若いダスティン・ホフマンはぬめっとしてて苦手(批評じゃないじゃん)。私見を述べれば、この2人は長続きしないなと思いますです、はい。
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初対面で深い関係になって……
投稿日:2009/11/07
レビュアー:よふかし
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これまた懐かしい映画。ダスティン・ホフマンとミア・ファローがとても若々しい。『ローズマリーの赤ちゃん』『フォロー・ミー』なんかが好きな人は、ショートカットでソバカスで線が細くて可愛いファローにまた会える作品。楽しみました。
飲みに行って、初対面だったのについ深い関係になってしまった男女の、迎えた気だるい朝。映画はそのちょっと気まずい感じもある朝から夜までの一日を、ほとんどフラットの一室を舞台にして描きます。
この二人は、単に行きずりの関係で終わるのか、それとも……というお話ですね。先に身体の関係が出来てしまったので、そこからお互いを知ろうとするふたりの心の動きが面白いのですが、この映画は「心の声」をほとんどモノローグで表現してしまうところが特徴です。これは分かりやすくて、コミカルで、会話のやりとりの妙もあるんですが、どうにも分かりやす過ぎるという欠点があります。普通なら見えない心の動きが観客には全部聞こえてしまうので、いつもは演技から想像する部分を狭めてしまう。
たとえばゴダールの『軽蔑』が広いアパートを縦横につかって夫婦喧嘩を描いていましたが、内面はふたりの演技と演出で表現されて、はるかに豊かなことを思い出します。
狭い室内での人間二人の演出も、あまりキレがあるとは言えない本作ですが、『ブリット』などアクション映画にいくつか面白い作品のあるピーター・イエーツらしく、テンポは悪くないです。どうしても動きが少なくなるところは、過去の記憶のフラッシュバックや、妄想を映像化してインサートしたり、工夫して退屈しないように努めています。
舞台となるダスティン・ホフマンのヤッピーで生活感のないフラットもあまり面白みはないのですが、当時のアメリカのやや浮ついて、でもどこか苦さを秘めた空気が感じられるような気がします。政治の季節が終わって、誠実で穏やかな愛情が大切に思えてくるような時期だったのかなあと思います。
傑作というわけではありませんが、主演二人に初々しさに溢れて、可愛らしい映画であることは間違いありません。60点。
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24時間の恋の行方?
ピーター・イェーツ監督の代表作。
バーで知り合った男女(ダスティン・ホフマンとミア・ファロー)。
目覚めたのは男のアパートでした。
アトリエを改装したデザイナーズ・マンション風のメゾネット。
クンクン、嗅ぎ回る子犬のように女は、部屋を見て回ります。
男は器用に珈琲を入れ、半熟卵を朝食に・・・。
そして始まる探り合い。
ゆきずりの恋が、その後どうなるのか?
70年代ファッションとベトナム戦争反対集会とデモ行進。
時代背景は違うけれど、初対面の男女の恋の始まりは、
今とそんなに変わりません。
ダスティン・ホフマン31歳・・・若い!
ミア・ファロー23歳・・・可愛い!
ラストシーンでふたりは始めて名乗りあうのでした。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
なんておしゃれな作品なんでしょうか!
投稿日
2022/07/28
レビュアー
飛べない魔女
初めて見ました。
とても良かったです。
こういうの、私はとても好きなタイプの作品です。
男女の出会いを描く24時間のお話。
過去のシーンと現在のシーンが織り交ざり
互いが過去にどんな恋愛をしてきて今に至るのかが
次第に解ることになります。
出会って数時間でベッドインしてしまった二人ですが
おい、おい、名前って普通最初に名乗るのがアメリカ人なんじゃないの?
とびっくりしましたが、そこがまたおしゃれでした。
二人の心のつぶやきも楽しくて
互いに探り合いながら、この関係を継続するべきか、離れるべきかと
葛藤する様が微笑ましかったです。
当時24歳ぐらいのミア・ファローが超かわいい。
ベリーショートがこんなにも似合う人はなかなかいないですよね。
スレンダーな裸体も惜しげなくさらしていて、ちょっとびっくりでした。
そして、当時32歳ぐらいのダスティン・ホフマン。
微笑む顔が好きです。ハンサムですね (これには賛否両論あり?(笑))
体の繋がりから始まる恋、そんな恋も若者の特権かもしれませんね。
ひとは必然的に惹かれ合う
投稿日
2017/05/01
レビュアー
hinakksk
『フォローミー』を観賞して、もっとミア・ファローの映画が観たくなり借りました。この映画も以前どこかで見た覚えがあるものの、記憶は定かではありません。これまた、あまりセクシー過ぎない、けれどとってもキュートで生き生きした温かさを感じさせる彼女にぴったりの役柄。
映画では最後になってやっと明らかになる、ジョンとメリーというタイトルにも使われた名前は、ジャックとベティや太郎と花子と同じぐらい典型的で、男女の出会いの、よくある普遍的なひとつの形を象徴して描いています。
若い男女が偶然に出会って意気投合し、はずみで一夜を共にした朝、清潔な白いシーツにくるまれて、気持ちよさそうにスヤスヤと眠っているふたりのショットで始まる冒頭シーンがとても好きです。
ジョンのフラットはすごく整理整頓されていて、スタイリッシュでおしゃれだけれど、本当の意味ではどこか他者を受け入れない雰囲気がある。それに対し冷蔵庫には食べ物がいっぱいで、温かい人間らしさを感じさせる。何気ない半熟玉子やチーズスフレが本当においしそう。
互いの本心を探り合いながらぎこちなく過ごす1日に、ふたりの過去がときおりフラッシュバックして、次第に、ふたりは出会うべくして出会ったのだ、ふたりが惹かれ合ったのは必然だったのだと思えてくる。互いに離れ難い気持ちになるのがよくわかります。
目を覚ましたメリーがジョンの部屋を探索しながら手にする本は、ノーマン・メイラーの『マイアミとシカゴの包囲』。1968年の大統領選挙に絡んで、無防備なデモ隊を過剰防衛的に警察が襲った事件のルポルタージュ。音楽の趣味といい、ジョンのインテリっぽいスノッブぶりをよく表していて、細部にもこだわった映画です。(メリーの不倫の相手が政治家に設定されていることも考慮に入れると、暗にちらりと政治の偽善性を皮肉っているのかもしれない。)
カタログの映画
投稿日
2011/04/28
レビュアー
ポッシュ(卒業)
前回レビューを書いた「気狂いピエロ」もそうですが、ショップで物色してて「あ、これ、観てなかったな」という行き当たりばったりなセレクトです(笑)。
男と女の「恋の始まり」の部分を描いている訳ですが、出会っていきなりベッドインしてしまった2人が、本来あるべき(?)数日なり数週間なりの時間、お互いを知って次の段階に進みたいのかどうかを量る、そういう時間を言わばやり直す1日なのですね。
ひと幕物の舞台のように、ほぼ男のアパート内での2人芝居が続きます。会話だけでなく2人の心の声まで聞こえてきて、これは「言葉」の映画、というかカタログの映画なのだなぁという気がしました。ミア・ファローのファッションも、ダスティン・ホフマンのアパートもとってもオシャレだけど、どうも生身の人間の生活が感じられない。それぞれ、自分はこういう人間です、こういう生活を送っています、そして今、こんなことを感じています、というのがモノローグだけでなく、セリフですら説明的に感じられて。動いている画があって、そこにキャプションをつけるように会話とモノローグが聞こえてくる、そんな風に思えてしまった。
マネキン人形みたいなミア・ファローには、それが雰囲気ぴったりで良かったかな。若いダスティン・ホフマンはぬめっとしてて苦手(批評じゃないじゃん)。私見を述べれば、この2人は長続きしないなと思いますです、はい。
初対面で深い関係になって……
投稿日
2009/11/07
レビュアー
よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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これまた懐かしい映画。ダスティン・ホフマンとミア・ファローがとても若々しい。『ローズマリーの赤ちゃん』『フォロー・ミー』なんかが好きな人は、ショートカットでソバカスで線が細くて可愛いファローにまた会える作品。楽しみました。
飲みに行って、初対面だったのについ深い関係になってしまった男女の、迎えた気だるい朝。映画はそのちょっと気まずい感じもある朝から夜までの一日を、ほとんどフラットの一室を舞台にして描きます。
この二人は、単に行きずりの関係で終わるのか、それとも……というお話ですね。先に身体の関係が出来てしまったので、そこからお互いを知ろうとするふたりの心の動きが面白いのですが、この映画は「心の声」をほとんどモノローグで表現してしまうところが特徴です。これは分かりやすくて、コミカルで、会話のやりとりの妙もあるんですが、どうにも分かりやす過ぎるという欠点があります。普通なら見えない心の動きが観客には全部聞こえてしまうので、いつもは演技から想像する部分を狭めてしまう。
たとえばゴダールの『軽蔑』が広いアパートを縦横につかって夫婦喧嘩を描いていましたが、内面はふたりの演技と演出で表現されて、はるかに豊かなことを思い出します。
狭い室内での人間二人の演出も、あまりキレがあるとは言えない本作ですが、『ブリット』などアクション映画にいくつか面白い作品のあるピーター・イエーツらしく、テンポは悪くないです。どうしても動きが少なくなるところは、過去の記憶のフラッシュバックや、妄想を映像化してインサートしたり、工夫して退屈しないように努めています。
舞台となるダスティン・ホフマンのヤッピーで生活感のないフラットもあまり面白みはないのですが、当時のアメリカのやや浮ついて、でもどこか苦さを秘めた空気が感じられるような気がします。政治の季節が終わって、誠実で穏やかな愛情が大切に思えてくるような時期だったのかなあと思います。
傑作というわけではありませんが、主演二人に初々しさに溢れて、可愛らしい映画であることは間違いありません。60点。
24時間の恋の行方?
投稿日
2015/07/25
レビュアー
カマンベール
ピーター・イェーツ監督の代表作。
バーで知り合った男女(ダスティン・ホフマンとミア・ファロー)。
目覚めたのは男のアパートでした。
アトリエを改装したデザイナーズ・マンション風のメゾネット。
クンクン、嗅ぎ回る子犬のように女は、部屋を見て回ります。
男は器用に珈琲を入れ、半熟卵を朝食に・・・。
そして始まる探り合い。
ゆきずりの恋が、その後どうなるのか?
70年代ファッションとベトナム戦争反対集会とデモ行進。
時代背景は違うけれど、初対面の男女の恋の始まりは、
今とそんなに変わりません。
ダスティン・ホフマン31歳・・・若い!
ミア・ファロー23歳・・・可愛い!
ラストシーンでふたりは始めて名乗りあうのでした。
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