ファール・プレイ / ゴールディ・ホーン
ファール・プレイ
/コリン・ヒギンズ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(7)
解説・ストーリー
図書館勤めの女性グロリアが知り合った男が、“ドワーフに気をつけろ”という言葉を残して殺害される。以来、彼女の身辺には、白色症の男がつきまとい始める。グロリアは、パーティで知り合った刑事トニーに助けを求めるが……。見知らぬ男から預かったタバコの箱が原因で、法王の暗殺計画に巻き込まれる女性の恐怖を描いたサスペンス・コメディ。 JAN:4988113035262
図書館勤めの女性グロリアが知り合った男が、“ドワーフに気をつけろ”という言葉を残して殺害される。以来、彼女の身辺には、白色症の男がつきまとい始める。グロリアは、パーティで知り合った刑事トニーに助けを求めるが……。見知らぬ男から預かったタバコの箱が原因で、法王の暗殺計画に巻き込まれる女性の恐怖を描いたサスペンス・コメディ。 JAN:4988113035262
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「ファール・プレイ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
図書館勤めの女性グロリアが知り合った男が、“ドワーフに気をつけろ”という言葉を残して殺害される。以来、彼女の身辺には、白色症の男がつきまとい始める。グロリアは、パーティで知り合った刑事トニーに助けを求めるが……。見知らぬ男から預かったタバコの箱が原因で、法王の暗殺計画に巻き込まれる女性の恐怖を描いたサスペンス・コメディ。 JAN:4988113035262
「ファール・プレイ」 の作品情報
「ファール・プレイ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ファール・プレイの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日本語・英語 |
ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDT101017 |
2011年11月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
0人
|
ファール・プレイの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日本語・英語 |
ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDT101017 |
2011年11月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
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0人
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ユーザーレビュー:7件
☆四つだ、もってけ泥棒!
いやー、喜んじゃったなあ、もう。
会社帰りのTSUTAYAさんでこのDVDを見つけた時、飛び上がっちゃいましたよ。
昔好きだった人に街でバッタリ出会ったみたいな。 なかなかリリースされなくて半分諦めてましたから。
生まれてこのかた約半世紀(!)何本の(何百、何千本?)の映画を見たか忘れてしまいましたが、作品の出来不出来は全く別として“好きな映画”というのがいくつかあります。 つまり、世間一般の評価など関係なく、自分のハートにジャストミートした作品、とでも言いましょうか。 オジンの生涯の中でもし“好きな映画”を10本選ぶとしたら、この作品を真っ先に選びたいですね。
この映画、一言で言えば登場人物のキャラが皆いいのです。主役の二人はもちろん、最後の方にちょっとだけ出てくるオペラ座の支配人とかに至るまで。
その中でまずG・ホーンは当時“コケティッシュな魅力の持ち主”と言われておりました。 少女漫画の主人公みたいにクリっとした瞳と、やや開き加減の唇。けっしてアタマが悪いわけではないが、ちょっと天然っぽいところがあって、オジン世代が若い頃の、まさに“理想の恋人”タイプでした。 黄色のクルマに黄色の傘、黄色のセーター…って、思わずコーディネーターが遊び心を出したくなるのもうなずけます。チェビー・チェイスの役はもっと二枚目だと却って嫌味になるのですが、頼りになるかならないかはっきりしない微妙な軽さがいいですね。 本来はもっと笑いを取りにいくタイプ役者ですが、その部分は今回ダドリー・ムーアに任せたという感じです。 そのムーアさんも映画出演を重ねるごとにだんだんあざとくなってしまってオジンはイマイチついていけなかったけど、本作では許容範囲でした。チェイスの相棒刑事を演じるブライアン・デネヒーは悪役が多いのですが、ここでは最後までいい奴でした。
演出的にはヒッチコック先生へのオマージュを感じさせるサスペンス・タッチの前半がいいですね。後半はやや破錠気味で、間延びしてしまったところも隠せない。でも、もとから完璧な傑作と思ってませんから。
最後にバリー・マニロウの『愛に生きる二人』!最高です。
傑作、名作とは呼べないかもしれませんが、いいじゃないですか。
ええっい、☆四つだ、もってけ泥棒!!
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
ゴールディ・ホーン
投稿日:2011/11/14
レビュアー:よふかし
ということで『ファールプレイ』です。70年代末に登場した、ヒチコック映画へのオマージュに満ちた楽しいサスペンス・コメディ。困っている男性を車に乗せてあげた女性が謎の陰謀に巻き込まれてしまう。殺人現場に居合わせ、「小人に気をつけろ」と謎のダイイング・メッセージを聞くが、通報して戻ってみると死体がない。周囲から可笑しいのはこの女性では……と疑われる主人公ゴールディ・ホーン(ケイト・ハドソンのお母さんですね)。
ニューシネマを経てアメリカ映画のヒロイン像が多様化してしまうなかで、ゴールディ・ホーンのシンプルなブロンド美人・おきゃんな性格というコメディエンヌぶりは貴重でした。この後も公開作は続いて、『プライベート・ベンジャミン』『昔みたい』『ワイルド・キャッツ』『潮風のいたずら』くらいまで、彼女の魅力が横溢する作品で楽しませてくれました(印象としてはメグ・ライアンが出てくる前まで)。
この映画でもモンローばりのドレスで駆け回ってくれますが、スリムなスタイルであまり性の匂いを感じさせないあたり、オードリー・ヘプバーンの魅力に通じるものがあります。基本的に善人で、かつ脇の甘いところ、惚れっぽいところもよく似ていますね。
しかし本作でもっとも有名になったのは、代わりに性の匂いを一身に背負った(こういう人が出てくるというのが70‐80年代的です笑)ダドリー・ムーアでしょう。久しぶりに観直しましたが、彼の隠れ家のシーン(『サタデーナイトフィーバー』のパロディ)には、やっぱり笑ってしまいました。
コリン・ヒギンズの笑いはメル・ブルックスほどではないにしろ、『大陸横断超特急』でも『9時から5時まで』でもちょっとドタバタが過ぎて泥臭いところがあります。僕としてはもうちょっとスマートな笑いが好きなんですが……ラストのバージェス・メレディス、クンフーで大活躍なんてもの楽しいからいいか。ヒチコックからの引用ももちろん上澄み程度に過ぎないわけですが、たとえば「顔に傷のある男が殺されるシーン」で、カメラをぐるんぐるん回転させながら、ホーンが気絶するショットをアイリスインで重ね合わせるあたりなかなか面白く、イメージは『めまい』を思い起こさせて微笑ましいです。
バリー・マニロウの歌声にのって始まり終わる、幸福感に満ちて楽しい一編です。新しい映画にこだわらなければ、お勧めです。70点。
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ゴールディの○○○だけが救いの駄作
投稿日:2011/12/05
レビュアー:忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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このところショップでは「本当に面白い映画」とか銘打って常設で「旧作」おススメ映画を「キャンペーン」しているので「旧作1枚100円サービス」期間にはよく利用します(かなり頻繁にやってますが「DISCAS対ショップ」の内輪競争が激化してるのかな?良いことですねぇ)。これもそこで見つけた1本。1978年製作の「コメディ」ですけど、残念ながら私は全然笑えなかった(泣)。全然笑えなかったのに何故「コメディ」と分かるのか?と言うと(DISCASでは「ドラマ」に分類されてます)、共演のチェビー・チェイスもダドリー・ムーアも職業は「コメディアン」ですし(実はダドリーはジャズ・ピアニストとしても有名なんだそうです)、主演のゴールディ・ホーンは一応「映画女優」ですが出演作は殆どコメディで「喜劇女優」という評価が最初から定着してました(1969年に「サボテンの花」というウォルター・マッソー、イングリッド・バーグマン主演のコメディに出演してアカデミー助演女優賞獲ってます)。
ゴールディは最近の映画ファンの方々には「ケイト・ハドソンの母親」としてのほうが通りがいいのかもしれませんが、私は「贔屓」と言うほどじゃありませんが好きな女優の1人です。メル・ギブソンと共演した「バード・オン・ワイヤー」(1990)とか、私生活で20年以上同棲中のパートナーのカートラッセルとの共演「潮風のいたずら」(1987)とか、「可愛い女」を演らせたらなかなかイイ味を出すし、何と言っても金髪でナイス・バディであのファニーフェイスですから、出てくるだけで画面が陽気で華やかになる、かなり貴重な存在の女優でした(と、過去形で言ったら怒られますかね)。娘のケイトと「体型」はそっくりで、やや「控え目」な上半身と「旺盛な」下半身のコントラストが素晴らしい、と常々思ってましたが(笑)、ウィキに面白い記述が載ってましたので転載します。
>(ゴールディは)お尻に自信があるらしく、多くの作品にお尻のシーンまたはお尻を誉められるセリフがあるのがお約束。
>(ケイトは)「ママは私よりも痩せているし、私よりもキレイ。なんで?」と66歳の母親の美貌を絶賛している。
えーと、それでこの映画ですが(笑)、はっきり言って監督、脚本のコリン・ヒギンズというヒトが下手くそ過ぎます。いくら78年の映画でもセンスが陳腐過ぎる。いくらコメディだからってオハナシは一応サスペンス体裁なんだから一本サスペンスとしての筋を通しておいて、要所で「外す」というのが基本でしょうに、ダラダラと締まりのない展開に時折思いついたようにユルユルのギャグを出すんで却ってシラケまくり。オマケのつもりか「ロマンス」もちょっと挟むんだけど、さすがにゴールディは達者な演技するのに相手役が「コメディアン」のチェビーじゃ「格」が違い過ぎてこれまたドッチラケ。サスペンス部分にあの芸達者ブライアン・デネヒーを使ってるのに全くの無駄遣いだし、無理に笑いを取ろうと起用したダドリーは空回りするし、当時まだ一般のアメリカ人にとっては「東洋の猿(エコノミック・アニマル)」だった「日本人」をネタにしたギャグで時間稼ぎしてるのがミエミエだし、もうほんとに「ゴールディの○○○だけが救い」の駄作でした。あ、オープニングの映像とバリー・マニロウは素敵でしたよ、って全然褒めたことにならないか(笑)。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
巻き込まれ型サスペンスコメディ
投稿日:2013/09/18
レビュアー:カプチーノ
このところすっかり人気がなくなってしまった洋画コメディですが、下品な会話に原因があるのではないかと思います。
下品な会話のコメディをたまに観るにはいいのですが、どれもこれもあけすけで下品だと辟易とします。
現代と比較すると、一昔前の良質なコメディの後味が良いのは、品格が保たれていたからではないでしょうか。
ゴールディ・ホーン主演の本作品も、品格の保たれた良質なコメディです。
リアルタイムで観ていますが、ストーリィはほとんど忘れていました。
巻き込まれ型のサスペンスを面白おかしく仕上げた作品で、ドタバタ劇が楽しめます。
チェビー・チェイスがゴールディー・ホーンの相手役なのですが、
彼よりもダドリィ・ムーアの方が素晴らしく、3回ほどの出番ながら、
その登場シーンが圧倒的に印象に残ります。芸達者な役者です。
ちょっとした仕草や間の取り方などが巧みで、笑えます。
こういったしゃべりではなく、動きの面白さで笑わせる役者が最近は減ってきたようにも思います。
並みのストーリィでもその存在で笑わせることのできる喜劇俳優がいると、それだけで映画が楽しくなります。
少し冗長なのが難点ですが、後味スッキリな佳作。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
自分にとっては最高の1本!
これは私が22歳の時に見た映画ですが、現在58歳〜今までに20回は見たでしょうか。 コメディとしてはもっと面白いものがあるかも知れませんが、私にとっては最高の1本です。サスペンスコメディですがとにかく笑えます!
ゴールディホーン、チェビーチェイス、ダドリームーアこの3人がとにかく笑わしてくれます。 とにかくまずはDVDを借りて観てください! たぶん後悔はしないと思います。 自分の思い込みもあり★5にしました。
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
☆四つだ、もってけ泥棒!
投稿日
2011/11/29
レビュアー
タクシードライバー
いやー、喜んじゃったなあ、もう。
会社帰りのTSUTAYAさんでこのDVDを見つけた時、飛び上がっちゃいましたよ。
昔好きだった人に街でバッタリ出会ったみたいな。 なかなかリリースされなくて半分諦めてましたから。
生まれてこのかた約半世紀(!)何本の(何百、何千本?)の映画を見たか忘れてしまいましたが、作品の出来不出来は全く別として“好きな映画”というのがいくつかあります。 つまり、世間一般の評価など関係なく、自分のハートにジャストミートした作品、とでも言いましょうか。 オジンの生涯の中でもし“好きな映画”を10本選ぶとしたら、この作品を真っ先に選びたいですね。
この映画、一言で言えば登場人物のキャラが皆いいのです。主役の二人はもちろん、最後の方にちょっとだけ出てくるオペラ座の支配人とかに至るまで。
その中でまずG・ホーンは当時“コケティッシュな魅力の持ち主”と言われておりました。 少女漫画の主人公みたいにクリっとした瞳と、やや開き加減の唇。けっしてアタマが悪いわけではないが、ちょっと天然っぽいところがあって、オジン世代が若い頃の、まさに“理想の恋人”タイプでした。 黄色のクルマに黄色の傘、黄色のセーター…って、思わずコーディネーターが遊び心を出したくなるのもうなずけます。チェビー・チェイスの役はもっと二枚目だと却って嫌味になるのですが、頼りになるかならないかはっきりしない微妙な軽さがいいですね。 本来はもっと笑いを取りにいくタイプ役者ですが、その部分は今回ダドリー・ムーアに任せたという感じです。 そのムーアさんも映画出演を重ねるごとにだんだんあざとくなってしまってオジンはイマイチついていけなかったけど、本作では許容範囲でした。チェイスの相棒刑事を演じるブライアン・デネヒーは悪役が多いのですが、ここでは最後までいい奴でした。
演出的にはヒッチコック先生へのオマージュを感じさせるサスペンス・タッチの前半がいいですね。後半はやや破錠気味で、間延びしてしまったところも隠せない。でも、もとから完璧な傑作と思ってませんから。
最後にバリー・マニロウの『愛に生きる二人』!最高です。
傑作、名作とは呼べないかもしれませんが、いいじゃないですか。
ええっい、☆四つだ、もってけ泥棒!!
ゴールディ・ホーン
投稿日
2011/11/14
レビュアー
よふかし
ということで『ファールプレイ』です。70年代末に登場した、ヒチコック映画へのオマージュに満ちた楽しいサスペンス・コメディ。困っている男性を車に乗せてあげた女性が謎の陰謀に巻き込まれてしまう。殺人現場に居合わせ、「小人に気をつけろ」と謎のダイイング・メッセージを聞くが、通報して戻ってみると死体がない。周囲から可笑しいのはこの女性では……と疑われる主人公ゴールディ・ホーン(ケイト・ハドソンのお母さんですね)。
ニューシネマを経てアメリカ映画のヒロイン像が多様化してしまうなかで、ゴールディ・ホーンのシンプルなブロンド美人・おきゃんな性格というコメディエンヌぶりは貴重でした。この後も公開作は続いて、『プライベート・ベンジャミン』『昔みたい』『ワイルド・キャッツ』『潮風のいたずら』くらいまで、彼女の魅力が横溢する作品で楽しませてくれました(印象としてはメグ・ライアンが出てくる前まで)。
この映画でもモンローばりのドレスで駆け回ってくれますが、スリムなスタイルであまり性の匂いを感じさせないあたり、オードリー・ヘプバーンの魅力に通じるものがあります。基本的に善人で、かつ脇の甘いところ、惚れっぽいところもよく似ていますね。
しかし本作でもっとも有名になったのは、代わりに性の匂いを一身に背負った(こういう人が出てくるというのが70‐80年代的です笑)ダドリー・ムーアでしょう。久しぶりに観直しましたが、彼の隠れ家のシーン(『サタデーナイトフィーバー』のパロディ)には、やっぱり笑ってしまいました。
コリン・ヒギンズの笑いはメル・ブルックスほどではないにしろ、『大陸横断超特急』でも『9時から5時まで』でもちょっとドタバタが過ぎて泥臭いところがあります。僕としてはもうちょっとスマートな笑いが好きなんですが……ラストのバージェス・メレディス、クンフーで大活躍なんてもの楽しいからいいか。ヒチコックからの引用ももちろん上澄み程度に過ぎないわけですが、たとえば「顔に傷のある男が殺されるシーン」で、カメラをぐるんぐるん回転させながら、ホーンが気絶するショットをアイリスインで重ね合わせるあたりなかなか面白く、イメージは『めまい』を思い起こさせて微笑ましいです。
バリー・マニロウの歌声にのって始まり終わる、幸福感に満ちて楽しい一編です。新しい映画にこだわらなければ、お勧めです。70点。
ゴールディの○○○だけが救いの駄作
投稿日
2011/12/05
レビュアー
忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
このところショップでは「本当に面白い映画」とか銘打って常設で「旧作」おススメ映画を「キャンペーン」しているので「旧作1枚100円サービス」期間にはよく利用します(かなり頻繁にやってますが「DISCAS対ショップ」の内輪競争が激化してるのかな?良いことですねぇ)。これもそこで見つけた1本。1978年製作の「コメディ」ですけど、残念ながら私は全然笑えなかった(泣)。全然笑えなかったのに何故「コメディ」と分かるのか?と言うと(DISCASでは「ドラマ」に分類されてます)、共演のチェビー・チェイスもダドリー・ムーアも職業は「コメディアン」ですし(実はダドリーはジャズ・ピアニストとしても有名なんだそうです)、主演のゴールディ・ホーンは一応「映画女優」ですが出演作は殆どコメディで「喜劇女優」という評価が最初から定着してました(1969年に「サボテンの花」というウォルター・マッソー、イングリッド・バーグマン主演のコメディに出演してアカデミー助演女優賞獲ってます)。
ゴールディは最近の映画ファンの方々には「ケイト・ハドソンの母親」としてのほうが通りがいいのかもしれませんが、私は「贔屓」と言うほどじゃありませんが好きな女優の1人です。メル・ギブソンと共演した「バード・オン・ワイヤー」(1990)とか、私生活で20年以上同棲中のパートナーのカートラッセルとの共演「潮風のいたずら」(1987)とか、「可愛い女」を演らせたらなかなかイイ味を出すし、何と言っても金髪でナイス・バディであのファニーフェイスですから、出てくるだけで画面が陽気で華やかになる、かなり貴重な存在の女優でした(と、過去形で言ったら怒られますかね)。娘のケイトと「体型」はそっくりで、やや「控え目」な上半身と「旺盛な」下半身のコントラストが素晴らしい、と常々思ってましたが(笑)、ウィキに面白い記述が載ってましたので転載します。
>(ゴールディは)お尻に自信があるらしく、多くの作品にお尻のシーンまたはお尻を誉められるセリフがあるのがお約束。
>(ケイトは)「ママは私よりも痩せているし、私よりもキレイ。なんで?」と66歳の母親の美貌を絶賛している。
えーと、それでこの映画ですが(笑)、はっきり言って監督、脚本のコリン・ヒギンズというヒトが下手くそ過ぎます。いくら78年の映画でもセンスが陳腐過ぎる。いくらコメディだからってオハナシは一応サスペンス体裁なんだから一本サスペンスとしての筋を通しておいて、要所で「外す」というのが基本でしょうに、ダラダラと締まりのない展開に時折思いついたようにユルユルのギャグを出すんで却ってシラケまくり。オマケのつもりか「ロマンス」もちょっと挟むんだけど、さすがにゴールディは達者な演技するのに相手役が「コメディアン」のチェビーじゃ「格」が違い過ぎてこれまたドッチラケ。サスペンス部分にあの芸達者ブライアン・デネヒーを使ってるのに全くの無駄遣いだし、無理に笑いを取ろうと起用したダドリーは空回りするし、当時まだ一般のアメリカ人にとっては「東洋の猿(エコノミック・アニマル)」だった「日本人」をネタにしたギャグで時間稼ぎしてるのがミエミエだし、もうほんとに「ゴールディの○○○だけが救い」の駄作でした。あ、オープニングの映像とバリー・マニロウは素敵でしたよ、って全然褒めたことにならないか(笑)。
巻き込まれ型サスペンスコメディ
投稿日
2013/09/18
レビュアー
カプチーノ
このところすっかり人気がなくなってしまった洋画コメディですが、下品な会話に原因があるのではないかと思います。
下品な会話のコメディをたまに観るにはいいのですが、どれもこれもあけすけで下品だと辟易とします。
現代と比較すると、一昔前の良質なコメディの後味が良いのは、品格が保たれていたからではないでしょうか。
ゴールディ・ホーン主演の本作品も、品格の保たれた良質なコメディです。
リアルタイムで観ていますが、ストーリィはほとんど忘れていました。
巻き込まれ型のサスペンスを面白おかしく仕上げた作品で、ドタバタ劇が楽しめます。
チェビー・チェイスがゴールディー・ホーンの相手役なのですが、
彼よりもダドリィ・ムーアの方が素晴らしく、3回ほどの出番ながら、
その登場シーンが圧倒的に印象に残ります。芸達者な役者です。
ちょっとした仕草や間の取り方などが巧みで、笑えます。
こういったしゃべりではなく、動きの面白さで笑わせる役者が最近は減ってきたようにも思います。
並みのストーリィでもその存在で笑わせることのできる喜劇俳優がいると、それだけで映画が楽しくなります。
少し冗長なのが難点ですが、後味スッキリな佳作。
自分にとっては最高の1本!
投稿日
2015/08/07
レビュアー
shin075t
これは私が22歳の時に見た映画ですが、現在58歳〜今までに20回は見たでしょうか。 コメディとしてはもっと面白いものがあるかも知れませんが、私にとっては最高の1本です。サスペンスコメディですがとにかく笑えます!
ゴールディホーン、チェビーチェイス、ダドリームーアこの3人がとにかく笑わしてくれます。 とにかくまずはDVDを借りて観てください! たぶん後悔はしないと思います。 自分の思い込みもあり★5にしました。
新規登録で
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