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西遊記 / 香取慎吾

西遊記 /亀山千広

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47

DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

 2006年にフジテレビ系で放映され高視聴率を記録した香取慎吾主演ドラマをスケールアップして映画化したアクション・アドベンチャー。天竺を目指し、果てしなく続く砂漠を進む三蔵法師一行。やがて、彼らは砂漠の国“虎誠(フーチェン)”でその国の王女、玲美と出会う。その後、王宮に案内された三蔵たちを待っていたのは2匹の亀だった。それは呪いによって姿を変えられた王と王妃だった。かつては緑豊かだったこの国を、妖怪の金角大王と銀角大王が一日で砂漠に変え、全てを奪っていったというのだ。玲美は一行に、金角と銀角を退治してほしいと懇願するのだったが…。

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

DVD

旧作

お届け率:100%

ジャンル :

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「西遊記」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 2006年にフジテレビ系で放映され高視聴率を記録した香取慎吾主演ドラマをスケールアップして映画化したアクション・アドベンチャー。天竺を目指し、果てしなく続く砂漠を進む三蔵法師一行。やがて、彼らは砂漠の国“虎誠(フーチェン)”でその国の王女、玲美と出会う。その後、王宮に案内された三蔵たちを待っていたのは2匹の亀だった。それは呪いによって姿を変えられた王と王妃だった。かつては緑豊かだったこの国を、妖怪の金角大王と銀角大王が一日で砂漠に変え、全てを奪っていったというのだ。玲美は一行に、金角と銀角を退治してほしいと懇願するのだったが…。

「西遊記」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本

「西遊記」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本:

坂元裕二

撮影:

松島孝助

音楽:

武部聡志

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1〜 5件 / 全47件

映画にする必要は全くありません ネタバレ

投稿日:2008/01/15 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 TVドラマは、けっこうたのしく観ていたんですよ。まあ、リアルタイムで観ることはないので、録画しておいて娘と(9時からの放映だったので、娘はとても観れません)日曜日の朝の定例として・・・。毎回、泣きながら見てましたね(時には号泣も・・・)
 で、話が進む内に、西遊記最大の見せ場とも言うべき金角・銀角との対決が無いことに気付いたのです。
「はは〜ん、これは映画にするつもりだな」
とピンと来たのです。

 ほぼ公開と同時に鑑賞したのですが・・・
 本編が始まり、いきなり壮大な砂漠シーン。これはTVドラマもそうでしたし、番宣でもさんざん見せられていたのですが、劇場のスクリーンで観ると、思いのほか広がりを感じます。

  孫悟空のセリフ、演技はTVのまんまなので、娘は食いついていますが、私はちょいとダレ気味・・・。

 ただ、ストーリーは一番盛り上がるはずの「金角・銀角」の話ですし、それを鹿賀丈史と岸谷五郎という実力派が演じるのだから、なんとかまとまるのではと、淡い期待を抱きつつ、見続けます。
 そして、今回のヒロインという立場・多部未華子が登場するのですが、この子、地味だよな〜。
 可愛い子だとは思うけど、数年前の蒼井優よりも、更に華がない・・・。
 話の展開も、TVの延長としか思えないし・・。
 この時点で、私の体内時計は変調を来してしまったようで・・。




 途中、何度かはスクリーンを観た記憶が・・・

「お、悟空がお師匠様を破門だって・・・?」

「おや、美玲が、金角の首に刀を・・・」

 ところどころの記憶はあるのですが・・・
 気が付いたときには、エンドクレジットが流れておりました。
 どうやら、90%位の時間、寝てしまったようです。
 前日、寝不足と言うことでもないのに何故・・・・?

 娘は、いたく気に入ったようで、途中何度かしゃくり上げながら泣いていたそうです。

「面白かったね」
と言っているかみさんと娘の横で
「わ・わからん・・・」

 これじゃ、レビューなんかしようがないよな〜・・・。

 今回、やっとDVDが届き、あらためて鑑賞。その結果の感想としては、
「劇場で、寝ていてよかった・・・」
 香取慎吾と多部未華子のための映画で、彼らのファンには良いのでしょうが、映画としては、間違いなく最低ランクでしょう。映画ならではという、TVでは出せない面というものが、全くと言っていいほどありません。CGもVFXも悪くはないけれど、生かし切れていません。

 一番盛り上がりそうなエピソードを全く生かせておらず、岸谷五郎はなんだかやっつけ仕事だし、鹿賀丈史が唯一、「演じている」と思える台詞を吐いても、浮くばかり(「料理の鉄人」の口上のようでもあり)です。しかも、そのからみもウェイトとしては非常に少ないのです。
 レイダースのパクリだったり、ドリフのコントのようなギャグであったりと、「西遊記」をパロディーやコメディーにしたかったのかなと疑問に思います。コメディーにするならするで、もっとあり得ないようなぶっ飛んだことでもやってくれれば良いものを、すべてが中途半端です。
 香取慎吾の孫悟空は、TVドラマの時と同じように、最初から最後までハイテンションです。他のTVドラマでは香取慎吾はなかなか良い役者だと思っているのですが、この作品ではどこにも良さがありません。もう少し、メリハリを効かせるべきですし、もしどうしてもハイテンションで押し通したいのならば、「舞妓Haaan」の阿部サダヲくらいやってくれないと・・・。

 もともとTVドラマでは、前述のように友情や信頼関係の大切さをストレートに訴える話だったのですが、この映画版ではどこか変です。三蔵法師が人々に訴える台詞が、
「戦わない人は一生、逃げ続けるんです」
って・・・。それで死んじゃったら、何の意味もないでしょう?あの状況で戦うと言うことは、ほぼ死ぬと言うことですよ。戦わない=逃げではなく、どんな状況でも諦めずに生き抜いて、いつか自分たちの力で切り開いていこうと決意すれば良いのであって、戦えば死ぬだろうとわかっている状況で、戦えと鼓舞するのは勇気でも何でもない、蛮勇というものです。
 孫悟空の台詞にしても、
「なまかを作れるヤツが一番偉いんだ」
って、じゃあ、なまかをつくれずにいじめられている子には、存在価値は無いんですか?と言いたくなります。これって、イジメ奨励じゃないですか?どこかのレビューで読んだ記憶があるんですが、「なまかを作れるヤツが偉い」んじゃなくて、「誰でも、なまかにできるヤツが偉い」んじゃないでしょうかね。

 これじゃ、「ポケモン」に興業成績で負けるのも、無理ないわな・・・。



 

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VFXで描く ご一行史上最大の冒険 ネタバレ

投稿日:2007/12/23 レビュアー:ミルクチョコ

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高視聴率を記録した香取慎吾主演のTVドラマの劇場版。
メインキャラクターも、スタッフもそのままで、世界観もそのまま引き継いでいます。
エピソードとしては、過去に何度も使われた金角と銀角と魔法のひょうたんの話。砂漠の町に立ち寄った三蔵法師一行は、王女の玲美から、王と王妃が魔法で亀にされ、国を奪われたと聞かされて・・・

悟空と銀角との玉の取り合いの空中チェイスは、結構楽しめました。最新VFXで描くアクションは、空中から地上、はたまた崖下まで繰り広げられ、なかなか迫力があり、見ものです。
しかし、肝心のストーリーが、ひねりもなく、単純なのがちょっと残念だったでしょうか?
世界遺産登録が目前という、遺跡でのロケも敢行され、ロケ地ならではの、壮大さはなかなか良かったです。
映画ではなくとも、スペシャルドラマで良かったのでは?と思ってしまいましたが・・・。

このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています

日本映画の将来 ネタバレ

投稿日:2008/05/19 レビュアー:みなさん(退会)

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嘆かわしい映画が、また公開されてしまった。子供たちは、この映画を観て楽しんだのだろうか? 実際に映画館に足を運んで劇場の雰囲気を確かめたわけではないので何とも言えないが、DVDで観る限り“つまらなさ過ぎ”て子供たちにすら受け入れて貰えなかったのではないかと思えるのだ。要するに評価するに値せず、ってヤツだ。

一瞬、冒頭の雅な影絵のシーンには強く惹きつけられたが、続く空撮で一気に白けた。何で、あんなにブレるんだ? 記念日にヘリコプタークルージングと洒落込んだ素人にだって、もう少し安定した画面が撮れるというものだ。あんなのを映画館のスクリーンで見せられたひには観客全員が乗り物酔いしちまう。最近は機材も進歩して、B級ホラーにすら空撮が用いられる。『シャイニング』の影響だな。だから、あまたの空撮シーンを観せられて来たが、これほど対象にせまる時の滑らかさや迫力がないのも久しぶりだった。何の知恵もスキルも、ない。この技術の低さが、日本映画界の現状だろう。(現地スタッフであっても同じだ)

何よりも、チンピラのような孫悟空がいけない。終始、がなったり怒鳴ったりばかり。いい加減うんざりだ。所詮、タレントだし、観る方も多くを望んでいないが、これは監督サンの幼稚さに起因しているように思える。あまりに考えがなさ過ぎるからだ。それが“野性的な部分”を表現した結果だというなら、勘違いも甚だしい。

細かいことを言い出せばキリないが、せめて日本映画をバカにされないくらいの水準で撮ってほしい。まして、海外ロケを組むなら尚更だ。フジテレビが日本映画界に与えた影響には驚嘆すべきものがあるし、いまは牽引役を果たしていることも確かだ。しかし、『HERO』や本作などのように自社の資産を保護したままの映画づくりは止めてほしい。ドラマはドラマ、映画は映画だ。映画としてのスケール感を求めず、ドラマのイメージを優先した映画など誰が観たがる? 劇場に行くより、半年後のDVD発売か、一年後のTV放送を待つ方を選ぶ。それがやがては日本映画を衰退させることになる。まるでサイレント・キルだ。

ボイコット運動を起こしたいところだが、敢えて「皆さん、観て下さい」と言おう。そして、みんなで日本映画の将来を考え、正しくあるためにはどうすべきかを検討しましょう。

このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています

念のためですが、三蔵法師が男性だということを知っていますよね? ネタバレ

投稿日:2009/09/20 レビュアー:ロキュータス

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「念のために聞くけど、三蔵法師って男性だということを知っているよね?」
ある程度の年配の方は「なんでそんな当たり前のことを聞くのか」と思われるかも知れません。
しばらく前に身近な親戚、同僚、知人で20歳代の人、9人に聞くと、結果は6人が女性だと思っていました。
一応、全員が京大を含む大卒ないし現役大学生ですから高等教育を受け、英語力やパソコンなどの知識はぼくなどよりはるかにあって無教養というわけではない。

「西遊記」の三蔵法師、モデルは玄奘三蔵、歴史上の人物で、ちなみに三蔵とはインドや西域から仏教典を持ち帰って漢訳した人への尊称で人名ではありません。(カーネル・サンダースのカーネルが人名ではみたいなもの 爆)
ちなみに、沙悟浄もカッパではありません。 

ぼくも昔の堺正章が孫悟空、夏目雅子が三蔵法師のバージョンのファンです。 夏目雅子は女優として男を演じていたと思います。
その後、宮沢りえ、牧瀬里穂が三蔵法師となり、そして放送局が日本テレビからフジテレビに変わっても、深津絵里と、それぞれカワイイとは思ったものの、日本のテレビドラマでは女優が三蔵法師を演じるのが「伝統」となってしまいました。   

初回チェックしてみて「こりゃひどい。 セットがちゃちで、学芸会だ」と思いましたし、知人の新疆ウィグル自治区から来ているウズベキスタン系中国人がひどすぎると憤慨しても、「ぼくもあまり評価しないし、ヒットしないと思う」と言ってなだめてました。
月9もいよいよ種切れか、と思っていましたが、ぼくの予想に反して、結果はシリーズ通して毎回20%を超える月9では近年になかった高視聴率。
さらに映画化された本作は興行収入40億円を越す大ヒット映画となりました。

本作は、ぼくも楽しもうモードで観たので、批判的なぼくでも、「それなりに」楽しめました。
岸谷五朗、鹿賀丈史のお二人は楽しんで演じられていたように思います。
子どもたちを中心にこれを観て楽しまれたことは、よかったと思います。 
アニメ『悟空の大冒険』、当時はキライでしたが今は見てみたいし、夏目雅子版が好きなぼくです。
楽しむ人をバカにすべきではないでしょうし、こんな『西遊記』があってもいいでしょう。 

それを踏まえた上で、親御さんには子どもたちが、オリジナル作品の存在を知り、オリジナリティへの敬意を促すようにしていただきたいと思います。
それは単に『西遊記』だけでなく、ディズニーや三国志、「鉄腕アトム」や「ゲゲゲの鬼太郎」などについてもそうです。
改変バージョンのほうが好きでもいい、と思います。  せめてオリジナルの存在を知ることを。
そして敬意の意識を持たれんことを。

フジテレビに対しては苦言を言いたい。

キャラをいじりすぎではないか?
八戒が外見太っていないだけでなく、性格が好色ではなく内向的でナイーブになり、
好色は沙悟浄の性格に変わり、三蔵法師に威厳が無さ過ぎないか。
孫悟空が一番弟子ではなく、末弟子となって、しかも仲間を「ナマカ」というほど頭が悪い。

きんと雲は雲と言うより、スケートボードみたいだし。
金閣、銀閣の関係性や、最期も違う。

ここまでオリジナルの設定を何ら踏まえず、いじくりまわしたら、もはや「西遊記」と言えるのか?
日本のクリエーターには、改変作ばかりでなく、もう少しオリジナルへの敬意を感じさせる作品を企画してほしいと思います。


本作をごらんの方が楽しまれんことを、そして古典への興味がつながって、ご自分の世界を広げられんことを切に願います。

説教がましい苦言で失礼しました。










このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています

ドラマファンにはそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか?

投稿日:2008/02/17 レビュアー:ゆかっくま

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1〜 5件 / 全47件

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

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ユーザーレビュー:47件

映画にする必要は全くありません

投稿日

2008/01/15

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 TVドラマは、けっこうたのしく観ていたんですよ。まあ、リアルタイムで観ることはないので、録画しておいて娘と(9時からの放映だったので、娘はとても観れません)日曜日の朝の定例として・・・。毎回、泣きながら見てましたね(時には号泣も・・・)
 で、話が進む内に、西遊記最大の見せ場とも言うべき金角・銀角との対決が無いことに気付いたのです。
「はは〜ん、これは映画にするつもりだな」
とピンと来たのです。

 ほぼ公開と同時に鑑賞したのですが・・・
 本編が始まり、いきなり壮大な砂漠シーン。これはTVドラマもそうでしたし、番宣でもさんざん見せられていたのですが、劇場のスクリーンで観ると、思いのほか広がりを感じます。

  孫悟空のセリフ、演技はTVのまんまなので、娘は食いついていますが、私はちょいとダレ気味・・・。

 ただ、ストーリーは一番盛り上がるはずの「金角・銀角」の話ですし、それを鹿賀丈史と岸谷五郎という実力派が演じるのだから、なんとかまとまるのではと、淡い期待を抱きつつ、見続けます。
 そして、今回のヒロインという立場・多部未華子が登場するのですが、この子、地味だよな〜。
 可愛い子だとは思うけど、数年前の蒼井優よりも、更に華がない・・・。
 話の展開も、TVの延長としか思えないし・・。
 この時点で、私の体内時計は変調を来してしまったようで・・。




 途中、何度かはスクリーンを観た記憶が・・・

「お、悟空がお師匠様を破門だって・・・?」

「おや、美玲が、金角の首に刀を・・・」

 ところどころの記憶はあるのですが・・・
 気が付いたときには、エンドクレジットが流れておりました。
 どうやら、90%位の時間、寝てしまったようです。
 前日、寝不足と言うことでもないのに何故・・・・?

 娘は、いたく気に入ったようで、途中何度かしゃくり上げながら泣いていたそうです。

「面白かったね」
と言っているかみさんと娘の横で
「わ・わからん・・・」

 これじゃ、レビューなんかしようがないよな〜・・・。

 今回、やっとDVDが届き、あらためて鑑賞。その結果の感想としては、
「劇場で、寝ていてよかった・・・」
 香取慎吾と多部未華子のための映画で、彼らのファンには良いのでしょうが、映画としては、間違いなく最低ランクでしょう。映画ならではという、TVでは出せない面というものが、全くと言っていいほどありません。CGもVFXも悪くはないけれど、生かし切れていません。

 一番盛り上がりそうなエピソードを全く生かせておらず、岸谷五郎はなんだかやっつけ仕事だし、鹿賀丈史が唯一、「演じている」と思える台詞を吐いても、浮くばかり(「料理の鉄人」の口上のようでもあり)です。しかも、そのからみもウェイトとしては非常に少ないのです。
 レイダースのパクリだったり、ドリフのコントのようなギャグであったりと、「西遊記」をパロディーやコメディーにしたかったのかなと疑問に思います。コメディーにするならするで、もっとあり得ないようなぶっ飛んだことでもやってくれれば良いものを、すべてが中途半端です。
 香取慎吾の孫悟空は、TVドラマの時と同じように、最初から最後までハイテンションです。他のTVドラマでは香取慎吾はなかなか良い役者だと思っているのですが、この作品ではどこにも良さがありません。もう少し、メリハリを効かせるべきですし、もしどうしてもハイテンションで押し通したいのならば、「舞妓Haaan」の阿部サダヲくらいやってくれないと・・・。

 もともとTVドラマでは、前述のように友情や信頼関係の大切さをストレートに訴える話だったのですが、この映画版ではどこか変です。三蔵法師が人々に訴える台詞が、
「戦わない人は一生、逃げ続けるんです」
って・・・。それで死んじゃったら、何の意味もないでしょう?あの状況で戦うと言うことは、ほぼ死ぬと言うことですよ。戦わない=逃げではなく、どんな状況でも諦めずに生き抜いて、いつか自分たちの力で切り開いていこうと決意すれば良いのであって、戦えば死ぬだろうとわかっている状況で、戦えと鼓舞するのは勇気でも何でもない、蛮勇というものです。
 孫悟空の台詞にしても、
「なまかを作れるヤツが一番偉いんだ」
って、じゃあ、なまかをつくれずにいじめられている子には、存在価値は無いんですか?と言いたくなります。これって、イジメ奨励じゃないですか?どこかのレビューで読んだ記憶があるんですが、「なまかを作れるヤツが偉い」んじゃなくて、「誰でも、なまかにできるヤツが偉い」んじゃないでしょうかね。

 これじゃ、「ポケモン」に興業成績で負けるのも、無理ないわな・・・。



 

VFXで描く ご一行史上最大の冒険

投稿日

2007/12/23

レビュアー

ミルクチョコ

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高視聴率を記録した香取慎吾主演のTVドラマの劇場版。
メインキャラクターも、スタッフもそのままで、世界観もそのまま引き継いでいます。
エピソードとしては、過去に何度も使われた金角と銀角と魔法のひょうたんの話。砂漠の町に立ち寄った三蔵法師一行は、王女の玲美から、王と王妃が魔法で亀にされ、国を奪われたと聞かされて・・・

悟空と銀角との玉の取り合いの空中チェイスは、結構楽しめました。最新VFXで描くアクションは、空中から地上、はたまた崖下まで繰り広げられ、なかなか迫力があり、見ものです。
しかし、肝心のストーリーが、ひねりもなく、単純なのがちょっと残念だったでしょうか?
世界遺産登録が目前という、遺跡でのロケも敢行され、ロケ地ならではの、壮大さはなかなか良かったです。
映画ではなくとも、スペシャルドラマで良かったのでは?と思ってしまいましたが・・・。

日本映画の将来

投稿日

2008/05/19

レビュアー

みなさん(退会)

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嘆かわしい映画が、また公開されてしまった。子供たちは、この映画を観て楽しんだのだろうか? 実際に映画館に足を運んで劇場の雰囲気を確かめたわけではないので何とも言えないが、DVDで観る限り“つまらなさ過ぎ”て子供たちにすら受け入れて貰えなかったのではないかと思えるのだ。要するに評価するに値せず、ってヤツだ。

一瞬、冒頭の雅な影絵のシーンには強く惹きつけられたが、続く空撮で一気に白けた。何で、あんなにブレるんだ? 記念日にヘリコプタークルージングと洒落込んだ素人にだって、もう少し安定した画面が撮れるというものだ。あんなのを映画館のスクリーンで見せられたひには観客全員が乗り物酔いしちまう。最近は機材も進歩して、B級ホラーにすら空撮が用いられる。『シャイニング』の影響だな。だから、あまたの空撮シーンを観せられて来たが、これほど対象にせまる時の滑らかさや迫力がないのも久しぶりだった。何の知恵もスキルも、ない。この技術の低さが、日本映画界の現状だろう。(現地スタッフであっても同じだ)

何よりも、チンピラのような孫悟空がいけない。終始、がなったり怒鳴ったりばかり。いい加減うんざりだ。所詮、タレントだし、観る方も多くを望んでいないが、これは監督サンの幼稚さに起因しているように思える。あまりに考えがなさ過ぎるからだ。それが“野性的な部分”を表現した結果だというなら、勘違いも甚だしい。

細かいことを言い出せばキリないが、せめて日本映画をバカにされないくらいの水準で撮ってほしい。まして、海外ロケを組むなら尚更だ。フジテレビが日本映画界に与えた影響には驚嘆すべきものがあるし、いまは牽引役を果たしていることも確かだ。しかし、『HERO』や本作などのように自社の資産を保護したままの映画づくりは止めてほしい。ドラマはドラマ、映画は映画だ。映画としてのスケール感を求めず、ドラマのイメージを優先した映画など誰が観たがる? 劇場に行くより、半年後のDVD発売か、一年後のTV放送を待つ方を選ぶ。それがやがては日本映画を衰退させることになる。まるでサイレント・キルだ。

ボイコット運動を起こしたいところだが、敢えて「皆さん、観て下さい」と言おう。そして、みんなで日本映画の将来を考え、正しくあるためにはどうすべきかを検討しましょう。

念のためですが、三蔵法師が男性だということを知っていますよね?

投稿日

2009/09/20

レビュアー

ロキュータス

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「念のために聞くけど、三蔵法師って男性だということを知っているよね?」
ある程度の年配の方は「なんでそんな当たり前のことを聞くのか」と思われるかも知れません。
しばらく前に身近な親戚、同僚、知人で20歳代の人、9人に聞くと、結果は6人が女性だと思っていました。
一応、全員が京大を含む大卒ないし現役大学生ですから高等教育を受け、英語力やパソコンなどの知識はぼくなどよりはるかにあって無教養というわけではない。

「西遊記」の三蔵法師、モデルは玄奘三蔵、歴史上の人物で、ちなみに三蔵とはインドや西域から仏教典を持ち帰って漢訳した人への尊称で人名ではありません。(カーネル・サンダースのカーネルが人名ではみたいなもの 爆)
ちなみに、沙悟浄もカッパではありません。 

ぼくも昔の堺正章が孫悟空、夏目雅子が三蔵法師のバージョンのファンです。 夏目雅子は女優として男を演じていたと思います。
その後、宮沢りえ、牧瀬里穂が三蔵法師となり、そして放送局が日本テレビからフジテレビに変わっても、深津絵里と、それぞれカワイイとは思ったものの、日本のテレビドラマでは女優が三蔵法師を演じるのが「伝統」となってしまいました。   

初回チェックしてみて「こりゃひどい。 セットがちゃちで、学芸会だ」と思いましたし、知人の新疆ウィグル自治区から来ているウズベキスタン系中国人がひどすぎると憤慨しても、「ぼくもあまり評価しないし、ヒットしないと思う」と言ってなだめてました。
月9もいよいよ種切れか、と思っていましたが、ぼくの予想に反して、結果はシリーズ通して毎回20%を超える月9では近年になかった高視聴率。
さらに映画化された本作は興行収入40億円を越す大ヒット映画となりました。

本作は、ぼくも楽しもうモードで観たので、批判的なぼくでも、「それなりに」楽しめました。
岸谷五朗、鹿賀丈史のお二人は楽しんで演じられていたように思います。
子どもたちを中心にこれを観て楽しまれたことは、よかったと思います。 
アニメ『悟空の大冒険』、当時はキライでしたが今は見てみたいし、夏目雅子版が好きなぼくです。
楽しむ人をバカにすべきではないでしょうし、こんな『西遊記』があってもいいでしょう。 

それを踏まえた上で、親御さんには子どもたちが、オリジナル作品の存在を知り、オリジナリティへの敬意を促すようにしていただきたいと思います。
それは単に『西遊記』だけでなく、ディズニーや三国志、「鉄腕アトム」や「ゲゲゲの鬼太郎」などについてもそうです。
改変バージョンのほうが好きでもいい、と思います。  せめてオリジナルの存在を知ることを。
そして敬意の意識を持たれんことを。

フジテレビに対しては苦言を言いたい。

キャラをいじりすぎではないか?
八戒が外見太っていないだけでなく、性格が好色ではなく内向的でナイーブになり、
好色は沙悟浄の性格に変わり、三蔵法師に威厳が無さ過ぎないか。
孫悟空が一番弟子ではなく、末弟子となって、しかも仲間を「ナマカ」というほど頭が悪い。

きんと雲は雲と言うより、スケートボードみたいだし。
金閣、銀閣の関係性や、最期も違う。

ここまでオリジナルの設定を何ら踏まえず、いじくりまわしたら、もはや「西遊記」と言えるのか?
日本のクリエーターには、改変作ばかりでなく、もう少しオリジナルへの敬意を感じさせる作品を企画してほしいと思います。


本作をごらんの方が楽しまれんことを、そして古典への興味がつながって、ご自分の世界を広げられんことを切に願います。

説教がましい苦言で失礼しました。










ドラマファンにはそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか?

投稿日

2008/02/17

レビュアー

ゆかっくま

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定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
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  • 宅配レンタル 定額4プラン
    月額1,026円税込
    • DVD/CDが定額で月4枚レンタルできる!※1
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  • 都度課金 プラン
    無料会員 月額0円税込 ※都度レンタル時の費用は発生します
    • 月額無料で単品レンタルを楽しみたい方におすすめ!
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

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