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大林宣彦監督の名作「転校生」を、大林監督自ら装いも新たにリメイクした思春期ファンタジー。舞台を信州に移し、ある日突然お互いの心と身体が入れ替わってしまった中学生の男女が、元に戻ろうと悪戦苦闘する姿をコミカルかつ切なく綴る。主演は蓮佛美沙子と森田直幸。両親の離婚を機に、尾道から母と共にかつて幼少期を過ごした信州の中学校に転校してきた斉藤一夫は、そこで幼なじみの一美と再会する。そして、思い出の場所“さびしらの水場”へと向かったふたりは、足を滑らせ水の中に転落、はい上がった時には互いの身体が入れ替わってしまっていた…。
大林宣彦監督の名作「転校生」を、大林監督自ら装いも新たにリメイクした思春期ファンタジー。舞台を信州に移し、ある日突然お互いの心と身体が入れ替わってしまった中学生の男女が、元に戻ろうと悪戦苦闘する姿をコミカルかつ切なく綴る。主演は蓮佛美沙子と森田直幸。両親の離婚を機に、尾道から母と共にかつて幼少期を過ごした信州の中学校に転校してきた斉藤一夫は、そこで幼なじみの一美と再会する。そして、思い出の場所“さびしらの水場”へと向かったふたりは、足を滑らせ水の中に転落、はい上がった時には互いの身体が入れ替わってしまっていた…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
120分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DABR0421 | 2008年01月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
120分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
DABR0421
レンタル開始日:
2008年01月25日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
120分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DABR0421 | 2008年01月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
120分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
DABR0421
レンタル開始日:
2008年01月25日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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微妙なお年頃の中学生男女が、突然降りかかった異常事態に四苦八苦しながら、立ち向かう爽やかな青春コメディ。
両親の離婚で引っ越して来た斎藤一夫が、幼馴染みの斎藤一美と再会。昔話に花が咲き、幼い頃遊んだ水場へとやって来たが、足を滑らせて水の中へドボン! 這い上がって来た時には、二人の体が入れ替わっていたという、ありふれた入れ替わり物語。
ところが、前半は笑いありなのですが、後半は、がらりと異なる内容で、結構切ない展開となり、若者の成長物語となっています。
二人の入れ替わりに気付く友人弘の登場があります。
弘は、入れ替わった一夫に対して「君の心が好きだ」と言うと、
一夫は「目の見えない心がどうして分かるの?おでこや、あごが綺麗だと言ってくれたほうがいい」と答えます。
姿形は変わっても、気持ちは変わらないのだとハッとしてしまいましたが、終盤、弘は、新しいガールフレンドにおでことあごを褒める男に変身していたところが、ちょっと笑えます。
体が入れ替わったことで、一夫にとって一美の疑似体験をしたことになるのでしょうが、自分を見つめ直し、進路を決めることが出来たし、まだ、自分が未分化の少年期から、出会いと別れを経験して青年期へと向かった事を描いているのだと思います。
思わぬ出会いと、不思議な体験をした事によって、色々と思い感じた事を胸の中に大切にしまい込み、少年は飛び立ったのでしょうか?
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名作「転校生」を大林監督自身によってセルフ・リメイクしたということですけど、全く違った印象を受けるのは、過去の呪縛(そういう言い方は違う?)からの脱却を狙ったのでしょうか。
82年当時は、大林宣彦と言っても、CM出身の若手と言う認識で、「転校生」自体も、その内容から出資予定だった会社内部で、「ハレンチだ」と言う意見が出て、出資が中止されたりしたそうです。(その会社は、後悔したんでしょうね)
すべてが思い通りには出来なかったのでしょう。今は、自分の思ったとおりに出来るという部分で、リメイクしたんでしょうかね。
たしかにオリジナルに比べると、映像や編集は格段に洗練されているとは思うのですが、どこか大学生の自主製作映画のように見えてしまうんですよね。それは彼の持ち味なのでしょうか。
主演の蓮佛三沙子と小林聡美の違いのせいか、オリジナルはハチャメチャなおかしさがあったのですが、本作は静かで切なくて、若干重くて暗いです。蓮佛三沙子はとても可憐で、昔の原田知世を思わせるし、熱演だとは思いますけど、小林聡美のインパクトにはかなわないなと言うのが正直なところですね。(歌うまいよね)
森田直幸にしても、尾美としのりと比べてしまえばいかにも弱いのです。オリジナルの二人の演技は年齢を考えれば奇跡的な物だったから、比べるのもかわいそうですが・・・。
と言うか、大林監督は確信犯的に主演二人のみならず、出演者に演技をさせないようにしたのではないかと思うのです。一美(中身は一夫)にいたずらをしようとした教育長の息子にしても、ドサ周りの役者達にしても、厚木拓郎演ずる山本弘にしても、非常に様式的ですし、リアリティは二の次と考えていたのではないかと思うのです。
役者の演技に頼らないところや一子(一美の姪)の存在や、家族という単位の捉え方から、なんだか小津作品に対するオマージュを感じてしまったのでした。まあ、実際に経験したことのないものは描かないと言う小津のスタンスから考えれば、本作の入れ替わり設定自体、あり得ない話なんですけどね。
作中に使われる音楽がオリジナルを踏襲しているのですが、その使い方がやはりオリジナルの方が素晴らしいです。父親の転勤で入れ替わったまま、別れることになるかも知れないと言う危機感から家出した二人のフェリー上でのシーン。G線上のアリアは、非常に切なくドキドキしましたし、シューマンのトロイメライにしても、尾道の情景と共にあまりにも印象的でした。
予算がなかったために、オリジナル音楽を使えなかったからというのが、大きな理由らしいのですが、そんなことを感じさせないくらいオリジナルでは映画にマッチしていました。
近年に日本映画のお約束のような難病物になるのかと思いきや、そこまでベタにしなかったのはさすがとも言えるのでしょうが、この脚本の変更の意図はよくわかりません。オリジナルのエンディングで感じた、二人の成長と切なさには到底及ばないのです。
一美の兄(窪塚俊介)が一美に語るセリフ、
「人が死ぬ理由は誰にも分からない。でも生きる理由は自分で決める」
というのが、キーワードなんでしょうけど・・・。
大きな変更点、一美(当時、中身は一夫)が不治の病に罹ってしまう点も唐突過ぎる印象で(マクガフィンという扱いでしょうか、その病気の説明もありません)あまり必要ではないような・・・。
さびしらの水場で入れ替わりが元に戻るシチュエーションにしても、お約束という感じでわかりきってはいるのですが、
「一美はそんな体で水に落ちたら死んじゃうんじゃないの?」
と余計なことを考えたりして・・・。
舞台を尾道から長野に変更したところ(ラヴァ様の圧力があったとか、無かったとか・・・)や転校してくるのが一美ではなく一夫であること、エンディングを原作(おれがあいつで、あいつがおれで)とは大幅に変更することで、「尾道三部作」と「転校生」が最高傑作である自分から脱却しようとしたけれども、脱却しきれずに、オリジナルの素晴らしさを再認識させてしまいましたね。
とはいえ、主演の蓮佛三沙子の清楚な存在感と、(あ、彼女は今度NHKドラマ「七瀬ふたたび」の七瀬をやるそうですね)大林宣彦の
「今でも自分は進化しようとしてるんだ。その気になればオリジナルの「転校生」を越える作品は作れるよ」
と言うメッセージを聞いたようで、「時をかける少女」や「さびしんぼう」のリメイクも観てみたいなと思わせましたね。
「25年後に、またリメイクしたい」
と言っているそうですし・・・。
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ユーザーレビュー:48件
投稿日
2008/01/24
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
微妙なお年頃の中学生男女が、突然降りかかった異常事態に四苦八苦しながら、立ち向かう爽やかな青春コメディ。
両親の離婚で引っ越して来た斎藤一夫が、幼馴染みの斎藤一美と再会。昔話に花が咲き、幼い頃遊んだ水場へとやって来たが、足を滑らせて水の中へドボン! 這い上がって来た時には、二人の体が入れ替わっていたという、ありふれた入れ替わり物語。
ところが、前半は笑いありなのですが、後半は、がらりと異なる内容で、結構切ない展開となり、若者の成長物語となっています。
二人の入れ替わりに気付く友人弘の登場があります。
弘は、入れ替わった一夫に対して「君の心が好きだ」と言うと、
一夫は「目の見えない心がどうして分かるの?おでこや、あごが綺麗だと言ってくれたほうがいい」と答えます。
姿形は変わっても、気持ちは変わらないのだとハッとしてしまいましたが、終盤、弘は、新しいガールフレンドにおでことあごを褒める男に変身していたところが、ちょっと笑えます。
体が入れ替わったことで、一夫にとって一美の疑似体験をしたことになるのでしょうが、自分を見つめ直し、進路を決めることが出来たし、まだ、自分が未分化の少年期から、出会いと別れを経験して青年期へと向かった事を描いているのだと思います。
思わぬ出会いと、不思議な体験をした事によって、色々と思い感じた事を胸の中に大切にしまい込み、少年は飛び立ったのでしょうか?
投稿日
2008/03/26
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
名作「転校生」を大林監督自身によってセルフ・リメイクしたということですけど、全く違った印象を受けるのは、過去の呪縛(そういう言い方は違う?)からの脱却を狙ったのでしょうか。
82年当時は、大林宣彦と言っても、CM出身の若手と言う認識で、「転校生」自体も、その内容から出資予定だった会社内部で、「ハレンチだ」と言う意見が出て、出資が中止されたりしたそうです。(その会社は、後悔したんでしょうね)
すべてが思い通りには出来なかったのでしょう。今は、自分の思ったとおりに出来るという部分で、リメイクしたんでしょうかね。
たしかにオリジナルに比べると、映像や編集は格段に洗練されているとは思うのですが、どこか大学生の自主製作映画のように見えてしまうんですよね。それは彼の持ち味なのでしょうか。
主演の蓮佛三沙子と小林聡美の違いのせいか、オリジナルはハチャメチャなおかしさがあったのですが、本作は静かで切なくて、若干重くて暗いです。蓮佛三沙子はとても可憐で、昔の原田知世を思わせるし、熱演だとは思いますけど、小林聡美のインパクトにはかなわないなと言うのが正直なところですね。(歌うまいよね)
森田直幸にしても、尾美としのりと比べてしまえばいかにも弱いのです。オリジナルの二人の演技は年齢を考えれば奇跡的な物だったから、比べるのもかわいそうですが・・・。
と言うか、大林監督は確信犯的に主演二人のみならず、出演者に演技をさせないようにしたのではないかと思うのです。一美(中身は一夫)にいたずらをしようとした教育長の息子にしても、ドサ周りの役者達にしても、厚木拓郎演ずる山本弘にしても、非常に様式的ですし、リアリティは二の次と考えていたのではないかと思うのです。
役者の演技に頼らないところや一子(一美の姪)の存在や、家族という単位の捉え方から、なんだか小津作品に対するオマージュを感じてしまったのでした。まあ、実際に経験したことのないものは描かないと言う小津のスタンスから考えれば、本作の入れ替わり設定自体、あり得ない話なんですけどね。
作中に使われる音楽がオリジナルを踏襲しているのですが、その使い方がやはりオリジナルの方が素晴らしいです。父親の転勤で入れ替わったまま、別れることになるかも知れないと言う危機感から家出した二人のフェリー上でのシーン。G線上のアリアは、非常に切なくドキドキしましたし、シューマンのトロイメライにしても、尾道の情景と共にあまりにも印象的でした。
予算がなかったために、オリジナル音楽を使えなかったからというのが、大きな理由らしいのですが、そんなことを感じさせないくらいオリジナルでは映画にマッチしていました。
近年に日本映画のお約束のような難病物になるのかと思いきや、そこまでベタにしなかったのはさすがとも言えるのでしょうが、この脚本の変更の意図はよくわかりません。オリジナルのエンディングで感じた、二人の成長と切なさには到底及ばないのです。
一美の兄(窪塚俊介)が一美に語るセリフ、
「人が死ぬ理由は誰にも分からない。でも生きる理由は自分で決める」
というのが、キーワードなんでしょうけど・・・。
大きな変更点、一美(当時、中身は一夫)が不治の病に罹ってしまう点も唐突過ぎる印象で(マクガフィンという扱いでしょうか、その病気の説明もありません)あまり必要ではないような・・・。
さびしらの水場で入れ替わりが元に戻るシチュエーションにしても、お約束という感じでわかりきってはいるのですが、
「一美はそんな体で水に落ちたら死んじゃうんじゃないの?」
と余計なことを考えたりして・・・。
舞台を尾道から長野に変更したところ(ラヴァ様の圧力があったとか、無かったとか・・・)や転校してくるのが一美ではなく一夫であること、エンディングを原作(おれがあいつで、あいつがおれで)とは大幅に変更することで、「尾道三部作」と「転校生」が最高傑作である自分から脱却しようとしたけれども、脱却しきれずに、オリジナルの素晴らしさを再認識させてしまいましたね。
とはいえ、主演の蓮佛三沙子の清楚な存在感と、(あ、彼女は今度NHKドラマ「七瀬ふたたび」の七瀬をやるそうですね)大林宣彦の
「今でも自分は進化しようとしてるんだ。その気になればオリジナルの「転校生」を越える作品は作れるよ」
と言うメッセージを聞いたようで、「時をかける少女」や「さびしんぼう」のリメイクも観てみたいなと思わせましたね。
「25年後に、またリメイクしたい」
と言っているそうですし・・・。
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