ナイトウィザード　−Ｔｈｅ　ＡＮＩＭＡＴＩＯＮ−

テーブルトークＲＰＧは基本的に、場面を想像して会話で説明、
それを聞いて場面を想像し反応を会話で返すものです。
その際、イラストを描いてみたりＢＧＭを流したりしてイメージを膨らませたりもします。

このアニメはＴＲＰＧ経験者から見ても設定に忠実に描写され、
さらに画面効果も凝っていてイメージの参考になります。
ううむ。そういえば普通の射撃や武器攻撃に見えても、
ウィザードの攻撃は全て“魔法”なんだよなぁ。うっかり忘れてた。
話の展開などもアニメとしてみても充分面白い。
それなのにキャラクターの絵柄のせいか何なのか理由は不明ですが、
今一つ安っぽく見えて損をしているのが残念。
作画レベルが落ちる訳でもないのに。

オーディオコメンタリーはアニメ編とＴＲＰＧ編の２つが収録されていて、
アニメ本編とあわせると３回見る事になるのですが全然退屈しないところも凄い。
他の作品だとコメントを聞いている途中で苦痛に感じる事もあるのに。
やはりＴＲＰＧで（主に菊池氏の）会話能力が鍛えられているおかげかも。

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1stルールブック発売から5年半。
2ndへの転機としての重要な位置づけとなるTVアニメシリーズ。
アニメ化にあたっては、山本監督が原作を良くお勉強されていて、かなり忠実に再現されていると思います。
また、絵も音楽も、ものすごくＧＪ!
TVアニメから入った人もコメンタリーを聞けば、TRPGに興味を持ってくれるはず。
もちろん、TRPGファンなら「ココはこうなるのか!」「あの魔法の効果はこうなるのか!」とか、
NWファンなら「あのキャラはこうなのか!」「あのお決まりの台詞が!」などなど。
ボクは原作&ラジオからずっと追っかけていたので、アニメになってくれて感激感涙。
きくたけさん・矢薙さん・小暮さんの相変わらずトークと、原作ファンブックからのキャスト、そしてアニメで確立してしまった(笑)キャラ・キャスト。
そこには、ナイトウィザードの全てがあると言っても過言ではない!
原作を知らなくても、これは観て損は無い! 絶対に!!

結構好きな作品なんだよねー。
すでに何回か見てたのにTRPGの解説だかの副音声が入ってるらしいって事で。
ディスカスで借りちゃったんだよなあ。
本編見て、コメンタリー聞いて、TRPG解説聞いて。
DVDディスク1枚で3度見るというなんとも気の長い話。
でも面白いんだよなー。

第６話は非常に重要な回。伏線だらけ、と言うか殆どの場面が伏線です。これ以上はもう言えない。

第７話はこれまでで初めての、戦闘の無い、平和な日常を描いた回。しかしこの回までも、今後の展開に影響を与える事になるとはねぇ。

この作品は非常にしっかりとシナリオが練られていて、無駄な話が一つもありません。横を向いているヒマなど有りませんよ。

第４話は女性出演者に１番人気らしい、キリヒトくん登場の回（声をあてている渡辺明乃さんにとっては、余り好きなタイプじゃないらしいが）。
男の私としては、男気溢れる柊の方が格好良いと思うのですが、やはり女性にとっては顔ですか。影が有る男の方が良いですか。馬鹿な柊蓮司では駄目ですか。
まあ、それはともかくキリヒトの正体をさり気なく明かしていたりと（普通は絶対に気付かないが）、相変わらず仕掛けが細かい。そして第３話に続いて、また○○○○○○。

第５話はおっさんが相手なので、内容はどうでも良いですが（いや、この回の柊の台詞は、今後の展開に大きく関わるのです。そしてアンゼロットという者についても語られる）、いわゆる温泉の回であります。