ありがとうございます

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

キャリア４年の外科の研修医ギソ(チャン・ヒョク)は、ガンを患う恋人を救えず、生きる希望を失った彼が、小さな島で輸血により感染したエイズの娘と認知症の祖父と暮らすシングルマザーの女性ヨンシン(コン・ヒョジン)と出会い、温かな心と医師という職業に希望を取り戻していく姿を描いていくようです。

冒頭、同じく医師だったギソの恋人ジミンが、かつて手術中に輸血ミスで少女がエイズに感染していたことを悔い、死ぬ前に謝罪したいと少女が住むプルン島に向かう船の中で、亡くなってしまいます。

このドラマの魅力は、心の中に隠されている思いやりを引っ張り出すキャラクターにあるのだと思います。
何よりもエイズという病気にかかった子供ボミを傷つけまいとする大人の配慮が美しく、「この魔法のコートが、悪魔の群れから守ってくれるよ」など、お伽話のような言葉が印象的です。
チャン・ヒョク演じるギソは、最初は傲慢で生意気で過去の悲しい出来事のために世間に背を向けて生きています。
やせ我慢さえもせずに、何とも憎たらしく、偉そうな男がいつもながらにお似合いで嵌ってしまいます。
恋人が、ボミに買ってあげたクマのぬいぐるみと再会したギソは、とても優しい表情になっていました。
その傲慢男がボミとボミママに出会って柔らかくなっていく姿が楽しみです。今作では、ちょっと頬が落ち髭面の彼も魅力的です。

息を飲むような緊迫したシーンもあれば、心温まるシーンもあり、つい続きが見たくなってしまいます。

どこまでも厳しい道のりを生き抜くシングルマザーの
ヨンシン（コン・ヒョジン）と事故により輸血でエイズに
感染してしまったその娘ボムを中心に
ヨンシンの祖父で認知症のミスター・リー
癌で死んだ恋人医師の代わりにボムを見守る外科医ミン・ギソ
（チャン・ヒョク）の感動ドラマです。

ヨンシンは初恋の人、ソクヒョン（シン・ソンロク）と
一夜を共にし、妊娠。
ボムを女手ひとつで育てるのですが
そのボムは交通事故で輸血した事がきっかけで
エイズになってしまいます。

舞台は『青い島』と呼ばれる小島で
認知症の祖父を抱え、幼い病のボミを抱え
一生懸命、前向きに生きるヨンシン役をコン・ヒョジンが
そして、ヨンシンを温かく見守る優秀な外科医ギソを
除隊後の復帰作として、チャン・ヒョクが好演！

韓国ドラマでは
とにかく珍しい（？）苦難に立ち向かう、けなげな母娘の姿に
涙しない人は、たぶんいないはず…
かといって決してお涙頂戴ドラマにあらず、
見る人全員に感動を与える素晴らしい内容なのです。

このドラマを見たら
人間って
心の底から悪い人なんていないのでは？？？
そんな気持ちになれるからとても不思議。

韓国ドラマ苦手な方にもおススメです！！

チャン・ヒョクの魅力はもちろんたっぷり見れますし、
なにより、チョコパイじいちゃん（ミスターリー）が
微笑ましいし、ボム役を演じる天才子役のソ・シネちゃんが
素晴らしい演技で泣けてしまいます。

これ、永久保存版ですね〜。
韓国ドラマ嫌いでも
必ず見ていただきたい作品です！

★★★★★

　「チャン・ヒョク」が、作品ごとにビッグになってゆきます。
（映画「英語完全征服」の頃。「下手だけど情熱はある」時代の彼が懐かしく感じたりもして、、、。）

　この「ありがとうございます」だと、後半になるにつれ、良さが見えてくる感じ。直球勝負のセリフが、ぐっと心に響きます。
今になって見ると、この「ありがとうございます」のチャン・ヒョクはとってもいい！！！
また、「シン・ソンロク」は、二枚目度はやや難がありますが、上手い役者さんだなあと再認識。
「コン・ヒョジン」は、今見てみれば、はまり役。美人ではありませんが、笑顔がとっても可愛い、演技が上手な俳優さんです。
　そうそう最終回では、最近では「勉強の神」で学校の先生を熱演した「キム・スロ」が診療所の医師（「リュ・スンス」がまたいい味出してます）の兄役で特別出演しています。

　都会は「見て見ぬフリ」。
田舎だと「出る杭は打たれる」風潮が強いですが、
「ただ違うだけ」という「認め合って生きてゆく」という意識は、「多様性を受け入れる必要のある現代」に、とても必要だと思い、改めにいいなあと思いました。（全然説教めいていないし、、。）

　オススメなドラマです。

島と医療ということで「韓国版ドクター・コトー？」という感じで進むのかなと思いきや，心を閉ざした優秀な医師ミン・ギソ（チャン・ヒョク）と，エイズに冒された娘ポム（ソ・シネ）と強く生きるシングルマザーのイ・ヨンシン（コン・ヒョジン）が，互いにとって奇跡となってゆく物語で，８歳の少女ポムの視点で見つめた世の中を，温かく描いた良質のドラマです。
ＨＩＶ感染というと重くなりそうなテーマですが，制作陣やキャストが重さを感じさせないドラマ作りで，韓ドラ特有のすれ違いや，三角関係も組み込んであるのですが，結局は誰も傷つかず，ふんわかとハートフルに楽しめます。
ドラマの内容はさておいて，とかく韓ドラには喫煙のシーンが使われることが多いですね。嫌煙家には「またかいな」と演出に疑問をもつことがあります。劇中でギソajyossiも何度かタバコを手にするシーンがありますが，結局一度も吸っていないのではないでしょうか。うれしいです。
ポム役のソ・シネは，最初は「えっ！なにっ！」って感じでしたが，回を重ねる毎に上手く，可愛くなりましたね。ちょっとぽっちゃりしていますが，これからどんなタイプの女優さんに育っていくのか，このドラマだけの存在なのか，見守っていきたいと思います。
そして何といってもドラマを優しく包んでくれたのが脇役たちです。ミスター・リを演じたシン・グssi，ヨンウおばあちゃんを演じたユ・ミノssi，どちらが欠けてもこのドラマの面白さは半減したと思います。

薀蓄：ポムとは春の意味で暖かさが伝わる名前ですね。ドラマの中で“ＰＯＭ”のことを“ＰＯＭＡ”とか “ＰＯＭＩ”とか呼んでいますが，韓国語では名前の語尾に“Ａ”や“ＹＡ”を付けて，日本語の「〜ちゃん」のような愛称的に呼ぶことがあります。また“Ｉ”という語尾はそれ自体に人を意味するニュアンスがあります。チャングムのことも韓国人はチャングミと呼んでいました。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

このドラマでチャン・ヒョクの魅力を嫌というほど
感じさせられ、ドハマリしました。

本当に素敵な役者さんですね。

更に、ほかのキャストもすばらしく、
特に最終の２話は、おじいさん、おばあさんの
宗教的な話(？)もすごく心に染みました！
名優ですね。

ミン・ギソは、あれだけヨンシンとボムとおじいさんに
心を尽くして関わってきたのに、
途中あっさり(?)ヨンシンに置いてきぼりにされて、
立ち去られそうになるところが、
観てて、私のほうがみじめに感じてしまいましたが、
その後のミン・ギソががんばってくれて
よかったです。

大泣きでした！

ほんとよかったです！