プリズン

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焼きたたれた幽霊が出る「オカルト・ミステリー・ホラー」
いわゆる刑務所でのバイオレンス系ではないので御注意を。

「呪われた刑務所」で過去の事件を追っていたら
不可解な現象が起き幽霊も出て人が死ぬ話で
マジメに製作しているがチョ〜つまんなかった。

「アルバトロス」もう観るの疲れる・・＾＾

　近くのレンタル店で何とはなしに目についた本作。
　おおっとアルバトロスでございます。
　相変わらずというか、煽り文句がすごい。

　“『プリズン・ブレイク』の興奮と、『リング』『呪怨』の恐怖！”

　ど、どんなんやねんっ！どんな興奮と恐怖やねんっっ！！
　こんなの真に受けて観たりなんかするとエラいことになるのは目に見えているので、いつもならスルーしてしまうのですが、キャストを見たとたん手に取ってしまいましたあ。
　だって、トム・サイズモア兄貴の名前があったんですもん。
　長らく兄貴の出てる映画、ちょっと前に観直した『ドリームキャッチャー』をのぞいて観てなかったからともかくちょっと嬉しかった。
　で、本作のストーリーを一言でいえば「いわくつきの場所に建てられたいわくつきの刑務所で起こるいわくつきな話」で、もちろん『プリズン・ブレイク』の興奮も『リング』『呪怨』の恐怖も一片たりとも味わえはしなかったのですが、まあ、細かなところは突っ込むまいというスタンスで観ていれば、それなりには観られるだけの出来栄えだったように思います。少なくとも退屈はしなかった。ただ、兄貴の役どころは物語にぐいぐい食い込むようなものではなく何とも中途半端。彼くらいのステータスがあればオファー断ってもよかったんちがうんと思ってしまったのですが、まあいろいろ事情はあるんでしょ。なお監督、脚本のウィリアム・バトラーは『バタリアン』の４と５の脚本を書いている人のようですが、２作とも観ていないのでそのへんは何とも言えません。
　ちなみに主演はマイケル・パレです。オレはこの人の全盛期をあまり知らないのですが、本作においてはホンマ、何の変哲もない中年おっさんでした。刑事役でしたけど。

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忌まわしい過去の因縁が齎す惨劇を刑務所をバックに描いたホラー。せっかくの刑務所って閉塞空間を全く生かしきれず、妙に間延びした雰囲気でダラダラとお話が進む前半は退屈極まり無いんですが、話の骨格が見えてくる辺りから次第に面白くなってきます。

超常現象の表現が非常に曖昧でモンスター物かと思った程ですけど、真っ当な心霊譚。ややこしい事に出現の背景が異なる二種の霊現象が発生するので話の繋がりに首を傾げたくなる所も有ります。まぁ、ビジュアルなど絶賛するほどで無いにしろ、酷く落胆するレベルはクリアしてるのでアルバさんにしては見れるほうでしょう。クライマックスにおける力技は中々にスリリングに感じました。

見たこと有る俳優さんが結構出てるので、安心感は有りますね。反面、恐怖演出の甘さと言うか作品全体の色あいが妙に鮮明で恐くないんだな。だけど、アルバでこのレベルなら個人的には及第点で無理やり納得しちゃいます。

刑務所内のいざこざが
メインといった感じでしょうか？

何だかよく解らない
ストーリーというか…一体、何の話を
しているんだ…？と思ってしまいます。

結局、女の子は大昔の所長だった父親に
殺された復讐をしたかったのだろう…と
いう事は何となく解ったんですけどね。

レンタルするべきじゃなかったと
後悔しました。暇つぶしにもならないので。

だけどまぁ、サイモンおじいちゃんが
可愛かったので良しとしましょう(*^u^*)

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