劇場版アクエリオン　−壱発逆転篇−

■注意書き：
ＤＩＳＣＡＳさんのイントロダクションには、本作に、あたかも劇場で上映された全てが収録されているかのように書いてありますが、「劇場版アクエリオン」は、長編の「創星神話篇」と、短編の「壱発逆転篇」の２本立て構成になっていて、このＤＶＤに収められているのは、短編の「壱発逆転篇」のみです。オープニングとエンディングを入れても、28分と短い作品。なので、アクエリオンのファンの方以外には、お勧めしないでおきます。劇場版を見逃したからといって、うかつに手を出すと、痛い目を見るかもしれません。

ちなみに長編の「創星神話篇」の方は、ＴＶ版とは違う、シリアス路線のＯＶＡ版「創星のアクエリオン」前後編＝「裏切りの翼」と「太陽の翼」をもとに作成されたもので、今のところ、「劇場版アクエリオン　−創星神話篇−」としてのＤＶＤ化の予定はないそうです。「創星のアクエリオン　−裏切りの翼−」と、「創星のアクエリオン　−太陽の翼−」は、ＤＩＳＣＡＳさんでもレンタル出来ますよ。

さて、本題。

「劇場版アクエリオン　−壱発逆転篇−」には、男性陣はもちろん、女性陣のサービスシーンもあります。全体的に、のほほんとした雰囲気なのは、ＴＶ版と変わらないんですが、まるで、ヒーロー戦隊のステージみたいに、こっ恥ずかしい展開になるところが、たまらなく僕のツボにハマりました。…ったく、よくやってくれるよなぁ〜。

パチンコ版も「あなたと、合体したい」だし、まったくアクエリオンってのは、並みじゃありませんね。

ＴＶアニメの「創聖のアクエリオン」を観ていた頃は意識してなかったんですが、思い返せば、「銀魂」の杉田智和さん、阪口大助さん、そして石塚運昇さん、朴ろ美さん、森川智之さんなど、好きなタイプの声の方々が揃ってるアニメだったんですよね。どうりで、観てて気持ちイ〜わけだ。

「劇場版アクエリオン　−壱発逆転篇−」は、劇場版のオマケ的な存在ではありますが、ファンにとっては嬉しいシーンがギュッと入ってる濃縮タイプ。僕のお気に入りは、不動ＧＥＮ司令官の登場シーン。も〜、大真面目な顔して、あんなことするなんて、ズルイよぉ〜。はは…、腹痛てぇ〜。

合体後のマシンも、美しい“アクエリオンルナ”、優雅な“アクエリオンマーズ”、力強い“ソーラーアクエリオン”が次々と登場する贅沢さ。こ、これがパチンコで見られたら…。リーチの信頼度はさておいて、僕が好きなのは、“アクエリオンマーズ”です。ベクターマーズにシリウスが搭乗して合体するシーンの、ぉ、お〜っ…な感じが大好きです。その流れで、本作には、僕の大好物な方面の合体シーンがありました。お陰様で、そこは何度も観て、聞かせていただきました。

それにしても、皆さん歌がお上手ですねぇ〜。エンディングも、可愛いですよ。


☆役名＆キャスト☆

<ディーバ>
アポロ…寺島拓篤（てらしま たくま）
シルヴィア・ド・アリシア…かかずゆみ
シリウス・ド・アリシア…杉田智和（すぎた ともかず）
ピエール・ヴィエラ…小野坂昌也（おのさか まさや）
紅麗花（こう れいか）…小林沙苗（こばやし さなえ）
不動ＧＥＮ…石塚運昇（いしづか うんしょう）
リーナ・ルーン…佐藤ひろ美
クルト／クロエ・クーリック…朴ろ美（ぱく ろみ）
　(※朴ろ美さんの“ろ”は、王へんに路ですが、表示不能な文字です)
ジュン・リー…阪口大助（さかぐち だいすけ）
つぐみ・ローゼンマイヤー…日笠山亜美（ひがさやま つぐみ）
ソフィア・ブラン…玉川紗己子（たまがわ さきこ）
ジャン・ジェローム・ジョルジュ…飛田展男（とびた のぶお）
オペレーター…足立友（あだち とも）

<堕天翅（だてんし）族>
頭翅（トーマ）…森川智之（もりかわ としゆき）
音翅（オトハ）…兵藤まこ（ひょうどう まこ）
両翅（モロハ）…矢尾一樹（やお かずき）


♪オープニングテーマ
「創聖のアクエリオン」
　歌：AKINO from bless4／作詞：岩里祐穂／作・編曲：菅野よう子

♪挿入歌
「創聖のアクエリオン（エレメント合体Ver.）」
　歌：アポロ（寺島拓篤）・シルヴィア（かかずゆみ）・麗花（小林沙苗）

♪エンディング曲
「Go Tight!（エレメント合体Ver.）」
　歌：アポロ（寺島拓篤）・シルヴィア（かかずゆみ）・麗花（小林沙苗）

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　　そうそ、借りたいと思ってたんだよぉ・・・・　っと、素敵な声で抱きしめてさんのレビューを拝見して思い出しました＼(^o^)／。ありがたやDISCASレビュー、感謝です、素敵さん<m(__)m>。

（たぶんネタバレになっていないとは思うけど、うーん、ちょこっとラストに触れてるから、一応ネタバレマークつけました）

　　っで、まぁ番外編ムービーだと、お気楽に観たわけです。尺も短いしね。

　　いやいやのっけから露天風呂でサービスシーンですか（*^_^*）。しかも不動指令があんなところにいきなり登場って(^^ゞ。
　　っで、戦闘シーンもばっちりってのは素敵さんのレビューでも知っていたのでそこらへんも堪能したわけでありますが・・・・

　　おおおっっ　こ、これは！！！！

　　そーなんです、思わぬシリアスな展開・・・・　って言ってももちろん「アクエリオン」ですからフツーのシリアスとはシリアスの質が違いますが、いやいや思いっきりちからこぶ入っちまいましたよお、アチキ。

　　そしてクライマックス！　いやぁ鳥肌立ちまくり、さすがはマクロスの河森サン、やっぱり歌はなににも勝るんですねぇ(^O^)


　　劇場用ですから絵のクオリティも高いし、３０分だからちょこっと観るのにもいいし、いやぁこりゃおススメの一本です。

　　・・・・あ、でも「アクエリオン」のノリについてこられないヒトにはちょっと、かな(~_~;)。

テレビアニメの続きかと思ったんですが・・・
一応続きなのか・・・
時間がたちすぎて記憶が薄れているからかな？
でもストーリー的にはつまらなかった。
勢いで作っただけの感じですね。
ファンにはたまらない作りかも知れませんが、単体としてみた場合はつまらない・・・
残念でした。

「創聖のアクエリオン」は、映像と音楽が絶妙にマッチした素晴らしい作品です。
特に音楽に関して言えば、オープニングテーマ曲の「創聖のアクエリオン」は近年のアニメ作品の中でも最も印象に残る曲のひとつに挙げられるのではないでしょうか。

“一万年と二千年前からあ・い・し・て・る〜”のフレーズがAKINOの伸びやかな歌声にのせて心地よく響き、なかなか頭から離れることがありません。
細かいですが、イントロのドラムが入る直前の“いまはどこを〜彷徨い行くの”の“行くの”の部分がどうにも好きです。変態ですかねぇ。

作曲者の菅野よう子は素晴らしいですね。才能がほとばしってるというか。
先日の3/末開催の東京国際アニメフェアのアニメーション・オブ・ザ・イヤー2008で、「劇場版アクエリオン」での個人部門・音楽賞を受賞されたようです。
過去には2003年の「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」、2004年の「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」でも同賞を受賞しており、今回で３回目の受賞。

自分は攻殻機動隊で彼女を知り、中でも2ndGIGの「Rise」がお気に入りでしたが、今回の創聖のアクエリオンでダメ押しの決定打という感じです。
彼女はアニメに留まらずゲームミュージックやCMソングなど他分野で活躍されており、数多くの楽曲を作っています。まさか「信長の野望」のBGMを彼女が作っていたとは知らなかった。元々ゲームミュージック好きな自分なので彼女の楽曲との“シンクロ率”がいいのかもしれないです。

本作品は“歌”がテーマとなっており、テーマ曲「創聖のアクエリオン」を中心としたストーリになってます。作品を盛り上げる役割のテーマ曲が、作品そのものになったとでもいえばよいでしょうか。
今回、映像と音楽がまさに“合体”し、驚異の“シンクロ率”となっています。これを見て気持ち良くなってください。
　

短編ゆえか、特別なスケール感は一切無い。
TVに無い特別感があるとしたら、サービスカットでありストーリーには何の脈絡も無い女性キャラたちの入浴シーンだけか？