マリッジリング

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なかなか、美人さんで、いいし、
普通の演技も悪くない。
その部分の点数は、結構いけるね。

でも、ヌードとか、セックスの演技は、
いまいちな感じがするし、
なんか、不倫で楽しみそうな感じには、見えないんだよね。
ま、女なんて、見えるか見えないかと、
本当にそうなのかは、かなり違うとは思うけど。。。

ストーリーは、
本当に、ありきたりで、
映画にする内容かなって感じはした。

泪壷に続いて、
同系統ということで、見たけど、
どっちかっていうと、
逆のキャスティングの方が、よかったんじゃないかなって思う。

ヌードとしては、完全に、小島可奈子の方が、魅力的だし、
不倫してそうには、見えると思うし。。。

逆に、小橋めぐみは、引っ込み思案な感じで、
美人だけどもてないみたいな演技は、
小島よりうまそうな感じがするしね。

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同世代の人間として、主人公の女性に多く共感いたしました。

普通のＯＬの煮え切らない日常だとか、大人の男性に惹かれるところとか・・
最初は、何てことない映画だなーって思ってたんですが
だんだん共通部分が多すぎてイライラしてきました。（笑）

結局、この主人公は、自分の居場所がわかんなくて、男にすがり付いてるだけじゃねえかっ！！て。

気がつけば感情移入（笑）

20代後半のＯＬさんには、少しオススメです。

彼氏をすてて上司へ走るような女ならもっと
官能的なボディの持ち主であって欲しい。
個人的趣味の問題だが、身体に魅力がない。
あの身体で、家庭のある良識ある男が浮気するだろうか？
一度は誘惑されても、関係をつづけるような魅惑的な
女性ではない。あまり現実味がない感じがした。
内容もありふれており、肝心のセックスシーンも幼稚な物であった。不倫カップルのセックスはもっともっと激しいもの。
結局途中で寝てしまった。

これまでのレビューには否定的なものが多いようですが、
あえて異を唱えさせていただきます。
従来の渡辺淳一作品の映画化パターンは大女優と若手女優、その間をうろうろする有名男優、撮り方もそれなりに金がかかってるなぁ、って感じだったと思うのですが、今回のミニシアター系映画のようなアプローチ、悪くないと思います。
所詮、原作がその程度のものなのですから。文学史に残る名作なんかを目指してるわけではないのですから、その映画化に際して「古い」とか「真新しさがない」とか、八百屋に行って魚をくれ、といっているようなものだと私は思います。
演出もひどい、とありますが、どこが、どうひどいのか明確に指摘していただきたいものです。
主演の小橋めぐみさんですが、私は繊細な、いい演技をしていたと思います。彼を捨てて上司に走ってしまうＯＬの揺れる心情がよく伝わってきました。
撮影はそこまで寄るかっていうくらい接近したアングルで、彼女の肌の美しさがよくわかります。保坂尚輝が若作りしていてもやっぱりおっさんだなぁ、手のなんかシワシワだもん。彼が学生時代、野球部だったという設定はあまりにも無理があります。キャッチボールがやっと、バッティングセンターでボールを打つ、へなちょこな姿はかなり情けない。
これは、はっきりミスキャストでしょう。
くどいようですが、小橋さんには今後も期待したいと思ういい演技でした。

最近は制作費が8000万ほどの低予算映画でありながら、すこぶる出来の良い日本映画がバブル景気のように量産されていますが、そんな中、久しぶりに作りの古い、Ｃ級ドラマを引き当ててしまいました。

私がこの映画をレンタルした理由は、渡辺淳一が原作（『泪壷』より）を書いていたからで、もちろん、多くの観客が、この著者名に惹かれてレンタルするだろうなと予想されるのであえて書きますが、渡辺淳一作品の、本来の売りでもある筈のSEXシーンも、酷いくらいに淡白（実際には胸への愛撫だけ）で、燃え上がる男女の悲恋が、絡みの中ですら描かれていません。『愛の流刑地』を真似たような微かなオーバーラップも、単なる真似事にしか見えませんでした。

余りにもありふれた設定、目新しさも変化もなく淡々と展開される物語・・・。ちょうどひと昔前には、このような恋愛物語を綴ったＶシネマがレンタルされていましたが、そんな古いビデオを押し入れの中から見付け出してしまったような気分です。
これは“渡辺淳一原作の映画”として観るのではなくて、“何の変哲もない、どこにでもある淡白な不倫物語”として眺めるのが良いと思います。
せめて、感情移入できる美しいキスシーンのひとつでも観たいと眺めていたのですが、演出も撮影も酷いものでした。

これまでの渡辺淳一作品の中では、最低ランクに位置する映画です。
同じ渡辺淳一原作による、いしだ壱成主演の『泪壷』に期待しています！