堀北真希１０代最後の大冒険！　ヨーロッパ３カ国　自転車２００キロの旅

堀北真希ちゃんの愛車、ジャンヌダルク号でヨーロッパ3カ国を巡る旅。真希ちゃんのかわいい笑顔が随所にちりばめられている。
ただし、ヨーロッパでの自転車の乗り方を知らな過ぎである。スタッフがアフォなのか、いいかげんなのか、ヘルメットもなし、歩道は走る（欧米では絶対ダメ）、右側でも左側でもおかまいなし。と、「非常識だよ日本人」を地で行くものである。これは、フジテレビのスタッフが悪い。調査不足というか、詳しい人になぜ聞かない！　という、自分にとっては、真希ちゃんの笑顔のプラス１０点と自転車ルール守んねえ日本人のマイナス９点の1点作品でした。

　スイス（ほんの少し）→ドイツ（少し）→北部フランスへと、200キロに渡る真希ちゃん自転車一人旅（風）に影ながらついて行くって感じに仕上がってます。説明風のトークではなくて、あくまで独り言ぽく話します。それでもずっとしゃべりぱなしなのでおどろくほどたくさん、ぼそぼそとした声を聴き続けることができます。超小型カメラによる顔のアップも多い（笑）
　旅を通じてメルヘンチックな建物と風景が続きます。晩秋か初冬なので寒そうなのが少し辛いですが、ホマキファンには最高じゃないすかねぇ。

北海道発の人気番組「水曜どうでしょう」に、短期間・レンタカーでヨーロッパ諸国を巡る弾丸企画がありました。その掘北版と考えて頂ければよいでしょう。といっても、「水曜どうでしょう」をご存知ない方には、更に、難解になったかもしれませんね。要は、公共交通機関を利用せず自走し、初めての国で地図を頼りに目的地に辿り着くという、出会いと発見、ハプニングに溢れた旅なのであります。
ここに登場する堀北真希は、普通の女の子のようであって、やはり俳優さんですね。
この企画は、堀北真希でなくてはならない。堀北真希でよかった。と、このＤＶＤをご覧になった方は感じ、納得されることと思います。
さて、もう一つ、私が感じたことがあります。それは、”ヨーロッパの強さ”です。
今回のルート、スイス・バーゼルからフランス・ストラスブールまでは、全て、古代ローマ帝国の支配下にありました。古代ローマは、広大な領土を、政治的には分割し、経済的には街道等のインフラ整備により人と物の往来を活発にすることで、長く繁栄を享受したと本で読んだことがあります。それが、２１世紀のヨーロッパで復活しつつあることを実感しました。今回自転車の掘北真希は、日本の県境を通過するのと似た感覚で国境を通過します。されど国境は国境。言葉も文化も違う国々です。中世以降、ヨーロッパは互いに争っていましたが、今、一つにまとまろうとしています。ヨーロッパが自力を発揮すれば、日本はもとよりアメリカでさえ太刀打ちできないだろうなぁ。
ともかく、堀北真希とともに、ヨーロッパの旅を楽しんで下さい。
家族でも十分に観れます。特に、女性の方。興味をそそられると思いますよう。
私、ロマンチック街道からアルプスを越えて春の花咲くイタリアへ、おおプリマヴェーラ！が最高と聞き、何時かは行きたいと思っていました。今は、このような旅もいいな。そう、思います。
さあ皆さん。是非、ご覧下さい。堀北真希のファンであるか否かは関係ありません。観て損はしませんよ。特に、秋から冬・クリスマスにかけて観るとちょうどよいですよ。お買い得な旅へご招待！

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

堀北真希さんは、うつくしいひとだ。まだ幼さの残る時代の映像であるが、話す内容はしっかりしており、好奇心旺盛な人柄が伺える。他人にこびた印象がないところが私は好きだ。また、彼女の声はかわいらしい。
私自身は生涯訪れることがないだろうヨーロッパの美しい町並みを、単なる観光巡りではない、相当に過酷な自転車の旅で紹介しており、実感のこもった作品だったと思う。知らない国で言葉も通じない場所で迷子になったりして、本当に、私だったらどうしよう！とハラハラの連続で、夢中で観た。それでも、彼女は試行錯誤してうまく困難を乗り越えており、たくましいもんだ！と感心の連続である。なお、パリのノートルダム寺院を訪問した映像は、あこがれの地だけに嬉しかった。

堀北真希かドイツ・フランスの雰囲気が好きなら楽しめます。
スイスはすぐ終わりですので・・・
堀北真希はどこへ行っても何をしても自分を崩さない。
若いのにあの安定感のある感じはすごい。
そこばっか感心してしまいましたw