ドキュメント 太平洋戦争
ドキュメント 太平洋戦争
/NHKスペシャル
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解説・ストーリー
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップした第1巻。日本の戦争指導者が、近代総力戦の実態をいかに認識していなかったかを検証する。
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップした第1巻。日本の戦争指導者が、近代総力戦の実態をいかに認識していなかったかを検証する。
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「ドキュメント 太平洋戦争」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップした第1巻。日本の戦争指導者が、近代総力戦の実態をいかに認識していなかったかを検証する。
「ドキュメント 太平洋戦争」 の作品情報
「ドキュメント 太平洋戦争」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
ドキュメント 太平洋戦争のシリーズ商品
ドキュメント 太平洋戦争 1 大日本帝国のアキレス腱 〜太平洋・シーレーン作戦〜
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップした第1巻。日本の戦争指導者が、近代総力戦の実態をいかに認識していなかったかを検証する。
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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NSDR12305 |
2008年08月22日 |
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ドキュメント 太平洋戦争 2 敵を知らず己を知らず 〜ガダルカナル〜
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの第二次大戦における日本の敗因を徹底検証する「ドキュメント太平洋戦争」編第2巻。発見された米軍のレポートなどを通し、情報を軽視した日本軍の体質を明らかにする。
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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NSDR12306 |
2008年08月22日 |
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ドキュメント 太平洋戦争 3 エレクトロニクスが戦を制す 〜マリアナ・サイパン〜
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップしたシリーズ第3巻。日米双方の技術開発の思想を探り、技術の面から太平洋戦争を捉える。
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NSDR12307 |
2008年08月22日 |
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ドキュメント 太平洋戦争 4 責任なき戦場 〜ビルマ・インパール〜
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの第二次大戦における日本の敗因を徹底検証する「ドキュメント太平洋戦争」編第4巻。インパール作戦を通し、日本社会特有の曖昧な決定と責任のあり方を浮き彫りにする。
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NSDR12308 |
2008年08月22日 |
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ドキュメント 太平洋戦争 5 踏みにじられた南の島 〜レイテ・フィリピン〜
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップしたシリーズ第5巻。先の戦争で、日本が他国に戦火を持ち込んだ結果を検証する。
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2008年08月22日 |
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ドキュメント 太平洋戦争 6 一億玉砕への道 〜日ソ終戦工作〜
“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの第二次大戦における日本の敗因を徹底検証する「ドキュメント太平洋戦争」編第6巻。本作は、ロシアの資料館で公開された新資料を元に、日ソ和平工作の舞台裏を探る。
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2008年08月22日 |
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ドキュメント 太平洋戦争のシリーズ商品
ドキュメント 太平洋戦争 1 大日本帝国のアキレス腱 〜太平洋・シーレーン作戦〜
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“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップした第1巻。日本の戦争指導者が、近代総力戦の実態をいかに認識していなかったかを検証する。
ドキュメント 太平洋戦争 2 敵を知らず己を知らず 〜ガダルカナル〜
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“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの第二次大戦における日本の敗因を徹底検証する「ドキュメント太平洋戦争」編第2巻。発見された米軍のレポートなどを通し、情報を軽視した日本軍の体質を明らかにする。
ドキュメント 太平洋戦争 3 エレクトロニクスが戦を制す 〜マリアナ・サイパン〜
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“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップしたシリーズ第3巻。日米双方の技術開発の思想を探り、技術の面から太平洋戦争を捉える。
ドキュメント 太平洋戦争 4 責任なき戦場 〜ビルマ・インパール〜
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“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの第二次大戦における日本の敗因を徹底検証する「ドキュメント太平洋戦争」編第4巻。インパール作戦を通し、日本社会特有の曖昧な決定と責任のあり方を浮き彫りにする。
ドキュメント 太平洋戦争 5 踏みにじられた南の島 〜レイテ・フィリピン〜
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“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップしたシリーズ第5巻。先の戦争で、日本が他国に戦火を持ち込んだ結果を検証する。
ドキュメント 太平洋戦争 6 一億玉砕への道 〜日ソ終戦工作〜
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- 収録時間:
59分
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“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの第二次大戦における日本の敗因を徹底検証する「ドキュメント太平洋戦争」編第6巻。本作は、ロシアの資料館で公開された新資料を元に、日ソ和平工作の舞台裏を探る。
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ユーザーレビュー:15件
何だか意気阻喪してくる・・・。
投稿日:2008/11/23
レビュアー:彩雲飛燕
このシリーズも第三弾となると、ほんとにもう見ていて気持ちが沈んでくる。日本人って、こんなにバカだったのか、いやバカなのか、と思わざるを得ない内容です。無論、ドキュメンタリー作品としてのクオリティに関して言えば、賞賛してもしすぎることはないほど完成度は高いので、その意味では必見作品だと思いますが、とにかく日本人がいかにバカかということを、徹底的に抉り出しており、見終わったあと、正直言って、気分が悪くなるほどです。
確かに、進行役の男性が力説するように、60数年を経て、日本人って見かけほどには中身は変わってないのではないかと、暗澹たる思いにかられました。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
本土防衛!
一億総特攻・一億玉砕と叫びながら散っていった若者!戦争を始めた人間は何人も全て責任をとって裁かれるべきだ!
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
敗戦の教訓その1 シーレーン防衛への無策
(ネタばれあり)
今年は、太平洋戦争開戦70年。
これは1992年にNHKで放送された秀作ドキュメンタリー・シリーズで
「 日本はなぜ負けたのか 」「現代日本は敗戦の教訓から学んでいるか 」を問うていました。
放送時はバブルが崩壊して「第二の敗戦」の実感が広がりつつあるころで。翌93年に55年体制が崩れて細川内閣が誕生したころです。
放送から20年近く、失われた日々が続いていると感じられるのが哀しいですが、敗戦の教訓を考える本作を改めて見てみました。
第1回のテーマはシーレーン。 物資を運ぶ海洋ルートの安全確保の問題です。
注目すべきは、開戦直前の11月26日アメリカ海軍は潜水艦部隊に対して「日本と戦争になった場合には、日本の物資輸送船を武装していなくても、警告なしに攻撃する」、すなわち「無制限潜水艦攻撃」を行うよう通知していたことで、真珠湾攻撃の3時間後には発令されたことです。
アメリカも開戦当初、ドイツのUボートによる輸送船攻撃に悩まされるが、護衛艦をつけて集団で輸送する対策を取ることで、被害を小さくしました。
それに対して、日本はたしかにアメリカの攻撃は激しかったが、それ以前に危機意識がまったく欠落していて、準備も事後の対策も、効を発しなかった。
しろうとが考えても、アラスカからガダルガナルまで延びきった前線。 それに兵站がまったく行き届かない。
東南アジア諸国からも船を徴用してしまって現地経済に支障をきたさせ、1944年には凶作であるのにもかかわらず日本に米が送られてしまってベトナムで大量の餓死者をだす事態を引き起こしている。
ロジスティックな考えの欠落は日本の軍部の欠陥だと思わせられるとともに、それは今年の震災対策や原発対策でも感じられてなりません。
人間は食べ物がなくては死ぬし、物資の輸送は命に関わるということが、日本の指導部や官僚にはわかっていないのではないか。
日本はシーレーンがアキレス腱で戦争に敗れました。
戦後は長らくアメリカの海洋制圧の一角に依拠することで繁栄してきましたが、今それが脅かされつつあるように思えてなりません。
日本列島の外周を爆撃機で一周させ、宗谷海峡を軍艦に大挙通過させるあからさまな威圧を見せるロシア。
そして海軍を増強し海洋進出し、東アジア、東南アジアを囲い込もうとしていると見てとれる中国。
そしてソマリア沖、マラッカ海峡で日本船舶を脅かす海賊行為。
シーレーンがアキレス腱で、危機をはらんでいるのは現在も同じ。 さて、日本はどうすべきでしょうか。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
日本の弱点は今も同じ
投稿日:2008/09/04
レビュアー:なおぷー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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太平洋戦争において、東南アジアからの資源の輸送こそが日本の生命線であり、その輸送のための貨物船を守れなかったことが日本の敗因であったと分析している。アメリカの潜水艦が日本の輸送船団を次々に襲って、日本の船はみんなやられてしまったのだそうだ。日本を降伏させるには本土爆撃も原爆も不要であった、海上輸送を破綻させてしまえばそれだけで日本は負けたはずだ、とアメリカの退役軍人が語っていた。これは今まで聞いたことがない考えであり、興味を覚えた。また、アメリカではアインシュタインまでも魚雷の製造に協力して、じわじわと国力をつけていたのに対して、日本は資源もないのに「精神力」で急場を乗り切ろうと無茶な戦いを続けていたことも知った。多いに反省すべきところがある。資源がないのは現在の日本も同じ事であり、海外からの資源輸送が途絶えたら日本は立ち行かないのである。多いに危機感を抱いた。
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「 昭和20年8月の教訓 」
ロキュの69日連続レビューU (参考記録 )その58
(,ネタばれあり )
(第6集 一億総玉砕 対ソ和平工作への道 のレビュー)
以前このNHKの「 ドキュメンタリー太平洋戦争 」第1集〜第5集をレビューしましたが、第6集は書けなかった。 自分の中で矛盾するいろんな考えや思いが浮かんできて、まとまらなかったためです。
今も基本には変わらない。
「 アジアはアジア人のものである 」とする大アジア主義の水脈は日本の近代史のなかにあるのは否定できないし、「 アジアは日本のものである 」あるいは「 日本がアジアの覇者となることが、欧米列強の侵略からアジアを守ること」という大日本帝国の論理、大東亜共栄権のフィクションに仮にのっかって考えることは可能です。
ソ連の拡大が、人民の解放、共産主義の理想の拡大だというのを否定しても、欧米の資本主義に対抗する極をつくり、第三世界の国々も協調して欧米諸国を牽制、対抗したのも否定できないのも事実です。
しかし仮に大日本帝国の論理と情理にのっかったとしても、昭和の日本の外交方針戦と争遂行は場足り的としか言いようがない。
近代日本の、特に陸軍の仮想敵国はロシア( ソ連 )だったはず。
朝鮮半島をロシアに獲られる脅威が、日清・日露戦争の動機だろうし、満州事変もソ連をにらんでのことといえるのに、ソビエトに和平工作を頼もうという政府、軍部の状況判断のなさは悲劇を招いた。
満州を中国から分離させて、対立し日中戦争へ。
中国を支援する欧米(ABCD包囲網)に対抗して仏印進駐し、アメリカと対立激化、真珠湾攻撃へ
敗色濃厚になって、同盟国ドイツに攻められて大損害を受けたソ連に和平工作とは。
戦争は始めるのは簡単だが、終わるのは難しい。 現実認識のない場当たりな国家方針は国を滅ぼす。
子どもの頃は、原爆で日本が叩かれたのを見てソ連参戦と思っていましたが、ソ連参戦の期日が近づいたので、アメリカが原爆を落としというほうが正確なんですね、
原爆が完成する前は、アメリカはソ連参戦を求めていて、ヤルタ密約。
ソ連がドイツと独ソ不可侵条約を締結。 密約でのソ連への見返りはポーランドの山分け。
ドイツは東方が安定したので、イギリス・フランスと戦うことができ、第二次大戦の始まり。
ソ連は日本と日ソ中立条約締結。 ソ連はそのあと起こったドイツの侵攻に対応できるようになり、日本は日中戦争に専念できるようになったし、南方侵攻も可能に。
ソ連は、満州での権益や、樺太、千島を見返りに、アメリカとイギリスに対日参戦を約束。 ヤルタ密約。
つまり偏った言い方を許されれば、第二次大戦はソ連のドイツとの独ソ不可侵条約の密約に始まり、英米とのヤルタ密約で終わったと言えるのです。
「 中立条約 」や「 不可侵条約 」は平和の化粧をした軍事同盟であり、第三国への戦争を可能にする。
イスラエルとエジプトの和平が、イスラエルのレバノン侵攻を可能にさせた例からも言えます。
現在も対抗し牽制しあっていても、アメリカとソ連・中国はともに連合国。
周辺諸国はすべてかつて敵国で、利害関係によっては一致団結して日本をバッシングして、貧乏くじをひかせる可能性は、頭の片隅にいれておくべきではないか。
このドキュメンタリーを観て、あまりに代償が大きかった「 昭和20年8月の教訓 」に考えと思いとがかき回される八月の夏でした。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
何だか意気阻喪してくる・・・。
投稿日
2008/11/23
レビュアー
彩雲飛燕
このシリーズも第三弾となると、ほんとにもう見ていて気持ちが沈んでくる。日本人って、こんなにバカだったのか、いやバカなのか、と思わざるを得ない内容です。無論、ドキュメンタリー作品としてのクオリティに関して言えば、賞賛してもしすぎることはないほど完成度は高いので、その意味では必見作品だと思いますが、とにかく日本人がいかにバカかということを、徹底的に抉り出しており、見終わったあと、正直言って、気分が悪くなるほどです。
確かに、進行役の男性が力説するように、60数年を経て、日本人って見かけほどには中身は変わってないのではないかと、暗澹たる思いにかられました。
本土防衛!
投稿日
2008/08/15
レビュアー
エロエロ大魔神
一億総特攻・一億玉砕と叫びながら散っていった若者!戦争を始めた人間は何人も全て責任をとって裁かれるべきだ!
敗戦の教訓その1 シーレーン防衛への無策
投稿日
2011/11/30
レビュアー
ロキュータス
(ネタばれあり)
今年は、太平洋戦争開戦70年。
これは1992年にNHKで放送された秀作ドキュメンタリー・シリーズで
「 日本はなぜ負けたのか 」「現代日本は敗戦の教訓から学んでいるか 」を問うていました。
放送時はバブルが崩壊して「第二の敗戦」の実感が広がりつつあるころで。翌93年に55年体制が崩れて細川内閣が誕生したころです。
放送から20年近く、失われた日々が続いていると感じられるのが哀しいですが、敗戦の教訓を考える本作を改めて見てみました。
第1回のテーマはシーレーン。 物資を運ぶ海洋ルートの安全確保の問題です。
注目すべきは、開戦直前の11月26日アメリカ海軍は潜水艦部隊に対して「日本と戦争になった場合には、日本の物資輸送船を武装していなくても、警告なしに攻撃する」、すなわち「無制限潜水艦攻撃」を行うよう通知していたことで、真珠湾攻撃の3時間後には発令されたことです。
アメリカも開戦当初、ドイツのUボートによる輸送船攻撃に悩まされるが、護衛艦をつけて集団で輸送する対策を取ることで、被害を小さくしました。
それに対して、日本はたしかにアメリカの攻撃は激しかったが、それ以前に危機意識がまったく欠落していて、準備も事後の対策も、効を発しなかった。
しろうとが考えても、アラスカからガダルガナルまで延びきった前線。 それに兵站がまったく行き届かない。
東南アジア諸国からも船を徴用してしまって現地経済に支障をきたさせ、1944年には凶作であるのにもかかわらず日本に米が送られてしまってベトナムで大量の餓死者をだす事態を引き起こしている。
ロジスティックな考えの欠落は日本の軍部の欠陥だと思わせられるとともに、それは今年の震災対策や原発対策でも感じられてなりません。
人間は食べ物がなくては死ぬし、物資の輸送は命に関わるということが、日本の指導部や官僚にはわかっていないのではないか。
日本はシーレーンがアキレス腱で戦争に敗れました。
戦後は長らくアメリカの海洋制圧の一角に依拠することで繁栄してきましたが、今それが脅かされつつあるように思えてなりません。
日本列島の外周を爆撃機で一周させ、宗谷海峡を軍艦に大挙通過させるあからさまな威圧を見せるロシア。
そして海軍を増強し海洋進出し、東アジア、東南アジアを囲い込もうとしていると見てとれる中国。
そしてソマリア沖、マラッカ海峡で日本船舶を脅かす海賊行為。
シーレーンがアキレス腱で、危機をはらんでいるのは現在も同じ。 さて、日本はどうすべきでしょうか。
日本の弱点は今も同じ
投稿日
2008/09/04
レビュアー
なおぷー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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太平洋戦争において、東南アジアからの資源の輸送こそが日本の生命線であり、その輸送のための貨物船を守れなかったことが日本の敗因であったと分析している。アメリカの潜水艦が日本の輸送船団を次々に襲って、日本の船はみんなやられてしまったのだそうだ。日本を降伏させるには本土爆撃も原爆も不要であった、海上輸送を破綻させてしまえばそれだけで日本は負けたはずだ、とアメリカの退役軍人が語っていた。これは今まで聞いたことがない考えであり、興味を覚えた。また、アメリカではアインシュタインまでも魚雷の製造に協力して、じわじわと国力をつけていたのに対して、日本は資源もないのに「精神力」で急場を乗り切ろうと無茶な戦いを続けていたことも知った。多いに反省すべきところがある。資源がないのは現在の日本も同じ事であり、海外からの資源輸送が途絶えたら日本は立ち行かないのである。多いに危機感を抱いた。
「 昭和20年8月の教訓 」
投稿日
2012/08/05
レビュアー
ロキュータス
ロキュの69日連続レビューU (参考記録 )その58
(,ネタばれあり )
(第6集 一億総玉砕 対ソ和平工作への道 のレビュー)
以前このNHKの「 ドキュメンタリー太平洋戦争 」第1集〜第5集をレビューしましたが、第6集は書けなかった。 自分の中で矛盾するいろんな考えや思いが浮かんできて、まとまらなかったためです。
今も基本には変わらない。
「 アジアはアジア人のものである 」とする大アジア主義の水脈は日本の近代史のなかにあるのは否定できないし、「 アジアは日本のものである 」あるいは「 日本がアジアの覇者となることが、欧米列強の侵略からアジアを守ること」という大日本帝国の論理、大東亜共栄権のフィクションに仮にのっかって考えることは可能です。
ソ連の拡大が、人民の解放、共産主義の理想の拡大だというのを否定しても、欧米の資本主義に対抗する極をつくり、第三世界の国々も協調して欧米諸国を牽制、対抗したのも否定できないのも事実です。
しかし仮に大日本帝国の論理と情理にのっかったとしても、昭和の日本の外交方針戦と争遂行は場足り的としか言いようがない。
近代日本の、特に陸軍の仮想敵国はロシア( ソ連 )だったはず。
朝鮮半島をロシアに獲られる脅威が、日清・日露戦争の動機だろうし、満州事変もソ連をにらんでのことといえるのに、ソビエトに和平工作を頼もうという政府、軍部の状況判断のなさは悲劇を招いた。
満州を中国から分離させて、対立し日中戦争へ。
中国を支援する欧米(ABCD包囲網)に対抗して仏印進駐し、アメリカと対立激化、真珠湾攻撃へ
敗色濃厚になって、同盟国ドイツに攻められて大損害を受けたソ連に和平工作とは。
戦争は始めるのは簡単だが、終わるのは難しい。 現実認識のない場当たりな国家方針は国を滅ぼす。
子どもの頃は、原爆で日本が叩かれたのを見てソ連参戦と思っていましたが、ソ連参戦の期日が近づいたので、アメリカが原爆を落としというほうが正確なんですね、
原爆が完成する前は、アメリカはソ連参戦を求めていて、ヤルタ密約。
ソ連がドイツと独ソ不可侵条約を締結。 密約でのソ連への見返りはポーランドの山分け。
ドイツは東方が安定したので、イギリス・フランスと戦うことができ、第二次大戦の始まり。
ソ連は日本と日ソ中立条約締結。 ソ連はそのあと起こったドイツの侵攻に対応できるようになり、日本は日中戦争に専念できるようになったし、南方侵攻も可能に。
ソ連は、満州での権益や、樺太、千島を見返りに、アメリカとイギリスに対日参戦を約束。 ヤルタ密約。
つまり偏った言い方を許されれば、第二次大戦はソ連のドイツとの独ソ不可侵条約の密約に始まり、英米とのヤルタ密約で終わったと言えるのです。
「 中立条約 」や「 不可侵条約 」は平和の化粧をした軍事同盟であり、第三国への戦争を可能にする。
イスラエルとエジプトの和平が、イスラエルのレバノン侵攻を可能にさせた例からも言えます。
現在も対抗し牽制しあっていても、アメリカとソ連・中国はともに連合国。
周辺諸国はすべてかつて敵国で、利害関係によっては一致団結して日本をバッシングして、貧乏くじをひかせる可能性は、頭の片隅にいれておくべきではないか。
このドキュメンタリーを観て、あまりに代償が大きかった「 昭和20年8月の教訓 」に考えと思いとがかき回される八月の夏でした。
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- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
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B ポストに返却
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
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