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ファン・ジニ 完全版 / ハ・ジウォン

ファン・ジニ 完全版 /ハ・ジウォン

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DVD

旧作

解説・ストーリー

朝鮮王朝時代に実在した妓生の生涯を綴った韓国産ドラマ第1巻。両班の父と妓生の母の間に生まれた娘・チニは、自分と同じ運命を負わせたくないという母の思いから、幼い頃より寺に預けられるが…。第1話から第3話を収録。

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

韓国

原題:

黄真伊
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最新巻情報 旧作

レンタル開始日:2008年12月21日

DVD

旧作

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「ファン・ジニ 完全版」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

朝鮮王朝時代に実在した妓生の生涯を綴った韓国産ドラマ第1巻。両班の父と妓生の母の間に生まれた娘・チニは、自分と同じ運命を負わせたくないという母の思いから、幼い頃より寺に預けられるが…。第1話から第3話を収録。

「ファン・ジニ 完全版」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

韓国

原題:

黄真伊

「ファン・ジニ 完全版」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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最新巻情報 旧作

レンタル開始日:2008年12月21日

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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R-18

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CD

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1〜 5件 / 全83件

シナリオが出色です ネタバレ

投稿日:2008/09/04 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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朝鮮王朝時代に、実在した伝説のキーセン(舞や琴など芸に生きる女)、ファン・ジニ。
優れた詩人で、その時代最高の芸術家として知られたジニを主人公に、芸の世界に生きる苦悩と喜びを描いた時代劇。

一言で言えば、久々に骨太な文学作品を読んだような気分です。
シナリオが素晴らしく、主人公を優等生ばかりに描かず、時には見ている側からも反感をかいそうな描き方や、愛の表現も一般的な優しい愛ではなく、寡黙的に黙って見守る愛や、師匠ペンムの人間哲学が素晴らしく、こんな素晴らしい師匠がいたからこそ、ジニや、プヨンといったキーセンが誕生したと言っても良いと思います。

寺で育ったジニ(ハ・ジウォン)は、町で見かけたキーセンたちの舞に見せられて、自分もその世界で生きてみたいと思うようになり、運命に導かれるように後の師匠となるペンム(キム・ヨンエ)と出会い、一度見ただけでその踊りを覚えてしまうという天性の持ち主だけれども、スポ根ドラマを見るような修行シーンもあり、その舞が何かを訴えているような時もあり、はっとしてしまう時もあります。
前半の恋は、心のままに生きようとした純粋な両班の息子ウノ(チャン・グンソク)や、後半では、愛する人が生きることを望んだジョンハン(キム・ジェウォン)の愛など色々な要素を絡み合わせた人間ドラマになっています。

ヒロインのハ・ジウォンは、バリの出来事で初めてお目にかかりましたが、何でこんなブサイクな?女の子がヒロインなんだ?と思いつつも、ドラマの面白さに嵌まり見続けました。
しかし、このドラマを見て初めて彼女の魅力が分かったような気がします。チョン・ドヨンもそうですが、容貌を超える演技力と雰囲気の何かがありますね〜。
無垢な少女から、妖艶なキーセン。強さと儚さを見事に演じきっていました。この作品で、大女優の名を不動にしたのでは?と思ってしまいました。

主役陣はもちろん、小さな脇役もさることながら、悪役と思われる人たちも、最後には心ある人として丁寧に描かれていました。
10月11日から地上波でもスタートのようです。是非!

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この時代に生きるものたちの定めに涙 ネタバレ

投稿日:2009/04/18 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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かつて、詩人としても多くの作品を残し、弦琴を巧みに奏で、そして美貌で数多の男たちを惑わせてきたという伝説の妓生チニ。
彼女は、妓生にあこがれ、妓生を育成した機関、松都教坊に入ることを決意。そこでペンムという師匠に見込まれたものの、師匠があまりにも厳しく、チニの初恋を絶ってしまったことから、ペンムとチニの確執が生まれます。

9話。ペンムの策略に嵌まってしまったウノ。父にも反抗できず、チニにも何も言えず、結局はチニを裏切る結果となってしまったウノ。トクパルが背負っていくシーンにも泣けましたが、松都教坊の前で動けなくなってしまったウノを乗せた棺車が、1歩も進まなくなってしまったところは、涙が止まりませんでした。
チニへの未練と、叶わなかった無念が辛く、棺にチニが、着ていたチョゴリを掛けてあげるシーンは、号泣ものです。

15、16話。チニへの愛を諦めて、都へ戻るキム・ジョンバン。身を引く彼の姿も見ていて切ないものがあります。
そして、ラスト。愛する人が「生きる」ことを望んだジョンハンの穏やかで包み込むような大きな愛。こんな愛し方もあるのですね。

私が、ちょっと気になったのは、ピョク・ケスを演じた、リュ・テジュンです。彼はお初だったのですが、彼になびかない女はいないという思い込みから、唯一チニを何とか手に入れようと画策し、それが裏目に出てしまい、憎しみに変わっていってしまうのも、面白かったです。憎しみこそ愛の裏返しと思える屈託した愛が見ものでした。

無垢な少女から、妖艶な妓生へと変化していくチニ。後半は高い教養と気風の良さで男性どもをやり込めるチニが見ものです。
壊れた心、憎しみや愛、それぞれの気持ちが表れる舞に、彼女の両班と師匠への復讐心が表れ、その気持ちがむしろ彼女を支えるものになっていたのかもしれません。
ラストは、色恋を捨て、芸の道を選んだチニ。庶民の前で楽しそうに踊る彼女の姿にはもはや迷いはなかったのでしょう。すがすがしい顔が印象に残ります。

このレビューは気に入りましたか? 19人の会員が気に入ったと投稿しています

ファン・ジニ役を演じたハ・ジウォンの素晴らしさに感動〜 ネタバレ

投稿日:2009/03/29 レビュアー:うさはな

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生涯芸を極める為に生きた妓生ファン・ジニ(ハ・ジウォン)。
彼女の芸に対する真摯な姿勢。そして心から愛した二人の男性との悲恋。それらを鮮やかな映像と美しい音楽でドラマチックに演出され、1話目からぐいぐい引き込まれました。
中でも一番印象に残ったチニ(ジニのことです)の初恋。
相手は身分の高い両班(ヤンバン)の息子ウノ(チャン・グンソク)。
芸をすることと同じ様に、客に求められれば体も売らなければならない卑しい身分の妓生であるチニとの恋は、許されるはずもありません。それがどんなに純粋な愛であっても・・・。
この時にいつも流れていた曲「貴方を想い」。

 いつも貴方を想っています 過ぎ去りし日の思い出
 目を閉じて名前を呼べば側にいるようで
 貴方といるだけで 私は幸せなのです

この時代だったからこそ、こんな純粋な恋もあったであろうと思える歌詞。
この曲が流れる度、切なくて切なくて涙を流さずにはいられませんでした。
もうご覧になった方ならピンと来ると思いますが、雨の中チニが自分の上着を掛けてあげるあの名場面。
二人の想いの深さが伝わって胸が締め付けられました。今まで数々のドラマを観て来ましたが、私にとって1位2位を争う程の印象的な1シーンでした。

そして大人になってからの二度目の恋。
まだ世の中のことを知らなかった初めての恋とは違い、大人の純愛が描かれています。
相手役キム・ジョンハンを演じたのはキム・ジェウォン。
彼も見事に演じ切ってくれました。

チニが幼い頃から尊敬し慕っていた行首ペンム(キム・ヨンエ)との師弟関係もドラマを大いに盛り上げています。

チニが妓生として立派に成長し、名前をミョンウォルに変えてからは本当に同一人物かと思うくらい顔つきがガラリと変わり、妖艶な雰囲気を醸し出しています。
まるで、芸のことなんて何も知らない男共をバカにしているようでもあり、真心の通じない世の中に見切りを付けているようでもあり・・・。
それを演じたハ・ジウォン。
彼女の演技の素晴らしさにただただ感動です。

「妓生と言うものは女である前に芸に生きるもの。芸さえあれば一生生きていけるもの。それが妓生。」

印象に残った言葉です。

もう一度最初から見直したい。そんな気持ちにさせる心に深く突き刺さるドラマでした。
まだ観ていない方。観ないと損しますよ。
そして韓国の時代モノはまだ観たことがないと言う方。
これは全24話と時代モノにしては短めですので、とっても観やすいと思います。
皆様、是非ご覧下さい。

それにしても、8巻を予約リストの1位にしてから届くまで約1ヶ月かかりました(涙)
DISCASさん、ひどくないですか?

このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています

芸に生きたファン・ジニの生涯

投稿日:2008/09/12 レビュアー:ジャスミンティー

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初恋。最後の恋。 ネタバレ

投稿日:2009/06/30 レビュアー:ステファニー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 この巻は、もう見ていて涙なのか嗚咽なのかあまりにも泣きすぎて頭が痛くなるくらい辛い巻です。

 身分の違う恋。でも、一度好きになってしまった若いウノとチニにとっては真剣で清く脆い恋になるとは。。。

 両親に反対されようともどうしてもチニを嫁として迎えたいウノは、役所に嘆願書を出しに行くが、法では認められないからちゃんとした嫁を迎え、チニを妾として側に置くことを勧められるが『私の心は一つだけ。』と堅く言うウノ。

 チニも姑生の道を諦め、ウノと生きていこうと行首に言うが反対にその恋が本物なら宴の時に、ウノが水揚げしてくれる役人からチニを奪う事ができるかどうかと話を持ちかける行首。

 2人は絶対この恋を愛を信じて戦えると思っていたが。。。心が優しすぎるウノは、父親に刀を向ける事も母親の背を向く事も出来ず、そしてあんなに愛しているチニを裏切る事したと落ち込むウノ。
 ウノが悪いわけではないのに。。。周囲の反対と妨害に立ち向かう事がこんなにも辛い事なんて!!

 ソムソムの愛を選ぶ上での自殺。ウノとチニの報われない愛。

 2人が美しい想い出を育んだあの場所で息を引き取るウノにもう胸が張り裂けそうになりました。

 ウノの棺が教坊で動かなくなるシーン。彼の想いが強く残っている事が悲しいです。

 誤解をしていたチニが最後に気づき、ウノに優しく上着をかけて上げる。

 彼女の中にウノの想いが強く刻み、そして決して忘れられない初恋であり、最後の恋。。
 心はウノと一緒に封じ込めて!!

 チャン・グンソク君の優しさ溢れるウノにもう感動です。笑った顔よりも真剣にキリリとしている姿とチニに会えず切なくしている姿にもう翻弄されます。
 でも、もうここで終わり方と思うと本当に寂しいです。。

 

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ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:83件

シナリオが出色です

投稿日

2008/09/04

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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朝鮮王朝時代に、実在した伝説のキーセン(舞や琴など芸に生きる女)、ファン・ジニ。
優れた詩人で、その時代最高の芸術家として知られたジニを主人公に、芸の世界に生きる苦悩と喜びを描いた時代劇。

一言で言えば、久々に骨太な文学作品を読んだような気分です。
シナリオが素晴らしく、主人公を優等生ばかりに描かず、時には見ている側からも反感をかいそうな描き方や、愛の表現も一般的な優しい愛ではなく、寡黙的に黙って見守る愛や、師匠ペンムの人間哲学が素晴らしく、こんな素晴らしい師匠がいたからこそ、ジニや、プヨンといったキーセンが誕生したと言っても良いと思います。

寺で育ったジニ(ハ・ジウォン)は、町で見かけたキーセンたちの舞に見せられて、自分もその世界で生きてみたいと思うようになり、運命に導かれるように後の師匠となるペンム(キム・ヨンエ)と出会い、一度見ただけでその踊りを覚えてしまうという天性の持ち主だけれども、スポ根ドラマを見るような修行シーンもあり、その舞が何かを訴えているような時もあり、はっとしてしまう時もあります。
前半の恋は、心のままに生きようとした純粋な両班の息子ウノ(チャン・グンソク)や、後半では、愛する人が生きることを望んだジョンハン(キム・ジェウォン)の愛など色々な要素を絡み合わせた人間ドラマになっています。

ヒロインのハ・ジウォンは、バリの出来事で初めてお目にかかりましたが、何でこんなブサイクな?女の子がヒロインなんだ?と思いつつも、ドラマの面白さに嵌まり見続けました。
しかし、このドラマを見て初めて彼女の魅力が分かったような気がします。チョン・ドヨンもそうですが、容貌を超える演技力と雰囲気の何かがありますね〜。
無垢な少女から、妖艶なキーセン。強さと儚さを見事に演じきっていました。この作品で、大女優の名を不動にしたのでは?と思ってしまいました。

主役陣はもちろん、小さな脇役もさることながら、悪役と思われる人たちも、最後には心ある人として丁寧に描かれていました。
10月11日から地上波でもスタートのようです。是非!

この時代に生きるものたちの定めに涙

投稿日

2009/04/18

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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かつて、詩人としても多くの作品を残し、弦琴を巧みに奏で、そして美貌で数多の男たちを惑わせてきたという伝説の妓生チニ。
彼女は、妓生にあこがれ、妓生を育成した機関、松都教坊に入ることを決意。そこでペンムという師匠に見込まれたものの、師匠があまりにも厳しく、チニの初恋を絶ってしまったことから、ペンムとチニの確執が生まれます。

9話。ペンムの策略に嵌まってしまったウノ。父にも反抗できず、チニにも何も言えず、結局はチニを裏切る結果となってしまったウノ。トクパルが背負っていくシーンにも泣けましたが、松都教坊の前で動けなくなってしまったウノを乗せた棺車が、1歩も進まなくなってしまったところは、涙が止まりませんでした。
チニへの未練と、叶わなかった無念が辛く、棺にチニが、着ていたチョゴリを掛けてあげるシーンは、号泣ものです。

15、16話。チニへの愛を諦めて、都へ戻るキム・ジョンバン。身を引く彼の姿も見ていて切ないものがあります。
そして、ラスト。愛する人が「生きる」ことを望んだジョンハンの穏やかで包み込むような大きな愛。こんな愛し方もあるのですね。

私が、ちょっと気になったのは、ピョク・ケスを演じた、リュ・テジュンです。彼はお初だったのですが、彼になびかない女はいないという思い込みから、唯一チニを何とか手に入れようと画策し、それが裏目に出てしまい、憎しみに変わっていってしまうのも、面白かったです。憎しみこそ愛の裏返しと思える屈託した愛が見ものでした。

無垢な少女から、妖艶な妓生へと変化していくチニ。後半は高い教養と気風の良さで男性どもをやり込めるチニが見ものです。
壊れた心、憎しみや愛、それぞれの気持ちが表れる舞に、彼女の両班と師匠への復讐心が表れ、その気持ちがむしろ彼女を支えるものになっていたのかもしれません。
ラストは、色恋を捨て、芸の道を選んだチニ。庶民の前で楽しそうに踊る彼女の姿にはもはや迷いはなかったのでしょう。すがすがしい顔が印象に残ります。

ファン・ジニ役を演じたハ・ジウォンの素晴らしさに感動〜

投稿日

2009/03/29

レビュアー

うさはな

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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生涯芸を極める為に生きた妓生ファン・ジニ(ハ・ジウォン)。
彼女の芸に対する真摯な姿勢。そして心から愛した二人の男性との悲恋。それらを鮮やかな映像と美しい音楽でドラマチックに演出され、1話目からぐいぐい引き込まれました。
中でも一番印象に残ったチニ(ジニのことです)の初恋。
相手は身分の高い両班(ヤンバン)の息子ウノ(チャン・グンソク)。
芸をすることと同じ様に、客に求められれば体も売らなければならない卑しい身分の妓生であるチニとの恋は、許されるはずもありません。それがどんなに純粋な愛であっても・・・。
この時にいつも流れていた曲「貴方を想い」。

 いつも貴方を想っています 過ぎ去りし日の思い出
 目を閉じて名前を呼べば側にいるようで
 貴方といるだけで 私は幸せなのです

この時代だったからこそ、こんな純粋な恋もあったであろうと思える歌詞。
この曲が流れる度、切なくて切なくて涙を流さずにはいられませんでした。
もうご覧になった方ならピンと来ると思いますが、雨の中チニが自分の上着を掛けてあげるあの名場面。
二人の想いの深さが伝わって胸が締め付けられました。今まで数々のドラマを観て来ましたが、私にとって1位2位を争う程の印象的な1シーンでした。

そして大人になってからの二度目の恋。
まだ世の中のことを知らなかった初めての恋とは違い、大人の純愛が描かれています。
相手役キム・ジョンハンを演じたのはキム・ジェウォン。
彼も見事に演じ切ってくれました。

チニが幼い頃から尊敬し慕っていた行首ペンム(キム・ヨンエ)との師弟関係もドラマを大いに盛り上げています。

チニが妓生として立派に成長し、名前をミョンウォルに変えてからは本当に同一人物かと思うくらい顔つきがガラリと変わり、妖艶な雰囲気を醸し出しています。
まるで、芸のことなんて何も知らない男共をバカにしているようでもあり、真心の通じない世の中に見切りを付けているようでもあり・・・。
それを演じたハ・ジウォン。
彼女の演技の素晴らしさにただただ感動です。

「妓生と言うものは女である前に芸に生きるもの。芸さえあれば一生生きていけるもの。それが妓生。」

印象に残った言葉です。

もう一度最初から見直したい。そんな気持ちにさせる心に深く突き刺さるドラマでした。
まだ観ていない方。観ないと損しますよ。
そして韓国の時代モノはまだ観たことがないと言う方。
これは全24話と時代モノにしては短めですので、とっても観やすいと思います。
皆様、是非ご覧下さい。

それにしても、8巻を予約リストの1位にしてから届くまで約1ヶ月かかりました(涙)
DISCASさん、ひどくないですか?

芸に生きたファン・ジニの生涯

投稿日

2008/09/12

レビュアー

ジャスミンティー

初恋。最後の恋。

投稿日

2009/06/30

レビュアー

ステファニー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 この巻は、もう見ていて涙なのか嗚咽なのかあまりにも泣きすぎて頭が痛くなるくらい辛い巻です。

 身分の違う恋。でも、一度好きになってしまった若いウノとチニにとっては真剣で清く脆い恋になるとは。。。

 両親に反対されようともどうしてもチニを嫁として迎えたいウノは、役所に嘆願書を出しに行くが、法では認められないからちゃんとした嫁を迎え、チニを妾として側に置くことを勧められるが『私の心は一つだけ。』と堅く言うウノ。

 チニも姑生の道を諦め、ウノと生きていこうと行首に言うが反対にその恋が本物なら宴の時に、ウノが水揚げしてくれる役人からチニを奪う事ができるかどうかと話を持ちかける行首。

 2人は絶対この恋を愛を信じて戦えると思っていたが。。。心が優しすぎるウノは、父親に刀を向ける事も母親の背を向く事も出来ず、そしてあんなに愛しているチニを裏切る事したと落ち込むウノ。
 ウノが悪いわけではないのに。。。周囲の反対と妨害に立ち向かう事がこんなにも辛い事なんて!!

 ソムソムの愛を選ぶ上での自殺。ウノとチニの報われない愛。

 2人が美しい想い出を育んだあの場所で息を引き取るウノにもう胸が張り裂けそうになりました。

 ウノの棺が教坊で動かなくなるシーン。彼の想いが強く残っている事が悲しいです。

 誤解をしていたチニが最後に気づき、ウノに優しく上着をかけて上げる。

 彼女の中にウノの想いが強く刻み、そして決して忘れられない初恋であり、最後の恋。。
 心はウノと一緒に封じ込めて!!

 チャン・グンソク君の優しさ溢れるウノにもう感動です。笑った顔よりも真剣にキリリとしている姿とチニに会えず切なくしている姿にもう翻弄されます。
 でも、もうここで終わり方と思うと本当に寂しいです。。

 

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