デス・トリップ

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アイルランドの映画「ミートオブザデッド」が良かったので同じ国の本作を味わってみる事にした。

キノコを食べる集会に６人が山中へ。ある種の毒？キノコを食べると幻覚が見える。しかし特定のキノコを食べると予知能力がつき危険なので食べてはダメだ。ほんで主人公の女が食っちまったら次々と危険を予知。少々オカルト混じりで話が進み魔物か幽霊みたいなヤツがチョクチョク出現。

死ぬ順番が分かってしまう予知がウザいのなんの・・
そんな主人公より無毒のアイスをナメていた私の予知能力が上回り廃棄オチ予想を完璧に的中させた・・あ〜つまんねえ

アイルランドにマジック・マッシュルームを探しに行くアメリカの学生５人。空港に着くとタラのお友達のジェイクが待っていた。車で山奥に向かう途中ヤギを撥ねてしまった。そこへ不気味な２人組みの男が現れヤギを持っていった。やがてキャンプ場に着きマジック・マッシュルームを探しにそれぞれ森の中へ入っていった。タラはそれを見つけ１つ食べた。すぐにケイレンを起こし失神した。それから幻覚を見るようになり予知能力を知る。みんな次々と食べていった。スープを大量に飲んだブルートは幻覚を見ながら森の中に入って行った。。タラとホリーとリサは探しに行くが不気味な人影などに追いかけられたり、恐ろしい目に遭う・・・。残虐な死に方をする仲間達、しっかり者のタラは一生懸命みんなを助けようと頑張る。予知能力をいかしながら・・・。ラストシーンは衝撃でした。こういうラスト好きです。

薬物は人体に悪影響を与えます！よいこのみなさんは絶対に真似をしないでください！しかしラリッているわりには殺される時だけ正気にもどっているのは納得いかない！てゆうか、そうでなければ恐怖を感じられない！

監督さん曰く『ティーンホラーと心霊ホラーの融合にこだわった作品』なのだそうです。

心霊ホラーを狙ったばっかりに分かりにくい演出になったような気がしますが、
犯人の正体は分かりやすくミステリー要素も低いように感じました。

救いはヒロインのルックスが良かったこととお胸が大きそうでチラリズムを堪能できたことぐらいです。
普通ならそれだけでも満足する私ですが、それを差し引いても詰らない作品に感じました。

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遠路はるばるアメリカからキノコ探しにアイルランドまでやって来た学生達が遭遇する恐怖の顛末を描いた物語。

所謂、殺人鬼系のスラッシャームービーで特に新鮮さは有りません。って訳でマジックマッシュルームを題材に捻りたかったんでしょうが、序盤から破綻気味のストーリーに地雷の匂いがプンプン。
キャンプ場の雰囲気作りとかフラッシュバックする忌まわしいイメージは彩度抑え気味のどす黒いムードが満載で思った程悪くない、血糊の量は控えめでスプラッタな陰惨なシーンは敢えて控えてるような風も有り、比較的オーソドックスな志向で造られたホラーに見えましたね。

ただ、そうなるとマジックマッシュルームのトリップ効果の中の"先が見える"ってのが、とっても邪魔な訳で詳しくは書きませんが、恐怖感も半減なんですね。
唐突な驚きがホラーの持ち味でも有りますから。

カメラワークや音の使い方等、有る程度ホラーの撮り方が分かってる監督さんみたいだし、次にも期待したいなって思える作品でした。まあ、オチは有る程度予想出来ましたが（笑）...
タラ役の姉ちゃん、可愛かったな。