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レールズ&タイズ / ケヴィン・ベーコン

レールズ&タイズ /アリソン・イーストウッド

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DVD

旧作

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解説・ストーリー

妻の病に目を背け現実逃避していた鉄道技師が、不慮の事故で出会った少年と家族のような交流を重ねることで次第に絆が芽生え再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。クリント・イーストウッドの娘である女優アリソン・イーストウッドが、ケヴィン・ベーコンを主演に迎えた初監督作品。

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「レールズ&タイズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

妻の病に目を背け現実逃避していた鉄道技師が、不慮の事故で出会った少年と家族のような交流を重ねることで次第に絆が芽生え再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。クリント・イーストウッドの娘である女優アリソン・イーストウッドが、ケヴィン・ベーコンを主演に迎えた初監督作品。

「レールズ&タイズ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

アメリカ

原題:

RAILS & TIES

「レールズ&タイズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
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CD

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1〜 5件 / 全44件

「人生がバラバラになるとき、愛がそれを元通りにする」 ネタバレ

投稿日:2010/07/31 レビュアー:まみもぉ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

直訳すると「鉄道と絆」、健さんの映画みたいですが、
雰囲気は少し重なります。
愛情を内側に握り締め、
鉄道をこよなく愛する無骨な男、
二度の手術、そしてまた再発。余命あとわずかとわかってはいても、
愛する妻の病気に向き合えない夫トム、
ケヴィン・ベーコン、”苦悩する演技”はさすがです。
その妻メーガンにマーシャ・ゲイ・ハーデン。
迫力ある演技の印象が強い女優さんですが、
しっとりと包容力ある優しい女性を違和感なく演じていて、
痛みをこらえながらの表情も素晴らしかったです。
ひしひしと痛みと優しさが、伝わってきました。

子供のいない夫婦。
「時間はたっぷりあると思っていた。
女として妻として看護師として母親として…
でも、どれにもなれない。時間切れよ…」
彼女の言葉、私自身の胸中ど真ん中でした。

愛されているとは、分かっていても、
愛情表現の不器用な夫トム、
「砂みたいな人ね。
つかんでも指の間からこぼれていく…」
ふたりの間の溝は深まるばかり。

そんな夫婦のもとに、
トムの列車の事故で、母親を失い孤児となった少年が現れます。
自殺しようと線路に車で侵入。
引きずり出そうとしましたが間に合いませんでした。
里親のもとを逃げ、捜し出したトムのところへ。
現れるなり、「なんでブレーキをかけなかった」と殴りかかります。
この11歳の少年ディヴィを演じたマイルズ・ヘイザー。
言葉は悪いですが、”掘り出し物”です。
顔立ちはもちろん。滑らかな演技力。
感情を抑えきれず泣きじゃくるシーンには、そこまでできるの?と驚いてしまいました。まさに大人顔負け。
楽しみなこれからです。こういう子役に出会えると嬉しくなります。

行方不明扱いとなっている少年。
違法なこと、ばれたら仕事を失うことにもなる…
でも妻のたっての願いと思い、少年を家におくことになります。
疑似家族ではあるのですが、違和感のない親子3人。

「前の俺は単純だった。すべて白か黒、正しいか正しくないか」
「人生は灰色でいっぱいよ」、メーガンの言葉に、
トムは率直な愛情で返す言葉も得ます。
「全部じゃない。確かなこともある」

トムとメーガンは次第に夫婦の絆を取り戻し、
ディヴィとは、本当の子供のような親子の絆も生まれてきます。
生きることを諦めた死で始まり、生きたい気持ちを拒まれた死、
残された生。静かに暗いお話しが、互いの絆の強さとともに前向きに進んでいきます。
じんわりと、涙がこみあげてくるような作品です。
演出のよさと、役者のしっかりとした演技力がかもしだすじんわり感、
とてもよかったです。

監督はクリント・イーストウッドの娘のアリソン・イーストウッド、
音楽は兄のカイル・イーストウッド。
人の心理的細部を描くのが上手な血筋なのでしょうか。
目元はお父さんそっくりのきれいな方ですね。
これからの作品楽しみです。

このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています

重い映画

投稿日:2010/07/01 レビュアー:ロンリー火真西

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

母を喪い直した少年 ネタバレ

投稿日:2010/10/27 レビュアー:蒼生

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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まず、デイビーの母親に軽く怒りを感じました。
病気の苦しみは、私には想像することしかできません。
だから、息子を連れて逝こうとした気持ちも、想像するしかできません。
置いて逝くのは不憫だと思ったのか、ずっと一緒にいたかったのか。
それとも、もっと別の理由なのか。
どう想像しても、間違いだとしか言えません。

生きてほしい。

自分の命と引き換えにしても、こどもを護るのが親だと、
そう思っています。
デイビーの母親だって、通常の精神状態なら
私に同調してくれると思います。
判断を誤るほど、病気が苦しかったのだろうと
考えることくらいしかできないです。

それに、鉄道自殺という方法を選んだことも。
確実に運転手の心に重い傷を負わせることになるし、
間違えれば他に負傷者が出る可能性もあるからです。

電車がぶつかる一瞬前にデイビーが逃げてくれてよかった。
心からそう思いましたが、
彼は、逃げたことを長く悔やむことになるのだろうとも思い、
それを怖れました。

そして、末期癌の妻にどう接したらよいかわからず、向き合えないトム。
心が弱いのか。それとも優しすぎるのか。

トムの妻、メーガンの気持ちが一番想像しやすかったです。
看護師として日々看てきた、そちら側になり、
いろんな予測がついてしまう。
近いうちに自分がどういう状態になるのかが見えてしまう。
近い未来の場面が、回想シーンのように。

彼女は『怒り』の段階だと思いました。
だから、それをあるがままにぶつけ、受け止める相手が必要だった。
それは本来、夫としてのトムの役割だと思います。
でも、できない。
まるで、自分自身が冒されているかのように苦しむ。
妻とともに『怒り』の段階にいて、
妻と同じく、その怒りを受け止めてくれる相手がいない。

そこへ現れたデイビー。
素直に純粋に、怒りをぶつけるその姿は、
お互いの『怒り』をさまよわせあうトムとメーガンに、
どう映ったのでしょうか。
戒めか。救いか。理想か。憧れか。答えか。

母を失くした少年と、母になれずに死んでゆかなくてはならない妻。
だからトムは、少年とともに暮らしたいというメーガンの願いに
抗うことなどできるはずがなかった。

デイビーを得たことで、トムとメーガンは、
お互いに素直な気持ちで向き合うことができるようになる。
そのことで、『怒り』の段階さえ超えて、
穏やかな心を取り戻し寄り添う。

でも、トムとメーガンは気づいていたのでしょうか。
絆が深まれば深まるほど、
デイビーは『母を二度失う』ことになってしまうと。

私の怖れていたことになり、
自分のせいだと思いこんで、苦しむデイビーの姿。
そうじゃないんだと言って抱きしめるトム。
私もそうしたかったです。

実母のときには、あまりに突然で
わけもわからないままに別れることになってしまったけれど、
二度目の母の死は、受容するための時間と
包み込む“父”の愛があった。
だから、実母の死も同時に、
乗り越えることができたのではないでしょうか。
デイビーがメ―ガンと出会ったことには
そういう意味もあったのだと感じられました。

そして、メーガンにとっても、
得られないと思っていた、こどもとの最後のときを過ごせた、
という癒しがあったと思います。
トムにとっては、前を向かせてくれて、
妻との別れを悔いのないものにしてくれて、
忘れ形見ででもあるかのように、
隣にいて喪失感を埋めてくれる存在になったのだと思います。

ラストシーン、繋がれた手に、
愛は、想いなのだと知らされた気がしました。


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配給会社は何をやってるんだろうね。良作なのに。 ネタバレ

投稿日:2010/05/20 レビュアー:MonPetit

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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クリント・イーストウッドの娘、アリソン・イーストウッドの初監督作品。

重なった悲劇の中から芽生えた不思議な絆が描かれている。
日常のようで非日常。ありそうな話でない話。
ストーリーの肝となる展開部分、少年がなついていく過程は意外と雑なつくりだ。
しかしそれを補って余りある程の演出と演技がより深い味わいを出している。
余命わずかな人間が生きがいをあのような形で得ることこそ神様の悪戯だが
この上ない幸せをもたらしていたことがベースになっているのだから。
あの部分の雑なつくりは確信犯であり、正解と思える。

ケビン・ゲーコンとマーシャ・ゲイ・ハーデンの演技によるところも多そうだが、
やはり監督やスタッフの力もかなりのものだ。
アリソン・イーストウッド監督もそうだがスタッフも優秀なのだろう。

暗めの話ではあるのだが、実はそうでもない。
それは3人の笑顔であり、映像や音楽もスタンスは決して暗いものではない。
その集大成がエンディングだ。

ケビン・ゲーコンといえば1995年の「告発」の演技が圧巻だが、派手さはない
もののそれにつぐ作品と感じた。

日本劇場未公開だそうだが、配給会社は何をやってるんだろうね。
文句なしの良作。

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夫婦も親子も、心が通じてこその家族。

投稿日:2009/01/25 レビュアー:

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1〜 5件 / 全44件

ユーザーレビュー

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「人生がバラバラになるとき、愛がそれを元通りにする」

投稿日

2010/07/31

レビュアー

まみもぉ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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直訳すると「鉄道と絆」、健さんの映画みたいですが、
雰囲気は少し重なります。
愛情を内側に握り締め、
鉄道をこよなく愛する無骨な男、
二度の手術、そしてまた再発。余命あとわずかとわかってはいても、
愛する妻の病気に向き合えない夫トム、
ケヴィン・ベーコン、”苦悩する演技”はさすがです。
その妻メーガンにマーシャ・ゲイ・ハーデン。
迫力ある演技の印象が強い女優さんですが、
しっとりと包容力ある優しい女性を違和感なく演じていて、
痛みをこらえながらの表情も素晴らしかったです。
ひしひしと痛みと優しさが、伝わってきました。

子供のいない夫婦。
「時間はたっぷりあると思っていた。
女として妻として看護師として母親として…
でも、どれにもなれない。時間切れよ…」
彼女の言葉、私自身の胸中ど真ん中でした。

愛されているとは、分かっていても、
愛情表現の不器用な夫トム、
「砂みたいな人ね。
つかんでも指の間からこぼれていく…」
ふたりの間の溝は深まるばかり。

そんな夫婦のもとに、
トムの列車の事故で、母親を失い孤児となった少年が現れます。
自殺しようと線路に車で侵入。
引きずり出そうとしましたが間に合いませんでした。
里親のもとを逃げ、捜し出したトムのところへ。
現れるなり、「なんでブレーキをかけなかった」と殴りかかります。
この11歳の少年ディヴィを演じたマイルズ・ヘイザー。
言葉は悪いですが、”掘り出し物”です。
顔立ちはもちろん。滑らかな演技力。
感情を抑えきれず泣きじゃくるシーンには、そこまでできるの?と驚いてしまいました。まさに大人顔負け。
楽しみなこれからです。こういう子役に出会えると嬉しくなります。

行方不明扱いとなっている少年。
違法なこと、ばれたら仕事を失うことにもなる…
でも妻のたっての願いと思い、少年を家におくことになります。
疑似家族ではあるのですが、違和感のない親子3人。

「前の俺は単純だった。すべて白か黒、正しいか正しくないか」
「人生は灰色でいっぱいよ」、メーガンの言葉に、
トムは率直な愛情で返す言葉も得ます。
「全部じゃない。確かなこともある」

トムとメーガンは次第に夫婦の絆を取り戻し、
ディヴィとは、本当の子供のような親子の絆も生まれてきます。
生きることを諦めた死で始まり、生きたい気持ちを拒まれた死、
残された生。静かに暗いお話しが、互いの絆の強さとともに前向きに進んでいきます。
じんわりと、涙がこみあげてくるような作品です。
演出のよさと、役者のしっかりとした演技力がかもしだすじんわり感、
とてもよかったです。

監督はクリント・イーストウッドの娘のアリソン・イーストウッド、
音楽は兄のカイル・イーストウッド。
人の心理的細部を描くのが上手な血筋なのでしょうか。
目元はお父さんそっくりのきれいな方ですね。
これからの作品楽しみです。

重い映画

投稿日

2010/07/01

レビュアー

ロンリー火真西

母を喪い直した少年

投稿日

2010/10/27

レビュアー

蒼生

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まず、デイビーの母親に軽く怒りを感じました。
病気の苦しみは、私には想像することしかできません。
だから、息子を連れて逝こうとした気持ちも、想像するしかできません。
置いて逝くのは不憫だと思ったのか、ずっと一緒にいたかったのか。
それとも、もっと別の理由なのか。
どう想像しても、間違いだとしか言えません。

生きてほしい。

自分の命と引き換えにしても、こどもを護るのが親だと、
そう思っています。
デイビーの母親だって、通常の精神状態なら
私に同調してくれると思います。
判断を誤るほど、病気が苦しかったのだろうと
考えることくらいしかできないです。

それに、鉄道自殺という方法を選んだことも。
確実に運転手の心に重い傷を負わせることになるし、
間違えれば他に負傷者が出る可能性もあるからです。

電車がぶつかる一瞬前にデイビーが逃げてくれてよかった。
心からそう思いましたが、
彼は、逃げたことを長く悔やむことになるのだろうとも思い、
それを怖れました。

そして、末期癌の妻にどう接したらよいかわからず、向き合えないトム。
心が弱いのか。それとも優しすぎるのか。

トムの妻、メーガンの気持ちが一番想像しやすかったです。
看護師として日々看てきた、そちら側になり、
いろんな予測がついてしまう。
近いうちに自分がどういう状態になるのかが見えてしまう。
近い未来の場面が、回想シーンのように。

彼女は『怒り』の段階だと思いました。
だから、それをあるがままにぶつけ、受け止める相手が必要だった。
それは本来、夫としてのトムの役割だと思います。
でも、できない。
まるで、自分自身が冒されているかのように苦しむ。
妻とともに『怒り』の段階にいて、
妻と同じく、その怒りを受け止めてくれる相手がいない。

そこへ現れたデイビー。
素直に純粋に、怒りをぶつけるその姿は、
お互いの『怒り』をさまよわせあうトムとメーガンに、
どう映ったのでしょうか。
戒めか。救いか。理想か。憧れか。答えか。

母を失くした少年と、母になれずに死んでゆかなくてはならない妻。
だからトムは、少年とともに暮らしたいというメーガンの願いに
抗うことなどできるはずがなかった。

デイビーを得たことで、トムとメーガンは、
お互いに素直な気持ちで向き合うことができるようになる。
そのことで、『怒り』の段階さえ超えて、
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でも、トムとメーガンは気づいていたのでしょうか。
絆が深まれば深まるほど、
デイビーは『母を二度失う』ことになってしまうと。

私の怖れていたことになり、
自分のせいだと思いこんで、苦しむデイビーの姿。
そうじゃないんだと言って抱きしめるトム。
私もそうしたかったです。

実母のときには、あまりに突然で
わけもわからないままに別れることになってしまったけれど、
二度目の母の死は、受容するための時間と
包み込む“父”の愛があった。
だから、実母の死も同時に、
乗り越えることができたのではないでしょうか。
デイビーがメ―ガンと出会ったことには
そういう意味もあったのだと感じられました。

そして、メーガンにとっても、
得られないと思っていた、こどもとの最後のときを過ごせた、
という癒しがあったと思います。
トムにとっては、前を向かせてくれて、
妻との別れを悔いのないものにしてくれて、
忘れ形見ででもあるかのように、
隣にいて喪失感を埋めてくれる存在になったのだと思います。

ラストシーン、繋がれた手に、
愛は、想いなのだと知らされた気がしました。


配給会社は何をやってるんだろうね。良作なのに。

投稿日

2010/05/20

レビュアー

MonPetit

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クリント・イーストウッドの娘、アリソン・イーストウッドの初監督作品。

重なった悲劇の中から芽生えた不思議な絆が描かれている。
日常のようで非日常。ありそうな話でない話。
ストーリーの肝となる展開部分、少年がなついていく過程は意外と雑なつくりだ。
しかしそれを補って余りある程の演出と演技がより深い味わいを出している。
余命わずかな人間が生きがいをあのような形で得ることこそ神様の悪戯だが
この上ない幸せをもたらしていたことがベースになっているのだから。
あの部分の雑なつくりは確信犯であり、正解と思える。

ケビン・ゲーコンとマーシャ・ゲイ・ハーデンの演技によるところも多そうだが、
やはり監督やスタッフの力もかなりのものだ。
アリソン・イーストウッド監督もそうだがスタッフも優秀なのだろう。

暗めの話ではあるのだが、実はそうでもない。
それは3人の笑顔であり、映像や音楽もスタンスは決して暗いものではない。
その集大成がエンディングだ。

ケビン・ゲーコンといえば1995年の「告発」の演技が圧巻だが、派手さはない
もののそれにつぐ作品と感じた。

日本劇場未公開だそうだが、配給会社は何をやってるんだろうね。
文句なしの良作。

夫婦も親子も、心が通じてこその家族。

投稿日

2009/01/25

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