カオスヘッド

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原作がニトロプラスのゲーム、製作がマッドハウスということで、けっこう期待しながら全１２話を視聴しましたが、「ハズレ」の印象が強い低レベルの作品だったように思ってます。

物語はオタクで引きこもりと妄想癖がある高校生・西條拓巳が、住んでいる渋谷の街で次々に発生する猟奇殺人事件に巻き込まれていくというミステリー仕立ての展開でした。

制作がマッドハウスというのは名ばかりで、ほとんどアジアの下請け会社に丸投げしたような感じの出来映えで・・・、演出・作画ともに最低レベルだったことに加え、ソード等によるアクションシーンも紙芝居みたいな動きで・・・、非常にがっかりさせられました。

それでも、妄想と現実の区別がつかなくなっていく中で発生する連続殺人事件であるとか、繰り返し出てくるキーワード「その目、誰の目？」であるとか、それぞれの思惑を持って主人公に近づいてくる５人のミステリアスな少女たちであるとか、前半のストーリーは謎が謎を呼ぶスリリングな展開となっていて、けっこう楽しめましたが、残念ながら後半の展開が最悪だったように思っています。

以下、あからさまなネタバレになりますが、





結局、異常な殺人や現象が次々に発生した理由は、妄想を現実化することのできる能力者（ギガロマニアックス）のせいであるという・・・がっくりするような荒唐無稽なオチとなっていて、おまけに主人公自身も、その能力者の妄想によって実体化した存在であるという、説得力ゼロの結末となっていて・・・心底うんざりとさせられました。

ラストは、そんな能力者たちを利用して世界制覇を企む希テクノロジーの社長と、それを防ごうとする主人公たちとの間でのショボい戦いで終わっていましたが、「そもそもなぜ能力者が存在するようになったのか？」とか、「なぜ主人公を創った能力者が死んでも彼は消滅しないのか？」とか、アニメ版を見るかぎりではさっぱりつじつまが合わない終わらせ方となっていて、正直製作スタッフたちのいい加減さに腹が立ってくるような感じでした。

ということで、個人的には、出てくるヒロインたちもイマイチ魅力に欠けるし・・・、こんな作品を見ているヒマがあるんなら、宿題でもやっている方がまだマシ（爆）と思えるくらいに、何も得るものがないアニメだったように思っています。

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単刀直入に面白かったです!

軽い気持ちで見た１話にしてこんな面白い展開!!

美少女が殺しちゃってるよ!!

それに何といっても『狂気』!!

また、吉野裕行さん演じる主人公『西條 拓巳』彼のヘタレ具合を完璧に演じていた吉野さんの演技力には脱帽でした。
その彼がヘタレの殻を破り『僕が梨深を助ける』と言ってディソードをリアルブートさせるシーンが一番すきなシーンです!


最初見た時には拓巳に対し大丈夫なんだろうかこいつはとついつい思ってしまっている自分がいるのに最終話近くなると「かっこいいこと言うなぁ〜、」と思ってしまっていました。

最終話の「痛覚は遮断した!!」というセリフも痺れましたね!!

最後まで疑問に思っていた『ギガロマニアックス』と『７人の黒騎士』、結局は同じものを指す言葉だったみたいですけど [グラジオールを倒す黒騎士はどうなったの??]と思っていましたが最後の『黒き大蛇』が関連しているのかなぁと勝手に思っています。

それに、全キャラクター魅力的でした。
『セナ』はあのクールの中に隠れた子犬にトラウマがあるという一面を見て完璧クールな美少女ではない…だが、それがいい!!

『岸本あやせ』も彼女の不思議発言の連発、そして『怪我をしているにも関わらず、拓巳・セナ・梢を助けに来るところが好きです!!』そして決定打は『嘆きの川-コキュートス-』ギリシャ神話が大好きな僕にとっては興奮が抑えきれませんでした。
でもどうせなら最後、野呂瀬が『タルタロス』に落ちる妄想や火の雨が降りかかる妄想とかも付け加えてほしかったとひそかに思ってたりします。

そして頂点に君臨する美少女『七海』。
ういうい&妹キャラ、それでおいて軽いブラコンで文句なし!!な感じでしたね。
あの拓巳から貰ったバングルをあんなにも大切にするところが可愛過ぎる!!そしてもっと希望するなら拓巳と七海がくっついちゃう妄想もアニメで作ってほしかったですね。


上段で述べてきたように見る前まではそこまでマークしていなかったこの作品ですがお分かりいただいたように今では10本の指に入るほどの高ランク作品になっています。見て損はありません!!演出もこっています。

最初は話がぶっ飛んでいるので理解できないかもしれませんがその真実が語られた瞬間このアニメは真の面白さを発揮します!!

皆さんもぜひ見てみてください。

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全話見ました。原作をプレイしていないのですが、普通に楽しめました。最初はヘタレだった主人公卓巳。しかーし！最終巻でみごとヒーローに覚醒。驚くべき成長力です。

ん〜ただもうちょっと他のギガロマニアックスさんたちに活躍の場があれば燃えた（×萌えた）と思うと残念でなりません。激しく舞う剣に飛び散る火花・・・が見たかったんですが・・・。

お気に入りキャラは『折原梢』こと『こずぴぃ』
語尾の『なのら〜』が、なかなか可愛かったです。

本作品の舞台である渋谷の街は、いつの時代でも若者の町です。
商業施設のおしゃれなテナントはめまぐるしく変化していきますが、駅ビルのデパートを筆頭に、駅の西側は昔の形をかなり残しています。
しかし東側は大きく変わりました。東急文化会館という映画館やプラネタリウムを中心とした駅前ビルが取り壊され、地下鉄工事のための資材置き場になっています。かつての渋谷を知る者には特に心に穴が空いたような寂しさを感じさせられます。
本作品ではこのビルが登場しています。
かつて宇宙戦艦ヤマトが劇場公開される際、公開初日に先着順で本当に使用されたセル画が配られました。このセル画を貰うため、当時ではありえなかった徹夜組が列を成しました。行列は文化会館を一周し大きな話題となり、アニメ隆盛のはしりと言われました。（私も友人と並びました・・・なんて古いはなしなんだ！）
そこまで古いファンじゃなくても、かつてのこのビルに想い出を持つ方たち必見です。ビル内部も結構リアルに描かれています。

　原作を全く知らずに見ると……いきなりわけがわかりません。
　最後まで見ましたが……理解できたのかわかりません。

　つまり、結構わけわからないのです。

　拓巳のキャラがどうも馴染めなくて、イラッときたりしてなかなか入り込めなかったというのもあるかもしれません。

　登場する女の子たちはどの子も個性的で……っていうか、個性的すぎる子がいたりしましたが、それもまたいい。

　そんな中でもやっぱりお気に入りは……七海と梢。
　――もなのですが、星来かな。


　とにかく、わけわからんかったが、なんかインパクトはあったぞ、ぼけなす。