ダークフロアーズ

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過剰なジャケ写真を見る限り、ただならぬ雰囲気。

カギを握っていると思われる車椅子の少女を含む６人が病院の５階で立ち往生。ＣＧ幽霊と縫いぐるみモンスターが登場。他の階に行くと医者や患者らが死んで腐っている。外の雨は時間と共に停止状態。モンスターは宇宙人か？一体何しに来たんだ？死体らは後で甦るのか？

本当に怒るよぉ！何のオチも無いじゃん。輪廻？時空間の話？全く意味が分からん。メタルロックｘゴシックホラーらしいが歌は無くモンスターの格好がメタルロック風？で本当の歌手達・・

「フィンランド初」のホラー映画らしい。ギャグは無く超マジメに制作している。オーラス以外は素晴らしいと言えよう。縫いぐるみではあるが、ホラーの雰囲気はとても良かっただけに非常に勿体ない。制作陣の熱意に拍手を送りたい。

オチは無い？けれど、それだけ許せば結構良いですよぉ！

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メタルバンドが原案と言う事で”どうせ大したホラーじゃ・・・”と色眼鏡で観始めたんですが、早々に自分の誤った先入観に気付かされる事になる、非常に良く出来たホラーでした。

ＥＶから出るとそこは異界だった・・・
実は昔に観た『世にも奇妙な物語』で似たような状況の話があり、まさかのあちら系オチかと危惧したんですが、それは杞憂に終わりました。


突然スピーカーから異音が流れたり、壁が徐々に腐食したり、間違い無く『サイレントヒル』の世界観にかなりの影響を受けてるんですが、病院内を白い無機質な世界と陰鬱でダークな世界の２つの世界をモノトーン調で巧く対比させているため、極めて異常な独特の空間を作り上げることに成功してます。

時間が止まり自分たちが同時間帯に幾つもの場所で存在し、リンクし合う演出や魔界の怪物と思しきモンスターに襲われつつ脱出口を探すパニック映画の様な趣向は見応えありましたが、残念なのはモンスターの造形が余りに”そのまんま”の着ぐるみ姿。
正直、全然怖くありません。
得体の知れない禍々しい造形にしてくれないと、クリーチャー大好き人間の私としましては楽しむ事が出来ません。

また、皆様ご指摘の”赤いクレヨン”の意味が不明のまんま幕を下ろされた未消化感とループオチがもやもや感を増幅させてくれてます。
とは言っても、物語に素直に引き込まれる魅力を放つ作品である事は間違いありません。
フィンランド産ホラーは多分初めての観賞だったので、モノ珍しさも手伝ってかなり楽しめました。

ｐｏｋｏちゃんにやめといた方がええでぇ〜と言われたのに。
あの日キャンセルしたはずなのに…
知らん間に手元にあった、なんでやねん？
しゃない、お金はろとるんやから観たろやないかい！

ん〜〜。確かにようわからん。
努力は感じる。絵的に観やすいし、ダークな雰囲気はそれなりに。
んがっ！何があかんて「意味がわからん」説明不足！

自閉症？癲癇？か、わからない少女。
病院で検査中、不審を抱いた父親が無理やり転院さそうとする。
担当医が説得しようと話しながら他の人３人、計６人でエレベーターに乗り込む。途中エレベーターが故障。中の老人が６と７を点滅させるボタンを見上げながら「天国でもない、地獄でもないということか」なんて曰くありげな言葉をのたまうし…
復旧したエレベーターのドアーが開くとそこはダークワールドだった。さあ、彼らは脱出できるのか…とまあ、こんなお話。

この後なぜ彼らは異次元の世界に足を踏み入れたのか？
殺戮しまくる怪物たちの狙いは？
怪物たちはなぜ少女を欲しがる？
そして、赤いクレヨン、青いクレヨンの意味は？
おまけにエンドレス？

ほんと消化不良の多いこと。
この辺教えてくれりゃ、そこそこだったのに。
このままじゃメタルバンドのプロモだなや。ｐｏｋｏちゃん。

あっ、もしかして、「新薬」これか原因は？
じゃあ、少女の幻想？幻覚？
そいいえばいっとたな。「お願いもうやめて、やめてぇ〜」
「どうしようもないのよ。」って。
少女の頭の中で繰り返される世界、ってことか？

それにしても、ほんまようわからんプロモでした。ちがうか！

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なんですかこれは・・・

イントロに
「フィンランドの人気メタルバンド“ローディ”原案・出演によるホラー。」
って書いてるけど・・・

ひょっとして、ただのPVちゃうん？

意味わからん・・・

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フィンランドのメタル・バンド、『ローディ』がモンスター役で出演。
本作の前に「ザ・キン」というショートムービーが撮られており、ＰＶ風ながらも雰囲気はツボだったので、待ちに待った鑑賞。

パラレルワールド的病院を舞台に、怪物たちが出現。
鍵を握るは、治療中の少女サラ。
病院で繰り広げられる怪現象の原因は？

雰囲気は、まさにメタルＣＤのジャケさながら。
コテコテのホラー臭が漂います。

車椅子の陰気な少女。
睨みの演技は必見！！
バンドマンにしては、凝った怪物造形。
これまた車椅子の両目を失った女性の死体。
ゾンビライクな死体も転がる無人病棟。
素材的には、申し分ありません。

残念なのは、物語の起伏が弱く、一本調子的なところ。
監督さんもＰＶやＣＭメインだったので、この辺が課題でしょうか？
オチもいまいち不明ですが、ストレートに捉えると極めて残念。

とは言っても、「フィンランド初のホラー・監督も映画は初」という背景を考慮すれば、努力賞には値するでしょう。
そして、最も評価するはバンド『ローディ』のパワー。

普段から、本当にあの格好で歌っているのです。
マスクつけて、素顔映らないのに、よくバンドやれますね〜。
ギターなんか、あの格好で飛び回ってましたよ。
メンバーに女性がいることすら知りませんでした。

彼らも根っからのホラーファンということで、応援したい存在ではありますね。
努力は、映画になって報われたと思います。
これで全く売れなかったら、あまりに可哀相すぎます。

あまけで、テレ東・大江アナの極短ナビ付き。
ケーキ食べて鑑賞しちゃう設定にモヤモヤ！！