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日本不滅の時代劇ドラマを豪華キャスト共演で映画化した大作。浅野内匠頭の殿中刃傷事件から、吉良邸討入りに至るまでの四十七士たちの人間群像を綴る。
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製作年: |
1954年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
188分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB9289 | 2008年12月20日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
188分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
DB9289
レンタル開始日:
2008年12月20日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
188分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB9289 | 2008年12月20日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
188分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
DB9289
レンタル開始日:
2008年12月20日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
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2位登録者:
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東映に次いで、戦後二番目に作られた「忠臣蔵」映画。昭和二十九年の製作。
GHQのお許しが出てか、タイトルもズバリ「忠臣蔵」です。
これは松竹京都が東西の俳優を総動員し、さらに主人公の大石内蔵助には歌舞伎の八代目松本幸四郎を招いて製作された大作です。
公開当時は四時間近い作品でしたが、現存するのは三時間八分に短縮されたものです。私は長い方も観ているのですが、どこがカットされたかは、はっきり覚えていませんが、浅野内匠頭の刃傷に至るまでがもっと長かったような・・・・・・・・・
脚本を担当したのが作家の村上元三氏と溝口健二監督と名コンビのシナリオライター依田義賢氏のお二人。新解釈の作品誕生を期待しましたが、意外やオーソドックスな仕上がりになっております。
しかし大映、東映版とは違い娯楽的要素は余り無く、「実録忠臣蔵」といった趣で、主君を失った義士たちのあせりやいらだちも克明に描かれ、モノクロと言うこともあって全体に悲壮感が漲っています。
それは内蔵助を演じる松本幸四郎の演技にも良く現れております。大映版の長谷川一夫や東映版の片岡千恵蔵に比べて、幸四郎の重厚な演技は観るものを圧倒します。
エピソードでは四十八人目の男、毛利小平太とその恋人おしのの悲恋にかなりのウエイトが置かれています。
演ずるのは鶴田浩二と桂木洋子。二人とも結核にかかり血を吐いて死んでしまうのですが、このリアリズム演出にはいささかうんざりです。
討ち入りのシーンはかなり長く、吉良がなかなか見付からない、義士たちのあせりが良く描けていたと思います。
そしてラストシーンは泉岳寺。主君内匠頭の墓前に勢揃いした四十七士が一人一人名乗りをあげます。
カメラは次第に俯瞰になりエンドマーク。
哀切な良い幕切れで、感動的です。
以上、いささか暗い感じの「忠臣蔵」ですが、見ごたえは十分だと思います。
松竹にはこの他に「大忠臣蔵」と言う、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵からのエピソードを交えた異色な作品もあり、一通り「忠臣蔵」を観たひとには絶対お薦めです。
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ユーザーレビュー:1件
投稿日
2009/11/26
レビュアー
映画三昧※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
東映に次いで、戦後二番目に作られた「忠臣蔵」映画。昭和二十九年の製作。
GHQのお許しが出てか、タイトルもズバリ「忠臣蔵」です。
これは松竹京都が東西の俳優を総動員し、さらに主人公の大石内蔵助には歌舞伎の八代目松本幸四郎を招いて製作された大作です。
公開当時は四時間近い作品でしたが、現存するのは三時間八分に短縮されたものです。私は長い方も観ているのですが、どこがカットされたかは、はっきり覚えていませんが、浅野内匠頭の刃傷に至るまでがもっと長かったような・・・・・・・・・
脚本を担当したのが作家の村上元三氏と溝口健二監督と名コンビのシナリオライター依田義賢氏のお二人。新解釈の作品誕生を期待しましたが、意外やオーソドックスな仕上がりになっております。
しかし大映、東映版とは違い娯楽的要素は余り無く、「実録忠臣蔵」といった趣で、主君を失った義士たちのあせりやいらだちも克明に描かれ、モノクロと言うこともあって全体に悲壮感が漲っています。
それは内蔵助を演じる松本幸四郎の演技にも良く現れております。大映版の長谷川一夫や東映版の片岡千恵蔵に比べて、幸四郎の重厚な演技は観るものを圧倒します。
エピソードでは四十八人目の男、毛利小平太とその恋人おしのの悲恋にかなりのウエイトが置かれています。
演ずるのは鶴田浩二と桂木洋子。二人とも結核にかかり血を吐いて死んでしまうのですが、このリアリズム演出にはいささかうんざりです。
討ち入りのシーンはかなり長く、吉良がなかなか見付からない、義士たちのあせりが良く描けていたと思います。
そしてラストシーンは泉岳寺。主君内匠頭の墓前に勢揃いした四十七士が一人一人名乗りをあげます。
カメラは次第に俯瞰になりエンドマーク。
哀切な良い幕切れで、感動的です。
以上、いささか暗い感じの「忠臣蔵」ですが、見ごたえは十分だと思います。
松竹にはこの他に「大忠臣蔵」と言う、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵からのエピソードを交えた異色な作品もあり、一通り「忠臣蔵」を観たひとには絶対お薦めです。
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