藤子・Ｆ・不二雄のパラレル・スペース

『値踏みカメラ』はマンガをそのまま再現したので、長澤まさみのダサいセーター姿が凄い。
原作と同じセーターをよく作ったなぁ。
意外に衣装代がかかってたりして。
マンガのような表情や動作は別にいいんだけど、最後の決闘シーンがテンポ悪い。

でも、他の2作はあんまり面白くないんだよなぁ。
長澤まさみが良かったのかな？
それとも原作の方がいいのかなぁ。
他の2作は原作とちょっと違うし。

っていうか、こういうオムニバスってこんなもんか。

あるかもしれませんが、嫌いではない作品です。

「あいつのタイムマシン」「ボノム〜底ぬけさん〜」はいい感じだと思います。
タイムマシーンがあったら確かにこのパラドックスは間違ってはいないと思うし。
女の執念も描かれていたし。（笑）
人がいいのも度を越すと気持ちが悪いってことも分かったし。（笑）

ただ「値ぶみカメラ」については意見が分かれる作品かな〜？
なにせ新しい試みと言ってもいいからね。
僕の場合ははまりませんでした・・・逆にテンポが悪くてイライラすることもあった。
ストーリーには問題ないのですけどね。（汗）

よっぽど面白い！藤子不二雄作品は勝手にドラえもんをイメージしているだけでそれは勘違いってものです。

特に「征地球論」が印象に強い。
ありがちな話ではあるが、今の日本の現状を鋭く抉っているように感じた。
それでもグロテスクにならないのは、この作品はアニメーションがありコミカルに描かれているからかもしれない。
それゆえに想像以上にストレートに心に入ってくるのだ。

冷かしではなく、しっかりと観て欲しい作品だと思う。

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今一番、憧れナ女性。
麻生久美子。狙いで見た。
しかも、藤子・F・不二雄作品の実写化とかって、ソソラレルし。
原作は読んだことないけども。

＊かわい子くん＊
今回の３つの作品の中では、一番好き。
うん、やっぱり、麻生久美子ってかわいい。まさに、かわい子くん。
ヘアースタイルださいけど。
要潤って、こーゆうチャライ男役が似合う。（かなりチョイ役だが。）
顔は全然好みじゃないけど、こーゆう役をやってるとき、
危険なフェロモンが溢れ出していて、騙されちゃうと半分わかってっても、
つい騙されてしまうジゴロな魅力を持っている。（かなり妄想）

＊征地球論＊
ストーリーはありがちながら面白い。
あと、オバＱストラップに、びびるシーンはクスリとなる。
谷村美月って、昔の中山美穂にちょっと似てる気がする。

＊ボクラ共和国＊
うわぁ。かわいい！
ヒロイン役の女の子が超かわいい。ピュアだわー。
でもそれだけ。
女の子に、環境大臣と文部科学大臣をすすめるあたりがヒネリがきいてない。
なにより総理大臣くんが自分でも言ってたけど、キレイゴトすぎる。
クライマックス、ボクラ国民が国会に集合するとき、白人の子も当然のように
やってきてるところに何故か笑けた私はきっとピュアじゃない。

まぁ、こんな感じのホワイトユーモアなお話。
ユニコーンのすばらしい日々はノスタルジックなムードにぴったり。

Ｂ級かと思いきや長澤まさみが出演していたのにはびっくりしました。
そのほかにも結構な有名俳優が出演しています。
この作品の見所はやはり長澤まさみでしょう。
ストーリーは藤子Ｆ不二雄作品だけあってどこかで見たようなものばかりです。
そういう意味ではやや新鮮味に欠け、藤子作品を懐かしむといった意味合いだと思います。