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東のエデン / 早見沙織

東のエデン /神山健治

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全体の平均評価点: (5点満点)

30

DVD

旧作

解説・ストーリー

「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治監督がオリジナルストーリーで放つTVシリーズの第1巻。卒業旅行でアメリカに出掛けた森美咲は、ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれる。キャラクター原案は羽海野チカ。第1話と第2話を収録。

作品情報

製作年:

2009年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

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最新巻情報 旧作

レンタル開始日:2009年11月25日

DVD

旧作

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「東のエデン」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治監督がオリジナルストーリーで放つTVシリーズの第1巻。卒業旅行でアメリカに出掛けた森美咲は、ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれる。キャラクター原案は羽海野チカ。第1話と第2話を収録。

「東のエデン」 の作品情報

作品情報

製作年:

2009年

製作国:

日本

「東のエデン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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最新巻情報 旧作

レンタル開始日:2009年11月25日

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1〜 5件 / 全30件

応接に暇あらず。 ネタバレ

投稿日:2009/08/01 レビュアー:ナナメ歩き

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

救世主譚でありながら、人一人の力なんてという皮肉を逆手に取った
何ともやり切れない感情と先への不安が入り混じる作品
しかし、細かい事は抜きにして非常に観せるに特化した作品です。

本作の魅力は構成が全てです、キャラや作画のクオリティーに
ノブレス携帯やその他細か過ぎる遊びやディテールは味付けにしか過ぎません
全編に通して流れる世相風刺に鬱陶しさを感じた人達も多いでしょう
ですがそれをエンタメとして観せてしまう感性は流石というところでしょうか。

物語自体は非常に単純且つ明解で、腐った日本を正しき道へ導く為という
途方もない十字架と自らの命を代償としたゲームに強制参加させられた
プレイヤー達セレソンのしのぎ合いが展開されます
主人公の『滝沢朗』の登場シーンは確かに意表を付かれました(笑)
ですが最後まで観ると、非常に深い意味が込められてたと感じます
劇中一番のポイントは『滝沢朗』が記憶喪失(自己消去)という事に尽きます
ニート2万人の失踪と憂鬱な月曜日は彼の仕業なのか
そして『Mr OUTSIDE』や『ジュイス』の正体とは?
物語が進むに連れて徐々に謎が解け集約して行きます
先にも述べたように、構成力がハンパじゃないので毎話ドキドキしっぱなしです
ラストは少し肩透かしを食らった感は否めないです、結局アナログ?って(笑)
そして物語はこのシリーズで完結しないのは周知の事実ですが
『咲』の活躍を劇場版で期待したいですね、ですが少しズルイかな?(笑)

ラストのモザイク集団と能力の扱い方は皮肉たっぷりです(苦笑)
末期大国日本、そして政府への明確な提案だと感じます
今こそマンパワーを信じるしかないのかも知れないですね
ネタバレは極力避けたつもりなので、興味を惹かれた方は観て頂きたいです
全てにおいて群を抜いた作品なので、細かい事を気にしなければ
見た事もないサスペンスを堪能できると思います。


豆柴羽生えてます、可愛いです(笑)
『みったん』本名は『みくる』なんですね(爆)
そして……『ぱんつくん』生きてて良かったね。。。

このレビューは気に入りましたか? 24人の会員が気に入ったと投稿しています

もまいらー ! ! (笑) ネタバレ

投稿日:2009/12/02 レビュアー:ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「もまいら〜」とは、「滝沢 朗」がニートどもへ呼びかけるときの言い方。 「おまえらー」の意味。 (笑)

(今後の展開への期待と予想  重大なネタばれの可能性あり)
この第5巻で話は急展開、いよいよというところで、劇場版へ。

「滝沢 朗」に課せられたセレソン・ゲームという「むちゃぶり」とは、社会が若者に対して大人になるために課す「通過儀礼」を表していると思います。
通過儀礼とは理不尽なものですが、それをくぐりぬけることで人生の節目となり、それまでの自分(こども)からの脱皮の役割を果たすとされています。
そしてニートとは「就職活動」とか「結婚」とかの通過儀礼を「できない」か「したくない」ために回避した者たち。

つぎに「Mr.アウトサイド」とは何者か。  ぼくは「父性」を表していると思います。
自我に目覚めた子供たちに立ちはだかり、甘えや反抗を受け止め、克服をうながす父性というもの。
戦後、軍国主義や家父長と結び付けられて問題視され、軽視されてきた父性。
人気CMの流れを見ても「亭主元気で留守がいい」でしたし、今や「白い犬」です。

だが今は父性の不在こそが問われています。  家庭での父親の影のうすさや責任逃れ。
「Mr.アウトサイド」という名が象徴的だと思います。
家庭の中で不在とされ、影が薄いからこそ、ゲームとして人工的に設定された。

では母性を表すのは何か。 それはもう、まずはJuizでしょう。システム化された母性。
「ものわかりがよく」て、子どもの甘えを何でも受け入れて包みいれてしまう存在。
日本は「甘えの文化」の国とされています。 
そしてドラえもんが評価されるのはアジアのみで、欧米では子どもをスポイルさせるとして否定的と聞きます。

『エデンの東』が母の不在と、立ちはだかる父の物語としたら、
『東のエデン』は父の不在と、母からの自立の物語ではないでしょうか。

「セレソン」「サポーター」とはサッカー・ブラジル代表から来た言葉ですが、12人というのはキリストの弟子と同じ数で、一人だけいる「サポーター」がその中の異分子を意味するとしたら、「サポーター」とはユダを指すのでしょう。
信頼されていた、意外な人物が裏切るということなら、Juizと関係がある ?

どうやればゲームに勝てるのか?
ゲームの敗者を見ていくと、火浦は老人介護体制を作ったのに、だめだった。
刑事である近藤を殺したのは誰か。
勝てるのは家族の中核となる男と女(必ずしも夫婦というよりパートナー)の再確立に成功した者ではないでしょうか。 
老人と子どもの世話はシステムによってもできるが限界があり、中核としてはやはり担うことになる家庭が再確立されなければならないというのがMr.アウトサイドが考える「正しい方向」なのでは?
補完的なシステム構築だけではだめ、家庭を崩壊させた者は敗者とみなされるということでしょう。

そうすると「滝沢 朗」と森美 咲の今後はどうなる?
記憶喪失が若い男性のアイデンティティの喪失を象徴するなら、「滝沢 朗」はどんな選択をして自分を確立していくのか。
彼はあくまで王子様なのか。 それとも咲も自立していくのか。
ニートたちを大人として自立させることはできるのか。

きのう述べたように「オチンチンを持つ者の責務」(ダンディズム)がテーマの一つとしたら、日本再生のためには、役に立たないジョニーは排除するのが「正しい方向」なのか、あるいは救済して再生するのが「正しい方向」なのか。

これは通過儀礼を課せられた若者が、大人になるための人生の選択をしていく物語といえます。
今後の展開が楽しみ。

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

その名はジョニー。 ネタバレ

投稿日:2009/12/01 レビュアー:ロキュータス

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ぼくの記憶に間違えなければ、亡くなった赤塚不二夫は自分のオチンチンにゴンちゃんという名前を付けていたとか。
「ゴンちゃん、おはよう」
「こらっ、ダメだよ、ゴンちゃん」
「しっかり。 がんばれ ゴンちゃん」とか言っていたそうです。(笑)

さて、この『東のエデン』では、男性器はジョニーと呼ばれ、ジョニー・クリーチャーというキャラクターも出てきますし、拉致された男性のジョニーが葉巻用のシガー・カッターでちょん切られる「ジョニー狩り」( きゃ〜、助けて〜)という猟奇事件も、控えた表現ながら出てきます。

このように活字で書いたり、実写ならなまなましく感じられますが、キャラクター原案が『ハチミツとクローバー』の羽海野チカということもあって、さわやかに、ユーモラスに描けるのはアニメならではですね。
描かれるさまざまなことに性的な意味をとってしまうのは考えすぎでしょうか。(笑)

「ミサイル発射」も、その攻撃の対象も、そうでしょう。
「上がってしまった老人」と「役たたずのニート」も経済力の話だけではなくて、「引きこもり」は「子宮回帰」、「役たたずのニート」は「性的な不能」とも言っているのでしょう。

女性セレソンの白鳥・ダイアナ・黒羽がやっている二つの仕事の意味。
また、一人が勝てば残りは全部死ぬ運命というゲームの設定って精子を連想させますね。

「救世主」という言葉は聖書を連想させますが、この話がモーゼのEXODUSやイエス・キリストを暗示させるものではなく、ヘビにそそのかされて禁断の実を食べた男女の話である「エデン」なのもそうです。
エデンを追放されて、アダムとイブは荒野を行かなければならなくなるわけですが、追放する神が親を指しているとしたら、結婚とは親の庇護という楽園を離れてパートナーとともに苦難を乗り越えていくことだと言っているのでしょう。

咲は「滝沢 朗」のことを、自分にとっての(白馬に乗った)王子様ではないか、と思っています。
そこから「ノブレス・オブリージュ」とはダンディズムを指しているのだと言えないでしょうか。

つまりこのアニメ、今の日本の男子のあり方を問うているのです。
でも誰もが王子様になれるわけでもありません。
人間の生に性は不可避。
では「役たたずのニート」の性はどうなっているでしょう。女性に興味がないわけではない。
AVをおかずにするにしろ、アニメ・キャラに萌えるにしろ、バーチャルな女性相手の自己完結です。
生身の女性は不可解と感じ、またおじけづいてどう接していいかわからないのではないでしょうか。
夫として妻と生きる、父として子を育てることは重いことです。
責任から逃れた軽い人生を過ごしたいと思っている者には、パートナーとして共に荒野を渡ることはできず、社会は閉塞状況を抜け出られません。

男も「男に生まれるのではない。男になるのだ」と言えます。
ダンディズムとは、「オチンチンを持つ者のプライドと責務」。
荒野を共に渡る女に対する男の、独りよがりかもしれませんが、重荷を背負う覚悟と心意気です。

それを描いたアニメだと、責任から逃れた軽い人生を過ごしたいと思っているハンパ者だから感じます。
今後の展開を楽しみつつ・・・自爆。

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

85pts. 【アニメ制作】Production I.G ネタバレ

投稿日:2009/08/24 レビュアー:ヴィル

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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キリ番の可能性が高いので、、、
よくわかんないけど・・・

ストックの中では、なかなか、面白いと思う、
この作品を取りあげます。


本作は、テーマが、とてもはっきりしていて、
”ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)”
を取りあげています。

そして、なかなか、それを、
オリジナリティ高く、描いているアニメ作品です。

2011年2月、大学の卒業旅行として、
アメリカを旅し、ホワイトハウスにやってきた、森美 咲。
世界の中心を、まったく実感しないその場所に立ち、
噴水にコインを入れようという、ゆとりっぽい発想で、
コインを投げ入れる。
それを見咎められ、警官が近寄ってこようとしたとき、
道路の反対側に、裸で、片手に携帯、片手に銃を持ったの日本人青年が現れた。

”裸になってなにが悪い”とはいわずに(笑)
警官の目をひきつけた彼は、彼女をその場から逃がすが、
彼は、なぜ、自分自身がそこに裸でいたのか、
まったくわかっていなかった。

話が進むにつれ、その持っていた携帯は、
”ノブレス携帯”と呼ばれるもので、
日本を救うために、”Mr.OUTSIDE”と呼ばれる人が、
12人の”セレソン”と呼ばれる人に、
渡したもので、彼は、その一人だったことがわかる。

その機能は、電子マネーが100億円入っており、
その携帯端末から、指紋認証後に、
ジュイスと呼ばれる女性に電話することで、
あらゆることが、その金銭で、解決してくれる。

ゴールは、”日本を救うこと”
ただし、100億円を使い切ったり、日本を救うことと、
関係のないことに、お金を多量に使い続けることを行うと、
サポーターと呼ばれる、この携帯を持つ、12人のうちの、
一人が、その人を殺しに来るという設定。



作画がなかなか丁寧で、
かなり、ぶっとんだ設定でありながら、
その説明は、なかなか、わかりやすく、
すんなり物語に入っていける。

また、細かい脚本の作り込み、たとえば、
ジュイスの受け答えも、ウィットに富んでおり、
脚本も、なかなか練られていると思う。

特権階級を許さない平民が、
新しい特権階級を形成してるともいえなくもない、今の世の中。

しかし、その新しい特権階級は、
それまで追ってきた貴族の義務は果たそうとはしていないのではないか。

今の日本を描く上で、この責任・義務の所在の欠損は、
避けて通れない問題で、
それを、直視して描いた作品で、テーマ性は、とてもうまい。

(コメント欄に続きます)

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現代日本の閉塞感を見事に表現した傑作アニメ!

投稿日:2009/07/12 レビュアー:ひら

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1〜 5件 / 全30件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:30件

応接に暇あらず。

投稿日

2009/08/01

レビュアー

ナナメ歩き

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救世主譚でありながら、人一人の力なんてという皮肉を逆手に取った
何ともやり切れない感情と先への不安が入り混じる作品
しかし、細かい事は抜きにして非常に観せるに特化した作品です。

本作の魅力は構成が全てです、キャラや作画のクオリティーに
ノブレス携帯やその他細か過ぎる遊びやディテールは味付けにしか過ぎません
全編に通して流れる世相風刺に鬱陶しさを感じた人達も多いでしょう
ですがそれをエンタメとして観せてしまう感性は流石というところでしょうか。

物語自体は非常に単純且つ明解で、腐った日本を正しき道へ導く為という
途方もない十字架と自らの命を代償としたゲームに強制参加させられた
プレイヤー達セレソンのしのぎ合いが展開されます
主人公の『滝沢朗』の登場シーンは確かに意表を付かれました(笑)
ですが最後まで観ると、非常に深い意味が込められてたと感じます
劇中一番のポイントは『滝沢朗』が記憶喪失(自己消去)という事に尽きます
ニート2万人の失踪と憂鬱な月曜日は彼の仕業なのか
そして『Mr OUTSIDE』や『ジュイス』の正体とは?
物語が進むに連れて徐々に謎が解け集約して行きます
先にも述べたように、構成力がハンパじゃないので毎話ドキドキしっぱなしです
ラストは少し肩透かしを食らった感は否めないです、結局アナログ?って(笑)
そして物語はこのシリーズで完結しないのは周知の事実ですが
『咲』の活躍を劇場版で期待したいですね、ですが少しズルイかな?(笑)

ラストのモザイク集団と能力の扱い方は皮肉たっぷりです(苦笑)
末期大国日本、そして政府への明確な提案だと感じます
今こそマンパワーを信じるしかないのかも知れないですね
ネタバレは極力避けたつもりなので、興味を惹かれた方は観て頂きたいです
全てにおいて群を抜いた作品なので、細かい事を気にしなければ
見た事もないサスペンスを堪能できると思います。


豆柴羽生えてます、可愛いです(笑)
『みったん』本名は『みくる』なんですね(爆)
そして……『ぱんつくん』生きてて良かったね。。。

もまいらー ! ! (笑)

投稿日

2009/12/02

レビュアー

ロキュータス

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「もまいら〜」とは、「滝沢 朗」がニートどもへ呼びかけるときの言い方。 「おまえらー」の意味。 (笑)

(今後の展開への期待と予想  重大なネタばれの可能性あり)
この第5巻で話は急展開、いよいよというところで、劇場版へ。

「滝沢 朗」に課せられたセレソン・ゲームという「むちゃぶり」とは、社会が若者に対して大人になるために課す「通過儀礼」を表していると思います。
通過儀礼とは理不尽なものですが、それをくぐりぬけることで人生の節目となり、それまでの自分(こども)からの脱皮の役割を果たすとされています。
そしてニートとは「就職活動」とか「結婚」とかの通過儀礼を「できない」か「したくない」ために回避した者たち。

つぎに「Mr.アウトサイド」とは何者か。  ぼくは「父性」を表していると思います。
自我に目覚めた子供たちに立ちはだかり、甘えや反抗を受け止め、克服をうながす父性というもの。
戦後、軍国主義や家父長と結び付けられて問題視され、軽視されてきた父性。
人気CMの流れを見ても「亭主元気で留守がいい」でしたし、今や「白い犬」です。

だが今は父性の不在こそが問われています。  家庭での父親の影のうすさや責任逃れ。
「Mr.アウトサイド」という名が象徴的だと思います。
家庭の中で不在とされ、影が薄いからこそ、ゲームとして人工的に設定された。

では母性を表すのは何か。 それはもう、まずはJuizでしょう。システム化された母性。
「ものわかりがよく」て、子どもの甘えを何でも受け入れて包みいれてしまう存在。
日本は「甘えの文化」の国とされています。 
そしてドラえもんが評価されるのはアジアのみで、欧米では子どもをスポイルさせるとして否定的と聞きます。

『エデンの東』が母の不在と、立ちはだかる父の物語としたら、
『東のエデン』は父の不在と、母からの自立の物語ではないでしょうか。

「セレソン」「サポーター」とはサッカー・ブラジル代表から来た言葉ですが、12人というのはキリストの弟子と同じ数で、一人だけいる「サポーター」がその中の異分子を意味するとしたら、「サポーター」とはユダを指すのでしょう。
信頼されていた、意外な人物が裏切るということなら、Juizと関係がある ?

どうやればゲームに勝てるのか?
ゲームの敗者を見ていくと、火浦は老人介護体制を作ったのに、だめだった。
刑事である近藤を殺したのは誰か。
勝てるのは家族の中核となる男と女(必ずしも夫婦というよりパートナー)の再確立に成功した者ではないでしょうか。 
老人と子どもの世話はシステムによってもできるが限界があり、中核としてはやはり担うことになる家庭が再確立されなければならないというのがMr.アウトサイドが考える「正しい方向」なのでは?
補完的なシステム構築だけではだめ、家庭を崩壊させた者は敗者とみなされるということでしょう。

そうすると「滝沢 朗」と森美 咲の今後はどうなる?
記憶喪失が若い男性のアイデンティティの喪失を象徴するなら、「滝沢 朗」はどんな選択をして自分を確立していくのか。
彼はあくまで王子様なのか。 それとも咲も自立していくのか。
ニートたちを大人として自立させることはできるのか。

きのう述べたように「オチンチンを持つ者の責務」(ダンディズム)がテーマの一つとしたら、日本再生のためには、役に立たないジョニーは排除するのが「正しい方向」なのか、あるいは救済して再生するのが「正しい方向」なのか。

これは通過儀礼を課せられた若者が、大人になるための人生の選択をしていく物語といえます。
今後の展開が楽しみ。

その名はジョニー。

投稿日

2009/12/01

レビュアー

ロキュータス

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ぼくの記憶に間違えなければ、亡くなった赤塚不二夫は自分のオチンチンにゴンちゃんという名前を付けていたとか。
「ゴンちゃん、おはよう」
「こらっ、ダメだよ、ゴンちゃん」
「しっかり。 がんばれ ゴンちゃん」とか言っていたそうです。(笑)

さて、この『東のエデン』では、男性器はジョニーと呼ばれ、ジョニー・クリーチャーというキャラクターも出てきますし、拉致された男性のジョニーが葉巻用のシガー・カッターでちょん切られる「ジョニー狩り」( きゃ〜、助けて〜)という猟奇事件も、控えた表現ながら出てきます。

このように活字で書いたり、実写ならなまなましく感じられますが、キャラクター原案が『ハチミツとクローバー』の羽海野チカということもあって、さわやかに、ユーモラスに描けるのはアニメならではですね。
描かれるさまざまなことに性的な意味をとってしまうのは考えすぎでしょうか。(笑)

「ミサイル発射」も、その攻撃の対象も、そうでしょう。
「上がってしまった老人」と「役たたずのニート」も経済力の話だけではなくて、「引きこもり」は「子宮回帰」、「役たたずのニート」は「性的な不能」とも言っているのでしょう。

女性セレソンの白鳥・ダイアナ・黒羽がやっている二つの仕事の意味。
また、一人が勝てば残りは全部死ぬ運命というゲームの設定って精子を連想させますね。

「救世主」という言葉は聖書を連想させますが、この話がモーゼのEXODUSやイエス・キリストを暗示させるものではなく、ヘビにそそのかされて禁断の実を食べた男女の話である「エデン」なのもそうです。
エデンを追放されて、アダムとイブは荒野を行かなければならなくなるわけですが、追放する神が親を指しているとしたら、結婚とは親の庇護という楽園を離れてパートナーとともに苦難を乗り越えていくことだと言っているのでしょう。

咲は「滝沢 朗」のことを、自分にとっての(白馬に乗った)王子様ではないか、と思っています。
そこから「ノブレス・オブリージュ」とはダンディズムを指しているのだと言えないでしょうか。

つまりこのアニメ、今の日本の男子のあり方を問うているのです。
でも誰もが王子様になれるわけでもありません。
人間の生に性は不可避。
では「役たたずのニート」の性はどうなっているでしょう。女性に興味がないわけではない。
AVをおかずにするにしろ、アニメ・キャラに萌えるにしろ、バーチャルな女性相手の自己完結です。
生身の女性は不可解と感じ、またおじけづいてどう接していいかわからないのではないでしょうか。
夫として妻と生きる、父として子を育てることは重いことです。
責任から逃れた軽い人生を過ごしたいと思っている者には、パートナーとして共に荒野を渡ることはできず、社会は閉塞状況を抜け出られません。

男も「男に生まれるのではない。男になるのだ」と言えます。
ダンディズムとは、「オチンチンを持つ者のプライドと責務」。
荒野を共に渡る女に対する男の、独りよがりかもしれませんが、重荷を背負う覚悟と心意気です。

それを描いたアニメだと、責任から逃れた軽い人生を過ごしたいと思っているハンパ者だから感じます。
今後の展開を楽しみつつ・・・自爆。

85pts. 【アニメ制作】Production I.G

投稿日

2009/08/24

レビュアー

ヴィル

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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キリ番の可能性が高いので、、、
よくわかんないけど・・・

ストックの中では、なかなか、面白いと思う、
この作品を取りあげます。


本作は、テーマが、とてもはっきりしていて、
”ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)”
を取りあげています。

そして、なかなか、それを、
オリジナリティ高く、描いているアニメ作品です。

2011年2月、大学の卒業旅行として、
アメリカを旅し、ホワイトハウスにやってきた、森美 咲。
世界の中心を、まったく実感しないその場所に立ち、
噴水にコインを入れようという、ゆとりっぽい発想で、
コインを投げ入れる。
それを見咎められ、警官が近寄ってこようとしたとき、
道路の反対側に、裸で、片手に携帯、片手に銃を持ったの日本人青年が現れた。

”裸になってなにが悪い”とはいわずに(笑)
警官の目をひきつけた彼は、彼女をその場から逃がすが、
彼は、なぜ、自分自身がそこに裸でいたのか、
まったくわかっていなかった。

話が進むにつれ、その持っていた携帯は、
”ノブレス携帯”と呼ばれるもので、
日本を救うために、”Mr.OUTSIDE”と呼ばれる人が、
12人の”セレソン”と呼ばれる人に、
渡したもので、彼は、その一人だったことがわかる。

その機能は、電子マネーが100億円入っており、
その携帯端末から、指紋認証後に、
ジュイスと呼ばれる女性に電話することで、
あらゆることが、その金銭で、解決してくれる。

ゴールは、”日本を救うこと”
ただし、100億円を使い切ったり、日本を救うことと、
関係のないことに、お金を多量に使い続けることを行うと、
サポーターと呼ばれる、この携帯を持つ、12人のうちの、
一人が、その人を殺しに来るという設定。



作画がなかなか丁寧で、
かなり、ぶっとんだ設定でありながら、
その説明は、なかなか、わかりやすく、
すんなり物語に入っていける。

また、細かい脚本の作り込み、たとえば、
ジュイスの受け答えも、ウィットに富んでおり、
脚本も、なかなか練られていると思う。

特権階級を許さない平民が、
新しい特権階級を形成してるともいえなくもない、今の世の中。

しかし、その新しい特権階級は、
それまで追ってきた貴族の義務は果たそうとはしていないのではないか。

今の日本を描く上で、この責任・義務の所在の欠損は、
避けて通れない問題で、
それを、直視して描いた作品で、テーマ性は、とてもうまい。

(コメント欄に続きます)

現代日本の閉塞感を見事に表現した傑作アニメ!

投稿日

2009/07/12

レビュアー

ひら

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もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。

無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。

定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。

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  • 宅配レンタル 定額4プラン
    月額1,026円税込
    • DVD/CDが定額で月4枚レンタルできる!※1
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  • 都度課金 プラン
    無料会員 月額0円税込 ※都度レンタル時の費用は発生します
    • 月額無料で単品レンタルを楽しみたい方におすすめ!
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

東のエデン