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ラースと、その彼女 <特別編>

ラースと、その彼女 <特別編>の画像・ジャケット写真

ラースと、その彼女 <特別編> / ライアン・ゴズリング

ラースと、その彼女 <特別編> /クレイグ・ギレスピー

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

等身大のリアルドールを本物の彼女と思い込んでしまった青年と、彼を取り巻く人々の温かい交流を描いたハートウォーミングドラマ。心優しい青年・ラースは、ある日インターネットで購入したリアルドール“ビアンカ”を、恋人として周囲に紹介し…。

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「ラースと、その彼女 <特別編>」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

等身大のリアルドールを本物の彼女と思い込んでしまった青年と、彼を取り巻く人々の温かい交流を描いたハートウォーミングドラマ。心優しい青年・ラースは、ある日インターネットで購入したリアルドール“ビアンカ”を、恋人として周囲に紹介し…。

「ラースと、その彼女 <特別編>」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

アメリカ

原題:

LARS AND THE REAL GIRL

「ラースと、その彼女 <特別編>」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

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国内・海外ドラマ

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タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
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※2022年2月 現在のタイトル数

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1〜 5件 / 全148件

とんでもない良作でした。 ネタバレ

投稿日:2009/08/17 レビュアー:MonPetit

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ゆっくりと、とにかくゆっくりと
ラースの病んだ心は溶かされていったようです。
あり得ないぐらいの温かさで兄夫婦はもちろん、街中の人々が彼を包み込んで最後
に彼は一歩を、大きな一歩を踏み出せたようです。

彼に対してリアルに対応していたのは女医さんだけ。ここを描きすぎなかったことが
ハートフルな作品へと導く結果になったわけだが、非常に難しくそして繊細なテーマ。
彼があのようになったことに対して多くの描写がなかったこともよかったかな。
重すぎず暗すぎず絶妙なバランスで作られた作品は素晴らしいものでした。

言葉だけで彼は踏み出せたわけではないけど、兄嫁の真剣な訴えと兄の大人になる
ということの話が背中を押したことは間違いなく、胸が熱くなるものがある。
本作はとにかくセリフが素晴らしい、セリフでこんなに感心させられたものが今まであっ
ただろうかとさえ思えてしまう。エンディングも完璧。
ライアン・ゴズリングの演技もひかってます。

これは必見の良作。

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恋人は人形、ラースの心の再生の物語 ネタバレ

投稿日:2009/07/21 レビュアー:ミルクチョコ

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アカデミー賞、脚本賞にノミネートされた作品だけあって、オリジナリティ溢れる人間ドラマです。
青年が、人形に恋をするという奇抜な設定なのですが、物語が進むにつれて、人と人との交流する温かさと、青年が自分の心を再生させるために、悩みぬく姿や、家族の人たちの優しさ、ラースに手を差し伸べる周りの人たちの温かさが涙を誘います。

主人公のラースを産んだ時に、母親が亡くなってしまうというショックと人付き合いが苦手だった父親の影響で、極端に誰かと関わることを嫌がるラース。
そんな彼を心配する兄夫婦は、ラースがガールフレンドを紹介すると言われて喜ぶのですが、紹介されたのは、何とネットで買った人形だったのです。

普通に考えると、変態、オタク人間などそういう言葉が出てきてしかるべきなのですが、ラースの軌道を逸した様子に、あっけに取られる兄夫婦や、敬虔なクリスチャンが多い、小さな田舎町の人々。
思わず、噴き出してしまいそうなシーンもあるものの、次第にストーリーに引き込まれます。

当然ながら、最初から街の住人は、人形「ビアンカ」を受け入れていた訳ではないと思います。優しいラースは、町中の人たちから好かれていたがために、変人扱いせずに、「ビアンカ」を受け入れたのでしょう。
この人形「ビアンカ」と過ごす日々は、彼の幼い頃から内包しているトラウマをいかに対峙し、クリアにしていくかという、葛藤の日々だったのかもしれません。
人形を用いることによってそういう妄想状態から抜け出すための治療方法が、彼がそうしたくて、そうしたのだからと、周囲は妄想から抜け出すまで彼と付き合います。
その根気の良さや、彼を信じ、街の人々が勇気を持って彼に手を差し伸べる姿がとても優しくて、些細なことだけれども、深みのある作品だと思います。
女医役が、キーパーソンとなって物語りは、進んでいきます。

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箱の中の女 ネタバレ

投稿日:2009/08/16 レビュアー:裸足のラヴァース

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うーん これはまたレヴュアーのみなさんが 暖かいお話とばらしてしまってるから 団鬼六原作みたいな展開はないとわかるとW 実際 謎の木箱が主人公の住むガレージに持ち込まれる時 これをどう隠すかの展開になると思いきや あっさりお兄ちゃん夫婦にドールを居間で紹介するシーンには爆笑してしまった もう妄想病を周りがどう扱うかの主題をはっきり提示するわけね

なんせ ダッチワイフなわけで これは「やわらかい手」のようにやばい内容ですね 主人公の妄想よりこのお人形さんの存在がやばい 可愛いお人形じゃないだろうみたいな よふかしさんがおっしゃいますようにセックスの問題を脱臭してしまった偽善はあるようなね でもまあこれもありでしょうね ライアン・ゴスリングの演技がその問題は解消してるようにボクは思いましたね

そういった展開ですので けっしてピグマリオニズムやらハンス・ベルメールやらにはいかないのですが と言いますか おやおやこのドールをあくまでお話を進めるためのマクガフィンに徹してしまう演出もったいないとも思われます いつ主人公の幻想の中で話し出したり動き出したりしないかと密かな期待を抱いたんですけどね また街の人々に受け入れられる段階で マクガフィンを抜け出てしまうのではとか途中思うわけですけど そうじゃなくてあくまで慎ましい扱いですね まさに木偶人形 真面目な映画なんですね

主人公が窓ガラス越しに兄嫁を見つめているシーンから まだ寒い春の湖畔のロングで捉えたラストシーン 人に対する疎隔感から 静かな悲哀ある覚醒の瞬間までを ライアン・ゴスリングが的確な演技でこの映画を支え続けます 危ういバランスを見事に乗り切ったシネマであると思います

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

ブランケット ネタバレ

投稿日:2011/01/23 レビュアー:ビンス

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ラースは町のみんなのことが好きだ。
町のみんなもラースのことが好きだ。
でも町のみんなとラース。
ラースと町のみんな。
「と」があった。
ひとつの集合体で暮らしながら、ラースにはその世界の空気を上手く吸い込めない。
同じ世界の同じ空気。
だけどラースは「ラースの四角い箱」の中の空気しか上手く吸い込めない。
自分でも気付いていない透明な四角い箱。
その箱がパリンと割れる日が訪れる。
ラースの彼女ビアンカ。
彼女の存在が、四角い箱を消し去る。
彼女はラースと町のみんなとのワンクッション。
ワンクッションあることで。
ラースは上手く空気が吸えるようになる。
きっと昔は吸えていたその空気。
それは、それまでの彼が失くしていたものを取り戻すためになくてはならないもの。
ここからが、この物語の素晴らしいところですね。
ラースとその彼女。
ラースとビアンカ。
ラースとリアルドール。
「ラースとリアルドール」という選択は間違ってない。
非難されることもないでしょう。
でも、多くの人々はラースとその彼女にブランケットをかけてあげる。
温かいブランケット。
彼ら、彼女らの選択は「ラースとビアンカ」。
そのブランケットでくるんであげて。
優しく彼らを見守るのです。
その温かさの中でラースは呼吸する。
そして町のみんな。
ブランケットをかけてあげる行為
ブランケットをかけてあげる厚意。
その厚意を通して彼女たちは自分と対峙する。
自分たちの気持ちの根底にある最もシンプルなものに嘘をつかないために、私たちがどんな行動をすべきなのか。
つまらないものに囚われると、大切な人と自分さえも傷つけてしまう。
シンプルなもの。
それは「あなたが好き」というとても強い気持ち。
そう思われるのはラースの人間力。
そう思えるのは町のみんなの人間力。
物語の中でラースは「僕ら兄弟は女性運がイイ」と言う。
そうだよ。
女性運というより人間運がイイんだ。
君と出会えた町のみんなも、同じくらい人間運がイイんだ。
温かくなったら、ブランケットはたたんで返そう。
そとのきは・・・
ラースも町のみんな。

エミリー・モーティマーが大好きだ。

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ジーンと沁み込みました。 ネタバレ

投稿日:2010/01/16 レビュアー:

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素敵でした。心温まる映画ってこうゆう作品だと思う。
この映画に出てる人、全員がそれぞれの優しさで満ちていて。
そんないい人ばっかり存在するわけないんだけども、
そんなファンタジーテイストの人々だらけでも違和感なんてないし。

最初にリアルドールのビアンカを彼女だと紹介してきた時なんて「はぁ!?」と
笑ってしまいました。冗談を言ってるのかと。。。
でも、ラースは大真面目で。その行動をおかしいと兄夫婦が心配するんですが、
そりゃ〜そうでしょうとも。心配しますよ。だってあくまで女性型の人形なんですもの。
どう対応したらいいのかわからないですよ。
でも、理解しようと努力する事は出来ると思います。

最初ラースを見て、何故彼は町の人達に好かれてるのかが疑問だったんです。
誘っても断るし、話しかけても盛り上がらないし、なによりも話しにくい。
でも、義理の姉に寒いからとストールをかけてあげたり、教会で花瓶を持って行こうとした人をさり気なく手伝ったりしてるラースを見て、
彼が好かれてるのはこういったさり気ない優しさからだろうと思いました。
だからラースが自分の彼女だとビアンカを連れてても周りの人達は優しく受け入れようと
努力したんでしょう。なによりも兄夫婦が受け入れてくれるように
沢山の人達に話してまわったのがよかったんだと思います。
否定するんじゃなく、理解してもらえるように。模索してたんでしょうけど。

さり気ない優しさって、とっても素敵ですよね♪
この映画の『さり気なさ』が心に沁みました(>_<)

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1〜 5件 / 全148件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:148件

とんでもない良作でした。

投稿日

2009/08/17

レビュアー

MonPetit

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ゆっくりと、とにかくゆっくりと
ラースの病んだ心は溶かされていったようです。
あり得ないぐらいの温かさで兄夫婦はもちろん、街中の人々が彼を包み込んで最後
に彼は一歩を、大きな一歩を踏み出せたようです。

彼に対してリアルに対応していたのは女医さんだけ。ここを描きすぎなかったことが
ハートフルな作品へと導く結果になったわけだが、非常に難しくそして繊細なテーマ。
彼があのようになったことに対して多くの描写がなかったこともよかったかな。
重すぎず暗すぎず絶妙なバランスで作られた作品は素晴らしいものでした。

言葉だけで彼は踏み出せたわけではないけど、兄嫁の真剣な訴えと兄の大人になる
ということの話が背中を押したことは間違いなく、胸が熱くなるものがある。
本作はとにかくセリフが素晴らしい、セリフでこんなに感心させられたものが今まであっ
ただろうかとさえ思えてしまう。エンディングも完璧。
ライアン・ゴズリングの演技もひかってます。

これは必見の良作。

恋人は人形、ラースの心の再生の物語

投稿日

2009/07/21

レビュアー

ミルクチョコ

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アカデミー賞、脚本賞にノミネートされた作品だけあって、オリジナリティ溢れる人間ドラマです。
青年が、人形に恋をするという奇抜な設定なのですが、物語が進むにつれて、人と人との交流する温かさと、青年が自分の心を再生させるために、悩みぬく姿や、家族の人たちの優しさ、ラースに手を差し伸べる周りの人たちの温かさが涙を誘います。

主人公のラースを産んだ時に、母親が亡くなってしまうというショックと人付き合いが苦手だった父親の影響で、極端に誰かと関わることを嫌がるラース。
そんな彼を心配する兄夫婦は、ラースがガールフレンドを紹介すると言われて喜ぶのですが、紹介されたのは、何とネットで買った人形だったのです。

普通に考えると、変態、オタク人間などそういう言葉が出てきてしかるべきなのですが、ラースの軌道を逸した様子に、あっけに取られる兄夫婦や、敬虔なクリスチャンが多い、小さな田舎町の人々。
思わず、噴き出してしまいそうなシーンもあるものの、次第にストーリーに引き込まれます。

当然ながら、最初から街の住人は、人形「ビアンカ」を受け入れていた訳ではないと思います。優しいラースは、町中の人たちから好かれていたがために、変人扱いせずに、「ビアンカ」を受け入れたのでしょう。
この人形「ビアンカ」と過ごす日々は、彼の幼い頃から内包しているトラウマをいかに対峙し、クリアにしていくかという、葛藤の日々だったのかもしれません。
人形を用いることによってそういう妄想状態から抜け出すための治療方法が、彼がそうしたくて、そうしたのだからと、周囲は妄想から抜け出すまで彼と付き合います。
その根気の良さや、彼を信じ、街の人々が勇気を持って彼に手を差し伸べる姿がとても優しくて、些細なことだけれども、深みのある作品だと思います。
女医役が、キーパーソンとなって物語りは、進んでいきます。

箱の中の女

投稿日

2009/08/16

レビュアー

裸足のラヴァース

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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うーん これはまたレヴュアーのみなさんが 暖かいお話とばらしてしまってるから 団鬼六原作みたいな展開はないとわかるとW 実際 謎の木箱が主人公の住むガレージに持ち込まれる時 これをどう隠すかの展開になると思いきや あっさりお兄ちゃん夫婦にドールを居間で紹介するシーンには爆笑してしまった もう妄想病を周りがどう扱うかの主題をはっきり提示するわけね

なんせ ダッチワイフなわけで これは「やわらかい手」のようにやばい内容ですね 主人公の妄想よりこのお人形さんの存在がやばい 可愛いお人形じゃないだろうみたいな よふかしさんがおっしゃいますようにセックスの問題を脱臭してしまった偽善はあるようなね でもまあこれもありでしょうね ライアン・ゴスリングの演技がその問題は解消してるようにボクは思いましたね

そういった展開ですので けっしてピグマリオニズムやらハンス・ベルメールやらにはいかないのですが と言いますか おやおやこのドールをあくまでお話を進めるためのマクガフィンに徹してしまう演出もったいないとも思われます いつ主人公の幻想の中で話し出したり動き出したりしないかと密かな期待を抱いたんですけどね また街の人々に受け入れられる段階で マクガフィンを抜け出てしまうのではとか途中思うわけですけど そうじゃなくてあくまで慎ましい扱いですね まさに木偶人形 真面目な映画なんですね

主人公が窓ガラス越しに兄嫁を見つめているシーンから まだ寒い春の湖畔のロングで捉えたラストシーン 人に対する疎隔感から 静かな悲哀ある覚醒の瞬間までを ライアン・ゴスリングが的確な演技でこの映画を支え続けます 危ういバランスを見事に乗り切ったシネマであると思います

ブランケット

投稿日

2011/01/23

レビュアー

ビンス

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ラースは町のみんなのことが好きだ。
町のみんなもラースのことが好きだ。
でも町のみんなとラース。
ラースと町のみんな。
「と」があった。
ひとつの集合体で暮らしながら、ラースにはその世界の空気を上手く吸い込めない。
同じ世界の同じ空気。
だけどラースは「ラースの四角い箱」の中の空気しか上手く吸い込めない。
自分でも気付いていない透明な四角い箱。
その箱がパリンと割れる日が訪れる。
ラースの彼女ビアンカ。
彼女の存在が、四角い箱を消し去る。
彼女はラースと町のみんなとのワンクッション。
ワンクッションあることで。
ラースは上手く空気が吸えるようになる。
きっと昔は吸えていたその空気。
それは、それまでの彼が失くしていたものを取り戻すためになくてはならないもの。
ここからが、この物語の素晴らしいところですね。
ラースとその彼女。
ラースとビアンカ。
ラースとリアルドール。
「ラースとリアルドール」という選択は間違ってない。
非難されることもないでしょう。
でも、多くの人々はラースとその彼女にブランケットをかけてあげる。
温かいブランケット。
彼ら、彼女らの選択は「ラースとビアンカ」。
そのブランケットでくるんであげて。
優しく彼らを見守るのです。
その温かさの中でラースは呼吸する。
そして町のみんな。
ブランケットをかけてあげる行為
ブランケットをかけてあげる厚意。
その厚意を通して彼女たちは自分と対峙する。
自分たちの気持ちの根底にある最もシンプルなものに嘘をつかないために、私たちがどんな行動をすべきなのか。
つまらないものに囚われると、大切な人と自分さえも傷つけてしまう。
シンプルなもの。
それは「あなたが好き」というとても強い気持ち。
そう思われるのはラースの人間力。
そう思えるのは町のみんなの人間力。
物語の中でラースは「僕ら兄弟は女性運がイイ」と言う。
そうだよ。
女性運というより人間運がイイんだ。
君と出会えた町のみんなも、同じくらい人間運がイイんだ。
温かくなったら、ブランケットはたたんで返そう。
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エミリー・モーティマーが大好きだ。

ジーンと沁み込みました。

投稿日

2010/01/16

レビュアー

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素敵でした。心温まる映画ってこうゆう作品だと思う。
この映画に出てる人、全員がそれぞれの優しさで満ちていて。
そんないい人ばっかり存在するわけないんだけども、
そんなファンタジーテイストの人々だらけでも違和感なんてないし。

最初にリアルドールのビアンカを彼女だと紹介してきた時なんて「はぁ!?」と
笑ってしまいました。冗談を言ってるのかと。。。
でも、ラースは大真面目で。その行動をおかしいと兄夫婦が心配するんですが、
そりゃ〜そうでしょうとも。心配しますよ。だってあくまで女性型の人形なんですもの。
どう対応したらいいのかわからないですよ。
でも、理解しようと努力する事は出来ると思います。

最初ラースを見て、何故彼は町の人達に好かれてるのかが疑問だったんです。
誘っても断るし、話しかけても盛り上がらないし、なによりも話しにくい。
でも、義理の姉に寒いからとストールをかけてあげたり、教会で花瓶を持って行こうとした人をさり気なく手伝ったりしてるラースを見て、
彼が好かれてるのはこういったさり気ない優しさからだろうと思いました。
だからラースが自分の彼女だとビアンカを連れてても周りの人達は優しく受け入れようと
努力したんでしょう。なによりも兄夫婦が受け入れてくれるように
沢山の人達に話してまわったのがよかったんだと思います。
否定するんじゃなく、理解してもらえるように。模索してたんでしょうけど。

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