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美貌と才能に恵まれ裕福に育った史緒は、父親の会社が突然倒産しオペラ歌手になる夢を断たれてしまう。一方、同じ夢を持つ萌は日々バイトに励む貧しい音大生。2 人は、神野隆のレコード会社が主催するイタリア留学を懸けたコンクールに出場することに。萌に陥れられ優勝を奪われてしまった史緒に手を差し伸べたのは、同じ音大に通う蘭丸。史緒は蘭丸の母、菜都子が経営する銀座の一流クラブで歌手として働き始める。しかし、同じ店で萌もホステスとして働くことになり・・・
美貌と才能に恵まれ裕福に育った史緒は、父親の会社が突然倒産しオペラ歌手になる夢を断たれてしまう。一方、同じ夢を持つ萌は日々バイトに励む貧しい音大生。2 人は、神野隆のレコード会社が主催するイタリア留学を懸けたコンクールに出場することに。萌に陥れられ優勝を奪われてしまった史緒に手を差し伸べたのは、同じ音大に通う蘭丸。史緒は蘭丸の母、菜都子が経営する銀座の一流クラブで歌手として働き始める。しかし、同じ店で萌もホステスとして働くことになり・・・
製作年: |
2008年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
126分 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/2.0chサラウンド/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR3899 | 2009年08月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
11枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
126分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/2.0chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWDR3899
レンタル開始日:
2009年08月05日
在庫枚数
11枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
126分 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/2.0chサラウンド/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR3899 | 2009年08月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
11枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
126分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/2.0chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWDR3899
レンタル開始日:
2009年08月05日
在庫枚数
11枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原作を読みこんで、DVD化を楽しみにしていた人間としては、残念ながら物足りなかったです。
「原作は後から読むのがよい」ってずっと昔から言われてたことですけど、これはやっぱり真理だと、今回改めて思いました。
ストーリーの中の細かい変更は仕方ないと思うし、キャスティングにも文句はありません。全員イメージ通りです。敢えていうなら、蘭ちゃん役がちょっと…とは思いますが、許せないほどでもありません。悪くはありません。原作にない史緒と蘭丸のキスシーンなんて嬉しかったくらいです。
でも、史緒と蘭丸が愛し合うようになった過程や、史緒が蘭丸を愛しながらも断ち切った理由が、原作を読んでない人にはわかりにくいのではないかと思いました。
SRMのオリジナル曲も原作のイメージとかけ離れすぎていてガッカリ・・・せめてもう少し近づけてほしかったです。
原作を読んだことのない人・これからも絶対に読まない人・読んでいるけど割り切ることのできる人は見てもいいと思います。
とはいえ、続編があるなら見たいかと聞かれたら、「見たい」と答えます。原作に忠実に作るなら外人の出演者が多くて難しいでしょうけど・・・
このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています
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こちらも評判がいいので見ましたが これも「チェーサー」ですね 二人の対決とゆう主題です そういえば金子修介の映画はゴジラとガメラの対決とか 「デュエリスト」などのリドリー・スコットのように対決主題が好きなんでしょうかね 二人の女の子の確執・対決です
冒頭 金持ちのお嬢さんの家がしょぼくて たちまち見る気が失せました やはり漫画だからってエクスキューズがあるんでしょうか いや金子はプロダクトデザインをこの映画でたいして気にしてないですね この辺でいいやろと怠慢してます ゴはゴでもゴジラではなくゴージャスが演出できない まあ金子じゃなくても現代映画では演出できないですね スタジオシステムが機能していて金を使える時代ならなんなく実現できていたものです また現代の日本の金持ちの家なんてこんな漫画みたいなものでもありますかね
それでまあ「チェイサー」とまったく同じに それぞれの役者のキャラ作りにだっこにおんぶとなって 物語は円滑に進んでいくとなるわけでしょうけど これはだめやと思ったのですが 貧乏な子がずるくて嫌味で強いキャラなので 増村保造的なシネマになるのかなとちょっと期待をします しかしやはりキャラで持つ物語なのか 日本の漫画は基本 人間関係の綾を描いたら世界一ですからね そんな面白さで持たせるのです ボクとしては その金持ちの家の描写から オペラのバックステージがまるで演歌であるとこや 割合好きな高島礼子の銀座のクラブとかすべて凡庸で この舞台背景との乖離が違和感として終始映画を見ていて 乗れませんでしたね
そんなとこは金子の関心ではなく これは「デスノート」の女の子版を彼としてはやりたかったのでしょうかね デスにおける超越的な能力は オペラの歌手って普通にはない設定でしょう ところがまるで無茶苦茶なお話の「デスノート」より この「プライド」のほうがリアリティがないのですね 皮肉です
お金持ちのお嬢さんはおやっさんが破産して 貧乏人になってしまいます 「美徳の不幸」の始まり 貧乏人対貧乏人でどちらかが劣位ではないのですね これは現代的でしょう そして残るのは自己の生きる条件としてのプライドのありようが描かれるわけなのですが 男の子の心情はわかっても 女の子のそれは金子には描けてないのでは 漫画原作を忠実になぞるだけで精一杯でしょうか
「チェイサー」と同じに 前半と後半をうまくまとめて面白く見せてますが ボク的にはいまひとつでしたかね あそうだ よふかしさん パロールさんも誉めている「デスノート」のほうが断然 出来はいいですよ
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
勝王さんのお勧めだったのですが、非常に面白かったです。
一条さゆりの原作は読んだことがありませんけど、まるで韓流ドラマのようで、「ガラスの仮面」以来の王道少女マンガの特徴をうまく映像化できているんじゃないかと思います。
「NANA」「タイヨウのうた」よりも全然いいと思うんですけどねえ。
にっかつエロ映画出身の金子修介(笑・・・ガメラシリーズのほうが有名か?)「デス・ノート」でも長大な原作漫画をうまくまとめたと思っていましたが、なかなか、観客が見たいと思う映像を作りますねえ。
とにかく、主演の二人もいいし、脇役たちのキャラクターもしっかり立っているので、展開によどみがありません。勝王さんがおっしゃるように、キャストありきでではなく、役柄に合った人をとしっかり考えたキャスティングですよね。
主演二人の対立の構図がとてもうまいなと思います。設定的に有名なオペラ歌手の娘で一流音大に通う何不自由ないお嬢様VSとんでもない母親を持ち、バイトかけもちで三流音大に通う雑草のような娘なんですけど、確かにそう見えますよね。しかも挑戦的なステファニーの乳VS満島ひかりの貧相な胸(それは、関係ないか・・笑)ガメラVSゴジラよりも対立が明確です(笑)
神野と蘭丸も、財力VS才能の構図を見事に表現してますねえ。
ステファニーの演技はアレですが(笑)そのゴツさでニューハーフのようにも見えるのに、蘭丸に、
「歌います」
と言ったときの顔は、とても美しく見えてしまったのです(不覚!)
ステファニーは歌手で(ガンダムのエンディング・テーマを歌ってるらしいです)5オクターブの音域を持っていると言う人なので、歌がうまくても当たり前と思うのですが、満島ひかりの歌のうまさは、ちょっとびっくりしました。調べてみたらフォルダー(沖縄アクターズ・スクールの出身で、スピードの後に売り出した7人組で、後にフォルダー5と5人組になった子たち)の一人なんですね。そりゃ、アンサンブルはうまい訳だ。金子修介の「デス・ノート」で、ライトの妹役をやってましたっけ。
さすがにオペラのオーディション・シーンは吹き替えですけど、口も見事にあっていて、
「もしかしたら、ほんとに歌ってる?」
と思うくらいです。
「プリマ・ドンナ」で二人で歌うシーンでは、
「史緒さん、普通に歌ってください。私があわせますから」
と萌が言いますけど、
「へ?キャスト的に逆だろ」
と思ったら、これが見事に合ってます。ちょっと、背筋がゾクゾクしました。それまでの対立の構図が嘘のように、お互いを信頼し、リスペクトしているような二人の表情の変化も見事でした。
逆に萌が一人で歌った歌は、周りの客が絶賛したり、史緒が、
「初めて、彼女の歌に嫉妬した」
と言うほどのものでは無かったですねえ。やっぱり歌手としての実力はステファニーの方が数段上です。
しかし、演技力とキャラを含めて、女優としての可能性は満島ひかりでしょうね。あのコケティッシュな顔を歪めて罵詈雑言を吐くさまは、ちょっとコワイのですが私、好きです。ああいう、腹黒くて可愛い娘(笑)今後が楽しみな女優さんです。
渡辺大は、どこかで見た顔だと思ったら、渡辺謙の息子ですか。似てますねえ。
高島礼子のこういう役柄は、まるで水を得た魚のようです。あまり好きなタイプでは無いのですが・・・。
「女が二股をかけるのは、どうでもいいか、どうしようもないか、どっちかよ」
う〜ん、深いぞ・・・。
ミッチーは、もうはまり役です。彼は、ミッチーという自分をもきっちりプロデュースしている人なので、こういうある意味、様式的に演じられる役はぴったりです。
久々に映画で見た新山千春もなかなかいいです。
おそらくは、もっと長いスパンで描かれた原作漫画を2時間ちょっとにまとめあげた金子修介の脚色(脚本家は別なのかな?)もうまく、ダイジェスト版のような足早感も無く、少しも長いとは感じませんでした。逆にもうちょっと観たいと思えるくらい。
クライマックスのライブ・シーンでは、何故かわからず涙が出ました。
連ドラにしても面白いだろうなと思いましたが、きちんと映画ならではと言う映像もあり、これはお勧めできますね。
劇場で私が観た回も、観客は私を含めて3人だけでした。「252〜生存者あり〜」「感染列島」よりも、「NANA」「タイヨウのうた」なんぞよりも、全然いいと思えるのに、ちょっと残念です。
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
これはおもしろかったです。けっこうはまりました。
有名オペラ歌手を母親に持ち、才能にも恵まれ、生まれながらのお嬢様、お金の苦労なんか一切したことのない史緒。
貧しい母子家庭に育ち、バイトを掛け持ちしながら2流音大に通う萌。
オペラ歌手を目指すふたりが、壮絶なバトルを繰り広げます。
金持ちの少女が意地悪で、貧乏な方がけなげに努力するという定番型かな?と思いきや、貧乏なほうの萌がかなり性格が悪い。
この人2重人格じゃないかと思うほど、力を持つ人や利用できそうな人にはおもねり、けなげな少女を演じてみせるくせに、史緒に対してはライバル心をむき出しにして、時には殴りかかったり、かなりめちゃくちゃなんですが、その極端さがおもしろいのです。
それに対して史緒の方は、どこか超然としています。ほんとうに育ちのいい人ってきっとこうなんでしょうねえ。
元がマンガなので、それはないやろ?というようなこともあるのですが、このふたりの激しい対立と会話がおもしろいのです。前の方で見ていたおじさんが、いちいち笑うのには閉口しましたけど、笑ってしまう気持ちもわかります。
見終わって2,3日は、頭の中で史緒と萌の対立ごっこができるくらいでした。
ラストシーン、史緒はウィーンへ、萌はミラノ(だったかな?)へ、それぞれオペラの修行に旅立つのですが、
「これであなたの顔をみないですむと思うと、せいせいするわ。」
「あら〜、初めて意見があったわね。」
なんていうせりふ、なんか癖になりそうでした。
主役のステファニーと満島ひかり、どちらも初めて見ましたが、ふたりとも歌がうまい!
オペラのオーデションシーンのシーンは、さすがに吹き替えを使っているらしいですが、「あと2ヶ月準備期間があれば、ふたりは完璧に歌いこなしていただろう。」と金子監督は言ってたらしいです。
それに吹き替えとはいえ、このオーデションで使われたオペラの曲が私も知ってるような有名な曲ばかりで、聞きごたえがありました。
はじめにキャスティングありきではなくて、ちゃんと役にあった人、歌える人をキャスティングしてるところがすごいと思いました。(そのせいで、お客は呼べなかったでしょうけど。)
女のドロドロの対立、ちょっと「ブーリン家の姉妹」を思い出してしまったのですが、あれに通じるおもしろさでした。
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
歌手なんだね。
主役のステファニーって人は。。。
知らなかったけど・・・
ま、歌手の能力ありきで、できる作品ではあるので、
しかたないのかもしれないけど・・・
共にオペラ歌手を目指すお嬢様と貧乏な女性。
お嬢様は、父の会社が倒産し、貧乏になり、
貧乏な女性は、汚い手を使ってでもはい上がろうと
してるっぽい物語。
お嬢様役をステファニーが、貧乏な女性を満島ひかりが、演じる。
基本、学芸会レベルの演技で、
酷すぎる。
人に見せれるレベルじゃない気がした。
ただ、彼女だけでなく、
他の人も、あまり、演技の良さを感じず、
頑張っているのは、満島ひかりぐらいに感じた。
だから、ステファニーさんが、どうのこうのというより、
演出のまずさが際だっていたように思う。
加えて、脚本も、なんか、台詞がつながっていない感じというか、
なけなしの200万円をひったくりに遭うとか、
とってつけたような黒川智花のギャル設定とか、
ストーリーが無理矢理にもほどがあるというか・・・
そういうのは、演技のうまい人なら、
ごまかせるわけだけど、
演技経験の少ない人たちにそれをやらせるのは、
かなり酷な感じがする。
よく似た歌手と女優の組合せの映画という意味では、
NANAがそうだったけど、
こちらは、主役は、宮崎で、脇役が中島だったから、
成り立ったんだろう。
宮崎のリードで、中島の演技のまずさはカバーできるし、
中島の歌がいいのは、間違いないわけだし。。。
この映画は、基本、両主演という形で、
両方に演技・歌が求められるという点で、
企画段階から、無理があった気がするね。
それでも、満島の演技は、合格点は合格点だとは思うのだが、
ま、性格の悪い女の役なので、
ストーリー的にも、ステファニーのカバーは
難しいから、かえって、そのがんばりが、
浮いている感じさえした。
どうせなら、もう、芝居部分は、演技の出来る人で、
歌の部分だけ、ステファニーの吹き替えで、
いけばよかったのじゃないかなって気がした。
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:48件
投稿日
2009/08/11
レビュアー
蒼生※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原作を読みこんで、DVD化を楽しみにしていた人間としては、残念ながら物足りなかったです。
「原作は後から読むのがよい」ってずっと昔から言われてたことですけど、これはやっぱり真理だと、今回改めて思いました。
ストーリーの中の細かい変更は仕方ないと思うし、キャスティングにも文句はありません。全員イメージ通りです。敢えていうなら、蘭ちゃん役がちょっと…とは思いますが、許せないほどでもありません。悪くはありません。原作にない史緒と蘭丸のキスシーンなんて嬉しかったくらいです。
でも、史緒と蘭丸が愛し合うようになった過程や、史緒が蘭丸を愛しながらも断ち切った理由が、原作を読んでない人にはわかりにくいのではないかと思いました。
SRMのオリジナル曲も原作のイメージとかけ離れすぎていてガッカリ・・・せめてもう少し近づけてほしかったです。
原作を読んだことのない人・これからも絶対に読まない人・読んでいるけど割り切ることのできる人は見てもいいと思います。
とはいえ、続編があるなら見たいかと聞かれたら、「見たい」と答えます。原作に忠実に作るなら外人の出演者が多くて難しいでしょうけど・・・
投稿日
2009/11/01
レビュアー
裸足のラヴァース※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
こちらも評判がいいので見ましたが これも「チェーサー」ですね 二人の対決とゆう主題です そういえば金子修介の映画はゴジラとガメラの対決とか 「デュエリスト」などのリドリー・スコットのように対決主題が好きなんでしょうかね 二人の女の子の確執・対決です
冒頭 金持ちのお嬢さんの家がしょぼくて たちまち見る気が失せました やはり漫画だからってエクスキューズがあるんでしょうか いや金子はプロダクトデザインをこの映画でたいして気にしてないですね この辺でいいやろと怠慢してます ゴはゴでもゴジラではなくゴージャスが演出できない まあ金子じゃなくても現代映画では演出できないですね スタジオシステムが機能していて金を使える時代ならなんなく実現できていたものです また現代の日本の金持ちの家なんてこんな漫画みたいなものでもありますかね
それでまあ「チェイサー」とまったく同じに それぞれの役者のキャラ作りにだっこにおんぶとなって 物語は円滑に進んでいくとなるわけでしょうけど これはだめやと思ったのですが 貧乏な子がずるくて嫌味で強いキャラなので 増村保造的なシネマになるのかなとちょっと期待をします しかしやはりキャラで持つ物語なのか 日本の漫画は基本 人間関係の綾を描いたら世界一ですからね そんな面白さで持たせるのです ボクとしては その金持ちの家の描写から オペラのバックステージがまるで演歌であるとこや 割合好きな高島礼子の銀座のクラブとかすべて凡庸で この舞台背景との乖離が違和感として終始映画を見ていて 乗れませんでしたね
そんなとこは金子の関心ではなく これは「デスノート」の女の子版を彼としてはやりたかったのでしょうかね デスにおける超越的な能力は オペラの歌手って普通にはない設定でしょう ところがまるで無茶苦茶なお話の「デスノート」より この「プライド」のほうがリアリティがないのですね 皮肉です
お金持ちのお嬢さんはおやっさんが破産して 貧乏人になってしまいます 「美徳の不幸」の始まり 貧乏人対貧乏人でどちらかが劣位ではないのですね これは現代的でしょう そして残るのは自己の生きる条件としてのプライドのありようが描かれるわけなのですが 男の子の心情はわかっても 女の子のそれは金子には描けてないのでは 漫画原作を忠実になぞるだけで精一杯でしょうか
「チェイサー」と同じに 前半と後半をうまくまとめて面白く見せてますが ボク的にはいまひとつでしたかね あそうだ よふかしさん パロールさんも誉めている「デスノート」のほうが断然 出来はいいですよ
投稿日
2009/08/01
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
勝王さんのお勧めだったのですが、非常に面白かったです。
一条さゆりの原作は読んだことがありませんけど、まるで韓流ドラマのようで、「ガラスの仮面」以来の王道少女マンガの特徴をうまく映像化できているんじゃないかと思います。
「NANA」「タイヨウのうた」よりも全然いいと思うんですけどねえ。
にっかつエロ映画出身の金子修介(笑・・・ガメラシリーズのほうが有名か?)「デス・ノート」でも長大な原作漫画をうまくまとめたと思っていましたが、なかなか、観客が見たいと思う映像を作りますねえ。
とにかく、主演の二人もいいし、脇役たちのキャラクターもしっかり立っているので、展開によどみがありません。勝王さんがおっしゃるように、キャストありきでではなく、役柄に合った人をとしっかり考えたキャスティングですよね。
主演二人の対立の構図がとてもうまいなと思います。設定的に有名なオペラ歌手の娘で一流音大に通う何不自由ないお嬢様VSとんでもない母親を持ち、バイトかけもちで三流音大に通う雑草のような娘なんですけど、確かにそう見えますよね。しかも挑戦的なステファニーの乳VS満島ひかりの貧相な胸(それは、関係ないか・・笑)ガメラVSゴジラよりも対立が明確です(笑)
神野と蘭丸も、財力VS才能の構図を見事に表現してますねえ。
ステファニーの演技はアレですが(笑)そのゴツさでニューハーフのようにも見えるのに、蘭丸に、
「歌います」
と言ったときの顔は、とても美しく見えてしまったのです(不覚!)
ステファニーは歌手で(ガンダムのエンディング・テーマを歌ってるらしいです)5オクターブの音域を持っていると言う人なので、歌がうまくても当たり前と思うのですが、満島ひかりの歌のうまさは、ちょっとびっくりしました。調べてみたらフォルダー(沖縄アクターズ・スクールの出身で、スピードの後に売り出した7人組で、後にフォルダー5と5人組になった子たち)の一人なんですね。そりゃ、アンサンブルはうまい訳だ。金子修介の「デス・ノート」で、ライトの妹役をやってましたっけ。
さすがにオペラのオーディション・シーンは吹き替えですけど、口も見事にあっていて、
「もしかしたら、ほんとに歌ってる?」
と思うくらいです。
「プリマ・ドンナ」で二人で歌うシーンでは、
「史緒さん、普通に歌ってください。私があわせますから」
と萌が言いますけど、
「へ?キャスト的に逆だろ」
と思ったら、これが見事に合ってます。ちょっと、背筋がゾクゾクしました。それまでの対立の構図が嘘のように、お互いを信頼し、リスペクトしているような二人の表情の変化も見事でした。
逆に萌が一人で歌った歌は、周りの客が絶賛したり、史緒が、
「初めて、彼女の歌に嫉妬した」
と言うほどのものでは無かったですねえ。やっぱり歌手としての実力はステファニーの方が数段上です。
しかし、演技力とキャラを含めて、女優としての可能性は満島ひかりでしょうね。あのコケティッシュな顔を歪めて罵詈雑言を吐くさまは、ちょっとコワイのですが私、好きです。ああいう、腹黒くて可愛い娘(笑)今後が楽しみな女優さんです。
渡辺大は、どこかで見た顔だと思ったら、渡辺謙の息子ですか。似てますねえ。
高島礼子のこういう役柄は、まるで水を得た魚のようです。あまり好きなタイプでは無いのですが・・・。
「女が二股をかけるのは、どうでもいいか、どうしようもないか、どっちかよ」
う〜ん、深いぞ・・・。
ミッチーは、もうはまり役です。彼は、ミッチーという自分をもきっちりプロデュースしている人なので、こういうある意味、様式的に演じられる役はぴったりです。
久々に映画で見た新山千春もなかなかいいです。
おそらくは、もっと長いスパンで描かれた原作漫画を2時間ちょっとにまとめあげた金子修介の脚色(脚本家は別なのかな?)もうまく、ダイジェスト版のような足早感も無く、少しも長いとは感じませんでした。逆にもうちょっと観たいと思えるくらい。
クライマックスのライブ・シーンでは、何故かわからず涙が出ました。
連ドラにしても面白いだろうなと思いましたが、きちんと映画ならではと言う映像もあり、これはお勧めできますね。
劇場で私が観た回も、観客は私を含めて3人だけでした。「252〜生存者あり〜」「感染列島」よりも、「NANA」「タイヨウのうた」なんぞよりも、全然いいと思えるのに、ちょっと残念です。
投稿日
2009/06/25
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
これはおもしろかったです。けっこうはまりました。
有名オペラ歌手を母親に持ち、才能にも恵まれ、生まれながらのお嬢様、お金の苦労なんか一切したことのない史緒。
貧しい母子家庭に育ち、バイトを掛け持ちしながら2流音大に通う萌。
オペラ歌手を目指すふたりが、壮絶なバトルを繰り広げます。
金持ちの少女が意地悪で、貧乏な方がけなげに努力するという定番型かな?と思いきや、貧乏なほうの萌がかなり性格が悪い。
この人2重人格じゃないかと思うほど、力を持つ人や利用できそうな人にはおもねり、けなげな少女を演じてみせるくせに、史緒に対してはライバル心をむき出しにして、時には殴りかかったり、かなりめちゃくちゃなんですが、その極端さがおもしろいのです。
それに対して史緒の方は、どこか超然としています。ほんとうに育ちのいい人ってきっとこうなんでしょうねえ。
元がマンガなので、それはないやろ?というようなこともあるのですが、このふたりの激しい対立と会話がおもしろいのです。前の方で見ていたおじさんが、いちいち笑うのには閉口しましたけど、笑ってしまう気持ちもわかります。
見終わって2,3日は、頭の中で史緒と萌の対立ごっこができるくらいでした。
ラストシーン、史緒はウィーンへ、萌はミラノ(だったかな?)へ、それぞれオペラの修行に旅立つのですが、
「これであなたの顔をみないですむと思うと、せいせいするわ。」
「あら〜、初めて意見があったわね。」
なんていうせりふ、なんか癖になりそうでした。
主役のステファニーと満島ひかり、どちらも初めて見ましたが、ふたりとも歌がうまい!
オペラのオーデションシーンのシーンは、さすがに吹き替えを使っているらしいですが、「あと2ヶ月準備期間があれば、ふたりは完璧に歌いこなしていただろう。」と金子監督は言ってたらしいです。
それに吹き替えとはいえ、このオーデションで使われたオペラの曲が私も知ってるような有名な曲ばかりで、聞きごたえがありました。
はじめにキャスティングありきではなくて、ちゃんと役にあった人、歌える人をキャスティングしてるところがすごいと思いました。(そのせいで、お客は呼べなかったでしょうけど。)
女のドロドロの対立、ちょっと「ブーリン家の姉妹」を思い出してしまったのですが、あれに通じるおもしろさでした。
投稿日
2009/11/17
レビュアー
ヴィル※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
歌手なんだね。
主役のステファニーって人は。。。
知らなかったけど・・・
ま、歌手の能力ありきで、できる作品ではあるので、
しかたないのかもしれないけど・・・
共にオペラ歌手を目指すお嬢様と貧乏な女性。
お嬢様は、父の会社が倒産し、貧乏になり、
貧乏な女性は、汚い手を使ってでもはい上がろうと
してるっぽい物語。
お嬢様役をステファニーが、貧乏な女性を満島ひかりが、演じる。
基本、学芸会レベルの演技で、
酷すぎる。
人に見せれるレベルじゃない気がした。
ただ、彼女だけでなく、
他の人も、あまり、演技の良さを感じず、
頑張っているのは、満島ひかりぐらいに感じた。
だから、ステファニーさんが、どうのこうのというより、
演出のまずさが際だっていたように思う。
加えて、脚本も、なんか、台詞がつながっていない感じというか、
なけなしの200万円をひったくりに遭うとか、
とってつけたような黒川智花のギャル設定とか、
ストーリーが無理矢理にもほどがあるというか・・・
そういうのは、演技のうまい人なら、
ごまかせるわけだけど、
演技経験の少ない人たちにそれをやらせるのは、
かなり酷な感じがする。
よく似た歌手と女優の組合せの映画という意味では、
NANAがそうだったけど、
こちらは、主役は、宮崎で、脇役が中島だったから、
成り立ったんだろう。
宮崎のリードで、中島の演技のまずさはカバーできるし、
中島の歌がいいのは、間違いないわけだし。。。
この映画は、基本、両主演という形で、
両方に演技・歌が求められるという点で、
企画段階から、無理があった気がするね。
それでも、満島の演技は、合格点は合格点だとは思うのだが、
ま、性格の悪い女の役なので、
ストーリー的にも、ステファニーのカバーは
難しいから、かえって、そのがんばりが、
浮いている感じさえした。
どうせなら、もう、芝居部分は、演技の出来る人で、
歌の部分だけ、ステファニーの吹き替えで、
いけばよかったのじゃないかなって気がした。
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