裸のめざめ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　ジャン＝クロード・ブリソーは、『ひめごと』の キャスティング・オーディションで、女優に自慰行為を強いたカドで裁判を起こされ、敗訴した。その後自ら『はじらい』という作品を撮って、弁明を試みている。しかしなぜ彼は、女性の「それ」に執着するのだろう。そのこだわりの意味が、本作で少し分かる気がした。

　婚約者との情交のあと、一人別室でマスタベーションをするサンドリーヌ。彼女は、それを彼に見てもらい「嫉妬」して欲しいと思っている。しかし彼にとってその行為は、侮辱と屈辱以外の何物でもなかった。
　彼女の満たされない思いの正体は曖昧だ。ベンチの男との会話で彼女が探っているのは、「現実から離れて思索することで　この空虚が埋まるか」というところか。一方、精神科医の卵グレッグとの出会いでは、知的欲求が性的欲求へと即、スライドしてみせる。ここはあまりに即物的。（サンドリーヌを演じたキャロル・ブラナがなかなか凛々しく美しい姿を見せてくれる）

　ミナという女性との出会いが、分岐点となる。彼女は催眠状態において、性的でなく、「霊的な」エクスタシーに達する。グレッグにとっては、パートナーとして理想的であり、サンドリーヌではミナの替わりにはなれない。

　催眠状態で（男と交わらぬままに）ミナは絶頂を迎える。それは自らの内なる要素だけで絶頂したわけで、「究極的な自慰」と言える。そして最終的に、ミナのオルガズムは凄まじい結果を巻き起こす。あの驚愕のシーンを確信犯的に撮ろうとしたのなら…ブリソーは男女の真っ当なセックスに、限界をおぼえているのかもしれない。
　もしくは男として、女性の性の奥深さに感じる畏敬、畏怖を象徴的に描こうとしたのか。劇中、男はただ、絶頂に至る女性を見守るばかりだ。そこには完成されたセックスが在り、もはや男の出来ることは無いのではないか。もう、男は要らないのではないか。そんな畏れと慄きなのか。


　自らするのであれば達することが出来るのに、パートナーとでは達せないという女性は、一般的に、結構多いのかもしれない。
　そもそも自慰を罪悪視するのは、宗教教的視点だったり、社会的な倫理観に拠るものだが、「本当に罪悪なのか？」と問われると、案外答えを出すのは難しい。生物として出来るようになっている時点で、否定する理由が無くはないか。
（人が自殺出来るのはなぜか？　自殺を罪悪だとする根拠は何か？）


　美しく調和のとれた自然の前で、サンドリーヌは束の間の安らぎを得る。彼女の空虚が埋められたのかどうか、それは分からないが。

全裸で就寝するのは体にいい？といわれて、俺も毎日全裸で寝ます
人間は本来、産まれたままの姿が一番いい？

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

この人の作品をみるのは3作目
わざとエロイのみたくてかりたんだけどさ
もうええわってなって
みるの時間かかってかえすの遅くなった

でもなんと見終わった感想ははじめと逆転
いやなんともおもしろい

しかしあの金髪のちょっと太目の・・・
むちでぱちぱちたたかれる人・・・
まえにもでてなかった？
それようの人なのかな

しかしオナニーすきやな
3Ｐすきやな

そんなんに興奮するほど子供じゃないしな・・・

中学生のエロ会話にでてくる感じの・・・

とかなえてたら・・・

いやみな次ぎ借りれんみる！

とりあえず興味の対象をかえて・・
主人公の人美人、うん美人がみれてよかった
よし

ってなってると冷静にストーリーに意識がいって

詩的でよかったです

はい

エロとは妄想だ！

あと道をとると詩的でいい風景になるなぁ

おじサンとの会話もよかった・・

おじさんともやるのかと思ってしまった・・・

いやすいません

霊的にいくってところはよかったです。。

興味のあることを映像にしているってかんじでしょうか

官能的であるシーンも良いのですが、不可解なシーンも多く、微妙な感じです。