ＴＯ　楕円軌道

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　この映像美はすばらしい。宇宙空間にでっかいバズーカが浮かんでいるなんてアイデアは誰が考えたのだろう。荷物をズドーンって打ち出すんですから。
　それとヒロインの顔が綺麗。凄く好きです、この顔。
　お母さんと息子の話だったのか。途中までは、妻と夫だと思っていた。光速移動で、年取らないテーマだろうとは予想していたので、それくらいだろうと思っていたらそれ以上だった。日本のアニメはすばらしい。これで２時間のスターウオーズのようなものを作ってくれたら、大満足です。もうひとつのものよりこっちのほうが面白かった。

３Dアニメもここまで来たかって感じで映像は良いんだけど。
どうも人物の表情とか違和感は否めない。ファイナルファンタジーに比べて劣化したんでは？と思える部分もある。

軍事テロリストに占拠された宇宙物流ステーションと星間輸送船。しかし、その後のご都合主義的な展開にも呆れる。軍事テロリストに物流に従事する素人が互角に渡り合えるわけないじゃん。40分くらいのアニメだけど、せめて60分かけてリアリティを出す演出を増やしても良かったのでは？地球ではスペシャリストでも宇宙では素人の軍人相手に宇宙空間ならではのトラップを仕掛けるとかさ。

３Dアニメの最先端の映像技術を堪能したいというマニアックな人には鑑賞を薦めます。

宇宙中継基地のボスの主人公とコールドスリープで若い肉体のまま
さみしさ紛わせる為に船員全員と肉体関係を持つヒロインの人間関係が見せどころなのかと思い気やあっさりしているし、戦闘シーンもとても平成の作品とも思えない程不自然で迫力ないし、イントロダクションに書かれているサバイバルＳＦアクション超大作というよりＣＧアニメのＳＦ作品ってだけです。

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同じシリーズの「共生惑星」同様、題材はSFによくある光速以上の速度で惑星間を移動すると地球上と時間経過より移動する宇宙船の内部の方が時間がゆっくり過ぎるというベースの中で親（母）子の活躍を描くアクション作品でした。CGは確かに綺麗ですばらしいと思いましたが、いかんせんストーリーが単純で残念です。
CGアニメ好きの方はOKと思いますが、おやじには感動がありません。

この作品の予告が大変素晴らしく、しかも監督が「ピンポン」、「ベクシル２０７７日本鎖国」の曽利文彦氏であることからこの作品を見ようと思った。だが、この作品を見てまたも期待はずれに終わった感じが強く残ってしまった。「ベクシル」を見た後と同じ感じだ。映像は「さすがだ！」と思わせるが、脚本が「なんじゃそりゃ？」なのだ（笑）。つまり内容がないということに他ならない。感慨、感動、感情移入いずれもないし出来ない作品内容に「期待はずれ」という文字が頭の中をグルグルと回り出す。

映像は確かに素晴らしいが「ベクシル」の時と何ら変化がないように見受けられた。細かな点はきっと進歩しているのだろうが素人にはわからない（笑）。映像センスも「ベクシル」と同じようなもので特筆すべき事は全くない。この点は非常に残念だ。何も変わったところが感じられない、進歩が感じられないのだ。この人の作品を見ていつになったらあの「ピンポン」を見たような衝撃を再び感じる事が出来るのだろうか？不安だけが残る形で終わってしまった。

「ベクシル」でも感じたがこのまったり感は一体どこから来るのだろう？抑揚のない淡々と進むストーリーに見るものは眠気を誘われてしまう。アクションシーンもあるにはあるが中途半端で短く先が読めてしまう。素晴らし映像だけを見たいのなら一見の価値があると思うが作品全体の完成度を求めるなら見ない方が賢明だろう。これは「ＴＯ共生惑星」にも同じ事が言える。