黒い画集 ある遭難 / 伊藤久哉
黒い画集 ある遭難
/杉江敏男
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(8)
解説・ストーリー
松本清張原作による山岳ミステリー。鹿島槍で登山パーティのひとり・岩瀬が遭難し死亡。岩瀬の姉は弟の遭難が腑に落ちず…。
松本清張原作による山岳ミステリー。鹿島槍で登山パーティのひとり・岩瀬が遭難し死亡。岩瀬の姉は弟の遭難が腑に落ちず…。
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「黒い画集 ある遭難」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
松本清張原作による山岳ミステリー。鹿島槍で登山パーティのひとり・岩瀬が遭難し死亡。岩瀬の姉は弟の遭難が腑に落ちず…。
「黒い画集 ある遭難」 の作品情報
「黒い画集 ある遭難」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
黒い画集 ある遭難の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
89分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV19251R |
2009年10月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
1人
|
0人
|
黒い画集 ある遭難の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
89分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV19251R |
2009年10月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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8枚
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ユーザーレビュー:8件
最後は人間の罪
投稿日:2019/03/25
レビュアー:なんの因果
昭和36年の作品で松本清張原作。さすがに面白い!
ある銀行の仲間3人で夏の鹿島槍に登る。
天候が崩れ、引き返すか進むべきか相談したあげく引き返すが、先頭の
山に慣れてるリーダー江田(伊藤久哉)は、濃霧のせいもあり道に迷ってしまう。
悪路を掻き分け、ケモノ道を進むも、初めから体調を崩していた岩瀬(児玉清)は
ついに力つき、昏睡状態に。その状態の岩瀬と山の経験の浅い浦橋をその場に残し
江田は救助を呼ぶべく山小屋を目指す。
いきなり目を開けた岩瀬は、疲労と寒さ、恐怖で発狂寸前になる。
前半は、男3人の和やかな山行きから、天候不順で予定が狂い、大自然の驚異に
なすすべもない山登りの悲惨さを描いてゆきます。
後半は、せめて花を手向けたいと、前半と同じコースで、リーダー江田と遺族が二人で
山登りをします。二人には次第に不穏な空気が漂い、江田は「あなたとは話したくない」
とまで言い、遺族は「それなら勝手に喋ろう」とまで言います。
私はすっかり騙されました。そうだよなー、松本清張だよ、ただの山岳小説じゃないよね。
「そうだったのか!」と知ってから、さらにもう一段階、どんでん返しがありました!
こういうお話を味わうと「物語」そして「意外性」にワクワクします!
面白さというものは時代でもなければ資金でも俳優の数でもないと、改めて思いました。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
たくさんの可能性を重ねた、完全犯罪!?
3人で登山をし、そのうちの1人、岩瀬(児玉清)が遭難で亡くなる。
その亡くなった岩瀬のいとこが、岩瀬の姉に頼まれ同じルートで彼の足取りをたどる。そうして、それが偶然ではなく数々の可能性を積み重ねた計画的な殺人であることを見抜く。
その殺人の動機は・・・。映画の冒頭で、3人で登山の計画を話し合っているシーンを良く見ていると、分かります。
一歩間違えると自分も遭難するかもしれないのに・・・と思うと、凄い計画です。
出発前まで、一番はしゃいでいた岩瀬が、目的地に向かう寝台車の中で、急に元気が無くなり、落ち込んでいる姿が、とても気になります。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
素晴らしい
投稿日:2013/09/28
レビュアー:ウミッコ
松本清張の小説書籍作品の中で、1番、2番に好きな作品です。小説を読んで、人間の心理とその奥深さを痛感されられ、精巧な写実に虜にされました。
松本清張作品の映画化に関しては、小説とかなり隔たりがある、映像化に伴う倫理・描写・時代背景の制約上からストーリーの一部が変更され、原作に忠実ではないことなどから、失望させられることしばしばありましたが、この作品は製作年代が古いこともあり原作に忠実に(一部変更もある)作成されています。
現在の各種小説映画化に関しては、効果音・映像にばかり凝ってしまっており、原作の表現意図とすることが省かれてしまっており、とても残念の思います。彼の古い映像化作品を見ると小説を読んだ時のわくわく感が再現され、虜にさせられます。
これから、この作品を見ようとする方は、ほとんどの方が小説をお読みになった方かと思いますが、もし彼のこの作品をお読みになっていない方は、ぜひとも原作をお読みなったうえで、この作品を観覧していただきたいと思います。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
原作に忠実! 「うみっこ」さん のコメントに同意しました。
「うみっこ」さんレビューに同感です。
この松本清張の原作は、短編で、凝縮された傑作です。
@「黒い画集」の「遭難」を忠実に脚本にした。これで充分です。
変に加工していないのが、正解です。
モノクロで、山のロケ映像も、すばらしいですね。
▲「鹿島槍に友を喪いて」(浦橋吾一)
八月の週末、鹿島槍に向かった銀行員3名。
管理職で、登山のベテランの江田昌利は、初心者の浦橋吾一、中級者の岩瀬秀雄を連れて、鹿島槍ヶ岳に向かう。
新宿発の夜行列車の寝台を選んで、早朝、信濃大町で下車。
岩瀬は、なぜか疲れており、休憩を求め、水ばかり飲む。
その晩は、山小屋に宿泊。
翌日、雨の降る中、江田は道を違え、岩瀬、浦橋は歩行困難となる。
単身、山小屋に還った江田だったが……。
夜に入り、救援に向かうことは不可能。
前夜、岩瀬は疲労と寒気から、服を脱ぎ棄て走り出し、黒部渓谷へ落ちる断崖の直下で凍死。
浦橋は辛うじて一命を授かる。
原作者の松本清張は、登山に関しては素人であったが、雑誌の座談会録で、ある登山家が「山に登る人には悪人がいない」と言うのを読み、「あるいはそうかもしれないが、そういう決定的な言い方に少しばかり反撥を感じ」、本作の執筆動機になったということである。
権威、権力に徹底的に反撥する、清張らしい原作ではないかと思う。
理解と誤解を予想して言うが、子どもっぽく、異常であるかと思うくらい、清張は純粋に、敵を想定し、闘った。
三島由紀夫とは合うべくもないが、二人が討論する場面があれば、と、夢想する。
清張は、自爆テロでなく、文筆で闘い続けたのです。
牛乳を飲み、眠り、起き上がり、書き、散歩し、書き……。
さて。
この映画は、存在は知っていたが、東宝さんがDVD化、即レンタルしてくれたので、見られたのです。
江田を演じている、伊藤久哉(いとう ひさや)は、この映画(1961)だけでも、残ると思う。
東宝の名脇役として、特撮ファンとしては、「バラン」「地球防衛軍」「サンダ対ガイラ」など、本多猪四郎の監督の、自衛隊員。
「ウルトラQ」の飛行機消滅(トドラ)でも出ていたということです。(乗客だった?)
この「ある遭難」では、圧倒的な Picaresque です。
岩瀬の遺骸は、麓で荼毘にふされる。
弟の遭難に疑問を感じた姉は、使者を送り込む。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ほんとに謎めいています。
投稿日:2010/08/17
レビュアー:マサユウ
1961年の作品というのがマッチしてします。
レトロ感がリアリティを醸し出しています。
今見るからこそ面白いって感じです。
山岳ミステリーってあるようでなかなか無いもんです。
この作品は良く出来ています。
ちょっと結論が性急で唐突です。
でも面白かった。
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ユーザーレビュー
最後は人間の罪
投稿日
2019/03/25
レビュアー
なんの因果
昭和36年の作品で松本清張原作。さすがに面白い!
ある銀行の仲間3人で夏の鹿島槍に登る。
天候が崩れ、引き返すか進むべきか相談したあげく引き返すが、先頭の
山に慣れてるリーダー江田(伊藤久哉)は、濃霧のせいもあり道に迷ってしまう。
悪路を掻き分け、ケモノ道を進むも、初めから体調を崩していた岩瀬(児玉清)は
ついに力つき、昏睡状態に。その状態の岩瀬と山の経験の浅い浦橋をその場に残し
江田は救助を呼ぶべく山小屋を目指す。
いきなり目を開けた岩瀬は、疲労と寒さ、恐怖で発狂寸前になる。
前半は、男3人の和やかな山行きから、天候不順で予定が狂い、大自然の驚異に
なすすべもない山登りの悲惨さを描いてゆきます。
後半は、せめて花を手向けたいと、前半と同じコースで、リーダー江田と遺族が二人で
山登りをします。二人には次第に不穏な空気が漂い、江田は「あなたとは話したくない」
とまで言い、遺族は「それなら勝手に喋ろう」とまで言います。
私はすっかり騙されました。そうだよなー、松本清張だよ、ただの山岳小説じゃないよね。
「そうだったのか!」と知ってから、さらにもう一段階、どんでん返しがありました!
こういうお話を味わうと「物語」そして「意外性」にワクワクします!
面白さというものは時代でもなければ資金でも俳優の数でもないと、改めて思いました。
たくさんの可能性を重ねた、完全犯罪!?
投稿日
2009/11/14
レビュアー
あんず
3人で登山をし、そのうちの1人、岩瀬(児玉清)が遭難で亡くなる。
その亡くなった岩瀬のいとこが、岩瀬の姉に頼まれ同じルートで彼の足取りをたどる。そうして、それが偶然ではなく数々の可能性を積み重ねた計画的な殺人であることを見抜く。
その殺人の動機は・・・。映画の冒頭で、3人で登山の計画を話し合っているシーンを良く見ていると、分かります。
一歩間違えると自分も遭難するかもしれないのに・・・と思うと、凄い計画です。
出発前まで、一番はしゃいでいた岩瀬が、目的地に向かう寝台車の中で、急に元気が無くなり、落ち込んでいる姿が、とても気になります。
素晴らしい
投稿日
2013/09/28
レビュアー
ウミッコ
松本清張の小説書籍作品の中で、1番、2番に好きな作品です。小説を読んで、人間の心理とその奥深さを痛感されられ、精巧な写実に虜にされました。
松本清張作品の映画化に関しては、小説とかなり隔たりがある、映像化に伴う倫理・描写・時代背景の制約上からストーリーの一部が変更され、原作に忠実ではないことなどから、失望させられることしばしばありましたが、この作品は製作年代が古いこともあり原作に忠実に(一部変更もある)作成されています。
現在の各種小説映画化に関しては、効果音・映像にばかり凝ってしまっており、原作の表現意図とすることが省かれてしまっており、とても残念の思います。彼の古い映像化作品を見ると小説を読んだ時のわくわく感が再現され、虜にさせられます。
これから、この作品を見ようとする方は、ほとんどの方が小説をお読みになった方かと思いますが、もし彼のこの作品をお読みになっていない方は、ぜひとも原作をお読みなったうえで、この作品を観覧していただきたいと思います。
原作に忠実! 「うみっこ」さん のコメントに同意しました。
投稿日
2014/09/20
レビュアー
ちゅく
「うみっこ」さんレビューに同感です。
この松本清張の原作は、短編で、凝縮された傑作です。
@「黒い画集」の「遭難」を忠実に脚本にした。これで充分です。
変に加工していないのが、正解です。
モノクロで、山のロケ映像も、すばらしいですね。
▲「鹿島槍に友を喪いて」(浦橋吾一)
八月の週末、鹿島槍に向かった銀行員3名。
管理職で、登山のベテランの江田昌利は、初心者の浦橋吾一、中級者の岩瀬秀雄を連れて、鹿島槍ヶ岳に向かう。
新宿発の夜行列車の寝台を選んで、早朝、信濃大町で下車。
岩瀬は、なぜか疲れており、休憩を求め、水ばかり飲む。
その晩は、山小屋に宿泊。
翌日、雨の降る中、江田は道を違え、岩瀬、浦橋は歩行困難となる。
単身、山小屋に還った江田だったが……。
夜に入り、救援に向かうことは不可能。
前夜、岩瀬は疲労と寒気から、服を脱ぎ棄て走り出し、黒部渓谷へ落ちる断崖の直下で凍死。
浦橋は辛うじて一命を授かる。
原作者の松本清張は、登山に関しては素人であったが、雑誌の座談会録で、ある登山家が「山に登る人には悪人がいない」と言うのを読み、「あるいはそうかもしれないが、そういう決定的な言い方に少しばかり反撥を感じ」、本作の執筆動機になったということである。
権威、権力に徹底的に反撥する、清張らしい原作ではないかと思う。
理解と誤解を予想して言うが、子どもっぽく、異常であるかと思うくらい、清張は純粋に、敵を想定し、闘った。
三島由紀夫とは合うべくもないが、二人が討論する場面があれば、と、夢想する。
清張は、自爆テロでなく、文筆で闘い続けたのです。
牛乳を飲み、眠り、起き上がり、書き、散歩し、書き……。
さて。
この映画は、存在は知っていたが、東宝さんがDVD化、即レンタルしてくれたので、見られたのです。
江田を演じている、伊藤久哉(いとう ひさや)は、この映画(1961)だけでも、残ると思う。
東宝の名脇役として、特撮ファンとしては、「バラン」「地球防衛軍」「サンダ対ガイラ」など、本多猪四郎の監督の、自衛隊員。
「ウルトラQ」の飛行機消滅(トドラ)でも出ていたということです。(乗客だった?)
この「ある遭難」では、圧倒的な Picaresque です。
岩瀬の遺骸は、麓で荼毘にふされる。
弟の遭難に疑問を感じた姉は、使者を送り込む。
ほんとに謎めいています。
投稿日
2010/08/17
レビュアー
マサユウ
1961年の作品というのがマッチしてします。
レトロ感がリアリティを醸し出しています。
今見るからこそ面白いって感じです。
山岳ミステリーってあるようでなかなか無いもんです。
この作品は良く出来ています。
ちょっと結論が性急で唐突です。
でも面白かった。
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